2006/10/26

犬の体脂肪率

 花王が最近「愛犬の体脂肪率」というのを測定し、それを発表した。日本臨床獣医学フォーラムの幹事をしている動物病院37院と共同で測定し、大和製衡(株)が共同開発した簡便に体脂肪率の測定ができる「ヘルスラボ犬用体脂肪計」を使用した。実験に使われた犬の数は2,247頭。研究結果は次のとおり。
  • 愛犬の平均体脂肪率は29.2%。
  • メスの体脂肪率は30.8%で、オス27.6%に比べて高く、性差がある。
  • 加齢によって、オスもメスも体脂肪率が増加。
  • 体脂肪率35%以上を肥満*とした場合、全体の25.6%が肥満に該当。
 この結果を見たとき、これって人間と同じだなと思った。犬の体脂肪率が意外にも高いというに吃驚した。確かにどうみてもデブという犬はいるのは知っているが、全部がそんな犬ではないと思っていた。スマートな犬もいるのに、やはり愛犬というのは甘やかされて育てられているからなのだろう、この結果でそう思った。メスのほうがオスよりも体脂肪率が高いのは人間も同じ。乳房や妊娠の関係なのだろう、メスはやはり有る程度脂肪がないといけないようだ。もしかして、他の動物においても同じなのかもしれない。加齢によっても体脂肪が上がっていくというのも、人間と同じだ。代謝が弱ってくるために、食べたものがある程度燃焼されず、そのまま脂肪として残ってしまうためなのだろう。年齢によって、食べ物の量を抑制し、食べものの種類も変えていかねばならないということがこれで分かる。人間も、若いときと同じようなものを食べていたら、デブになるのは当然だ。

 犬も人間もそうだが、デブは生き物として最悪である。醜い。デブは何をやってもわがままだし、デブにいいところはひとつも見つからない。インドのように、デブ=金持ちという図式が日本や犬の世界ではありえないので、どこかの国のように、定期的に健康診断を強制的に受けさせて、それでデブだと認定されたら、人間並みの生活ができないように隔離して、人間並みの体型戻ったら、一般社会に復帰できるような仕組みを作るべきである。デブに人権は必要がない。デブはデブであることに存在意義を持たせてはいけないのだと思う。これは人間に限ってだけでなく、犬も同じだ。デブであることは万病の元であるため、健康ではない犬は邪魔なだけだ。犬の場合、放っておけば、そのまま野生に戻って、犬らしい動物に戻ることができるだろう。デブが放り出されて、食料の供給を断たれた場合、自活して生活するなんていうことはできないだろうな。

 いずでにしても、デブは死んでほしい。

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