さて、換金率は本当に場所によってぜんぜん違うので注意。ドブロブニクでいうと、空港よりも旧市街のほうがちょっとは換金率が良いと思うし、同じ旧市街のなかの店でも、ピレ門を入って、最初のお土産屋のところの換金率が一番良い。だから、できれば、空港から市街へ向かう際にはちょっとだけ換金して、あとは市街に入ってから両替したほうが良い。ザグレブの場合は、残念ながら今回は銀行ではなくホテルでのみ換金したのだが、もっとレートが悪いだろうと思っていたのに、あまり市内の銀行と変わらずのレートだった。手数料についていえば、空港、ホテル、両替所のどこも取られることは無かったのだが、ただそれは偶然だったと思うので、絶対換金する前には手数料を取るのかどうかを窓口に確認したほうが良い。あと、ベトナムの両替の人たちのように、両替をごまかすということはまず無い。日本円からクロアチアクーナへ両替したときに、札束の山になることもないので、ごまかしようが無いのだろう。
さて、クロアチアクーナの紙幣の図柄は表はクロアチアの有名人の肖像画で、裏面はクロアチアの各地の有名建築で統一されている。


10クーナ:表 19世紀のJuraj Dobrila司教 裏 プーラのローマ式競技場










1000クーナ:表 政治家 Ante Starčević 裏 トミスラフ王とザグレブの聖堂
この中で500クーナ以上の紙幣はあまりにも額が大きすぎるので、両替ではもらうことも無かったし、そんなものをもらっても使いようが無いし、お店で払うときには絶対怪しまれるのでイヤだ。
5クーナ以下の場合は硬貨で支払う。あまり1クーナ以下の支払いは店ではないのだが、それでもスーパーマーケットにいくと、クーナのしたの単位であるリパ(Lipa)で払わないといけないときもある。そうなると、あまりにも細かいお金なので、そんなものをいつまでも持っているのも、財布が重くなるだけなので、できるだけ硬貨はさっさと使うようにした。
他への転用があまりできないような通貨の場合には、できるだけその土地で全部遣ってしまったほうが良いに決まっている。今回の場合もできるだけそのつもりでいたのだが、最終的には120クーナ程度が余ってしまった。値段にしてみれば2000円程度ではあるが、それでも2000円も無駄に残したのはもったいない。
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