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2014/05/10

セビリアのスーパーマーケット

セビリアには、スペイン国内ならどこでも見かける総合小売業であるエル・コルテ・イグレス(El Corte Ingress)が実はあちこちにある。ここにはスーパーが併設しているので、滞在中に食いっぱくれることはないだろう。それに、結構大きなスーパーであるため、食材も当然手に入るし、アルコールも普通の飲み物もたくさんの種類から選ぶことができるのは嬉しいだろう。

ヌエバ広場の傍に泊まったホテルから歩いて5分のところにエル・コルテ・イングレスがあったからとても重宝した。それもなぜこんな近いところにいくつかのエル・コルテ・イングレスがあるのだ?というくらいあったので、昼ごはんで外に食べに行かなくても、スーパーで買ってきたパンとハム類やチーズで立派なサンドイッチができる。それも安いし。

やっぱり、スーパーで食料品を買うといろいろ目移りをしてしまう。だいたい店で売られているのはどれもこれも価格が安いし。レジでは明朗会計だから、店主の言い値で決まる価格では違うところが重宝できると思う。ビールやワインの種類が多いので、是非、こういうところで普段何気なく飲み食いできるための食料や飲み物を手に入れたほうが良いだろう。

 
 

2014/04/17

ザ・ボイス そこまで言うか


ニュースに関するポッドキャストの番組は結構たくさん存在するのだが、毎日濃い論客が出演して、ニュースに関するいろいろな裏情報や展開予想についてぶった斬ってくれるのが、ニッポン放送で月曜日から木曜日の夕方に放送されている「ザ・ボイス そこまで言うか」という番組である。

この番組に出演する論客は、テレ朝の「たけしのテレビタックル」に出演しているような口が悪い人ばかり。だから、内容にオブラートや曖昧さという表現は全く存在しない。ズバリ、単刀直入に本音で核心を突きながら話すところに共感を呼ぶ。政治家みたいになにか喋っているが、内容が全く無い話をぐだぐだ長時間話すようなものは、はっきり飽きる。というか、時間の無駄。政治家とは本来ならすべてをスパッと決めれば良いのだがいろいろ利権やら闘争を抱えているために、即決即断ができない人種であるとともに、話は時間が腐るほど有ってもずっと喋っていられる人たちではある。そういう人は一切この番組には出演してこない。テレビタックルは議論を戦わせる番組であるが、政治家がたまに出演してきて、全部を玉虫色にして結論を出さないようなしゃべり方をするから視聴者はイライラしていたに違いない。この番組を聴いている分には、まずそんなイライラは絶対でてこないことだろう。

出演している論客は、毎日1人ずつ出演するのだが、勝谷誠彦、宮崎哲弥、青山繁晴はレギュラーで出演。そのほか、週代わりでジャーナリストの長谷川幸洋や経済評論家の高橋洋一などなど多彩な顔ぶれが見える。どの人たちも、各種メディアで活躍している人たちで、口が悪いことでも有名な人たちばかりであり、これらの人を通して、毎日ピックアップされるニュース記事の裏に展開される内容を暴露してくれるものだ。その内容は濃すぎるために、どこまでが本当のことなのかというのは、聞いている人間の情報リテラシーの高さ次第であるということになるのだが、どの人も意見を論理的に話をしてくれるし、決して感情的には話をしているわけじゃないので、おそらく他のメディアではいろいろな制約があって話ができないことでも、ここでは全部思いっきり話をしてくれるので、情報過多にならない程度に知識をいろいろ増やしてくれるありがたい番組だと思っている。

個人的に好きなのは、青山繁晴が出演している回であり、その中でも「なんちゃってニュース」と呼ばれるものに該当するニュース記事に対するコメントだと思っている。なにをもって青山繁晴が「なんちゃってニュース」か?ということを詳しく丁寧に解説してくれるところが、聞いていてとても納得ができるのだ。

それにしても毎日毎日口が悪いコメンターが出演して、好き勝手に喋っているところをコントロールしているのが、ニッポン放送のアナウンサーである飯田浩司である。青山繁晴が番組で「こうちゃん」と呼んでいるこの人は、特に自分でのコメントを述べることはないのだが、コメンターがコメントしやすいように流れを作るのがとてもうまい。サーカスの猛獣使いとでもいったらいいだろうか。あのコメントをする人たちをよく飼いならしているものだと感心しちゃう。テレビタックルでいうところの阿川さんみたいなもんだ。

実際のラジオ番組は1時間半くらいの番組であるが、それをCM抜きでポッドキャスト化している。通勤通学のときに、2倍速で聞くにはちょうどいい長さだろうと思っている。たぶん、この番組のなかでは、中国・韓国のことを、どのコメンターもボロクソに言っているので、中国・韓国マンセーの人にとっては、常に眉をひそめるような番組に聞えるに違いない。個人的には、自分の代わりに、ものすごく論理的に、中国・韓国批判をしてくれるので、毎回スカッとする。

<ザ・ボイス そこまで言うか>
URL : http://www.1242.com/program/voice/
放送局: ニッポン放送(AM 1242KHz)
放送時間:毎週月曜日から木曜日 16:00 から
Podcast : http://itunes.apple.com/jp/podcast/id493906537

2014/03/31

時之栖で温泉(御殿場)

御殿場は富士山が大きく見えるところであるので、そんな雄大な富士山をみながら温泉に入れたら楽しいだろうなと思って調べてみたところ、実際に目の前に富士山がデーンと聳えて見える場所を発見した。そんな温泉がある場所はリゾートエリアになっている「時之栖(ときのすみか)」というところだった。

時之栖に行くには、御殿場駅か御殿場線の「岩波」という駅から路線バスで行くことが出来る。ところが、このバスはそんなに頻繁に出発しているわけではないので、事前に時刻を調べていかないと待ちぼうけになるだけだろう。しかし、岩波駅からだと、小さい駅ながらもいちおうタクシーが待機しているので、タクシーに乗っていけば1000円程度で到着する場所ではある。

リゾートエリアになっている時之栖では、宿泊施設もあるし、レストラン設備も結構ある。そしてなかなか広い敷地なので、軽井沢の別荘地に来ているような感覚に思える場所でもある。その時之栖には2箇所の温泉設備が存在するのであるが、1つはファミリー用で、もう1つは大人専用のお風呂である。今回紹介したいのは後者のほうの温泉設備だ。名前は「源泉 茶目湯殿」というところ。

設備としては、屋内温泉設備として大きな浴槽をもつものが1箇所、屋外設備として、小規模の浴槽が4種類存在する。こちらの屋外設備のほうには、なぜか街灯テレビのようにテレビが存在する。しかし、チャンネルを変えることはできないくらい高い場所に設置しているからだ。そして、全身のマッサージができるチェアがずらっと並んでいるのと、たくさんの人が雑魚寝ができる広いリラクゼーションルームが存在する。そこには、お茶やコーヒーのような飲み物は無料で何杯でも飲むことができるようなサービスが提供されている。

なんと言っても、雄大な富士山の景色が見られるお風呂というと、上述のどのお風呂でもない。同じ敷地内にあるが、ガウンのようなものを借りて、一旦外にでるような形で移動するところに存在する、敷地内の一番高い場所に存在する露天風呂のことなのだ。広いテラスにリラックスチェアが数台並んだような置き方をしているが、お風呂は8人くらいの人が一度にのんびり入っても入りきれるような大きさの浴槽が存在する。

日本人が考える「山」の基本形をしている富士山が、その想像する形のまま見ながら入る温泉というのはなかなか日本中で探しても無いと思うが、一度行ってみると、とても贅沢なことをしていると思える時間を過ごせるのがここだ。なお、入館料は土日休日だと1人2000円なので、それが高いか安いかは個人の趣向の問題。ただ、一度入館すると、閉店までずっと居ることができるので、時間無制限であることを考えると安いと思われる。なお、この値段には貸しバスタオルも入っているので、当然手ぶらで行っても全然良い。

時之栖
URL : http://www.tokinosumika.com/

源泉 茶目湯殿
URL : http://www.tokinosumika.com/spa/chame/
営業時間:10:00 ~ 22:00
天空露天風呂:4月~10月 12:00~19:00
       11月~3月 12:00~17:00
入場料金:平日 1500円
     土日休日 2000円

御殿場プレミアムアウトレット

前から話題になっている御殿場のプレミアムアウトレットにはどのくらいの店があり、どれだけの品物があり、どれだけ安いんだろうか?ということは気になっていた。しかし、現地へ行く方法が全く分からないので、普通のひとはどうしているだろうと気になっていた。たぶん、一般的には自家用車で行くんだろうが、全員が全員、車を持っているかというとそうではない。

新宿から直行便のバスは出ているだろうとは思っていたのだが、実は調べてみると1日1便しか存在していないことが分かった。これはまた不便この上ない。なにしろ、片道だけ利用するという予約ができないということも不便さに輪をかける。

小田急も随分前からJR御殿場線との乗り入れを開始しており、それを利用すれば、ロマンスカーで御殿場へ直行できるというのは知っていたが、御殿場へいくロマンスカーの出発する時間は早朝と中途半端な時間帯の2本しかないことが分かった。これでは利用しにくい。そこで、他の手段としては、小田急線の急行で新松田まで行き、新松田とは同じ駅ではないのだが、改札口を出てすぐ向い側にJR御殿場線の松田駅あるので、そこまで徒歩でいき、それから御殿場までJRで行くと言うのが良いだろうと思う。

しかし、JR御殿場線は、かつては東海道線のメイン路線ではあったのだが、熱海と三島の間にトンネルが掘られて開通したあとは、単なる迂回路線に格下げになったため、現在の御殿場線は、走っている列車の本数がめちゃくちゃ少ない。従って、このJRの出発時間に合わせて小田急でこなければ、かなり松田駅で待つことになる。

御殿場駅前からは毎時0分、20分、40分発で無料シャトルバスが運行している。しかし、土日の人出は想像以上に多いので、すこし余裕をもって御殿場に来るようにし、バス待ちをしたほうがいいだろう。シャトルバスが走っている時間は駅からだいたい15分くらいしか乗らない。ただ、その道中はなかなか面白い。なにしろバスの中から富士山の雄大な風景が目の前にどーんと出てくるからである。あんなに何も回りにさえぎるものがなく富士山が見える景色は、本当に東京ではお目にかかることはないので、これを見るだけでも爽快な気分になれるだろう。

さて、バスに乗ったらアウトレットモールの入口まで行くことが可能だ。特にモール自体は入園料がいるわけでもないので、モールで何も買わないまでも、近くの人は遊びに来るという意味では、いい散歩コースになるかもしれない。そして、このアウトレットは、めちゃくちゃ広いので、入口を入ったらすぐにモール内の地図を手に入れて、お目当ての部ラドがどこにあるのか探すことをはじめないといけないだろう。

お目当てのブランドがある店を発見したら是非店内に入ってみることから始めてみたいところだ。まずはビックリするのは常に価格がバーゲンセール以上に安い点だろう。60%~70%オフというのは当たり前。80%オフのものもあるから、もともと買いたい製品が売られていて、それを見つけたのであれば、かなりお得だろう。なにしろ中古品ではないからだ。ただし、新古品ではあるかもしれないので、最近発表された、発売開始されたような製品をここで見つけることは不可能だろう。

そういえば、当然モールでショッピングをしているとお腹が空いてくることだろう。みんなが昼ご飯を食べようとする時間帯であれば、どこのレストランもめちゃくちゃ混んでいるので、当然長時間待たされることになる。そう考えると、混む時間を避けて、行くことをお勧めしたい。または、ディズニーランドのレストランも並ぶのを覚悟でいくのがイヤだからと隠し弁当を持っていく人が居るように、ここのモールに行くときには、自前の弁当を用意するというのもありかもしれない。

<御殿場プレミアムアウトレット>
URL : http://www.premiumoutlets.co.jp/gotemba/
住所:〒412-0023 静岡県御殿場市深沢1312
営業時間:【3月-11月】10:00~20:00
     【12月-2月】10:00~19:00
ショップガイド:こちら

キクチタケオのバックを買った

普段出かけるときに使っていたバックが、あまりにも体に当たる部分がボロボロになってきたので、そろそろ買い換えたほうが良いだろうと思っていた。これまでよく使っていたバックは、ビジネスバッグ風を、少しマチの部分を広くしたようなタイプだったので、結構モノがたくさん入ることができて便利だった。それにバッグの表面はビニールコーティングをしていたので、服に擦れたとしても服のほうがボロボロになることもなかった。その前に持っていたバッグが麻のバッグだったので、バッグが腰に当たる部分が擦れてズボンもボロボロになったことを考えると、そのバッグはスムーズな表面だったのでとても使いやすかった。さらに言うと、夏で汗を掻くときでも、表面がビニールコーティングだから、比較的汗が勝手にバッグから垂れるだけで染み込むことが無いので、使いやすかったのだ。

だから、今度のバッグもこれに匹敵する使いやすいバッグを選ぼうと探していたのだが、前のバッグでは1つ気に食わないところがあった。それは取っての部分なのだが、肩から掛けると少し紐の部分が短いために持ちにくいという欠点があった。今度もし買い換えたいときには、持ちやすいトートバッグ形式に絶対しようと思っていた。

そう考えたときに、2つのバッグのどちらにしようか考えてみた。それはTUMIのバッグにしようか、TAKEO KIKUCHIのバッグのどちらにしようかというので迷った。TUMIのバッグは確かに品質もいいし、持ちやすい。なにしろ、取っての部分が太いので肩に当たる部分が痛くないのがとても良い。しかし、TUMIなので、価格がとても高いのが難点。それに、TUMI独特の色である真っ黒なので、これから暖かくなる季節としては、ちょっと重苦しい色であるなぁという印象が出てくる。

もう1つのTAKEO KIKUCHIのバッグのほうは、TUMIのバッグほど太い持ち手部分ではないが、持った感じがとてもしっくり来るし、内容量も大きいのでいろいろ入ることが出来る。それに内側と外側に間仕切りがいろいろあるので、収納するのがとても便利であるところが気に入った。さらに言うと、前に使っていたようなばバッグに似ていて、表面がナイロン加工になっているので、雨にも強いし、服に当たる部分にも優しいというのがいい。

<タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI) 撥水テフロン加工縦型ビジネスバッグ>
・大きさ:高さ35 幅37 マチ14cm
・持ち手上がり15~18cm
・ショルダー対応サイズ62~120cm
・付属ポーチ 高さ27.5 幅33 マチ1.5cm
・ポケット:内側6・外側2ケ所
・重さ1760g
・A4サイズ収納可
・本体:ナイロン 皮革部分:床革


新しい電子辞書(XD-U6500BK)


父親が使っていた電子辞書がぶっ壊れたので、新しいのを欲しがっていた。それよりも、ソニーのタブレットを前に誕生日であげたんだから、それを使えば、ネットに接続して、電子辞書と同じくらいのことはできるのにとおもっていたのに、どうやら「なんでもできる」と利用に制限を与えない環境のほうが使いにくいらしく、結局レガシーの電子辞書をそのまま使い続けていたのだ。

それで、新聞の広告に入っていたジャパネットたかたの紙面に、電子辞書が載っていて、とても欲しそうな顔をしていた。そんなに良い物か?と半信半疑でみたところ、その機種はCasioのXD-U6000というものだった。どういう機能を持っているのか、そしてユーザレビュとしてはどういう評価を得ているのかというのは、当然調べたくなるものだった。新聞または広告に書かれている内容はあてにならない。そこに書かれている内容を鵜呑みにして、実際に購入し使ってみたら、たいしたことがなかったなんていうのはよくある話だからだ。

とkろおが、このカシオの電子辞書の事を調べようとネットで検索したところ、似たような型番はあったのだが、実際には存在していなかった。型落ちか?とおもったのだが、過去に販売された型番をみても載っていなかったのである。このXD-U6000は、実はジャパネットたかたのOEM製品だったことが判明した。

しかし、類似製品は存在する。公式サイトの型番あと、XD-U6500だった。

それでは、ジャパネットたかた仕様のXD-U6000と公式サイトの型番であるXD-U6500の違いは、梱包されているコンテンツアプリケーションが2つだけ違うというものであり、そのほかは、ハード面も含めて同じであるというものだったのだ。価格はジャパネットたかた価格は29000円。これには、おまけにエネループの電池12本分も含められている。片や、ヨドバシカメラの価格だと23000円。エネループ分のことを考えたとしても、断然ヨドバシカメラのほうが安い。単純に良いなーとおもっても、いちおう他社との価格比較はしたほうが言いという良い事例だろう。

どちらの機種でも、最近の電子辞書には本当にたくさんの辞書が1つのハードの中に入っているために、あらゆることが調べられるようになっている。そして、辞書機能から派生して、百科事典や事例集にまで載っているので、探したいことを調べるには結構便利だ。語学の辞書についても、数ヶ国語を搭載しているのが標準型になっていたりするので、複数の辞書を持ち歩かなければならないということをしなくてもいいのは便利だ。さらにいうと、最近の電子辞書は発音チェックもしてくれるような機能もついているから不思議だ。発音を辞書から発するくらいなら、音声データが混入されているとおもえばいいだけなのだが、使用者の発音を判断して良し悪しを判断してくれるのはかなり便利だろう。

さて、ここまでして電子辞書が必要かというと、整理されている辞書をまとめて持つという意味では便利かもしれない。ところが、最近ではタブレット端末やスマホがあって、ネットに繋がる環境があれば、ウィキペディアを含めてあらゆるネット上のコンテンツデータが存在しているので、それを大きな辞書として考えれば、何の辞書が梱包されているのかを考える必要がないので便利だと思う。ただし、ネット上の情報が必ずしも正しい情報とは限らないので、行き着いた先で掲載されている情報が正しいかとうかは、情報リテラシーの問題になるかと思う。その点、電子辞書に搭載されている情報は、それぞれの辞書で監修しているひとがデータ内容の確認をしているわけなので、少しは専門家の監査を通っているものと考えていいだろう。そして、ネット環境とタブレットのほうが、情報が更新されていたとしても利用者にとっては特に気にしないで最新データに触れることができる。ところが、電子辞書の場合は、定期的に別途金を払って最新データを更新しなければいけない。この点が良し悪しが出てくるものだと思う。

カシオEX-word
電子辞書 生活・教養モデル
XD-U6500BK ブラック
URL : http://casio.jp/exword/products/XD-U6500/"

2014/03/13

ask.fm

最近、ツイッター経由で広まったのだが、アカウントを持っている人に対して、質問を誰でも行い、そのアカウントを持っている人が質問内容に答えるというクラウドサービスが存在する。それは ask.fm というところ。

個人に対して、いろいろな人がインタビューをして、それに対して答えるという意味では、人が集まり、いろいろな質問が飛び交うことになると、答える人は大変かもしれないが、答えと通して、そのひとの人なりが見えてくるようなものであり、楽しいものであろうと思う。これが芸能人を使ってくれるのであれば、ツイッターとは違う、その特定の人に対する人格や気持ちを知るという上で有益なものになるが、一般人の無名な人に対してこのサービスを開設することに、何の意味があるのかどうかは不明だ。

質問は人間が考えて相手に聞きたいことを書くというのが一般的だが、機械が適当に質問を作ってくれて、それに対してアカウントを持っている人が、その質問に答えるということもある。人気が無い人はそういう自動質問に自分で答えるというつまらないことなるだろう。

おもしろい返答をする人がいるのであれば、どんな飛び回答が飛んでくるのかというのが楽しみなので、色々な人がわけのわからない質問をしてくるかもしれないのだが、真面目に答えるような人に対してはたぶん人は集まらない。真面目な回答は面白みが無いからだ。となると、わけのわからないキチガイ質問とキチガイ回答の言葉の応酬が文章として残っていくわけなのだが、これが面白いことなのかどうかは不明だ。以前なら2chで不特定多数の人がある話題に対して、あーでもないこーでもないと議論なのか罵倒なのかわからないようなことがあったのだが、1対多数のような対応が必要なサイトは、よほど錯乱した精神構造を持っている人じゃないと答えるのも大変なんだろうと思われる。

2014/03/01

北陸新幹線

北陸地方は昔から東京から遠くて、雪深くて、簡単にはいけないような場所であった。なにしろ、上越新幹線が出来てからちょっとはマシになったが、それまでは金沢から上野に出るのには、当時のL特急・白山やはくたかを使っても、7時間近くかかっていた。上越新幹線開通後は、途中駅の越後湯沢から別の路線を経由して北陸本線にいくと、格段に時間が短縮した。それでも5時間近くはかかるので、まだまだ遠いところであるとはいえよう。なぜなら小さいときに、小学生のときに金沢に住んでいて、両親のどちらの親も東京に住んでいたので、夏休みのときに遊びに行くとするときに、この列車に乗っていくのだが、乗っても乗っても全然到着しないし、寝ても寝ても着かないくらい遠い場所だという印象があった。

かの加賀百万石の城下町として、京都と江戸の次に金を持っていた藩を治めていた前田家は当時の支配者の策略により、金沢から参勤交代をして歩いて通っていたというから、まぁ恐れ入る。これも江戸幕府が各藩に金を使わせて、徳川に歯向かう気力をなくしてしまうというのが根本的な理由だった。それでも年に1度は江戸に来ないといけないのは藩には重荷だったとおもうが、百万石の加賀藩にとっては、たぶんたいしたことではないことだったろう。でも、片道にかかる時間はハンパない時間だったとおもうから、現代に加賀藩の侍たちが生きていたら、その高速交通網の発達にビックリしていたことだろうと思う。

そんな遠い場所であった北陸3県に対して、長年切望していた北陸新幹線がようやく2015年3月15日に開通する予定までやってきた。路線としては、上越新幹線の延長ではなく、長野新幹線の延長として開通し、まずは最初に金沢まで開通する予定である。最終的には福井県を通って、京都・大阪へ接続される予定のようだが、そこまではまだまだだいぶ先になる予定だ。ルートから考えると、以前のL特急・白山のルートをそのまま継承することになる。このルートで金沢から上野を越えて、一気に東京まで行くことができ、これで最速・2時間半でいけるというというから、もう驚きを隠せない。

長野新幹線の延長として北陸新幹線は営業開始するのだが、そうなると長野新幹線はどうなるのか?という素朴な疑問が残る。もともとは、長野新幹線自体が北陸新幹線の一部として、長野オリンピックを開催するのに合わせて、先に開通することになっただけのことなのだが、長野オリンピック開催から既に16年も経過しているんだから、すっかり長野新幹線という名前自体は馴染んでしまったといってもおかしくない。そんなあとに本来の北陸新幹線が開通となったのでは、長野の名前が消えるんじゃないのかと心配になっている長野のひとたちは多いことだろう。なにしろ、長野オリンピックのときには長野が世界に広まったが、そのあとは長野があっという間に陳腐化してしまったのは記憶に新しい。しかし、できてしまった新幹線がそのまま無くなることはなく、むしろ、長野あたりが東京への通勤圏として変わってしまったことは、もう通勤サラリーマンにとっては消滅させてはいけないものになっている。このことで、長野に集客するはずだった客がみんな東京に出てしまったので、長野自体の経済が急落したのは高速交通網が整備されたあと、必ずその土地にやってくるお決まりの事象だ。高速交通網が発達すると、都会から人がやってくると思って誘致をしようとする地元のひとたちは、開通したあとに、人口と経済の流出が誘致したものによって根こそぎもっていかれることを知るのは、開通後のことであるのはどこの世界でも同じこと。それは通勤という2時間圏内だったら通えなくも無いと思えるほどの距離だから、大都会へ余計人が集まることになるのであって、それよりも時間がかかるものであれば、話はまた全然変わってくる。通勤という概念はどうしても時間が長いので無理であるため、今度はこれまで時間がかかってなかなか行き難かった場所として思われていた所が今度は都会にとって少し身近な場所に変わってくるわけである。つまり、本来の都会の客を呼び込むための交通手段として誘致した地元の思惑が実現することになるのだ。ところが、そうは問屋は卸さない。金沢は東京への通勤圏内にはならないが、都会の人たちが客としてやってくるとしても、途中の長野はどうかというと、単なる途中駅であるため、そこで降りる人が激減するくらい減ることになるだろう。つまり通過地点の役割として長野が存在するだけになるのは目に見えている。これは長野の危機であるのだが、当の長野のひとたちは、おそらく金沢へ向かう客を途中で狙うドジョウとして思っているだけなのだろう。今後が危うい。

さて、北陸新幹線で使われる車両は、青森に行っている新幹線と同じ形式の車両を使う予定で、3つのレベルの車両が存在するのも同じだ。特にグランプラスのシートは、オール革張りになっているし、席が広いので、2時間半の列車の旅は全然苦痛じゃないことだろうとは思う。

途中の停車駅は、これも既存の駅を利用するようなものかと思っていたところ、実際には違っていた。一番名前が魅力的な駅の名前は「黒部宇奈月温泉」という駅だろう。黒部峡谷は夏になったら、大変山岳ファンにとっては魅力的な登山ルートの入口として訪問する人はたくさんいるのだろうということは予想できるし、紅葉の時期なったら、黒部峡谷鉄道のトロッコ列車から見る景色は最高に美しいと思われるので、これを見るためにやってくるひとたちも多いことだろうと思う。このトロッコが走る鉄道と新幹線が接続するのかもしれないとおもうと、驚異的にこのトロッコ列車に乗ろうとする観光客がやってくることが想像できる。そうなると、辺境のような場所だったところに、くだらない観光客がたくさんやってくると、地元の金目当てのひとたちは「地域活性化」という名前のもとに商売繁盛するのだろうが、自然破壊の深刻さは収まっていかないことだろう。マナーのない下らない客がたくさん来るからである。そうなったあとでは地元も金儲けよりこの自然を守ることが重要と思うはずであるが、そのときには既に遅い。

北陸という魅力的な路線を走ることになる新幹線が開通することによって、困った会社が2社ある。1つは石川県の主要ゲートウェイになっている小松空港を使っている航空会社であろう。小松空港は、羽田空港からだと50分程度で行ける場所なので、飛行機を使えば確かに使えるといえよう。小松空港自体は日本海側にある航空自衛隊の基地も兼用しており、日本の空港としては最大に近いくらいの大きさがある空港である。なにしろ、北朝鮮や中国の脅威があった場合には、いち早くスクランブル発信するための最前基地になっているからである。その一部を商用利用としている場所だ。だから、小松自体が空港で成り立っている成田みたいなものだと思っても良いだろう。その小松自体が金沢からは結構離れており、空港直行バスでも1時間はかかる場所にあるのだ。それに飛行機に乗るために出発する寸前に空港に言っても乗れないのは常識。その前時間を考えると、実は東京駅から金沢まで2時間半でいける新幹線のほうがトータルとして実は時間的に近いということになるのである。そして、新幹線であるために、それなりに本数が多いことだろう。ANAとJALをあわせて1日の便数は決まっているだろうし、1機に乗せられる乗客の多さは多くても250人くらいだとは考えると、新幹線で大量に輸送できるほうが断然便利になることは間違いない。あとは、新幹線の料金が飛行機との競争としてどの程度安いものになるのかということにかかってくることだろう。もちろん、競争が新幹線になると、かつての東京~大阪間の輸送競争として新幹線と航空会社が競争になったように、今度は東京~金沢間が新たな新幹線と航空会社との間の競争になることだろう。

そして、もう1つ地味に痛い影響を受けることになるのが、上越線の六日町から犀潟まで結んでいる北越急行なのだと思う。越後湯沢からこの北越急行の線路を使って直江津まで特急を使い、金沢方面の列車に乗り換えていくというひとは既存でも多かったことだろう。北越急行の途中の駅で降りることは無いと思うが、鉄道会社にとっては、自社線路を通るだけでも接続会社から通常営業分の収入が入ってくるわけだから、駅設備にあまり手をかけず、沿線開発をしなくても、漁夫の利のようにして得られる収入で成り立っていたことだろうと思う。それを今度は全く経路として北越急行の路線を使わない金沢方面の新幹線が開通ということになると、北越急行を使うようなひとは、激減するのは決まっている。新幹線料金が高いのであれば、それなら乗り継ぎでもいいから北越急行経由でいこうというひとはでてくるかもしれないが、これまでの乗客利用率に比べると、桁が1つ変わるくらい違ってくるのは容易に想像できることだ。結果的には北越急行自体が消滅してしまう可能性が出てくるかもしれない。それは軽井沢~横井間の路線がなくなってしまったのと同じ影響である。上越新幹線の開通と同時に第三セクターとして運営していた会社も終焉を迎えることは目に見えている。

京都は日本人の心のふるさととは言える場所だが、京都の次に京都らしいのが金沢で、それは金をもっていた加賀百万石前田家が育んだ街も、和の文化を十分すぎるくらい体験できる場所であるため、もっともっと金沢へ行く人が増えれば良いと思う。それと同時に、金沢はこれまでと同様にあまり近代化はしないで欲しいと思っている。

◆北陸新幹線停車駅(長野以北)

長野-飯山-上越妙高-糸魚川-黒部宇奈月温泉-富山-新高岡-金沢

◆北陸新幹線(2025年以降)

金沢-小松-加賀温泉-芦原温泉-福井-南越-敦賀

ビットコイン管理会社が倒産?

ビットコイン(BitCoin)がここのところ金融界では注目される金融商品の1つであったが、それを管理および取引機関とする世界最大の会社であるマウントゴックス社(MTGOX)は実は日本の渋谷に存在していたのだが、この会社が会社更生法を申請した。これが普通の会社であったり、普通の銀行であったのであれば、そうですかーで終わるところなのだが、取り扱っている商品がビットコインだったため、そのビットコインとは一体なんなのか、そしてリアルの世界で取引されている貨幣と互換性はあるのか、実態はなんなのか?という点で、一般的には疑問符がたくさん付くような商品だったために、そんな怪しいものを取り扱っているのであれば、別に会社更生法を申請したとしても、それで一体オチとしてどういう結論に落としたいわけ?と思う人もいるし、行政機関としても対応に苦慮する自体に陥ってしまった。

ビットコインは、ネット上の仮想的な貨幣であり、実世界では、鉱物の金と同じように、埋蔵量は決まっていることと、埋蔵化されているビットコインは暗号化されており、それをビットコインとして利用できるようにするには、非常に難しい復号処理をして「発掘」作業を行うという意味では、まさしく金山から金鉱脈を探して、金を掘り出していると言うのと同じであり、その発掘量があまり多くないために希少価値化していて、その価値に対しては、もともと実世界とネットの仮想空間上の世界は別々のものだったものを強引に取引できるようにしてしまったのがマウントゴックスのような取引機関である。全体の「埋蔵量」は」2400万ビットコインであり、それを全部発掘するにはまだまだとてつもない年月が必要になってくるものである。そして、その埋蔵量というのは、誰かが決めているというわけじゃなく、どこの世界にも属さず、どこの管理機関が指示しているというわけでもないのだ。したがって、普通の貨幣は、その国家の中央銀行がその国家の価値を量るための指標でもあるのだが、ビットコインは国家というわけに属さないために、仮想貨幣としての価値を独自に持てるという意味では世界共通貨幣といえるだろう。まさしく金が実貨幣と取引でき、その価値はその時勢にあわせて変わっていくのと全く同じである。

リアル通貨と交換できるのが取引所であるのだが、実際にビットコインを通用通貨として利用できる店舗や会社なんかも実は世界中に結構たくさん存在する。一番ビックリしたのは、給与をビットコインで支払っているという会社だ。ビットコインとして社員に渡される給与は同じ「量」なのだが、それを実生活で利用できるためにリアル通貨に変換するときに、ビットコインと例えば米ドルとの間の為替は、毎日のようにビットコインが強くなるようなレートになっているのであるため、同じビットコインの給与だったとしても、毎月給与が勝手に上がっているということになるのと同じだ。

今回会社更生法を申請したマウントゴックス社は、この右肩アガリになっているビットコインの世界で、所詮取引所として運営しているだけだったら、その管理費だけをユーザからふんだくっているだけで左団扇のような会社経営ができたはず。そうは黙って運営できなくなってしまった理由はというと、それは数年前からシステムの脆弱性を狙ったネットハッキングの攻撃によって、管理していた顧客の口座のすべての預金に該当する金額が抜き取られる事件が発覚してしまったのだ。被害総額はリアル貨幣価値でいうところの480億円分。マウントゴックス社が世界最大のビットコイン取引会社であったために攻撃者は一番狙っていたのだとは思う。全口座を全部抜き取られてしまったので、この会社に資産を保有していた人は、一瞬にしてパーになってしまった。口座に資産がなくなってしまたのであれば、本来の銀行だと、預金を補填する義務がある。ところが、このビットコインの世界は日本の金融管理とは全く関係ないところで管理されているところであるために、普通の日本の会社が会社更生法を申請したら、銀行の場合はある程度政府から補償を得たりすることもできるところを、政府としても仮想貨幣なのだから補償しようにも出来ないというオチになってしまっているわけである。これで一気に問題が表面化してしまったわけだ。

リアルの世界では、ほぼドルを世界通貨の基軸として、その為替レートに従って経済が廻っているのだが、そこにどこの国の制御も関わらないという第三勢力が入ってきたことによって、アメリカが市場をコントロールできると思っていた自体を脅かすことになってしまって苦々しく思っていたことなのだろう。なにしろ、世界をアメリカが握っているようなものだった経済が、アメリカの支配とは全く関係ない経済支配が出てくるということは脅威のなにものでもない。貨幣価値が低い通貨を発行している国にとっては、基軸がドルになるのか円になるのかユーロになるのかと同じようにビットコインになるかの違いだけだから、そういう国にとっては基軸が変わることは大して影響が無い。今回の攻撃としては、既存経済を脅かすことに違和感を感じる国家が一番怪しいと睨んでも良く、その国家の秘密警察を中心としたサイバーテロ対応機関が攻撃したのではないかという話が出てくることも分からなくも無い。

溜まったもんじゃないと思っているのは、この倒産したマウントゴックス社に口座を持ち、闘志目的に資産をぶん投げていた人たちだろう。投資した金額が短期間で100倍以上の価値に上がったビットコインの世界を、どこかのタイミングでは引き出そうとは思っていたことは間違いないのだろうが、下がる気配が一向にないような動きをしていた仮想貨幣に対して、もう良いから下ろそうと思っていたような人はほとんど居なかったのではないだろうか。まだまだ価値は上がると思っていた矢先に、いきなり口座は消滅するわ、資産はパーになってしまうわというオチになったことによって、全財産がいきなりなくなってしまったという悲しい人も出てきた。日本に会社があるからといって、この会社に日本人ばかりが預けていたかというと、そうでもない。むしろ外国人のほうが積極的にビットコインに投資をたくさんしていたひとたちが結構多い。テレビで何度も出てきたイギリス人は、2週間も自分の口座にアクセスが出来ない状態に非常に不安を感じて、マウントゴックスがある日本にまでやってきて、必死になって会社の前で「なんとかしろ!」と1人でシュプレッシコールを行っていたのだが、消滅してしまったものは残念ながら戻ってこない。

今回の出来事を「事件」と見た場合、かつて「円天」なんていうわけのわからない仮想通貨があって、一部の熱狂的な老人や主婦層が盛り上がっていたという事件があった。結果的には、その円天ワールドに参加していた人たち全部の資産が主宰者に持っていかれて、円天を主宰していたひとが逮捕されるという結果に終わったことがあった。今回出来事は、ある意味、この円天に似ているような気もする。ただし、仮想通貨として有効利用できている範囲が、円天の場合は日本国内だけだったが、ビットコインの場合は世界規模であるというところが違う。そして、ビットコインの取引所というのは、世界各地に会社が存在しているというところも違うのである。

さらにもう1つ、こういう仮想貨幣に近い空間で商取引をしていた仕組みがあったことお覚えている人はいるだろうか?かつて「アバター」という仮想空間上のキャラクターを使って、仮想空間内で商取引や生活などをする半リアル型シムシティーである「セカンドライフ」というものが流行っていた。あれもいつの間にか誰も何も騒がなくなってしまったものだったが、一時期、世界中でその利用について大騒ぎして、大量のリアル貨幣と、セカンドライフ内の貨幣へ変換されて、セカンドライフ内での商取引が馬鹿みたいに盛り上がっていた。究極の育てゲーをネットで接続された空間で、世界中のビジネスマンが本当の金を大量に投入して遊んでいたとしか思えないようなことだったのだが、あのときには、自分は全くのカヤの外で、そこで盛り上がっているアホたちののんきさと、必死さについて馬鹿馬鹿しいと思いながら様子を見ていたのを思い出した。円天のときも、セカンドライフのときも、今回のビットコインについても、見えないものに対して無理やり可視化して、そこに参加していることが最先端な事業であるというような風潮でいることが、参加していない目からみると、AKB48の握手会に熱狂的に参加している人たちを外部から冷めた目で見ていると馬鹿馬鹿シイと思っているのと同じに思えた。

そんなマウントゴックスのサイトは、もう閉鎖されてアクセスできない。マウントゴックスに口座を置いていたひとは、残念でした。お疲れ様でした。

2014/01/19

iPhone 5Sのカバーを買ってみた

iPhone 5Sを買ったので、当然カバーも買ってみたくなった。売り場にいくと、まぁ、あるわあるわ。めちゃくちゃ種類がありすぎて、どれを選んで良いのか全く分からないという状態だった。さすがに人気がある分野であるために種類もそうだし、開発している会社も多いようだ。販売会社ごとに、それぞれ特色があるようで、その特色を選ぶのがまたひと苦労。以前から決まったような会社のカバーを使っている人であれば、新しい機種を選んだときでもまた似たようなカバーを選べば良いのだろうが、そんなに頻繁に変えることが無い人は、その都度何がいいか選ぶことになるので、楽しみながら苦労するということになるのだろう。

その中で今回選んだのは、「SPIGEN SGP iPhone5/5Sケース ネオ・ハイブリッド」というもの。sすっきりしたデザインだし、さわり心地がよかったし、裏面がごつごつしてはいないラバーになっているので、とても持ちやすそうだった。

裏面のカメラ部分のところとサイドの音量調節の部分についても、カバー越しでも操作しやすい構造になっているのが良い。変なカバーだったら、そのボタンがあまりにも凹みすぎているために、スイッチ機能が全く使えないということもありうるが、この機種はない。

衝撃吸収構造になっているために、多少上から落としたとしても、サイド面および裏面に落ちる分には全然問題なし。壊れることはない。せっかくのiPhoneがいきなりオシャカになってしまったら悲しくなるのを防いでくれる。

色は赤色にしようかとおもっていたのだが、たまたま観にいったときに、ヨドバシカメラでは売られていなかったので、結果としてアマゾンで買ってしまった。

SPIGEN SGP iPhone5/5Sケース ネオ・ハイブリッド
URL : http://www.spigen.co.jp/goods_detail.html?input_goods_id=7

iPhone 5Sを買いました

前に使っていたキムチ電話機のGalaxy S(初代版)があまりにもへっぽこ端末だったので、換えてから早々にもう新しいのが欲しいと思っていた。ガマンした結果、ドコモからiPhoneを扱うということになったのが昨年の9月。それからすぐに換えればよかったのだが、なんだか換えるタイミングを逸していて、踏ん切りがついた最近買い換えることにした。ソフトバンクとauからしかiPhoneが販売しないということが長く続いていたので、香港あたりから本当にSIMフリーのiPhoneを輸入して、それをドコモ回線を使うように契約しちゃおうかとおもっていたところだったので、正式にドコモから出たことは喜ばしい。

ドコモで扱うことになったiPhoneは販売当初だと、あまりにも人気がありすぎて、絶対に手に入らないと思ったのも、機種変更をする時間を延ばしてしまった原因ではあった。在庫が足らないから待ってくれと言われた場合、その間に熱が冷めてしまうかもしれないし、ある程度ブームが収まった後に処理すればいいかなとは思っていた。また、初期不良が出てくるかもしれないからという恐れがあるので、ある程度落ち着いたところで機種変しようとおもったのである。

いまさらiPhoneか?という意見もあるだろうが、どうも個人的にはアンドロイド端末内でのアプリの動作を見ていると、それはGalaxy Sがダメな端末だったからかもしれないが、いい動きをしているとは思えなかった。google play からダウンロードできるアプリは、特に事前にgoogleによるアプリ審査を受けているものばかりではなく、勝手に端末内のデータを抜き取って、外部へユーザの知らないうちにデータを垂れ流しする仕組みのものも結構ある。そして、どこのデータを閲覧したり制御したりするという、アプリインストール時に承諾を聞いてくるが、この動きはイヤだとか、ここまでのデータアクセスは許すということも制御できないところもダメなところだ。更に言うと、端末上では「動作していない」ように見えているが、実際にはアプリが定期的にデータを取ってくるために、勝手に起動しているという動きをするのもアンドロイドの基本的な仕様になっているので、これも気に食わない。電池の持ちを長くするために、余計なデータ通信をさせないということも1つの案なのだが、基本的にネットワークを使わなくても、アプリが自動的に起動しようとする動き自体が端末の電池量を消耗していることに繋がるので、全く意味が無い状態なのである。こういうところがアンドロイドの気に食わないところの代表的なところだった。いわゆる「ゾンビアプリ」の動きである。

更に言うと、アンテナのローミングの掴みの遅さについても、腹が立つくらい遅いのでイライラする。あるアンテナを掴んでいて、そのアンテナから遠くなったから、別の同じ系統のアンテナが近くにあるので、そちらにアンテナを切り替えるという動作のことである。この遅さもアンドロイドの特徴のひとつである。なぜ遅いというのがわかったかというと、3G回線ではなく、Wi-Fiでアクセスした場合、アンドロイド端末とiPadのようなiOS端末を同じような移動とアンテナの掴み方をした場合、iOSのほうはあっさりアンテナの切り替えができるのだが、アンドロイド端末の場合には、もたもたした感じになり、いつになったら切り替わるのか、または前のアンテナを切り離すのはいいが、次のアンテナを見つけて繋げようとする動きがあまりにも遅くてイライラして仕方なかったのである。

ちなみに、海外に行くときにはスマホを持っていかず、ガラケーを持って行っていた。だから、SIMを切り替えてスマホとガラケーを使い分けていたわけである。しかし、今回iPhoneにすることによって、SIM自体の大きさが全く異なることになるため、ガラケーとの併用利用というのができなくなった。これは端末のアセット管理から言うと、1本に統一することになるので、本当に便利だと思う。

ガラケーとスマホの2台持ちの場合、ドコモのキャリアメールについても、ガラケー用とスマホ用の2種類を持っていたのだが、今回の機種変によって、2つのキャリアメールを持っている必要がなく、ガラケー用で使っていたアドレスを正規のアドレスとするために、スマホ用に変更し、変更したあとのスマホのアドレスを適用するということにした。もちろん、ガラケーは使わなくなるために、imodeの契約が不要になるから、結果的には変更した新ガラケーのキャリアアドレスは廃棄することになる。

そういえば、今回の機種変更によって、iPhone 5Sの16GBのタイプにした。この端末を一括購入することにしたのだが、1月末までのキャンペーン期間中を適用されると、25000円の値引きが適用された。さらに、長期間使っていたからかもしれないが、ドコモから定期的に送られてくるメッセージに、1月31日まで使える5250円の値引きクーポンというのがあったので、これも適用した。もっと言うと、機種変の手続の際、それまでのガラケーで一度も故障時の無料修理対応をしたことがなかったために適用される2000円分のキャッシュバックというのがあったようで、それも適用された。結果的になにもしないだけで、端末の金額が32250円分値引きされたわけである。

ドコモの料金体系というのは整理されたとは言え、やっぱり携帯マニアではないので、やっぱり分かりにくい。しかし、LTE回線を使うことができる対応の料金体系はiPhoneの場合はこれというのがほとんど決まっているようなので、分かりやすかった。今回は「タイプXiにねん」というタイプ。おそらくiPhoneを利用する人はこのタイプを利用している人たちばかりなんだろうと思う。2年間は途中解約をしたら違約金を払わないといけない。しかし、通常、違約金は9750円かかるのだが、10年以上ドコモ回線を利用している人は3150円のペナルティでいいらしい。ちょうど自分の場合は1月が切り替え時期にあたるわけで、2年後の1月にプランを切り替えるのであれば、特にペナルティ無く手続ができるというものである。おそらくその間に新しいプランが発表されて、より良いサービスが発表されることになるのだろう。

これまでもSPモードには加入していたのだが、スマホとガラケーの両刀使いだったために無料のWi-Fiではなかったのだが、今回の契約で永久的に315円かかるところのSPモード費用が無料になることになった。これはこれで費用負担が少なくなったのは大きいと思う。
さらに、iPhoneシリーズに機種変更をする場合、ディスクの容量を関係なく、最大毎月2940円を2年間キャッシュバックするというようなサービスになっているらしい。初期に機種代として数万円払ったものが、実質的に2年後には、この初期費用を無料にしてしまうというためのキャッシュバック分である。これは基本料金から毎月引かれることになるので、基本料金が実はこれまでの金額よりもだいぶ減ってしまうことになるので、かなりお得だと思う。そして、2年後には2940円のキャッシュバックがなくなり、通常の基本料金に戻るということになるわけだ。だから、2年後に同じようなサービスがやっているのであれば、ちょうど2年後の1月に機種変更すればいいということになる。

なお、これまで家族割りなどの契約をしているのだが、それはそのまま適用されるし、他のメンバの無料通話分も、自分にも割り振りすることが出来るようになる。そして、ドコモユーザ同士だったら通話料が無料になるというサービスがあるのだが、これは実は加入しなかった。そのうち加入しても良いかなとは思っている。

そういえば、ドコモにも端末に関して故障などの補償をしてくれるサービスがある。月額600円なのだが、「ケータイ補償サービス for iPhone」というのが該当する。故障時の対応としてアップルストアで対応するのと、ドコモで対応するのがあるのだが、購入して1年以上経過したものも、ずっと対応してくれるという点ではドコモのほうが良いと思われたので、加入してみた。補償対象の事象は水濡れ・全損・紛失・盗難・破損・故障なので、ほぼ全部が対応されることになる。

実質、SPモードにした場合、ドコモのキャリアメールもそれまでは携帯でしか見れなかったものがPCからでも見ることができるようになる。もちろんタブレットでも見られるようになるわけだし、実際にはキャリアメールよりもgmailを使うほうが一般的になっているので、もうキャリアメールがなくてもいいかなとは思っているのだが、持っていてもなんの問題も無いので、これまで同様に生かすようにした。まだ、キャリアメールで送ってくる旧友なんかもいるからだ。

それから、今回iPhoneを16GBという一番ディスク容量が小さいタイプを選んだのだが、それは、iPhone自体がデザリングの機能を持っているので、iPhoneを中継して、タブレットのようなWi-Fiしか喋らない端末からネットを利用することにしようと思った。したがって、iPhoneには必要以上のアプリを入れることをしないようにしておけば、そんなにアプリばかりを入れてディスクが足らなくなるということには陥らないだろうと思っているからである。だいたいiPhoneで文字を打つよりも、やはり持参しているiPad miniを使って入力したほうが断然早くタイピングができるからである。とはいっても、満員電車内ではiPad miniを広げて操作するのは難しいとは思うので、一応最低限度のアプリだけはiPhoneに入れておくことにした。

そして、機種変更のときに半ば強引に勧誘を勧められたのが、音楽・映像配信サービスとiチャネルである。どちらも基本的には不要だったのだが、最初の1ヶ月だけはサービスに加入して欲しい、それも無料なので、イヤだったら途中で解約をしても構わないと言われたので、機種変更時には、いちおうこれらのネットワークサービス「も」契約したことにした。当然、そんなもの要らないので、数日後には契約解除をする。もちろん値段はかからない。だいたいドコモ独自のサービスもろくなものはないので、要らなかった。音楽配信サービスも、世界中のあらゆるmp3ファイルでダウンロードが出来るのかと思っていたら、ある程度制限がつけられており、欲しいと思ったものが一曲も無かったので、あっさりこんなサービスの契約はやめたのである。

端末としては、すでにiPadで利用しているためにiOSに慣れていたので、なんの不自由もなかった。一番嬉しいのは、ネットワークが早いことと、ネットワークを掴むスピードが早いことだ。電池の消耗量はおもったほど消費することはないのも良い傾向である。アンドロイドと異なって余計なアプリが勝手に上がってくるということがないことも良いことだった。

iPhone 5S
URL : https://www.nttdocomo.co.jp/iphone/product/5s.html

2014/01/07

冷蔵庫キズ凹み防止ゴムマット

 
新しい冷蔵庫を買ったのは良いのだが、そういえば、以前の冷蔵庫もそうだが、冷蔵庫の下に敷く、床を傷つけないものはないのだろうか?と気になった。量販店の冷蔵庫売り場で、売り子のひとに聞いてみたところ、冷蔵庫本体には傷つけないような備品は標準搭載されていないとのこと。そうなると、独自で買わなければならなくなる。

ちょうど、冷蔵庫が搬入できるかどうかの確認をする必要があったので、そのときに家にやってきた人に「なにか床を傷つけないようなものってあるんですか?」と聞いてみたところ、「あぁ、ありますよ。このタイプの冷蔵庫なら、例えば・・・これですね。」と指し示してくれたのが、型番だけ教えてくれたものだった。型番は「HMD-7010」というもの。

型番だけ教えてくれたのはいいが、自力で購入してくれとのことだったので、すぐに量販店に行って、お店の人に「こういうのがあるみたいなんですが、どれですか?」と聞いてみた。そうしたら、冷蔵庫の下に敷くものとして想像していなかったような形のものを紹介されたが、店のひとは「冷蔵庫の下に敷くものですよね?」と確認してきたので、結構有名なものなのかなという気がした。

もともとは、これは耐震用のために敷くマットであり、地震がきたときに、冷蔵庫が大揺れして倒れないようにするためのもの。だから、床を傷つけないようにするためのものという機能では元来無い。しかし、結果的には床を傷つけないようにするものと同義のものとなる。

だいたいヨドバシカメラの店内でも、これが店内で飾っているものかとおもって探していたが、実際には冷蔵庫売り場のところには飾っていない。じゃ、どこにあるかというと、店員に言って持ってきてもらうというもの。言い変えると、レジの裏に置かれているようで、そこから持ってきた。普通冷蔵庫を買う人は、こういう床を傷つけるものも一緒に買うものかと思っていたので、「普通、一緒に買わないんですか?」と店の人に聞いてみたところ、「あったほうがいいですけど、無理に勧めません」とのこと。なるほどね。押し売りではないからね。

2014/01/05

新しい冷蔵庫を買った

買い替え電化製品第二弾として、選択電化製品は冷蔵庫。いままで使っていた冷蔵庫というのが本当にメーカーも認める欠陥製品で、頻繁に壊れるものだった。壊れると、欠陥製品であるために、どんなに長く使い続けていても、保障期間が切れたとしても、無料で修理をしてくれることにはなっていたのだが、それでも結構壊れるので、いい加減イヤになっていた。さらに、この冷蔵庫こそ、もう20年以上も使っていたものであったので、昔の冷蔵庫に比べると、これこそ節電対策として買い換えたほうが断然良いというのはずっと聞かされていたので、踏ん切りがついたときに買い換えたいと思っていた。それがちょうど引越しにあわせて買うタイミングが来たとおもった。

さて、この冷蔵庫の世界も未知の世界が多いので、何を基準に冷蔵庫選びをしなければいけないのかが全く分からなかったのだが、1つだけ考えたのは「内容量が大きければ大きいほど良い」ということ。冷蔵庫の中はなにかとぎゅうぎゅうと詰めたくなるもので、それだけたくさんのものを詰め込んでおくと、冷蔵庫の機能が急激に悪くなることはよく知られていること。

一番大きな冷蔵庫の内容量は、だいたい600リットルくらい。それだけ内容量があると、大型のペットボトルもたくさん入るし、いろいろと大きな野菜を丸ごとでも全然収納できるので、本当に便利なところなのだろうが、問題がひとつある。冷蔵庫を入れるスペースに収まりきれないということにひっかかるのだ。そうなると、どうしても550リットルから560リットルくらいのタイプがうちでは最高容量だと思ってみた。

そのくらいのタイプでどれがいいかなーと探していたと頃、パナソニックの冷凍冷蔵庫「NR-F568XG」というのを選んでみた。どこまで本当に役に立っているのかわからない、パナソニックがなんでもかんでも家電につけてきている「ナノイー」機能を搭載していることと、一日中の冷蔵庫のドアの開閉状況を管理しており、その管理データをもとに、エコナビ運転だったり、高速冷蔵運転になったり、自動的に変化するというところの機能があるのは面白い。また中におかれている棚も全段ガラス棚になっているので、プラスティックと異なり変なヨゴレやにおいが付きにくく、布巾等での掃除がすごく楽と言うのもなかなか便利なものだ。

また、パナソニックから出ているAndroidのアプリケーションで「Panasonic Smart App」というのを使えば、1日のエコ運転の状況や開閉の状況についてを自分のスマホから見られるという、家電と通信の融合の先端的なことが行われているのを体験できる。

ところが購入寸前になって、とんでもないことを思い出した。冷蔵庫が入るスペースには問題なく収納できるのだが、玄関から台所までに通る廊下および部屋へ入るためのドアのところが引き戸ではないため、そのドアノブの部分がひっかかって、実はドアを通らないのではないかという危険があった。もし、そのドアの部分が原因で通れないとなると、内容量を455リットルのものに変更しなければならない。100リットルの大きさ変更はかなり小さく見えるし、それまで使っていた冷蔵庫の容量が400リットルくらいだったので、あまり変わり映えがしないなということになる。そこで、量販店の人に言われたのが「搬入できるか無料で確認する事前サービスがありますよ。もし、そこで入らないということがわかったら、商品変更することは可能です」とのこと。さすがヨドバシカメラ、すばらしいサービスを持っている。高い買物をして、いざ搬入しようとしたときに入らなくて、泣く泣く返品するということになったら悲しいから、早速仮購入手続をしつつ、事前に搬入確認をしてもらった。そうしたら、結果的には、ドアノブを外せばいいということがわかり、それなら問題なく搬入できるということ。買ったばかりの部屋だったから、そういうことができるなんていうことを知らなかったので、事前確認はかなりありがたいサービスだった。

やっぱり冷蔵庫は大きな容量のほうが良いというのは、今回の購入でも本当にわかった。便利。そして、電力量がびっくりするほど減っている気がする。さすが最近の家電は省エネ対応として優れたものが多いものだと思った。

パナソニック 冷凍冷蔵庫「NR-F568XG」
URL : http://panasonic.jp/reizo/products/NR-F568XG.html
定格内容積:555リットル
大きさ(幅・奥行き・高さ):685mm×733mm×1828mm

Panasonic Smart App
URL : http://panasonic.jp/pss/
google on play : https://play.google.com/store/apps/details?id=com.panasonic.smart.gemini


新しい洗濯機を買った

家にある電化製品がことごとく壊れそうになっているので、これを期に買い換えようと思っていた。もともとが、住宅エコポイントが家に残っていて、それを使っていなかったからというのがあるし、この住宅エコポイント自体もなにかの電化製品には換えておこうと最初から思っていたので、良い機会だった。

さて、買い換えなければならないものとして2つあり、そのうちの1つが洗濯機。1層式の洗濯機をもう15年以上も使っていたので、そろそろ取替えだとは思っていた。しかし、最近の洗濯機はどういう傾向があるのかなんていう情報なんて、ほとんど興味が無いのでわからない。そこでいつも世話になっているヨドバシカメラへ行ってみた。

最近は、そのメーカーの人が量販店の店員として店頭にたち、製品の説明をするということが結構行われている。このとき、メーカーの人は出身メーカーの宣伝だけではなく、他社の製品も含めて総合的に説明しないとだめだし、優先的に自社の製品を売るということを禁止されている。しかし、どうしても自社製品への思いというのは強くなるのは当然で、今回店内で説明を聞いたのが日立の人だったから、最終的には日立の洗濯機を買うことになった。

今回購入したのは、日立のドラム式洗濯機「BD-S8600L」というもの。色はホワイト。容量は10kgまでいけるし、毎分60リットルの水を循環して洗う「ナイアガラ洗浄」という方式を使って選択するものだ。大きなドラムで回転しているため、その落差を使った叩き洗いというのもあるので、結構手洗いしているのと似ているような洗い方をされるところが良い。一番良いのはそのメンテナンスの簡単なところだろうと思う。洗濯機は水を使った機器であるために、どうしても槽にカビが生えやすい性質ではある。が、この洗濯機は洗濯のたびに毎回選択槽を掃除してくれる機能を持っていることが大きい。また、槽の中にたまる糸くずも、1槽式だったときには、糸くず取りのようなものを準備しないといけなかったが、この洗濯機には、糸くずをまとめてためておく部分が存在するので、それを定期的に棄ててしまえば良いということになる。

乾燥機能もこの洗濯機には付いているのだが、付いていないタイプも当然存在する。が、いちおう今回は乾燥機能をつけているものにしてみた。乾燥機能がついていると、電気量をかなり使うのだろうと思っていたのだが、最近の洗濯機は省エネタイプになっているので、びっくりするほどの電力量を使うことは無い。そして、あとで気づいたのだが、うちには風呂場が乾燥機能を有しているので、雨の日や湿気が多い日は、洗濯物をそちらで乾かすようにしているから、洗濯機に乾燥機能は要らないということだった。しかし、乾燥機能をつけたのだが、その乾燥も単純に乾燥するだけじゃなく、アイロンを使ったかのような皺取り機能も有しているということを説明されたので、本当かなー?と半信半疑ながら思いながらも、そのうち使ってみようかとおもっていた。

しかし、こういう高機能を持っている洗濯機を買うのはいいのだが、うちの洗濯機置き場のところに置けるのかどうかというのが一番の問題だった。いちおう、事前に洗濯機の置き場の大きさについて縦×横×高さを測っていったが、なんとなくギリギリなんじゃないかと心配した。こういう情報についてもいちおう電器メーカーのほうも重々承知で、一般的なマンションタイプだと大きさは決まっているから、大丈夫だこと。実際に設置こうじをしてみてもらったところ、本当にぴったり入るので、ビックリした。無駄なスペースがあるのは気に食わないが、これほどぴったりと洗濯機がスペースに入るのは気持ちが良い。

それまで使っていた洗濯機は壊れているわけじゃないのだが、いまより断然水量を少なくても済むというのも大きかった。すすぎのときに使われる水量が少ないのは、水道代をかなり節約できるのが良い。こういうところで、普段のランニングコストを減らすというのも良いことだ。それと、旅行から帰ってきたときに、大量の服や下着の洗濯をするときに、これまでは二回に分けて洗濯をしなければならないという面倒なことがあったが、容量が倍になったので、どんなに大量の洗い物があったとしても、1度で済むところが素晴らしい。さらに、毛布もそのままふんわりと洗えるので、これもまた便利な機能だと思った。なかなか毛布を自分で丸洗いするということは出来るというのは、クリーニング代がかからないだけでも便利だろう。

日立製作所 ドラム式洗濯機「BD-S8600L」
URL : http://kadenfan.hitachi.co.jp/wash/lineup/bigdrum/spec/s8600.html
外形寸法(幅×奥行×高さ):630×715×1,050mm

2014/01/04

サイパンでの買いもの

サイパンでローカルフードでも買おうかと思ったが、ろくなものが存在していないので、全く買物をするつもりがなかったのだが、何も特産が無いところでは、無理やり特産もどきのものを作り出して、それをいかにも地元特産のように見せかけて売るという、日本でも良く見られる現象がここでも見られたので、報告したい。
サイパンは元々チャモロ人の島に、最初にドイツ人が、そのあと日本人が入り、戦後はアメリカ人によって統治されていたわけで、その時々の入植者によって文化が変わってくるのは当然だが、どの民族が統治をしたとしても、ここ特産のものを全く作らなかったことが、現在にいたるつまらない何も残っていないところということになってしまったのだろう。特にアメリカの功罪は大きい。もともと芋しか食べていなかったところに、強引に本土と同じような食文化を持ってきたことで、貧相な食生活だったもともとの体質のため、栄養が不足していても生き延びるための体になっていたところ、カロリーの高い食生活が入ってきたら、必然的にエネルギーが体に溜まりすぎてデブになる。サイパンにデブが多いのはこれが原因。

話がそれたが、サイパンはアメリカによって、本土からの供給物を消費する土地としてしか役に立たない場所に育ててしまったことにより、特産が無いわけである。強引にキャラクターとして作った「サイパンダ」はおそらく日本人のファンシー魂が作り上げたキャラクターだろう。アメリカ人にはこういう考えは無理だ。それくらいがサイパンの特産であり、あとはなにもない。それでも強引に各店で探してみた。

まずは暑いサイパンであるため、アルコール類、特にビールの数は結構たくさんあってビックリした。日本のものもあるが、アメリカ、ドイツ、ベルギー、オランダ、フランス、等々の各種のビールが立ち並ぶ。それにあわせてカクテル類ももちろんあるから、酒好きにとっては特に困らないだろう。

スーパーで見つけたものとして、もう日本ではすっかりおなじみになっているコンドームシリーズ。味付けコンドームは日本ではもう普通のコンビニでも手に入るもので一般的になっているが、サイパンでもやっぱり南国の雰囲気に乗せられてヤリまくろうとしているひとはいるんだとおもうのだが、そういう人たちにウケているのが、この手のコンドーム。結構ここにもいろいろな種類が存在していた。
ポッキーシリーズというのもありがちなのだが、サイパン独自と言うのは存在しない。しかし、いかにも南国のポッキーと言う意味で売られていたんだろうが、実際にはハワイ産のポッキーがあった。それは日本では売られていないパイナップル味のポッキー。これはポッキーなのだがどちらかというとプリッツといったほうが良いだろう。決してパイナップル味のコーティングがされているというわけじゃないので、見た目にはなにもないプリッツに見えるが、食べると、ほのかにパイナップルの味がする。袋入りで12箱あったので、バラマキみやげとして買ってみた。が、サイパンで売られているので、ハワイからの輸入になるため、価格が1箱250円もする。高い、高い。
そういえば、他にもココナッツ味の「ばかうけ」とか、ココナッツ味の「プリッツ」というのも売られていた。
 

サイパンのクリスマス

常夏のサイパンでクリスマスの時期はどうなっているのかというのは、四季がある日本にいるとよくわからないのだが、実際に来てみて、冬の代表的な風物詩を南国の人がどのように楽しんでいるのかというのはなんとなく分かった。

髭面で白と赤のコートを着ているようなサンタクロースのイメージは、コカコーラが世界中に大宣伝して、もうすっかり普通に染み付いてしまったものだが、そのままの姿で南国のサイパンで登場したら、おそらくモバイルサウナの状態になって、着ぐるみ状態になっている人はすぐに逆上せてしまうことだろう。

それではサイパンのクリスマスはどうなっているかというと、いちおうクリスマスツリーなるものは存在する。しかし、季節があるエリアで行われているクリスマスツリーのように、大きなもみの木にいろいろなデコレーションがついているようなものを想像してはいけない。サイパンは今ではすっかり寂れた観光地であるため、そんなに言うほど景気が良いわけでもないため、祝うために支出としてお金がどれだけ出されているかというと、たぶんそんなに金が使われているわけじゃない。もみの木に代わるものは、簡単に探せたとしても、飾りつけには金をかけられない。でも、ライトアップをして煌びやかにしたいという欲望はあるので、実現方法としては、空きペットボトルを利用したデコレーション。遠目で見たら、透明なのでキラキラ光っていて良いと思うのだが、近くで見ると幻滅する。

それが見られるのは、サイパンのメインストリートからちょっと横道にそれたところのプロムナードであり、そこがDFS以外のところで唯一クリスマスツリーを飾っているところだった。

おもしろいのは、そのメインの裏道のところに人が集まっているのは良いのだが、地元の子供たちが阿波踊りを踊っていた。男の子も女の子もどちらも男踊りをしていた。本当の阿波踊りは、女の子は女踊りをするところなのに違う踊り方をしていた。たぶんこれは阿波踊りを根付かせた人が男だったんだろうと思うのと、女踊りを教えられる人がいなかったんだろうなというのが分かった。でも、阿波踊りを踊っているのは、在サイパンの日本人または日本人の子孫が踊っているのかと言うと、そうでもない。サイパンっ子が上手に阿波踊りを踊っているのだ。それも義務的に踊らされているというのではなく、楽しんでいるように踊っているのが面白い。なにしろ、サイパンは実は阿波踊りが何かにつけて踊られている、とても不思議な場所なのだ。阿波踊り大会なんていうのもあるようだ。

サイパンのDFS

サイパンにはDFSが存在しているのだが、そこはサイパンの中の一番の繁華街にある。そして、サイパンへ来る観光客のほとんどが行く場所だろうと思う。というのも、ここくらいしかまともに買物が出来る場所がないからだろう。ホテルにずっといるのが厭きる人にとってはここに来ることで、一時的には気分転換になることだろう。

さて、そのDFSにいくには、公共の交通機関が全く存在しないサイパンでは、唯一存在するバスでいける。このバスは、DFSを利用するのであれば無料で乗ることができるバスで、DFSが運行している送迎バスなのだ。本当に島内を移動するには、このバスが無いと、なにもできないという不幸な島なので、移動をするにはとても便利だ。それに無料でいけるというのがすばらしい。DFSを基点に、主要なホテルを廻る北路線と南路線の2系統が存在するので、自分が泊まっているホテルがどちらの路線沿いにあるのかを調べて乗車すればいい。じゃぁ、DFSを利用しない人はバスに乗れないのかというと、正直そうではない。あくまでもこのバスはDFSを利用してくれるひとのために善意で運行しているものであるので、それに甘えて、DFSまでは行き、DFSから自由に行動をしても全然問題ないのだ。他に交通機関がタクシーしかなく、融通が利かない、タクシーが走っている量が少ないというのであれば、このバスを利用するのが良い。
無料バスは1時間に1度運行しているので、事前にホテル等で持っている時刻表を確認しておいたほうがいい。バスに乗り遅れたら次のバスが来るまで1時間くらい待ちぼうけになるからだ。

さて、実際のDFSはどういうものかというと、他の場所にあるDFSと同じようにブランドものがすごいたくさん揃っている。1つのブランドで売られている品数の多さは、やはりグアムに比べると少ないとは思うのだが、それでもほぼなんでも手に入ると思って良いだろう。最近は以前より円安になっているので、なにかそれで買いたいものがあるかというと、特に変わったものがここで売られているのではなく、さらに安いわけでもなんでもないので、気休めに何か買いたいという買い物オタクのような人であれば、買えば良いんじゃないのだろうか?また、バラマキみやげを探しているような人であれば、なにもDFSで買う必要は無い。傍にいくらでもスーパーに毛が生えたようなくらいの大きなスーパーが存在するので、それでみやげ物を探すほうが断然安いからだ。ただ、唯一まともな製品が売られている場所という意味では、DFSにどういうものが売られているのかは知っておくのも良いだろう。そして、サイパンの物価というのが分かると思われる。
だいたいこのDFSにサイパン独自のものがどれだけ売られているかというと、「サイパンダ」のキャラクターに纏わるものしかなく、そのほかに特徴があるものは何一つない。ローカル色のあるおみやげが欲しいのであれば、別のスーパーに行くべきだろう。

2014/01/03

新しいオーブントースターを買ってみた

昨年のお正月に御餅を焼いているときに、ぶっ壊れるとは思ってもいなかったオーブントースターが、電熱が壊れたようで、全く電源が入らなくなったのをすっかり忘れていた。正月になって餅が食べられないのは嫌なので、無理やり強引に新しいトースターを買うことにした。しかし、いちおう電子レンジがうちにもあるので、それで代用できなくもないのだが、やっぱり電子レンジとオーブントースターでは、出来上がりが全く違うので、是非欲しかったのである。

あんまりこれまでオーブントースターをマジマジと比較してみたことが無かったし、注目もしていなかったので、世の中どんなのがあるのかなーと思っても、調べることがなかった。それに、オーブントースターは、大昔からある電化製品の1つであるため、枯れた技術の集積場みたいなものだから、これ以上、新しい技術が入り込む余地は無いだろう。あるとしたら、電熱線のお化けみたいな電化製品が、如何に電力を使わずに熱量に変化できるかと言うところなのだろうとは思う。

選んだのはデザイン的に、エンジ色が可愛かったので、日立のオーブントースター「HTO-A2-R」にしてみた。アイランドキッチンのところに置いても、場所を占有するようなものではないから、丁度よい大きさだったと思っている。

上下に電熱源を持っているタイプだったので、餅を焼くときに、これまでは途中でひっくり返す必要があったものもひっくり返さなくても、全面的に表面をこんがり焼くことができることができるのは素晴らしい。時間が半分くらいで焼けることができるようになった。また、焼き台のところが細かい網になっているので、公式上では網から餅が垂れ落ちないということになっているのだが、それでも網に引っ付くと鬱陶しいので、実際に使ったときには、アルミホイルを敷いて使ってみた。

手入れとしても、パンくずなどは下に落ちて、下のトレーが取り外しできるので、掃除が簡単だと言えよう。

日立オーブントースター「HTO-A2」
メーカーURL : http://www.hitachi-ls.co.jp/product/kitchen/hto/

座れる収納ボックスを買ってみた

引越ししたあとは、引っ越し用のダンボールから、すべてを収納庫や収納ボックスに格納すれば良いのだが、それでも入りきれないものがあるもので、そういうのは何かを棄てて代わりに開いたスペースに入りきれなかったものを収納すれば良いのだが、そういう時間が無いと、結果としてずっとダンボールに入れっぱなしになっていることが多い。実は部屋に2箱分のダンボールがそのまま残っており、どうしていいか迷っていたことと、ダンボールのままだと汚らしいので、なんとかしたいと思っていた。そこで、ダンボールの代わりに収納できる何かは無いかとちょっと探していた。

収納というと、2つのタイプに分かれると思われる。1つは、衣類などを、用途に分けて箱分けするために収納する箱タイプ。それと、箪笥のような集合的収納箱というようなものだろう。さすがに箪笥はもう部屋に置くようなスペースがないし、部屋自体が狭苦しく見えてくるので、ちょっと嫌だ。ただでさえ、本棚と洋服箪笥があって狭く見えるのに、これ以上の家具を用意するのは嫌だったのだ。

といっても、普通のよくあるような箱型タイプの収納箱だとすると、横から引き出すか、上の蓋を取るタイプだとおもうので、その上に数段重ねると、いちいち取り出すのも面倒くさい。それに普段はそんなに使うことが無いんだから、移動式として、必要なときに利用するという可動式のタイプはないのかと最初は探していた。

そういう箱をさがしていたら、友達から「普段は椅子として使って、必要なときには座部のところから開けて荷物の出し入れすればいいようなものがあるよ」と言われた。そういえば、うちのソファは、まさしくそのタイプで、結構大工道具やら普段はあんまり使うことが無いようなものがここには収納されている。それの小さく簡易的なものがあるのかというのを探してみたら、結構あるものだった。

こういう座るタイプの収納箱のことを「ストゥールボックス」というらしい。日本語になおすと「うんこ箱」。なんでそんな名前なのかは不明だが、化粧をするために使う鏡台の椅子も実はストゥールボックスと言う。最初は、無印良品やらLOFTやら東急ハンズで調べていたんだが、どれもこれも中途半端なものばっかりだったので、やっぱりここでは検索としてアマゾンが一番使いやすいので、それで調べてみると、ストゥールボックスを探してみると、結構たくさんの種類があることがわかった。

今回購入したのは「山善の収納ボックススツール(取っ手付) ワイド(幅46×奥行29) ダークブラウン MSS-WHPT(DBR)」というもの。実際に購入する前に生で触ってどういうものかはわからないまま買ったので、どういうものかを知ることはなくポチっとしてしまった。しかし、アマゾンに記載されていた大きさを元に、それまで入れていたダンボールと比較すると、ひと周り小さいくらいで、ちょうど良い大きさだと感じたので、購入を決断した。1箱では足らないと思っていたし、値段もそれほど高いわけじゃないので、まずは実験的に2箱を買ってみることにした。

実際に郵送されてきた箱を組み立ててみたのだが、大きさはちょうど良いかなと思ったが、やっぱり予想していた通りとはいえ、ダンボールに中にぶち込んでいたものは全部入らず、結局2箱分では足らずに、もう2箱を追加購入することに至った。

大きさと容量としてはそんな感じだが、箱全体としては、椅子にもなることが出来るということもあり、実際に座ってみるという実験を試みたが、座ったところで箱が潰れるということも無いし、または別に椅子に座っていて、足置きにするというのもありだなという感じもした。さらに、座りごごちとしても、ちょっとふかふかしたような表面になっているので、座りごごちも丁度良い。

購入した箱は濃茶色だったが、この箱のシリーズとしては、いろいろな色が存在しているので、部屋の雰囲気に合わせて、カラフルなラインナップから選ぶのが良いだろうとは思われる。今回、何も考えないで濃茶色にしたのだが、確かに使い勝手としては何にでもあわせられるという色だが、全体としては部屋が重い感じになるので、後で考えたところだと、薄いピンクや薄いブルーにすればよかったかなとは感じた。

新しい加湿器を買いました

冬になると、日本は究極の乾燥地帯になるために、家も外も湿度が欲しいと感じる。それに風邪が一度流行ると、湿度が無いので、病原菌は活発に活動が出来るということになる。それではいけないので、うちでは随分前から加湿器を入れて、1日中稼動しっぱなしにしていた。

ところが、前から疑問に思っていたのだが、部屋の大きさに似つかわしくない小型の加湿器では、部屋の湿度を50%以上にすることは全くできていないので、これでは全く意味が無いのではないか?と思っていた。そこで引越しをしたあと、やっぱり湿度計をみると、酷いときには部屋の中でも30%くらいにしかなっておらず、最初は、加湿機能を持っているエアコンを使っていて「加湿」モードで使っていたのだが、それでも湿度は上がらない。なんでだろう?と思ったのだが、エアコンの加湿機能というのは、エアコンの外部設置ファンから、外気を取り込んで、そのなかにある湿気を吸い取って、部屋に散布するということになるのだが、外気の湿度があまりにも低いと、それが全く機能をなさないのである。じゃぁどうするかというと、やっぱり部屋の内部で加湿をしないとだめだなと分かった。

前に使っていた加湿器は実は6畳用であったので、当然今のリビングで利用しようとした場合、部屋が3倍くらい違うから、効き目がほとんどなく、全然湿度が上がることは無いのは当然だ。リビングの隣りには、襖を挟んで和室があるのだが、それもほぼ開放状態になっているので、結局部屋の大きさは20畳くらいになる。だから、想定としてはそれをカバーできるくらいの大きさの加湿器が必要ということになるわけだ。

そこでいろいろ調べてみると、パナソニックの気化式加湿器「FE-KXJ07」にしてみた。他に候補としてはアイリスオーヤマの機種も考えたのだが、このパナソニックのほうがなんとなく良さそうだったということを感じたので、それにしてみた。

前に使っていた機器のタンク量は1リットルしかなかったのだが、今回のタイプは4リットル。一気に4倍ものタンク量になったので、水道水を使う場合には、運んでくるのが結構重くて大変。じゃ、このくらいのタンクがあったら、空になるまでかなり時間がかかるだろうと思われるだろうが、おまかせモードを使った場合だと、8時間くらいでタンクの水が空っぽになる。4リットルだったら1日くらいは持つんだろうとおもっていたら、全然そうではなかった。それだけ乾燥をしているということなんだろう。

なんと言っても、機器のパフォーマンスがすばらしい。このパナソニックの加湿器を使っていると、常時部屋の湿度は55%以上になっている。これだけの湿度があれば、床暖房と併用しているだけで、部屋の中はかなり温かい。もちろん、エアコンもヒーターも使わないで全くOK。加湿器自体も実はそんなに電気料を食うものではないので、エアコンよりはコストパフォーマンスが良いことだと思う。

寝るときにも実は使っていると、口をあけて寝ているひとや、いびきが酷いひとにとっては、乾燥しないでいいので、起きたときに喉が痛いということにならないからとても便利のようである。なので、機能がどこまで使えるのかどうかは分からないのが、使わなくなった今までの加湿器を、寝室にもっていって、そちらで使うようにしている。しかし、間違って加湿器を使っている人が多いことに気づく。実は加湿器は、室内の空気を取り込んで、その取り込んだ空気に湿度を入れて、また部屋に戻すというもの。従って、空気の取り込み口には、部屋の塵などが集中して取り込まれるところでもあるので、加湿器を近くにおいて寝ているということは、部屋のなかで一番汚い空気を間近で吸いながら寝ているということと実は類似しているため、加湿しているから問題なしっと思っている人たちにとっては、ちょっと考えを改めたほうが良いと思う。

今回の加湿器を購入するときに分かったことだが、加湿器の種類には「ヒーターレス気化式」「スチーム式」「超音波式」「ハイブリッド式」というのがあることを知った。これらの方式については、家電Watchのコラム記事である「第9回:加湿器にはいろんな方式があるけど、どれを選べば良い?」に詳しく記載されているので、そちらを参考にしたら良いだろう。

今回購入した加湿器の謳い文句として「10年間のフィルター交換不要機能」というのと「ナノイー機能」というのがあるということが記載されている。そして手入れが簡単だというのも触れ込みになっているのだが、ほんとうなのかな?と買うまで半信半疑だった。前に使っていた加湿器というのは、空気を取り込むフィルタのところは掃除をすることができるのだが、そこを通り越して取り込まれた空気は、全部埃や塵を含んでいないかというと、全くそうではないと思われる。そして、送りだされる空気も、使用期間が長くなってくると、どうも音ばっかりで出ていないような気がしてきた。それもそのはず、取り入れる空気量が少ないからなんだと思う。だから、どうしても全部機器を掃除したいという要望が出てきちゃうのだが、今回の機器については、ほぼ全面的に分解することが出来るので、分解後に全面的に水洗いをすることができるということと同義だ。この全面的な水洗いができるということは、翌年また機器を使い出すときに、生臭いにおいを出しながら最初は使用しなければいけないというような不快感はなく、乾燥したあとに片付ければいいわけだから、全く利用しやすいというものだ。

それと、使用してわかったのだが、最初は湿度が高く保っていたのだが、すぐに大量の埃を吸い込んで稼動しているからということもあるのだろうが、フィルタがすぐに汚れる。これによって吐き出す空気量が結構減るようだ。加湿器の手入れは何を使っても結構大変なんだなというのがよくわかった。

Panasonic 気化式加湿機 シルバー FE-KXJ07-S
URL : パナソニックのサイト

家電Watchのコラム「第9回:加湿器にはいろんな方式があるけど、どれを選べば良い?」
URL : http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/fujilabo/20120120_505856.html