
ただ、この店の写真を見ても分かるように、なぜか入り口は入り難い感じだ。他の店もそうなのだが、とにかく昔風の店なので、店の中の様子を外から見ることが出来ない。なんどもこのあたりの店で食事をしていたのだが、この店だけはどうしても入れない風格を感じてしまっていた。単なる甘味処なのに、この威圧感は一体なに?とずーっと思っていた。なにせ、入り口に、どういう甘味を出しているのかというサンプルも提示していないし、入り口の扉のところに「あわぜんざい有ります」を短冊で掲げているだけなのだ。値段はいくらなの?どのくらいの大きさなの?なにか他にあるの?というような、いわゆるほかの店のショーケースにあるような展示物は一切無い。だから、少し恐怖を感じていたのだが、この間、意を決して入ってみることにした。
中に入ると、昭和の初期くらいの店の風格をそのまま残したような感じだった。テーブル席が奥と手前にあり、一段高くなっているところに座敷部屋もある。座敷部屋はテーブルで4客くらいしかない。店の中に入ると、外の喧騒とは全く異なる時間感覚と時代感覚を感じてしまう。


座敷部屋に入ると、本当に時間を忘れて長居してしまうので、昼休みの時間に食事をして、そのあとに寄るというひとは注意して欲しい。

あと、この店は、やはり常連さんや年配の人には有名なようで、いつの時間にいってもたくさん人がいる。混んでいるのか混んでいないのかは中に入らないと分からないので、まずはいってみよう。
■住所 : 東京都千代田区神田須田町1-19ー2
■電話番号 : 03-3251-2328
■営業時間 : 11:00-20:00
■休み : 日曜・祝祭日
■席数 : 40席
■カード利用 : 不可
0 件のコメント:
コメントを投稿