
ゴゾ島に行ったときには、素朴なレストランがたくさんあるので、どこには言っても美味いと思うのだが、今回はゴゾ島のランドマークになっている城砦(カテドラル)の裏路地にある店「タ・リカルデュ(Ta Rikardu)」に寄ってみた。
この店の隣にはマルタの特産であるレース製品を売っている店があり、ちょっとしたこのあたりの商店街になっている。商店街といっても、店が2,3軒しかないので、お世辞でも華やかなところではない。でも、このカテドラルの教会に来た人なら絶対に寄ってしまう魔力がここにはある。
店はお世辞でも広いわけではないのだが、1階と2階に分かれており、1階にはお土産も兼務で売られている。4人掛けのテーブルが数個あるだけの小さなレストランだ。厨房は入り口を入ってすぐのところの階段を上った2階にあるため、料理は全部この階段を通して、下って運び込まれる。お土産のコーナーには蜂蜜やワインや、どうでもいいような民芸品が置かれており、料理を待っている間に、お土産の展示会場みたいに陳列している奥の方に行ってみるのも良いだろう。
料理にはメニュは無い。中にいるおばさんが、これしかないけど良い?と聞いてくる。そのメニュというのは、
料理にはメニュは無い。中にいるおばさんが、これしかないけど良い?と聞いてくる。そのメニュというのは、 - サラダ
- 野菜スープ
- ラビオリ
だけ。それ以外にもそれ以上のものもない。これだけだ。だから作るほうも簡単なのだろうし、ちょっとお腹に入れて観光を続ける昼の時間に食べるには丁度いいところだ。
ここではサラダを食べなかったのだが、ワインを注文してサラダを食べている人は見かけた。自分達は、スープとラビオリを注文する。
ミネラルウォーターと一緒に持ってきてくれたパンは絶品。素朴な味なのだが、甘味がとてもあり、出来立てパンのようにふかふかだった。マルタに来て思ったのは、どこのレストランに行ってもパンはめちゃめちゃとてもうまい。もしかしても、もともと塩分を含んでいる水道水を使っているから、塩気が美味い具合にパンになったときに良い機能を果たしているのだろうか?
スープは、トマトベースではあるのだが、少しカレー風味でもあるような不思議な味。写真で見ると良く分からないと思うが、結構このスープだけでお腹が満腹になるくらいの量が有る。
ラビオリが運ばれるまでは、いわゆる普通のラビオリを想像していたのだが、給仕されてきたラビオリを見て、吃驚仰天した。これは巨大餃子か?と言わんばかりの、超デカイラビオリである。確かに形はラビオリなのだが、どう見ても餃子のお化けにしか見えない。このお化けの餃子風ラビオリを食べてみるのだが、中身の具が、これまたぎゅうぎゅう詰になっているので、1個食べただけで結構満腹になる。一皿8個しかなく、最初「足らないかも」と思っていたのだが、2人で食べても全然足りる。ここは「Two potion」と言わなくて正解だったと食べたときに思った。
全部でこれで9マルタリラ。値段からすると、結構高いと思う。
スープは、トマトベースではあるのだが、少しカレー風味でもあるような不思議な味。写真で見ると良く分からないと思うが、結構このスープだけでお腹が満腹になるくらいの量が有る。
ラビオリが運ばれるまでは、いわゆる普通のラビオリを想像していたのだが、給仕されてきたラビオリを見て、吃驚仰天した。これは巨大餃子か?と言わんばかりの、超デカイラビオリである。確かに形はラビオリなのだが、どう見ても餃子のお化けにしか見えない。このお化けの餃子風ラビオリを食べてみるのだが、中身の具が、これまたぎゅうぎゅう詰になっているので、1個食べただけで結構満腹になる。一皿8個しかなく、最初「足らないかも」と思っていたのだが、2人で食べても全然足りる。ここは「Two potion」と言わなくて正解だったと食べたときに思った。
全部でこれで9マルタリラ。値段からすると、結構高いと思う。





ボートは手漕ぎではなく、モーターボートなので、イタリアのカプリ島のような感じを想像すると全然違う。さらに、ボートはだいたい20分くらいのコースになっており、通常青の洞窟というのは一箇所というのではなく、至る所が波のせいで断崖絶壁に穴が空いており、そこをボートで観に行くというものだ。だから、時間の長さといろいろな洞窟を見られるという意味では、このマルタの青の洞窟のほうが絶対興奮する。

船を下りたらお土産屋にも行ってみよう。それなりにお土産になるものがあると思うので探して欲しい。個人的にはどうでも良いと思ったので、こういうお土産屋は通り過ぎるだけ。



さくらんぼのビールであるクリーク・ベルビーユ。甘くて美味しい。これがビールなのかと思うくらい信じられない奥深い。苦いだけがビールじゃないというのを良く分からせてくれるものだ。
ベルギーの代表的ビールメーカーであるシメイ。いまではデパートでも手に入るこのビールは定番になってしまっているが、やっぱり美味い。シメイもいろいろ種類があり、これは「ブラック」。アルコール度数や色からして、ほとんど日本のビールと変わりしないのだが、飲んだ後の風味がなんとなく違和感があるものだ。
こちらもシメイなのだが、これは「ブルー」という種類。シメイの中でも一番アルコール度数が高く8.5%くらいある。こちらのほうがいわゆる黒ビールの種類に入るものだと思う。個人的にはちょっと苦手な味だった。
これはフルーツビールの一種であるエヒト・クリークビール。こちらは木苺ベースのビールなのだが、ビールというよりも、ウィスキーやバーボンのような感じだと思う。アルコール度数は普通くらいのビールだと思うが、飲んだ感じが養命酒のような薬臭い感じがする。先に飲んだクリーク・ベルビーユとは全然違う風味のものだ。









