
修学旅行にも行ったことがあるが、全然記憶がない場所であるグラバー邸に、天主堂のあと行ってみた。グラバー邸って、こんなに坂の上にあるとは思わなかったが、なぜこんな丘の上にあることすらも忘れていたのかが不思議だ。
グラバー邸というから、グラバーという名前の人の家の庭を、なんでそんなに観に行かなくてはいけないのだろうか?と前には思っていたのだが、実際に行ってみて全然違うじゃんというのが分かった。このグラバー邸は真面目にみて歩くと3時間くらいは必要なので、時間が無い人は必要最低限だけを見てちゃっちゃか歩こう。それくらい広いし、高低さがあるので歩くのが大変だ。
長いエスカレータを上っていくと、最初には、旧三菱重工長崎造船のドックハウスというところに出てくる。ここはグラバー邸の庭園の中でも一番高い場所にあるので、ここから長崎港が見える風景は最高だ。中はサロンはあるがたいしたことがないので、パス。


次にあるのが「リンガー邸」だ。フードチェーン店である「リンガーハット」の名前の元になった人の住まいだ。リンガーという人は、建物が残っているし、店の名前にもつかわれているくらいだから、それなりの有名人か偉人なのかと想像できるが、建物の前にかかれていた説明文を見てびっくりした。世界の商人イギリス人らしいといえばそれまでなのだが、茶の製造輸出から始まり製粉・ガス・発電などの事業にも幅広く手がけ、長崎市の上水道敷設にも尽力することで貢献したようだ。そのリンガーの家というのがまた珍しい。すべてが石造りの洋風館であるからだ。これはどうやら当時の西洋館ではめずらしいことだったらしい。日本では木造中心の建物ばかりだからだろう。











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