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2014/04/17

ザ・ボイス そこまで言うか


ニュースに関するポッドキャストの番組は結構たくさん存在するのだが、毎日濃い論客が出演して、ニュースに関するいろいろな裏情報や展開予想についてぶった斬ってくれるのが、ニッポン放送で月曜日から木曜日の夕方に放送されている「ザ・ボイス そこまで言うか」という番組である。

この番組に出演する論客は、テレ朝の「たけしのテレビタックル」に出演しているような口が悪い人ばかり。だから、内容にオブラートや曖昧さという表現は全く存在しない。ズバリ、単刀直入に本音で核心を突きながら話すところに共感を呼ぶ。政治家みたいになにか喋っているが、内容が全く無い話をぐだぐだ長時間話すようなものは、はっきり飽きる。というか、時間の無駄。政治家とは本来ならすべてをスパッと決めれば良いのだがいろいろ利権やら闘争を抱えているために、即決即断ができない人種であるとともに、話は時間が腐るほど有ってもずっと喋っていられる人たちではある。そういう人は一切この番組には出演してこない。テレビタックルは議論を戦わせる番組であるが、政治家がたまに出演してきて、全部を玉虫色にして結論を出さないようなしゃべり方をするから視聴者はイライラしていたに違いない。この番組を聴いている分には、まずそんなイライラは絶対でてこないことだろう。

出演している論客は、毎日1人ずつ出演するのだが、勝谷誠彦、宮崎哲弥、青山繁晴はレギュラーで出演。そのほか、週代わりでジャーナリストの長谷川幸洋や経済評論家の高橋洋一などなど多彩な顔ぶれが見える。どの人たちも、各種メディアで活躍している人たちで、口が悪いことでも有名な人たちばかりであり、これらの人を通して、毎日ピックアップされるニュース記事の裏に展開される内容を暴露してくれるものだ。その内容は濃すぎるために、どこまでが本当のことなのかというのは、聞いている人間の情報リテラシーの高さ次第であるということになるのだが、どの人も意見を論理的に話をしてくれるし、決して感情的には話をしているわけじゃないので、おそらく他のメディアではいろいろな制約があって話ができないことでも、ここでは全部思いっきり話をしてくれるので、情報過多にならない程度に知識をいろいろ増やしてくれるありがたい番組だと思っている。

個人的に好きなのは、青山繁晴が出演している回であり、その中でも「なんちゃってニュース」と呼ばれるものに該当するニュース記事に対するコメントだと思っている。なにをもって青山繁晴が「なんちゃってニュース」か?ということを詳しく丁寧に解説してくれるところが、聞いていてとても納得ができるのだ。

それにしても毎日毎日口が悪いコメンターが出演して、好き勝手に喋っているところをコントロールしているのが、ニッポン放送のアナウンサーである飯田浩司である。青山繁晴が番組で「こうちゃん」と呼んでいるこの人は、特に自分でのコメントを述べることはないのだが、コメンターがコメントしやすいように流れを作るのがとてもうまい。サーカスの猛獣使いとでもいったらいいだろうか。あのコメントをする人たちをよく飼いならしているものだと感心しちゃう。テレビタックルでいうところの阿川さんみたいなもんだ。

実際のラジオ番組は1時間半くらいの番組であるが、それをCM抜きでポッドキャスト化している。通勤通学のときに、2倍速で聞くにはちょうどいい長さだろうと思っている。たぶん、この番組のなかでは、中国・韓国のことを、どのコメンターもボロクソに言っているので、中国・韓国マンセーの人にとっては、常に眉をひそめるような番組に聞えるに違いない。個人的には、自分の代わりに、ものすごく論理的に、中国・韓国批判をしてくれるので、毎回スカッとする。

<ザ・ボイス そこまで言うか>
URL : http://www.1242.com/program/voice/
放送局: ニッポン放送(AM 1242KHz)
放送時間:毎週月曜日から木曜日 16:00 から
Podcast : http://itunes.apple.com/jp/podcast/id493906537

2014/03/13

ask.fm

最近、ツイッター経由で広まったのだが、アカウントを持っている人に対して、質問を誰でも行い、そのアカウントを持っている人が質問内容に答えるというクラウドサービスが存在する。それは ask.fm というところ。

個人に対して、いろいろな人がインタビューをして、それに対して答えるという意味では、人が集まり、いろいろな質問が飛び交うことになると、答える人は大変かもしれないが、答えと通して、そのひとの人なりが見えてくるようなものであり、楽しいものであろうと思う。これが芸能人を使ってくれるのであれば、ツイッターとは違う、その特定の人に対する人格や気持ちを知るという上で有益なものになるが、一般人の無名な人に対してこのサービスを開設することに、何の意味があるのかどうかは不明だ。

質問は人間が考えて相手に聞きたいことを書くというのが一般的だが、機械が適当に質問を作ってくれて、それに対してアカウントを持っている人が、その質問に答えるということもある。人気が無い人はそういう自動質問に自分で答えるというつまらないことなるだろう。

おもしろい返答をする人がいるのであれば、どんな飛び回答が飛んでくるのかというのが楽しみなので、色々な人がわけのわからない質問をしてくるかもしれないのだが、真面目に答えるような人に対してはたぶん人は集まらない。真面目な回答は面白みが無いからだ。となると、わけのわからないキチガイ質問とキチガイ回答の言葉の応酬が文章として残っていくわけなのだが、これが面白いことなのかどうかは不明だ。以前なら2chで不特定多数の人がある話題に対して、あーでもないこーでもないと議論なのか罵倒なのかわからないようなことがあったのだが、1対多数のような対応が必要なサイトは、よほど錯乱した精神構造を持っている人じゃないと答えるのも大変なんだろうと思われる。

2014/03/01

ビットコイン管理会社が倒産?

ビットコイン(BitCoin)がここのところ金融界では注目される金融商品の1つであったが、それを管理および取引機関とする世界最大の会社であるマウントゴックス社(MTGOX)は実は日本の渋谷に存在していたのだが、この会社が会社更生法を申請した。これが普通の会社であったり、普通の銀行であったのであれば、そうですかーで終わるところなのだが、取り扱っている商品がビットコインだったため、そのビットコインとは一体なんなのか、そしてリアルの世界で取引されている貨幣と互換性はあるのか、実態はなんなのか?という点で、一般的には疑問符がたくさん付くような商品だったために、そんな怪しいものを取り扱っているのであれば、別に会社更生法を申請したとしても、それで一体オチとしてどういう結論に落としたいわけ?と思う人もいるし、行政機関としても対応に苦慮する自体に陥ってしまった。

ビットコインは、ネット上の仮想的な貨幣であり、実世界では、鉱物の金と同じように、埋蔵量は決まっていることと、埋蔵化されているビットコインは暗号化されており、それをビットコインとして利用できるようにするには、非常に難しい復号処理をして「発掘」作業を行うという意味では、まさしく金山から金鉱脈を探して、金を掘り出していると言うのと同じであり、その発掘量があまり多くないために希少価値化していて、その価値に対しては、もともと実世界とネットの仮想空間上の世界は別々のものだったものを強引に取引できるようにしてしまったのがマウントゴックスのような取引機関である。全体の「埋蔵量」は」2400万ビットコインであり、それを全部発掘するにはまだまだとてつもない年月が必要になってくるものである。そして、その埋蔵量というのは、誰かが決めているというわけじゃなく、どこの世界にも属さず、どこの管理機関が指示しているというわけでもないのだ。したがって、普通の貨幣は、その国家の中央銀行がその国家の価値を量るための指標でもあるのだが、ビットコインは国家というわけに属さないために、仮想貨幣としての価値を独自に持てるという意味では世界共通貨幣といえるだろう。まさしく金が実貨幣と取引でき、その価値はその時勢にあわせて変わっていくのと全く同じである。

リアル通貨と交換できるのが取引所であるのだが、実際にビットコインを通用通貨として利用できる店舗や会社なんかも実は世界中に結構たくさん存在する。一番ビックリしたのは、給与をビットコインで支払っているという会社だ。ビットコインとして社員に渡される給与は同じ「量」なのだが、それを実生活で利用できるためにリアル通貨に変換するときに、ビットコインと例えば米ドルとの間の為替は、毎日のようにビットコインが強くなるようなレートになっているのであるため、同じビットコインの給与だったとしても、毎月給与が勝手に上がっているということになるのと同じだ。

今回会社更生法を申請したマウントゴックス社は、この右肩アガリになっているビットコインの世界で、所詮取引所として運営しているだけだったら、その管理費だけをユーザからふんだくっているだけで左団扇のような会社経営ができたはず。そうは黙って運営できなくなってしまった理由はというと、それは数年前からシステムの脆弱性を狙ったネットハッキングの攻撃によって、管理していた顧客の口座のすべての預金に該当する金額が抜き取られる事件が発覚してしまったのだ。被害総額はリアル貨幣価値でいうところの480億円分。マウントゴックス社が世界最大のビットコイン取引会社であったために攻撃者は一番狙っていたのだとは思う。全口座を全部抜き取られてしまったので、この会社に資産を保有していた人は、一瞬にしてパーになってしまった。口座に資産がなくなってしまたのであれば、本来の銀行だと、預金を補填する義務がある。ところが、このビットコインの世界は日本の金融管理とは全く関係ないところで管理されているところであるために、普通の日本の会社が会社更生法を申請したら、銀行の場合はある程度政府から補償を得たりすることもできるところを、政府としても仮想貨幣なのだから補償しようにも出来ないというオチになってしまっているわけである。これで一気に問題が表面化してしまったわけだ。

リアルの世界では、ほぼドルを世界通貨の基軸として、その為替レートに従って経済が廻っているのだが、そこにどこの国の制御も関わらないという第三勢力が入ってきたことによって、アメリカが市場をコントロールできると思っていた自体を脅かすことになってしまって苦々しく思っていたことなのだろう。なにしろ、世界をアメリカが握っているようなものだった経済が、アメリカの支配とは全く関係ない経済支配が出てくるということは脅威のなにものでもない。貨幣価値が低い通貨を発行している国にとっては、基軸がドルになるのか円になるのかユーロになるのかと同じようにビットコインになるかの違いだけだから、そういう国にとっては基軸が変わることは大して影響が無い。今回の攻撃としては、既存経済を脅かすことに違和感を感じる国家が一番怪しいと睨んでも良く、その国家の秘密警察を中心としたサイバーテロ対応機関が攻撃したのではないかという話が出てくることも分からなくも無い。

溜まったもんじゃないと思っているのは、この倒産したマウントゴックス社に口座を持ち、闘志目的に資産をぶん投げていた人たちだろう。投資した金額が短期間で100倍以上の価値に上がったビットコインの世界を、どこかのタイミングでは引き出そうとは思っていたことは間違いないのだろうが、下がる気配が一向にないような動きをしていた仮想貨幣に対して、もう良いから下ろそうと思っていたような人はほとんど居なかったのではないだろうか。まだまだ価値は上がると思っていた矢先に、いきなり口座は消滅するわ、資産はパーになってしまうわというオチになったことによって、全財産がいきなりなくなってしまったという悲しい人も出てきた。日本に会社があるからといって、この会社に日本人ばかりが預けていたかというと、そうでもない。むしろ外国人のほうが積極的にビットコインに投資をたくさんしていたひとたちが結構多い。テレビで何度も出てきたイギリス人は、2週間も自分の口座にアクセスが出来ない状態に非常に不安を感じて、マウントゴックスがある日本にまでやってきて、必死になって会社の前で「なんとかしろ!」と1人でシュプレッシコールを行っていたのだが、消滅してしまったものは残念ながら戻ってこない。

今回の出来事を「事件」と見た場合、かつて「円天」なんていうわけのわからない仮想通貨があって、一部の熱狂的な老人や主婦層が盛り上がっていたという事件があった。結果的には、その円天ワールドに参加していた人たち全部の資産が主宰者に持っていかれて、円天を主宰していたひとが逮捕されるという結果に終わったことがあった。今回出来事は、ある意味、この円天に似ているような気もする。ただし、仮想通貨として有効利用できている範囲が、円天の場合は日本国内だけだったが、ビットコインの場合は世界規模であるというところが違う。そして、ビットコインの取引所というのは、世界各地に会社が存在しているというところも違うのである。

さらにもう1つ、こういう仮想貨幣に近い空間で商取引をしていた仕組みがあったことお覚えている人はいるだろうか?かつて「アバター」という仮想空間上のキャラクターを使って、仮想空間内で商取引や生活などをする半リアル型シムシティーである「セカンドライフ」というものが流行っていた。あれもいつの間にか誰も何も騒がなくなってしまったものだったが、一時期、世界中でその利用について大騒ぎして、大量のリアル貨幣と、セカンドライフ内の貨幣へ変換されて、セカンドライフ内での商取引が馬鹿みたいに盛り上がっていた。究極の育てゲーをネットで接続された空間で、世界中のビジネスマンが本当の金を大量に投入して遊んでいたとしか思えないようなことだったのだが、あのときには、自分は全くのカヤの外で、そこで盛り上がっているアホたちののんきさと、必死さについて馬鹿馬鹿しいと思いながら様子を見ていたのを思い出した。円天のときも、セカンドライフのときも、今回のビットコインについても、見えないものに対して無理やり可視化して、そこに参加していることが最先端な事業であるというような風潮でいることが、参加していない目からみると、AKB48の握手会に熱狂的に参加している人たちを外部から冷めた目で見ていると馬鹿馬鹿シイと思っているのと同じに思えた。

そんなマウントゴックスのサイトは、もう閉鎖されてアクセスできない。マウントゴックスに口座を置いていたひとは、残念でした。お疲れ様でした。

2014/01/19

iPhone 5Sを買いました

前に使っていたキムチ電話機のGalaxy S(初代版)があまりにもへっぽこ端末だったので、換えてから早々にもう新しいのが欲しいと思っていた。ガマンした結果、ドコモからiPhoneを扱うということになったのが昨年の9月。それからすぐに換えればよかったのだが、なんだか換えるタイミングを逸していて、踏ん切りがついた最近買い換えることにした。ソフトバンクとauからしかiPhoneが販売しないということが長く続いていたので、香港あたりから本当にSIMフリーのiPhoneを輸入して、それをドコモ回線を使うように契約しちゃおうかとおもっていたところだったので、正式にドコモから出たことは喜ばしい。

ドコモで扱うことになったiPhoneは販売当初だと、あまりにも人気がありすぎて、絶対に手に入らないと思ったのも、機種変更をする時間を延ばしてしまった原因ではあった。在庫が足らないから待ってくれと言われた場合、その間に熱が冷めてしまうかもしれないし、ある程度ブームが収まった後に処理すればいいかなとは思っていた。また、初期不良が出てくるかもしれないからという恐れがあるので、ある程度落ち着いたところで機種変しようとおもったのである。

いまさらiPhoneか?という意見もあるだろうが、どうも個人的にはアンドロイド端末内でのアプリの動作を見ていると、それはGalaxy Sがダメな端末だったからかもしれないが、いい動きをしているとは思えなかった。google play からダウンロードできるアプリは、特に事前にgoogleによるアプリ審査を受けているものばかりではなく、勝手に端末内のデータを抜き取って、外部へユーザの知らないうちにデータを垂れ流しする仕組みのものも結構ある。そして、どこのデータを閲覧したり制御したりするという、アプリインストール時に承諾を聞いてくるが、この動きはイヤだとか、ここまでのデータアクセスは許すということも制御できないところもダメなところだ。更に言うと、端末上では「動作していない」ように見えているが、実際にはアプリが定期的にデータを取ってくるために、勝手に起動しているという動きをするのもアンドロイドの基本的な仕様になっているので、これも気に食わない。電池の持ちを長くするために、余計なデータ通信をさせないということも1つの案なのだが、基本的にネットワークを使わなくても、アプリが自動的に起動しようとする動き自体が端末の電池量を消耗していることに繋がるので、全く意味が無い状態なのである。こういうところがアンドロイドの気に食わないところの代表的なところだった。いわゆる「ゾンビアプリ」の動きである。

更に言うと、アンテナのローミングの掴みの遅さについても、腹が立つくらい遅いのでイライラする。あるアンテナを掴んでいて、そのアンテナから遠くなったから、別の同じ系統のアンテナが近くにあるので、そちらにアンテナを切り替えるという動作のことである。この遅さもアンドロイドの特徴のひとつである。なぜ遅いというのがわかったかというと、3G回線ではなく、Wi-Fiでアクセスした場合、アンドロイド端末とiPadのようなiOS端末を同じような移動とアンテナの掴み方をした場合、iOSのほうはあっさりアンテナの切り替えができるのだが、アンドロイド端末の場合には、もたもたした感じになり、いつになったら切り替わるのか、または前のアンテナを切り離すのはいいが、次のアンテナを見つけて繋げようとする動きがあまりにも遅くてイライラして仕方なかったのである。

ちなみに、海外に行くときにはスマホを持っていかず、ガラケーを持って行っていた。だから、SIMを切り替えてスマホとガラケーを使い分けていたわけである。しかし、今回iPhoneにすることによって、SIM自体の大きさが全く異なることになるため、ガラケーとの併用利用というのができなくなった。これは端末のアセット管理から言うと、1本に統一することになるので、本当に便利だと思う。

ガラケーとスマホの2台持ちの場合、ドコモのキャリアメールについても、ガラケー用とスマホ用の2種類を持っていたのだが、今回の機種変によって、2つのキャリアメールを持っている必要がなく、ガラケー用で使っていたアドレスを正規のアドレスとするために、スマホ用に変更し、変更したあとのスマホのアドレスを適用するということにした。もちろん、ガラケーは使わなくなるために、imodeの契約が不要になるから、結果的には変更した新ガラケーのキャリアアドレスは廃棄することになる。

そういえば、今回の機種変更によって、iPhone 5Sの16GBのタイプにした。この端末を一括購入することにしたのだが、1月末までのキャンペーン期間中を適用されると、25000円の値引きが適用された。さらに、長期間使っていたからかもしれないが、ドコモから定期的に送られてくるメッセージに、1月31日まで使える5250円の値引きクーポンというのがあったので、これも適用した。もっと言うと、機種変の手続の際、それまでのガラケーで一度も故障時の無料修理対応をしたことがなかったために適用される2000円分のキャッシュバックというのがあったようで、それも適用された。結果的になにもしないだけで、端末の金額が32250円分値引きされたわけである。

ドコモの料金体系というのは整理されたとは言え、やっぱり携帯マニアではないので、やっぱり分かりにくい。しかし、LTE回線を使うことができる対応の料金体系はiPhoneの場合はこれというのがほとんど決まっているようなので、分かりやすかった。今回は「タイプXiにねん」というタイプ。おそらくiPhoneを利用する人はこのタイプを利用している人たちばかりなんだろうと思う。2年間は途中解約をしたら違約金を払わないといけない。しかし、通常、違約金は9750円かかるのだが、10年以上ドコモ回線を利用している人は3150円のペナルティでいいらしい。ちょうど自分の場合は1月が切り替え時期にあたるわけで、2年後の1月にプランを切り替えるのであれば、特にペナルティ無く手続ができるというものである。おそらくその間に新しいプランが発表されて、より良いサービスが発表されることになるのだろう。

これまでもSPモードには加入していたのだが、スマホとガラケーの両刀使いだったために無料のWi-Fiではなかったのだが、今回の契約で永久的に315円かかるところのSPモード費用が無料になることになった。これはこれで費用負担が少なくなったのは大きいと思う。
さらに、iPhoneシリーズに機種変更をする場合、ディスクの容量を関係なく、最大毎月2940円を2年間キャッシュバックするというようなサービスになっているらしい。初期に機種代として数万円払ったものが、実質的に2年後には、この初期費用を無料にしてしまうというためのキャッシュバック分である。これは基本料金から毎月引かれることになるので、基本料金が実はこれまでの金額よりもだいぶ減ってしまうことになるので、かなりお得だと思う。そして、2年後には2940円のキャッシュバックがなくなり、通常の基本料金に戻るということになるわけだ。だから、2年後に同じようなサービスがやっているのであれば、ちょうど2年後の1月に機種変更すればいいということになる。

なお、これまで家族割りなどの契約をしているのだが、それはそのまま適用されるし、他のメンバの無料通話分も、自分にも割り振りすることが出来るようになる。そして、ドコモユーザ同士だったら通話料が無料になるというサービスがあるのだが、これは実は加入しなかった。そのうち加入しても良いかなとは思っている。

そういえば、ドコモにも端末に関して故障などの補償をしてくれるサービスがある。月額600円なのだが、「ケータイ補償サービス for iPhone」というのが該当する。故障時の対応としてアップルストアで対応するのと、ドコモで対応するのがあるのだが、購入して1年以上経過したものも、ずっと対応してくれるという点ではドコモのほうが良いと思われたので、加入してみた。補償対象の事象は水濡れ・全損・紛失・盗難・破損・故障なので、ほぼ全部が対応されることになる。

実質、SPモードにした場合、ドコモのキャリアメールもそれまでは携帯でしか見れなかったものがPCからでも見ることができるようになる。もちろんタブレットでも見られるようになるわけだし、実際にはキャリアメールよりもgmailを使うほうが一般的になっているので、もうキャリアメールがなくてもいいかなとは思っているのだが、持っていてもなんの問題も無いので、これまで同様に生かすようにした。まだ、キャリアメールで送ってくる旧友なんかもいるからだ。

それから、今回iPhoneを16GBという一番ディスク容量が小さいタイプを選んだのだが、それは、iPhone自体がデザリングの機能を持っているので、iPhoneを中継して、タブレットのようなWi-Fiしか喋らない端末からネットを利用することにしようと思った。したがって、iPhoneには必要以上のアプリを入れることをしないようにしておけば、そんなにアプリばかりを入れてディスクが足らなくなるということには陥らないだろうと思っているからである。だいたいiPhoneで文字を打つよりも、やはり持参しているiPad miniを使って入力したほうが断然早くタイピングができるからである。とはいっても、満員電車内ではiPad miniを広げて操作するのは難しいとは思うので、一応最低限度のアプリだけはiPhoneに入れておくことにした。

そして、機種変更のときに半ば強引に勧誘を勧められたのが、音楽・映像配信サービスとiチャネルである。どちらも基本的には不要だったのだが、最初の1ヶ月だけはサービスに加入して欲しい、それも無料なので、イヤだったら途中で解約をしても構わないと言われたので、機種変更時には、いちおうこれらのネットワークサービス「も」契約したことにした。当然、そんなもの要らないので、数日後には契約解除をする。もちろん値段はかからない。だいたいドコモ独自のサービスもろくなものはないので、要らなかった。音楽配信サービスも、世界中のあらゆるmp3ファイルでダウンロードが出来るのかと思っていたら、ある程度制限がつけられており、欲しいと思ったものが一曲も無かったので、あっさりこんなサービスの契約はやめたのである。

端末としては、すでにiPadで利用しているためにiOSに慣れていたので、なんの不自由もなかった。一番嬉しいのは、ネットワークが早いことと、ネットワークを掴むスピードが早いことだ。電池の消耗量はおもったほど消費することはないのも良い傾向である。アンドロイドと異なって余計なアプリが勝手に上がってくるということがないことも良いことだった。

iPhone 5S
URL : https://www.nttdocomo.co.jp/iphone/product/5s.html

2013/08/24

DJ Feel (Podcast)

トランステクノといったら、オランダ、ベルギー、アメリカだけかとおもったら、大間違い。いまでは世界中でトランステクノのDJは存在しているわけで、もう大体の国にはその国の代表的なDJは居るんじゃないのかと思う。やっぱり音楽は世界共通言語で誰でも楽しめるからなんだろう。

そんななかでたまたまiTunesでトランステクノのポッドキャスト番組について、他の番組を中心にリンクを辿ったところ、辿り着いたのが、ロシアのDJ Feelが行っている「Trance Mission」という名前で行っている番組の存在を知った。そして、この番組、結構頻繁に更新されており、おそらくDJ Feelが各地でプレイをした内容をそのまま垂れ流しているんじゃないのかという気がしてきた。

ポッドキャストとしての内容だが、他のトランステクノの番組と同様、いま一番熱い曲を選曲しているので、こちらも世界で流行っているのがどれなのかというのをよく知ることができる手段のアンテナサイトといえよう。そして、なにしろ1回あたりの配信の長さがとても長い。だいたい1時間で終わるのはなく、1時間半から2時間番組になっているのが普通となっているので、トランス好きにとっては本当に厭きない番組だろう。そして、他のポッドキャストとは異なり、曲の途中でもDJとしてのコメントが入ったりするが、全部ロシア語で話をしているので、一体なにを話しているのか全然わからないのが難点だ。ロシア語が理解できるトランステクノ好きな人がいたら、このDJが喋っている内容を教えて欲しいと思うが、だいたいの場合は、曲紹介だったりするんだろうとは思う。

たまに番組の中にゲストが登場したりするところなんか、まさしくラジオっぽい感じがするのだが、そのゲストというのは、他に活躍しているDJだったり、番組内で流している最新曲で歌っているボーカリストだったりするから、なかなか侮れない番組だ。ゲストがロシア人だったらもちろんロシア語で会話をするんだろうけど、それ以外の民族の人が現れた場合には、実は英語で会話をする。しかし、DJ Feelの英語がまたわけのわからない英語だったりするので、どこまでロシア語でどこから英語なのかというのがわからなくなるようなときもたまにはある。

しかし、選曲としてのDJ Feelは抜群のセンスはあると思われる。別にロシア人のミュージシャンばかりを用意するのではなく、世界中で一番プレイとしてかかっているような曲を集めているから、スラブ圏特有の曲しか流れないということはまずなく、このDJが番組内で喋らなければ決してロシアから発信されている番組だということはわからないところだからだ。それだけ曲としても最先端を行っているのではないだろうか。

じゃぁ、DJ Feelって一体なにものなの?という根本的なところが知りたくなるだろう。このひと、サンクトペテルブルグのDJで、本名は Philip Belikov。Radio Recordというところに所属している人なのである。Radio Record自体がダンス音楽系専門に流しているFM局であり、設立はそんなに古くなく、ソ連崩壊後の1995年。最初はダンス専門局ではなかったようなのだが、徐々にシフトをしていまのような形になったみたいだ。DJ Feelの番組は毎週木曜日の22時から24時(モスクワ時間)で行われているものであり、そこで流れているものと同じものがポッドキャストと同じなのかは、実際にロシア在住のひとたちに聞いてみたいところだ。

DJ Feel "Trance Mission" Podcast
iTunes : https://itunes.apple.com/jp/podcast/dj-feel/id441099329
Facebook : https://ja-jp.facebook.com/djfeelnet
Twitter : https://twitter.com/FEEL_DJ

2013/08/16

Perfecto Podcast Paul Oakenfold

ポッドキャストの音楽ジャンルにおいては、実は結構大物DJによる無料番組は探せばある。そのなかでもビックリしたのは、ポール・オーケンフォールド(Paul Oakenfold)のヴォーカルトランスDJ番組を発見したことだ。彼が流す音楽は、だいたい現在で一番流行っており、世界中のクラブでお手本のように流れているグルーブばかりをかけているため、この番組で流れてくる曲を知っていれば、世界中のクラブに遊びに行っても、最先端でハコのなかで流れている曲を楽しむことができるだろう。それだけスタンダードでありチューター的な人物の選曲が満載だ。

だいたいポール・オーケンフォールドは、今では世界のトランスの聖地になってしまったスペインのイビザ島でDJをした最初の人物であり、彼がいなかったら、あの島は今みたいにクラブで盛り上がり、世界中からクラバーが集まるところでもなかっただろうし、島としても発展することはなく、単なる漁村のままだっただろうし、エリカ様もハイパークリエイターとあほ旅行に行くこともなかったことだろう。

そんなポール・オーケンフォールドが提供する番組は、自分で立ち上げたレーベル名「Planet Perfecto」の名前で存在し、更新は1週間に1度で行われている。内容は、大体1時間番組になっているので、通勤時間の間ずっとポールの選曲を楽しむことができるという醍醐味だ。たぶん一度この番組を聴き始めると、おそらく毎週の更新が待ちきれないことになるだろう。

Planet Perfecto Podcast featuring Paul Oakenfold
URL : https://itunes.apple.com/us/podcast/perfecto-podcast-featuring/id307580286

Paul Oakenfold official site
URL : http://pauloakenfold.com/

世界一周!チラ見の世界史(podcast)

高校の時には2年次に地理と世界史を履修したが、3年になったら地理一本にした。だいたい世界史というのは、ギリシャやローマ帝国のところで似たような名前のひとたちがわんさか出てくるというのと、中国の歴史も春秋戦国時代のあたりになってくると、国名が一杯出てきてわけがわからなくなるというのがオチだった。だから、世界史なんか面白くもなんとも無いと思っていたのだが、社会人になってある程度お金に余裕が出来て、各国を旅行すると、現地の歴史とは切っても切れない状態にどうしても陥る。特に博物館や美術館に行くと、国の歴史の宝庫が集まっているようなところであるから、バックグランドの知識が無いと、その展示物のを見ても何にも感じないのがオチだ。それが一番良くわかったのは、ギリシャのクレタ島に行ったときに、クレタ島の博物館に展示されていた、小さい何気ない飾りもののケースの前をさささーっと歩いて行こうとしたときに、ドイツ人観光客のおばさんたちに「あんたたち、クレタ島にきたのになんでこれを見ないの?野蛮人?日本人は賢いと思ったのに、意外に無知なのね?」と、さっきすれ違っただけのおばさんたち集団に囲まれて、めちゃくちゃ罵倒されたことがあった。ヨーロッパ人にとってはギリシャ文化・古代ローマ帝国の歴史は「常識」の範囲であり、それに後に出てくるキリスト教の文化と素養が組み合わさって現在の西洋世界が出来上がっているのだが、それを知らない地域で育った日本人にとっては、なんのこっちゃと思うようなことが多々ヨーロッパでは出くわすし、展示物に対してもなんでこのケースの前には人がたくさん溜まっているのだろうという場面に出くわすことがあると思う。

上述のクレタ島のこともそうだが、のちに初めて台湾に行ったときに、台湾のことを全く知らないで旅行したことも今考えると馬鹿だなとおもうのだが、現地では日本語を話せるひとがめちゃくちゃたくさんいるし、老人になればなるほど流暢で小難しく今の日本人では普通使わなくなった日本語を綺麗な発音で話す人に出くわしたりして、一体台湾ってどういうところなの?という不思議ちゃん体験をしたことがある。それから、帰国した後、むさぼりつくように台湾に関することの書物を歴史・地理・文化の面から徹底的に読み漁ったあと、それでは飽き足らず、中国大陸に関しての本を読み始めた記憶がある。あれだけ高校の世界史の時間はツマンないとおもっていたことも、なにかのきっかけで無性に好きになることもあるんだなと、今思い出しながら書いてはいるが、本当にそうだと認識した。

山川の世界史教科書を開いて、それをまた読み直すなんていうことをすると、また航行の授業のことを思い出すので寝ちゃうことになるのだろうとおもうのだが、それを耳から聞いて、通常の歴史の授業じゃなく、関係事象が出てきたら脱線しまくる授業なんかがあったら、きっと世界史の授業というのは本当に楽しいだろうと思う。

ポッドキャストの世界では、トリカゴ放送の番組のなかで、池袋の世界史の塾を開設しているゆげ先生の歴史の授業というのは、本当に面白い。言葉だけで映像が無いのだが、話の内容がめちゃくちゃ面白いので飽きが来ないし、雑学を交えた内容だけに、話に深みが出ていてどのポイントからみても飽きないなと思った記憶がある。これはレギュラー化してくれないかなーとおもっていたところ、ゆげ先生ではないのだが、似たような番組がレギュラーとして存在していたことを発見した。

旅に対してストイックに追い求めているネット界の旅行マニアであるやすやすさんがプロデュースしているポットキャスト番組の「世界一周!チラ見の世界史」というのがそれだ。ゆげ先生の授業の場合は、「事象」「出来事」を中心とした歴史を教えるというものであるが、この番組は毎回1つの国をテーマにして、その国の歴史を広く浅く拾っていこうという番組である。

番組に登場するのはやすやすさんを入れて3人。声が渋いダンディーな感じがするおおたに先生と、女子大学生か就職したてのまきちゃん先生である。「先生」と書いているが、本当の学校の先生ではなく、単なる歴史好きの素人なんだが、番組上では学校を想定してこのお二人が毎回順番に先生役になってその国のことを説明するという設定になっている。

国の選択は、前回の終わりのビンゴのようなものを使って決めているようだ。それについては実際にどうなっているのかわからないが、いちおうランダムに地域とその地域内に番号化された国を選ぶということになっている。これを記載しているときには、なんだかアフリカと中東ばっかりだなーという印象が拭えないのだが、それでも全世界の国連加盟国がそれぞれ1つの国として登録されているようなのだ。有名な国もあればほとんど知られていない国もあり、それらをランダムで選んで次回までに知識として仕入れ、それを発表するということになっている。これが聴いている人、そして説明をするひと、それぞれが実際に行った事がある場所であれば、予備知識とかどうでもいいようなトリビアを説明の中でいろいろとブチ込むことができるのだろうが、何にも知らない国の場合には、単純にウィキペディアやそこから派生する情報をまとめて説明することしか出来ないんだろうなということになる。

むしろ、よく知られている国の場合は、旅行者も多いだろうし、勉強や本を読んだこともある人も多かったりするので、変なことを説明すると、すぐにツイートやFacebookで「あれは間違ってます」とどうでもいいようなツッコミをしてくるような馬鹿な反応がネット上であわられるだから、あまりにもよく知られている国だと、説明する側だとプレッシャーがあるんだろうなとは思った。

1つの国の説明には回にもよるのだが、だいたい1時間番組くらいになっていると思ったらいいだろう。国の歴史は千差万別でいろいろあるとおもうのだが、歴史が長い地域の場合にはかなり説明に苦労するだろうと思う。が、短すぎる国もかなり説明が難しいだろう。それをうまーく調理しておもしろおかしく説明するのがこのお二人の役割。

初めて内容について知ったような国なんかも結構たくさんあるし、どういう場所なんだろうと昔から気になっている国も結構ある。それを解説してくれて初めて「へぇ~」と思うところはかなりたくさんある。結構勉強になる番組だ。

さて、たまに番組としては国の歴史を説明するのではなく、あくまでも学校を想定としているので、中間テストのようなものが出題されるときがある。つまり、それまでの授業のなかで説明してきた内容を確認するために、出題形式で答えを求めるというのがあったりするからどこまでも学校なんだなとは思った。また、課外授業のようなスタイルとして、外部講師を呼んできたようなイメージで数回に渡って説明する回もあるので面白い。

今後はどういうスタイルになってくるかということもそうだが、どういう国が説明してくるのかはワクワクだろう。

<世界一周!チラ見の世界史>
URL : http://tabitabi-podcast.com/sekachira/
iTunes : https://itunes.apple.com/jp/podcast/shi-jie-yi-zhou!chira-jianno/id619189798

バイリンガルニュース(Podcast)

爆笑問題がやっているTBSの深夜のラジオ番組「JUNK爆笑カウボーイ」のPodcast版を毎週聞いているのだが、そのなかで、日本人の女性とアメリカ人の男性の2人が独自でポッドキャストを行っている番組「バイリンガルニュース」がめちゃくちゃ面白いと紹介されていたので、その回の爆笑問題の番組を聴いたあと、早速iTunes storeからダウンロードして聞いてみた。

日本人のマミさん(♀)とアメリカ人のマイケルさん(♂)の2人が絶妙な会話で世界中から見つけてきたニュースに対して、あーだこーだと論じる内容というもの。ポッドキャストの題名が「バイリンガル」と言っているだけあって、マミさんは日本語、マイケルさんは英語でコメントをしているのが基本。記事の内容をまずは最初にだいたいマミさんが紹介して、その後にマイケルさんが英語で同じ内容を話すのだが、そこからいきなり独自の会話がスタートするというもの。

最初のころは、マミさんは日本語ですべてコメントしていたのだが、だんだん興奮してくると英語でコメントするようになるし、たまにマイケルさんも渋い声で日本語が出てくるときもあるし、まさしく日本語と英語がチャンポンになっている番組と言っていいだろう。番組冒頭のところで英語のスピードが早い人はスピードを遅くして聞いてくださいといっているとおり、生の会話の英語が聞ける練習台としてもこの番組は役に立つ。

ただ、各ニュースに対して決まった時間内に全部喋っちゃおうということではなく、飽きたりるまでその話題を突き進んでいくという点では、1回あたりの番組の長さが毎回異なるので、行き帰りの通勤・通学時間帯で聞けるかどうかはその回次第になる。だいたいの場合は1時間程度くらいの番組になっているので、個人的にはノーマルスピードで聞いていると、本当に時間がなくなるから、倍速で聞いている。そうなると、結構興奮して会話をしているところだと、言葉が早すぎて何を言っているのか、脳みそでの理解するスピードとヒヤリングのスピードのシンクロがずれてきて、途中から判らなくなってしまうというときはたまに個人的にはあったのだが、普通の人はまずはノーマルスピードで聞いてみると楽しいだろうと思う。

浅い知識で2人が喋っているのであれば、つまんない会話になるとおもうのだが、ニュースに対する幅広い知識とバックグランドの情報をもって自分の思っている意見を互いにぶつけているところが面白い。片や女性で、片や男性なので、男女間の思想の違いというところも出てくるときがあるし、日本人とアメリカ人(広い意味での西洋人)という思想の違いが出てくるときもあるので、いろいろな面でこのプログラムは面白いと感じるだろう。

たまにエロネタも出てくるのだが、マミさんもそれには「もう聞きたくない~」と少女的反応をするのではなく、毅然とした態度で反論やアグレッシブな意見を出しているところも、なかなか変態的要素をこの人は持っているじゃないのかと思いたくなる場面も良く出てくる。ただ、それはトピックスとして持ってきたニュースの内容次第でエロネタになったりするときがあるのであって、毎回毎回エロネタで最後は終わるというわけじゃない。

それにしても、マミさんは番組の中では留学はしたことがないというのに、アメリカ人のような発音をされているので、本当に留学の経験は無いのか?とビックリすると最初は思うだろう。マイケルさんの日本語もそんなに頻繁には出てくることはないのだが、日本語にしてもへんな外人日本語ではないので、これもまたビックリだ。マミさんはもちろん英語を理解し話すこともできるのだが、マイケルさんもマミさんの日本語をタイムリーに聞いて理解し、それに反応しているということは、日本語のヒヤリングは完璧なんだろうと思う。

たまにこの番組にも日英の両方を話せるゲストが出てくるときがある。いろいろな有名人がこの番組に出てくると今後はおもしろいだろうなとは思うのだが、どこまで出演してくれるのかは、今後、バイリンガルニュースが有名番組になって既存メディアの枠を超えて情報番組として紹介されるようになると芸能人あたりも出てくるんだろうと思う。たとえば、ミッツ・マングローブとか。

ピックアップされるニュースのネタとしては、ギズモードとかロケットニュースなんかに出てくるようなちょっと変わった内容とか、真面目にCNNやウォールストリートに出てくるようなニュースから選んでいるところが知的だ。だから、分野としても経済・歴史・科学技術などなど幅が広すぎるくらい広い。それに対して、全部コメントを行っている二人の知識量については脱帽だ。それも的を得ているし。でも、たまに勘違いしているのもあるし。

この番組を聴いて毎回感心するのは、そのときにはこういう表現をするのね?というのを勉強になるという点だ。普段からネットや通常の英語圏で使われている言葉をそのまま使われているし、たまにマイケルさんによる、使われている言葉の表現の違いというのも解説されていたりするから、英語による英語の勉強というのが出来るのもこの番組の魅力だろうと思う。

ただ、こういう番組、他にあっても良さそうだったのになんでなかったんだろう?というのは本当に不思議だ。今後、他に日本語と中国語のチャンポン番組とか、日本語とフランス語のチャンポン番組なんかも出てくるんじゃないだろうか?ただ、そのチャンポン言語の会話についても、会話の内容が楽しくなければ面白くなく、単に言語はツールであるだけであることを忘れてはいけない。

たまに既存メディアにも2人は出演することもあるので、今後は要注目だ。

ツイッターもフェイスブックも駆使して情報配信しているので、まずはいろいろ登録してみたらいいと思う。

バイリンガルニュース
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義士庵(Podcast)

伝説のポッドキャスト「ファッカー電撃隊」を更新されていたときから、毎回の更新が楽しみで仕方なかったが、同じパーソナリティであるランボルギーニ・タコラさんによる旅に特化したポッドキャスト番組が「義士庵(ぎしあん)」というもの。同じような系列で題名だけ替えたものかとおもっていたら、だいぶ趣向が変わったようだ。

ファッカー電撃隊の場合は、海外関係と最初は思いきや、途中からエロをネット上で音声データとしてどこまで限界がとして公開できるのかというのをどうやら追求しているような番組に個人的には見えた。これについては、自分のブログの中でも述べている。ランボルギーニ・タコラさんがファッカー電撃隊でやりたかったこと、やろうとしていたことは、自分の意見とどこまで同じかは知らないのだが、結果的にエロに終始してしまったので、それ以上の発展が見込めないと見切りをつけたのか、あっさりとこれまで継続していた番組を止めると宣言したときにはビックリした。

そのあと、どういう番組にするのかと、しばらくの空白の期間をおいてできたのが、だいぶ海外旅行に内容をシフトしたものであった。ご本人も言っていたが、ファッカー電撃隊のときには、トリカゴ放送グループに属していたが、ネット界の奇才・ヤマモトさんが行っている「トリカゴ放送」と旅番組であれば内容が被ってしまうので、鳥かご放送グループから脱退するという宣言をされたのも驚いた。とは言っても、番組としてグループ脱退をしているだけであり、ご本人とヤマモトさんが仲が悪くなったということは無いだろう。

じゃ、どういう旅番組を行っているかというと、正直これは現地文化になるのかナイトライフということになるのかわからないが、各地に出向いたときの歓楽街での様子をレポートしているという感じだ。ただ、これは今後どのように番組が発展していくのかは未知数である。ファッカー電撃隊のころから、現地の歓楽街の店に入って、現地の店員に日本語や英語で話をしておもしろおかしく店の様子を録音していたようなことをしていたが、今回も実は流れは似ている。ただ、それだけに終始しているわけじゃなく、コーナーによってはガラッと色調が変わって現地経済情報だったりするから、タコラさんの脳みそのなかはいろんな範囲にアンテナを張っているんだなというのはわかる。

また、元(?)ミュージシャンだったことを生かして、ご本人の作曲による作品も流れるので、その曲を番組の各回で聴くことができるという趣向もある。なにしろ本人が作ったものだから、著作権はご自身にあるわけだし、うるさいJASRACなんか気にしていないんだろうとは思う。

まだまだ試行錯誤で番組を発展していくんだろうと思うので、これから注目していきたい番組のひとつだ。

義士庵(ぎしあん)
URL : http://gishian55.seesaa.net/
iTunes : https://itunes.apple.com/jp/podcast/yi-shi-an/id665716643

ガス抜けラジオ(Podcast)

いろいろな種類のポッドキャストの番組があるが、あんまり考えないでおきらくごくらくに聞けるという番組は意外に少ない。情報番組だったりすると、それの内容を理解することから始まるため、気軽さがなくなってしまう。ラジオを聴きながらテスト勉強をしていたようなおきらくさをポッドキャストに求めるのもどうかとおもうのだが、とりあえずラジオのザッピングのように、1つのポッドキャストから派生してリンクされる他の番組に付いていろいろ漁ってみた。

そのなかで見つけたのが「ガス抜けラジオ」という番組。番組自体のキャッチコピーが「昭和で燃え尽きたおっさんがお送りするバケモノポッドキャスト」なんていうところにまずは目が留まってしまい、何じゃ是?と思わず購読をポチりから始まった。

実際に聞き始めたのは、もう番組が開始されてだいぶ経ったあとのころなので、番組構成的にも円熟味を増した状態のとこで聞き始めたから、結構番組の時間としては長いのだが全然飽きが来ない内容になっている。内容といっても、単にパーソナリティとして登場するかたたちが、ぐだぐだと1つのテーマについて話し始め、それもテンションが高くなることはなく、「だよな?」「だよね」みたいな双方で理解しあえるところはここだなーということを話まくるということになっている。それも35歳から45歳くらいのひとだったら「それ、わかるぅ~」という同感できるような意見がジャンジャン出てくるところも、自分にとっては落ち着くし納得いくしというものだ。これが先端的な意見だったり、小難しい言葉でぐだぐだしゃべってられると、何言っているの、このひとたち?ということになるのだろうが、この番組に限っては全くそんな否定的な意見を言いようが無い。

強いて批判的な意見をこの番組に対して言うとすれば、「もっと声を張ってくれ」だ。ボソボソっと話す話し方には味があるのだが、電車の中で聴いていると騒音に耐えられなくて、今の聞き逃した!という場面に多く遭遇する。それに倍速モードで聞いているとなおさら音が篭るようで聞えにくい。ただ、倍速で聞いても彼らの話し方はスローテンポなのでちょうど良いのだ。

結構テーマとしては良くありがちな事象やこんなことがあったんだけどーというような状況から始まるのだが、話の切り口が、ボーっと聞いている割りには、ズバっと斬っていることを言っていたり、たぶんそんな見方は誰もしていないなという視点で物事を詰めているところがある。それがほとんど納得ができるようなものが多い。ただ、これはご本人たちが好きだからなのかもしれないが、よく食べるほうのマックの話をするのだが、自分はマックにはほとんど行かないので、ポテトの話をされたときに、それがどうした?と話に対して聞く耳を持たないときもたまにあるのだが、マックに対する愛情表現の裏返しなのか、マックに対する必死とした批判は痛烈だ。単なる毛嫌い批判ではなく、こうしたらいいのにとか、何を考えているマック!という愛情の裏返しの表現を伝えているのはよくわかる。

もう数年聞いているのだが、実はパーソナリティとして何人出演しているのかわかっていないというのは自分が本当に適当に聞いているからなのだろうか。登場する方の声としての特徴がどの人も変わらないというところに、その印象の深さがないんだろうとは思う。しかし、実際に公式ページに行ってみると、この番組は4人の方によって成り立っていることはわかるだろう。話をする人の会話の中に、この番組に関わっているひとの名前が出てくるのだが、それが本当に自然と出てくるので、毎回、それだれ?!と思ってしまう。でも、経験上、誰がどういうキャラクターかというのは、この番組の中では特に必要が無いと思う。話の内容のところで、クスッと笑ってしまうような部分を探すのがいいだろう。

ガス抜けラジオ(Podcast)
URL : http://gasnukeradio.net/podcast/

2013/08/03

ヴィンテージ・アルマニャック

ヒップフラスコのほかに酒好きの友達にあげたものとしては、ヴィンテージ・アルマニャック。よく生まれ年のアルマニャックをあげると喜ばれるという話を聞いていたし、確かに一度は買ってみたいなと思っていたこともあるので、買ってみた。

アルマニャックはブランデーの種類の1つで、アルマニャック地方で作るからアルマニャックと言うのであり、アルマニャック地方以外で作られるフレンチ・ブランデーはアルマニャックとは言わない。そして、ブランデーなので、アルコール度数はワインなんかよりもずっと強く40度超えが当然。しかし、甘みと匂いが良いので、ついついぐいぐい行ってしまうひともおおいんではないだろうか?

ただ、誕生年を記念にしたアルマニャックになると、そんなに量が多くない瓶で提供されるのが一般的。デパートなんかでは、普通のワインサイズの瓶で売られているのもあるのだが、それだと数万円するものは当然というくらいだというのもある。やっぱり年数が経過すればそれだけ値段が高くなるし、量も入りにくくなるのは当然だろう。できれば、ワインボトル1本くらいをどーんと買ってあげたかったのだが、1本丸まるの値段をみたときに、ぶっとびそうになったのでやめた。それでも買ってあげよう思ったので、苦肉の策として楽天とアマゾンで見てみたら、量は200mlしかなくなるが手ごろの値段だったので、買うことにした。

今回購入したのはアルマニャックの中の西部地区であるバ・アルマニャック地区のノガロという場所で、1897年に創業された Armagnac Lafontan 社の製品で購入した。結果的にはアマゾンで買ったのだが、木箱に入ったアルマニャックで送られたきた。

実際に自分が飲んだわけじゃないので、あとで感想を聞きたいと思う。


Armagnac Lafontan社
URL : http://www.armagnac-lafontan.com/
Address : Armagnac Lafontan - 32110 - Nogaro - France
E-mail : info@armagnac-lafontan.com 

2013/03/02

旅のスタイル研究所(Podcast)

やすやすさんが企画している「旅旅プロジェクト」の1つのポッドキャストの番組として開始されたのが、旅に付いていろいろな視点で研究しているNPOの研究所に属しているという想定で行っている番組「旅のスタイル研究所」というものだ。これには、やすやすさんと、メインキャストを行っているのが「ピッ子」さんという方の2人によるトーク番組である。

このピッ子さん、最初に声を聞いたときに、何を言っているのか全然聞き取れなかった。普段、もともとトーク番組のポッドキャストは時間がもったいないということもあるので、2倍速音声で聞いていたのだが、それだとこのピッ子さんの声があまりにも特長のありすぎる声の持ち主の方のようで、単なる雑音にしか聞えなかったというのが第一印象。しかし、時間と回数を重ねて聞いているうちに段々慣れてきたようで、いまでは2倍速音声でも全然聞くに堪えうる。

話の内容は、ほとんどピッ子さんが一方的にやすやすさんに対して話をしているという形式をとっており、それがなかなか毎回変わった内容をしているから面白い。どちらかというと、ピッ子さんが思っている「旅って、こういうところがおもしろいでしょ?」というのを基本軸として、名前の通り、いろいろな角度から旅に付いて考えてみて、より一層旅行をすることに対して楽しみを持つのはどういうことをしたり、心がけたらいいんだろう?というのを考えて実践して、その経験の結果を述べているというものだ。

ただ、ピッ子さんの経歴というか、旅行歴というのを聞いていると、なかなか面白い。中南米にいったかとおもうと、オランダに定住しちゃったりしているところが、不思議。個人的にはなぜオランダに長期定住するようになったのか、そしてオランダでは何をしていたのかというのを、どこかの回で集中的に述べて欲しいと思うところだ。オランダに対してなぜそんなに魅力的だと思ったかということを重点的に。他にヨーロッパ諸国はたくさんあるし、もっと楽しそうなところはたくさんあるのに、オランダのシステマティックなところが魅力と思ったのか、それとも単に小国趣味だったのか、またはその他のことだったのか。

1時間くらいの番組ではあるのだが、もうほとんどピッ子ワールド全開で喋り捲っているし、その主張の観点が理にかなっているところが素晴らしい。基本的にバックパッカー目線での意見なので、自分のような旅行スタイルとは違うために、いまいちよくわかんないなーというところと、なにもそこまでしなくてもというような、他人を変人みたいだと認識するような見方を思ってしまうところは結構ある。が、それもそのひとの旅行をする醍醐味なのか趣味なのか絶対外せない価値なのかというのがあるのだろう。ただ、自分には賛同ができないなというだけのことだ。

旅のスタイル研究所
URL : http://tabitabi-podcast.com/picco/

Words around the world (Podcast)

福岡の大学や会社に通う様々な国からやってきた留学生や社会人のかたたちが、日本に来て戸惑った事や、お互いの文化・風習の違いについてスタジオに集まって楽しく語り合う討論バラエティ番組なのが、福岡のFM局「Love FM」の番組である「Feel the world」というものだ。これのポッドキャストは、旅番組と異なり、違った意味で生の外国人の声を聴けるという意味ではおもしろい番組だと思う。

このポッドキャストは、番組「Feel the world」の中の1つのコーナーを切り取って行っているものであり、番組自体としては、毎週日曜日19時から2時間の番組として行われているものである。そして、番組は基本的に日本語で行われているのだが、ゲストで搭乗する海外出身者によっては、日本語が全く話せない人も登場するので、そのときには英語で行われている。DJ Rhea自体がロサンゼルス出身であるため英語は得意であるのはあたりまえなのだが、回によっては、毎回サブメンバーとしてフランス出身のひとかフィリピン出身のひとがRheaを助けるような形や補完する形でゲストに対して色々質問をしたり意見を聴いたりするというものだ。

登場するゲストの外国人も、本当にいろいろな国の出身の人ばかりであり、アジア人だけとか、ヨーロッパ人だけとか、そういうのは全く関係ない。だから、世界の各地の情報や世界の各地からやってきたひとたちの意見というのを、あまり変な眼鏡を通さずに聴くことができるという意味でも面白い意見が聞けるというものだ。そして、それらの人たちが、ほぼ全員福岡で働いていたり、福岡の大学に通っているというから驚きである。東京ならいろいろな国のひとたちがやってきているというのは用意に想像できるのだが、福岡も国際都市を目指しているということもあるのだが、結構世界から偏らずに外国人が住んでいるものだというのが分かるし、その事実に驚いた。

だいたい番組に登場する人に対して聞いているのは、「福岡の印象はなんなのか?」と日本語が話せる人にとっては「日本語を勉強するきっかけになったのはなんなのか?」ということを聞いている。福岡の印象は?という質問に対しては、東京や大阪でもいいとおもうが、それだとあまりにも巨大な都市であるが、福岡くらいの町の大きさだと、丁度言いということと国際的な都市であるし、ご飯が美味いからというのが定番となって返ってきている。福岡に住んだことがある自分にとっては、なるほどねーということもわからなくもないが、最近起こっているのかしらないが、福岡の慢性的な水不足に付いてはあまり気にしないのだろうか?ということが気になった。もう1つの質問である「日本語を勉強するきっかけ」というのが、断然現地で放映されている日本のアニメだということ。アニメとJ-POPによる日本語に対する興味というのは、最近叫ばれているのだが、実はもっと前から世界ではムーブメントが起こっていたようで、いまさらながら日本のアニメ・ポップスというのを普及させようということをしなくても、世界は必然的に日本に関心をもともと持っているということなのだ。

いろいろな国の人が自国の紹介もするし、福岡の印象、日本の印象というのを意見として発表することはするのは、その外国人の個人的な意見ではあるが、同じ国出身の人でも違う意見があるんだなということは聞いて理解できるところ。ただし、残念なことが1つある。それはDJ Rheaの質問がバカすぎることだ。もっと高尚な質問でもすればいいのにとおもうのだが、これがまぁお決まりの質問だけというか、話にふくらみが出てこないものばかりなので、有りきたりの内容しか意見として出てこない土壌を番組で勝手に作っているとしか思えないものなのだ。もう少し、ゲストと出演する人のバックグラウンドの情報を仕入れておいて、以前J-WAVEの深夜のDJとしてモーリー・ロバートソンみたいになれとは言わないが、なんでも対応できるというくらいのことをしてほしいものだ。

そういえば、この番組に、九州大学の大学院に留学していたマレーシアの友達が出演していたことを実は随分あとから知った。その友達は、番組出演中はまだあんまり日本語が出来ないということもあり、ずっと英語で話をしていたのだが、話し方がやっぱり頭が良いなという話し方をすることと、あまりマレーなまりの英語ではないので、たぶん聞いているひとは本当にマレーシア出身なのか?という疑問符で聞いていたことだろうと思う。このときもDJ Rheaは彼の専門分野についてチンプンカンプンだったようで、大学院で研究していることについてはあんまり触れなかった。まぁ、それは仕方ない。あの分野は難しすぎるし、一般人が聞いても、口を開いて聞いているだけになるだけだ。

Love FM / Feel the World
URL : http://lovefm.co.jp/feel_the_world/blogs/podcast
On Air : SUN 19:00-21:00
DJ : Rhea

世界一周ミルキクタベル(Podcast)

ポッドキャストの旅番組は数多く出てきて久しいが、夫婦で旅をしながら更新しているという番組はなかなか無いんじゃないかと思う。夫婦と記載したが、結局ずっと本当に夫婦かというのがよくわからないまま聞いていたのが「世界一周ミルキクタベル」というポッドキャストである。

番組を通して2人の男女のパーソナリティが自分たちの旅の途中を報告している内容になるのだが、この2人、たぶん夫婦なんだと思うが、ただ婚約前のすごい仲の良い2人かもしれないということも考えられるくらい、全然夫婦臭が臭ってこない。それもそのはず、夫婦であり、2人が恋人同士であり、このポッドキャストを行っている間旅行をしているんだから、それなりになにかエロいことでもしているんじゃないのかと言うのは、当然思うのだが、そういう匂いさえも全くさせないような清清しい内容になっているところがとても気になるのである。ジジィとババァのシニア旅行であれば、もうエロいことも無いだろうということはよくわかるのだが、まだまだ若い二人であれば、毎日でもエロいことをしていても可笑しくないのだが、「昨日は腰が痛くてできなかった」というような下品な内容がまったくないのも気になる。そう考えると、この2人は本当に旅行に行っているのだろうか?と聴けば聴くほど気になってくるから面白い。

この番組のとおり、このパーソナリティ2人が渡航中にその地域で感じたことや食べたことを、言葉としてリスナーに聞かせているのだが、その内容がとてもチープで深堀りが無いものになっている。その程度ならちょっとガイドブックを読んだ程度なら喋れるんじゃないのか?というような内容になっているのだ。どこかに出かけて、すばらしい建築やデコレーションなどを観にいったとしても、「すごいよねー」とか「雰囲気がでていたよね」というコメントしかなく、あんまり面白みが無い。歴史的背景でなんでそんなのが出来たのかというのを解説してくれたりしているわけでもないし、そんなバカカップルが2人でいちゃいちゃするような会話をよくもまぁネットを通してくだらない内容として世界に発信しているなと呆れるものだ。

個人的に面白いなーと思ったのは、その国に入ったときに始まる挨拶が、現地語で挨拶しているところである。これだけは他のポッドキャストでは存在しないいいことだろうと思う。ちょっとだけ旅をして仕入れている情報だということが理解できるものだ。あとは、Beer the World というコーナーがあり、2人のうち男性の「りょう」さんのほうが大のビール好きであるということもあり、各国を歩いているときに出会ったビールを片っ端から飲みまくって、その味やラベルなどの感想を述べるというものだ。映像が全く無いので、聴いているだけだから全く美味しそうと言うことも思わないし、暑いときにこのポッドキャストを聞いていると「一緒に飲ませろ、ゴラァ!」と言いたくなるような内容だ。ただ、これを聴いてヨーロッパには全くこの人たちは言っていないのだが、アジアにもいろいろとビールはあるもんだなということを知ることが出来たのは面白い。でも、音声だけしか聞こえず、それも喉をぐびぐび鳴らして、ぷはぁーうまいっという内容を聴いて、誰が羨ましいと思うんだろうか?

この番組はどちらかというと、女性の「めぐみ」さんの趣向をそのまま反映しているように思えてならない。目線や話題にしているのがこの女性のひとが感じたことがメインで、たまに男性のほうが期になったことや思ったことを述べているのだが、そちらのほうが生々しい。女性のほうのコメントは、なんというか、渋谷あたりでガイドを広げて、「うわぁ、すごーい」と喋っている感覚に似ているため、どこまで本気度があるのかどうか微妙だ。ただ、のんびりと長期間かけて各国を旅しているところだけは褒めてあげたい。

ただ、スタートが盛岡なのだが、この盛岡から日本を脱出するまでの期間がめちゃくちゃ長い。どうせだったら、日本をさっさと旅立って、その先からポッドキャストで配信すれば良いのにと思い、最初のころは、この人たち一体いつになったら海外に行くというんだろう?もしかして、最終的に海外に行かないというオチになるかもしれないと思った。が、この人たち沖縄まで行ったら、そこから飛行機で台北に移動した。てっきり石垣までいって、そこから船で移動するかと思ったのだが、予想外に金を持って行ったらしい。

そこからようやく海外だーとおもって、どういうことを感じ、どういう点について旅行を通して思うのかと言うのを期待しているのだが、特に日本との比較論も出てこないし、子現地のひとでこんな人に会いましたというのはあるのだが、その人との出会いについての話も何をしたのかも中途半端な報告であり、一体この人たちは何をしにその現地に行っているのだろう?というのを不思議に思うだけだった。台湾などの自分が行ったことがあるところなんかは、まさしく自分が受けた印象と比較してこの人たちが何を感じるか、何を見るのか、どこに行ったのかを知ることができるものだが、それを比較してみると、大したところにも行っていないし、長い期間居るんだったら、もっと他にも行くところがあるだろうと思うのに、なんだかどこの国に対しても中途半端だなという気がした。

これが旅先で撮った写真と連動して、それに音声がつき、パラパラ漫画みたいにこういうのがあったよねーというような感想形式だったら、あのような喋り方と内容でいいとおもうのだが、音声だけで情報を伝えようというのに、中身があんまりないような感想ばっかりの内容ではとてもじゃないが聴くに耐えられなくなる。が、東南アジアのほうを廻って次にどこに行くんだろうとおもったら、いきなりメキシコに飛んだのには笑えた。おいっ!そういうルートで行くなよー!と。どこかの人に唆されて、本当は地球の地続きでいくことを予定していたんだろうけど、結局いきなり中南米に行くようなことをしたのには、なかなか面白い。ただ、国によっては滞在している期間がめちゃくちゃ異なり、期間がすごい長い時間のところでは、この人たちの滞在中の様子は何をしているんだろうと気になる。

そして、中南米からまた今度はタイに戻ってくるのだが、そこから今度はカンボジアに行くことになる。このカンボジアでは、なにを血迷ったのか、カンボジア全土を廻ってみようと思ったらしく、あるときからカンボジア特集になってしまう。カンボジアに行ったことがあるひとにとっては、どこもかしこも聴いたことがあるような内容だと思うのだが、自分にとっては全然カンボジアの魅力を感じることができないままの苦痛の長編だった。というのも、カンボジアに長期間滞在したいとおもった思惑というのが全然伝わってこないし、単に長期間カンボジアに滞在したというのを何らかの経験に結び付けたいというわけではなく、カンボジア篇を聴いていると、早くこの番組が終わんないかなーというような気がしてきた。

そうしたら、あるときから番組が更新しなくなってしまっている。どうなったのかわからなかったが、随分時間が経過したあとにフェイスブックを発見して、そこで確認したところ、どうやらりょうさんのほうが大きな病気にかかってしまったようで、そこで旅行を断念してしまったらしい。それからポッドキャストも更新されていないということのようだ。それは不幸なことだとは思うが、死ななかっただけでも丸儲けだろう。ただ、そのあと、いつかポッドキャストを再開して、内容を更新するといったきり、現在(2013年3月)の段階では再開をする気配さえない。


世界一周ミルキクタベル
URL : http://mirukikutaberu.com/

2013/01/16

ファッカー電撃隊(Podcast)

タコラのファッカー電撃隊
トリカゴ放送プロデュースのポッドキャスト番組としてはエロを全面に出している番組があって、もう毎週が楽しみでもあるし、電車で聞いているとヤバイ雰囲気になってしまったりするから、聴くシチュエーションを考えなくちゃいけないことにオロオロしてしまうのが、噂の番組「ファッカー電撃隊」である。

エロ番組と称してしまえばそれまでだが、音声だけでどこまでエロ表現が出来るのかというのは、深夜番組の要素と聴く側の経験に基づく妄想力が無ければ、たぶん、製作者側の意図を全部汲み取れることはできないだろうから、この番組は製作者側と聴者側の、ある意味エロに対する探究心の格闘技なのかもしれない。だから、経験が無いような童貞君やら、中高生の性に対する未熟児にとっては、このポッドキャストの内容を聞いたとしてもなんのことだかちんぷんかんぷんだということもある。そして、このポッドキャストには単なるエロに関する要素だけを知っていても意味が無く、世界情勢または世界の文化についての予備知識がないと、聴くことに耐えられないと思われる。そう、あくまでもこの番組は、トリカゴ放送がプロデュースしているために、「世界旅行」が基礎知識になって、そのうえにエロをテーマに掘り下げているものなのである。

決して、このポッドキャストはエロを追求しているからと言って、単なるエロビデオの音声版だというわけじゃない。もちろん、内容によっては、声だけでエロを表現するということも試してはいるが、そればかりがすべてではないし、製作者側はエロくしているわけじゃなく、聴いている側が聴いた内容を元に自分の脳みそのなかで咀嚼したことによって、結果的にエロく聴こえるという、実は巧みな技法によって聴者側の官能を刺激しているわけだ。

この番組は、行動隊長のランボルギーニ・タコラ隊長を始めとする、各種のキャラクターが実は存在する。さしもの、ゴレンジャーシリーズのように、ヨーロッパのエロに対しては豊富な知識を持っているユーログリーンことイロベさん、男のモノをマイルズちゃんと呼ぶダラーピンクことマリモちゃん、ドSの巨乳マニアのバーツレッドことカルロスさん、そして、裏方であるが一番のエロ将軍じゃないかと個人的には思っているジョーカー五太郎さんこと、トリカゴ放送のヤマモトさんという、個性溢れるひとたちが、代わる代わる登場して、個々の得意分野の話をメインに展開していくというものだ。最近は、これにトリカゴ放送プロデュースの番組で登場している方々たちがゲストでやってきたりとか、あとは無言の登場ながら、強烈な番組内のコーナーを提供してくれているかたも出てくるので、これからどんどん横展開で変態たちが登場してくるんだろうというのは期待できるところだ。

世界旅行が基礎ということになっているこの番組、どういうところがそう感じるのかというと、各国でエロ活動を行うためには、各地の基本情報が必要になってくるわけで、そのときには、各国の経済状況、そしてエロ産業に従事しているひとたちのバックグラウンド、そしてエロの相場、エロ活動ができるエリアのタウン情報と、実はエロを通じて、その国の実情を知らないといけないし、知らない場合には、エロを通じてその国を知るということができるという意味ではおもしろい試みの番組だと思う。だから、エロの要素を抜きにしてみれば、物価などの経済状況についてエロ分野を通して知ることができることは、実際に行ったことがない地域に行く場合にも、ガイドに載らないような物価パラメータを知っておくことで、いざというときには便利に利用できることだろう。

なお、ファッカー電撃隊では、口頭で知識のひけらかしだけではなく、実際にエロ現場に乗り込んで、現地のエロ関係の方々と交流している状態を生々しく放送しているところもある。こういう生々しい情報は、当然ライブ放送ではないので編集があるのはわかっているのだが、不意に変な表現が出てきたりするから面白い。そのエロ現場というのはクラブだけじゃなく、これはあくまでも妄想ではあるのだが、ベッドでやっているところの状態ではあるのだが、それを別の要素を使ってセックスしているわけじゃないように聴こえさせようとする試みが面白い。が、どう聴いてもやっているところにしか聴こえないというところもあるのだが、こういうところが電車に乗っているときに聴いていたら「マズい」という点である。しかし、なぜだか全然勃起するようなことは起こらないのが不思議だ。たぶん、この番組を聴いて勃起をしたら「負け」だと思っているからかもしれない。なにしろ、前述のとおり、この番組ではアダルトビデオの音声版を放送しているわけではないからである。

個人的に気に入っている会は、ファンカー電撃隊のファンの集いが行われて、その内容が数回に分けて放送している回があるのだが、そのなかでタコラ隊長にホモ行為を要請してきた素人(たぶん隠れオネエ)が登場する回だ。このときのタコラ隊長が、音声だけながら、すごーくドン引きしている様子がよくわかる。この素人がどうにかこうにかして隊長に襲ってきてもらう、または襲いたいとおもっていたのに、全然隊長が乗る気になってこないので、余計酔いにかこつけて迫ってきている様子だ。その場にいたわけじゃないのだが、当日の様子としてこのやりとりをしている周りではどういう眼で見ていたんだろうか?というのが気になる。あとは、「大人の絵本」だが、これについては脳みそのアドレナリンをどこまで出さないでいられるかという戦いなので、聴くときには場所を考える必要がある。

毎週水曜日に更新されているこの番組、実はiTunesでは検索から削除されて、番組を検索できなくなっている。しかし、まえからiTunesからダウンロード更新しているひとは、これまで同様更新されるため、新たにこの番組を聴いてみたいというひとは、公式サイトのRSSを利用してダウンロード更新の設定をしたほうが良い。あまりにも内容が過激すぎるためにiTunesから消されたということになっているのだが、健全番組だけがその中にあったら息苦しいだろうにとおもうのに、音声サイトとして、かつて存在していたインターネットプロバイダ・ベッコウアメのようにエロばっかりが集まってくるのもアップルとしてはイヤなのだろう。

タコラのFucker電撃隊 各種サイト
URL : http://dengekitai.com/
Twitter : https://twitter.com/takora55
Facebook : http://www.facebook.com/dengekitai?ref=ts&fref=ts

2012/10/06

エミットシステム

新しい家のマンションはパナソニックの「エミット・マンションシステム」というのを採用している。これは基本的に次の7つの機能を利用すると、とても便利なシステムである。

①警報メール通知
②住宅内ワイヤレス通知
③来客録画・メール通知
④宅配ボックス着荷通知
⑤ネットリモコン
⑥住戸玄関戸締り確認
⑦防犯警戒セット

まず①は、外出中に窓やドアを開けられた場合、セキュリティインターフォンから登録されていた携帯等のメールに対して通知するという仕組みである。これは防犯機能だけじゃなく、火災・ガス漏れ・非常などを感知した場合、同じような仕組みで通知されるというものである。ただし、これは外出時に、通知機能をONにしないと通知はされることはない。

続いての②は「自宅で家族になにかあった場合の緊急事態のときに無線端末と連携して、その無線端末からの信号を受けて、登録先携帯電話等のメールに通知するというもの。これも使いようによっては便利な機能だとは思うのだが、いまのところこれを使うべき状況がわからないので、うちでは使っていない。

たぶん一番使っている③は、留守中に来客があると、共同玄関のロビーに設置されているインターフォンに映った来客者の映像を録画して、携帯電話に静止画を送信するというもの。郵便の人がきたのか、それとも不審者がきたのかはこれをみていればわかるというもの。なお、共同玄関は常に閉鎖されているので、一般人は入ってこれないのだが、誰かと一緒に入り込んだ場合には、自分の家の玄関にもカメラがあるために、ここにも映像が映ればのこるというもの。カメラの位置に指を置かれた状態であれば録画はされないというデメリットはある。

④については、留守中に宅急便などがきたときに、マンションに用意されている宅配ボックスのところに荷物を置いてくれた場合に有効となるもの。だいたい留守のときには宅急便の荷物をそこにおいておいてくれということは最近せず、一度宅急便会社が自事務所に持って帰った後、ポストに入っていたあて先に電話をかければ、また持ってきてくれるということを採用しているところが多いので、これも機能としてはあっても良いが、ほとんど使わないと思われる。

⑤の機能は1人暮らしのひとであればあったら便利だなという機能だろう。携帯電話の画面で、外出先からご自宅のエアコンや床暖房などの設備機器のON/OFF操作ができる。暑い夏や寒い冬の日も快適なお部屋に帰宅することができるというのがメリットだ。

⑥は、ふと鍵を掛け忘れたかどうか不安になったときにチェックできるというものだ。もし鍵を掛け忘れたとしても、リモートで施錠することができるというから便利だ。だが、鍵自体を家に忘れてしまった場合には、あけることができないし、だいたいマンション自体に入ってこれないので、そのときはどうするんでしょうね?

⑦は、携帯電話などから住戸内防犯警戒のセット/リセット(解除)をコントロールすることができる。外出先の携帯電話から防犯警戒の状態を確認でき、セットし忘れていても、その場でセット操作できるというもの。

この仕組みはマンションにデフォルトで付いている機能であるため、使う・使わないに関わらず費用としてマンション管理費用の中には既に入っているので、是非じゃんじゃん使ったほうが良いだろうと思った。

登録時には、メールアドレスを登録する必要があるのだが、これは家族分、全部登録しておいたほうが良いだろうと思う。

エミット・マンションシステム
URL : http://www2.panasonic.biz/es/densetsu/ha/mansion_ha/emit-mansion/index.html

CANON MG6230を購入

引越しをするちょっと前に、ものすごい雷がうちの近くに落ちたことにより、どうやら他の電化製品は無事だったのに、プリンタだけだが全く反応しなくなってしまっていた。そんなに頻繁にプリンタは動かす機会は無いのだが、父がよく意味不明なはがきや文章を打ち出すときには使っていたので、実は困っていたらしい。こまっているなら自分で買えば良いのにそういうのは全く言わないから困る。

最近のプリンタはWi-Fi機能が標準的についている。それだけじゃなく、前のプリンタだったら、母艦になるPCを起動させておいて、そのPCに対してファイルのシェアをするという行為の延長として、PCに接続されているプリンタから出力させるという従来の動きだったのだが、最近のはWi-Fi機能を持つことにより、母艦自体が要らなくなり、プリンタさえ動かしておけばそれがプリンタサーバ兼クライアントになってくれるという動きをしてくれるからとても便利である。もちろん出力元のPCまたはスマホ、またはタブレット側には、プリンタのドライバが必要になってくるのは当然だ。ただ、母艦がなくともプリンタが使えるのは便利この上ないし、プリンタの起動はそんなに時間がかからないので、いざプリンタを打ち出そうとおもってPCを立ち上げて起動するまでに時間がある程度必要というような待ち時間がないだけ便利だ。

いろいろ調べてみたところ、結局今回はキャノンのプリンタ「PIXUS MG6230」にしてみた。
前のプリンタも同じくキャノンのプリンタであったため、だいたい使い方もインクについても似たようなもんだと思っていたための選択だ。最近はエプソンも含めて、プリンタ製造会社はプリンタ本体よりもインクのランニングコストで飯を食っているというようなビジネスモデルにしているために、どこの批評をみてもどちらの会社の製品もインクの減り方がインクの値段の割にはすごい早いと愚痴がでていた。しかし、これはもうプリンタメーカーの思う壺なので従わざるを得ないのである。ただ、大昔みたいに無駄にプリンタが起動する際にインクが動くかどうかというのをセルフチェックすること自体がなくなっただけでも、ちょっとインクのもちが良いと思っている。

ただやっぱりWi-Fiが使えるのが一番便利だろう。もちろん常時起動っていうことはしていないのだが、必要なときだけプリンタだけを電源オンしておけばいいのは便利だ。Wi-Fiの設定もプリンタ自体でもできるし、いちおうプリンタを設定するために仮の母艦にドライバメディアを使って設定することもできるのだが、一番簡単なのはプリンタ本体で設定することだろう。

プリンタには小さなウィンドウが実は設定されており、これによってプリンタやスキャナのモード設定や、プリンタ本体の設定ついてもできるのである。ウィザード形式になっているので、画面に出てくるメッセージにしたがって設定すればこれは簡単にできるのである。なにしろ、最近の機器には分厚いマニュアルみたいなのは全く存在していない。
全部電子メディアになっており、最初にそれでプリントアウトしておけば設定は紙をみながらできるだろうが、そんな無駄なことをしながら設定する人はいないだろう。

酷評が多いプリンタだが、特に使ってみて、驚くほどの速さでインクがなくなっていくということはまだ経験していない。もしかしたら、ロットにも関係しているのかもしれない。

他にもプリンタと同梱されるメディアには、プリント関係およびスキャナ関係のアプリが入っているので、それをインストールしてしまえばかなり利便性があると思われる。ただ、まだスキャナ機能を使っていないので、それまで使っていたエプソンのスキャナと比べてどうなのかはよくわからない。ただ、複合機として1台でプリンタもスキャナも使えるというのはスペースの問題からかなり便利になったと思う。あとはFAX機能を付ければよかったのだが、そこまで複合化しなくてもいいとおもったので、FAX通信機能はないものを選択した次第である。


CANON MG6230
URL : http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/allinone/mg6230/index.html

PCラックを新しく購入

引越しと同時に収納場所を考えるのは面倒くさいところなのだが、そのときに、これまでデスクトップを、昔のテレビ台のところに置いていた。その台自体を廃棄したので、プリンタとPCを置く場所がなくなってしまった。さらに以前はスキャナもあったのだが、スキャナは他人に上げたので、家からなくなったという意味では処分したのと同じである。

ということで、新しくデスクトップのPCとプリンタを置けるラックが欲しくなった。特定の事務部屋を用意しているわけじゃないので、デスクを買うほどのものでもない。そう考えると部屋の隅っこに置けるようなラックが良いと思っている。また、いまはデスクトップのPCを使っているのだが、これが将来はWindows 8のさらなる普及によって、デスクトップではなくノートPCでも良いかということに成るかもしれない。そういう場合でもプリンタだけはどうしても必要になってくるので、プリンタ置き兼PC設置場所は必要になってくる。

部屋のレイアウトを考えると、ある程度部屋のデザインに沿ったものじゃないと格好が付かない。PCを設置する場所はフローリングなのだが、これに黒のラックだと、黒が異様に目立ってしまうために、それでは少し居心地が悪い。木目調のものはないかなーといろいろ探していたところ、サンワのラックを発見。結局「SANWA SUPPLY HDS-1SV」というのが大きさとデザインと、搭載するものの位置を考えたときに丁度良いと思った。
上の段にはプリンタを設置して、真ん中は広い空間を作ることで、ディスプレイとデスクトップの本体を設置することにした。その下の台にはキーボードとマウスを置くことにした。最後の下の台には、PCに使うディスクや書物を置くことにして、半分物置のようにしてみた。もちろん、プリンタ用の紙もここにストックを置くことでちょうど良かった。1つだけ難点を見つけるとすると、キーボードを設置する場所にキーボードを置くのは良いのだが、後ろ側にストッパーがないので、気づいたら、キーボードが下に落ちていたということもたまにあったのでこれだけは注意したいところだった。

もし、いまデスクトップを置いている本体を将来ノートPCにした場合には、本体の分だけ横幅が空く。その代わり、ディスプレイはいま使っている19インチでは全然小さいと思われるので、横長の25インチくらいのディスプレイにしてしまうというのもありだろうし、またはそのディスプレイも全部取っ払って、持ち運びしないような、ディスプレイの大きいノートPCにしてしまうのも良いなと思っている。

購入はいろいろ探してみたところ、アマゾンで購入するのが割引率が一番良かったのでアマゾンから購入。ヨドバシやビックカメラで扱っていればよかったのだが、意外に事務用家具というのはこういう量販店では扱われていないようなので、しぶしぶアマゾンから購入した。アマゾンで購入すると、搬入はとても早い時間で行われるのだが、購入決裁後になんらかのポイントにアマゾンは返らないためにあまり使いたくないのだ。


SANWA SUPPLY HDS-1SV
URL : http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=HDS-1SV
標準価格 : \20,790 (税抜き \19,800)


2012/04/23

新しいgoogleのブログシステム

グーグルのブログである blogger が4月から編集機能を変えるような仕様になった。このおかげで、いままでのインタフェースが使えなくなるというのはいい面と悪い面の両方が見えてきた。

いい面としては、新しいインタフェースになったことで、動きが少し早くなったことだ。それと、画像のアップロードの場合、これまでは一度に最大5枚までしかできなかったのに、これからは画像アップロードツールのpicasaを使用しているように思われるが、そのおかげで、いっきにたくさんの画像を同一記事にアップロードすることができるようになった。そして、画像を差し込むときには、画像を真ん中か左右のどちらかに寄せるような書き方しかできなかったのだが、新インタフェースによって、画像を記事の中のどこにでも埋め込むことができるようになったので、画像をおく自由度が高くなったといえよう。

反対にダメな点は、タイムスタンプの問題である。自分の場合、ちょっと卑怯なのだが、たくさんの記事を書きたいときに、できれば同じような旅行の記事を書くときには、どこかに行ったときにまとめて記事が見られるようにしたいために、同一日付で題名だけは作っておいて、時間が経過したあとに、かけるときにあらかじめ枠だけ作っておいた記事の内容を埋めて行こうと思っていた。だから、時間が経過した場合でも、先に枠だけ作っておけば、同じ旅程のなかの記事はいつでもまとまっていることになる。ところが、新仕様になると、最終的に記事をいじった時間がその記事のタイムスタンプとして登録されるようである。ということは、途中で編集を止めてしまった場合で、あとから公開したときには、記事はつねに最新の日程として表示されてしまうことになるし、また、せっかくまとめておこうとおもった記事の集まりのところでは、同一旅程での出来事が書いた時期によってバラバラになってしまうということになり、検索した結果、自分のサイトに到達し、ついでに他の記事も見ちゃおうというひとにとっては、他の関連記事をみることが、どこの時期に保存された記事なのかというのを知っておかないと全くわからなくなってしまうという大欠点になってしまっている。

こんな新仕様でいいのかどうかは本当にわからないし、これからちょっとずついじってみてから考えようかと思うのだが、できれば新仕様ではなく、旧仕様のままにしておきたいところだ。ところが、グーグルはなにを考えているのかわからないが、4月一杯で旧インタフェースの仕様は終了するということを一方的に通達してきた。旧システムでは、グーグルとしてはなにか不具合があったのだろう。それを誰か知っている人がいるのであれば教えて欲しいところだ。

というより、そろそろグーグルの blogger をやめて、アメブロ等のほかのブログサイトに乗り換えたほうがいいかもしれない時期なのかなー。

2012/04/11

会社のPCがぶっこわれた

事の発端は、会社のPCのCドライブの空き容量が少なくなってきて、長年使っているような古いPCだから、どうせゴミファイルがたくさん溜まっているのだろうというところから始まった。削除したファイルを完全に消すツールなんかを使ったり、デフラグを使ってみたのだが、あまり効果が無かった。もうちょっと消せないのだろうか?試行していたところ、Cドライブ直下に「System Volume Information」フォルダがあり、普通ではアクセスできないフォルダになっている。ここには、システムが破壊されたときに復旧する際の必要なデータファイルがあったようなのだが、このデータ容量が複数のフォルダで数GBも存在していた。フォルダのタイムスタンプを観ると、ずいぶん昔の日付になっているので、こんなもん要らないだろうとあっさり削除した。

Cドライブの容量はかなり増えたのだが、なぜか動きが変。なんだろうなーとおもったら、Cドライブ直下のWindowsディレクトリの中身が全くなくなっているようになってしまった。直接Windowsディレクトリにアクセスして、中身を消した覚えは無いのだが、どうやってもWindowsディレクトリの中身は見えないのである。Windowsディレクトリの配下にはOSに必要なDLLファイルや、OSに関連するソフトのファイルも入っていたりするために、ここが全くなくなってしまうということは、WindowsとしてのOSが使えないことと同じだと思っていた。

ところが、Officeファイルは普通に開くこともできるし、書き込みもできる。そしてブラウザを使ってネットへの接続もできる。ファイルシェアされたサーバへのアクセスも可能だ。自分の知識ではこのあたりのファイル操作にはWindows配下の関係ファイルが必要だと思っていたのだが、実はそうじゃないのか?もしかしてとおもい、コマンドラインから、Windowsディレクトリ配下にあるSystem32フォルダへアクセスしてみた。当然、「そんなものは存在しない」というメッセージが出てくるかと思っていたら、出てきた。見える。ということは、単純にWindowsディレクトリが壊れてしまっているのだが、その配下にある関係ファイルは生きているように見えるということだ。

Windows自体が持っているシステム復元のツールを使ってみるのだが、System Volume Information のデータを消してしまったので、復元するための情報を保有していないから復元できない。それならばと、ディスク診断ツールを使ってみてHDD的に壊れているかどうかを調べてみることにしたのだが、Windowsが持っているツールだと「RAWデバイスには使えません」というのが出てきた。RAWデバイス?!?なんじゃ、それ?

調べてみると、どうやらこれは本来各パーティションがどういうファイルシステムかというのを情報として持っているはずなのに、その情報が消えてしまったため、パーティションは分けられていて、いくつかのファイルが生きているとはいえ、ファイルシステム自体がご死亡されている状態と同じ。それも起動に必要なマスターのパーティションがこの状態では、再起動した場合には絶対に復活しないのは目に見えている。幸いにもDドライブのほうにはデータのほとんどが残していたし、さらにバックアップとして、ファイルサーバのほうに必要なファイルはメールも含めて保存していたので、一層のことHDDのフォーマットをしても平気だと楽観視していた。ファイルシステムがぶっ壊れたときに、まだネットが使えたことが幸いだったのだが、このときにバックアップをできていたのは大変助かった。

その前に、HDD自体がもしかしてぶっ壊れていたとしたら、いくらフォーマットしようとしてもそれはできない結果になってしまう。そうなるとマシンを交換しなければならないという、社内では面倒くさい手続きを取らないといけないことになるので、それだけはどうしても避けたかった。その面倒くさい手続きに付いては、後に記載したいと思う。まだマシンが生きている間に、HDDにセクタを含めた診断をすることで死んでいないということを確認したかったし、あわよくば、ファイルシステムを復活してだめになったマスターパーティションを復活させたいと思って、ネットで調べて見たところ、まずはTest Diskというツールがあることを発見する。

Test Diskに関する詳しい説明は、別のサイトで丁寧に説明がされているので、そちらを参考にして欲しいのだが、これを使うと消えてしまったパーティション情報を復活することができるということなのだ。もしファイルシステムを元々持っていたNTFSに復活することができるのであれば、Windowsの持っているディスク診断ツール等でHDDの診断ができると考えた。説明書きを読み進めていくと、「二度と立ち上がらなくなるかもしれないが、それは個人の使用におまかせする」なんていう他責とも思われるような記載があって、最初は使用をするのをどうしようかと迷った。でも、もう壊れていてどうしようもないのだとおもったので、ここは潔くツールを使ってみる。Test Diskによって、一応問題はないような結果が現れ、再起動を促すようなメッセージが出てきた。

この再起動によってファイルシステムが復活するだろうと期待したところ、再起動後は「System Diskが見つかりません」というのが出てきた。は?どういうこと?そこで、PCをBIOSレベルで確認する画面で起動の設定を確認してみた。プライオリティでは、1番目にHDD,2番目にCD,3番目にFDDというような設定になっていたのだが、よくよく見てみると、HDDはラベル情報は持っているのだが、容量が0KBになっているではないか。ど、どういうことだ、これ!?と思ってしまう。言い換えれば、このPCのBIOSから観ると、ハードディスクらしいものは存在するが、その容量は何もないということである。なにかの間違いだろうと思い、何度もBIOS設定画面でPCが立ち上がるようにやってみたのだが、状況は変わらない。もしかしたら、リカバリディスクがあれば復活ができるかもとおもい、ちょっと前のPCだから、HDDに組み込まれたリカバリメディアではなく、CDで供給されているリカバリディスクを使って立ち上げてみる。CDは問題なく読み込めることができたので、そのなかの設定で「リカバリ」というのがあったから、それを選択してみる。ところが、リカバリをしようにも、リカバリするべきハードディスクが見つからないというようなことを言ってきた。リカバリディスクでも復活できないということになると、困ったことになった。別にツールをCD起動をしてみて、HDDに故障があるかどうかを診断してみることにした。このツールを使うことで、HDDがまずは生きているかということ、容量はどうなっているかということ、パーティションがどうなっているのかという情報が観ることができた。当初正常時に使っているときの通り、CとDの2つのドライブにして、それぞれの容量はもともと使っていたのと同じ容量であるように見えることが分かった。つまり、この時点でハードディスクは死んでいるわけではないということが判断できた。ただ、セクターレベルで見たときに、もしかしたら不良セクタがあるかもしれないので、その診断もこのツールを使ってみることにしたところ、特に問題なく正常であることが分かった。このツールでは、ここまでしか判断することができず、特定パーティションのフォーマットをすることができない。

そこで、生きている別のPCに、外付けのHDDとして故障したHDDを接続することで、故障したと思われるCドライブに相当するパーティションをフォーマットをしてみようかと思ったのだ。これまでデスクトップを使っていたのだが、異動してきてからずっと使っていたPCで、これまでPCの蓋なんか開けたことが無いのだが、絶対内部は埃だらけになっているだろうと思われること。自宅のPCだって、かなり埃を吸っているのは分かっているので、会社のPCなんかはもっと酷いことになっているだろうと思っていたからだ。案の定蓋を開けてみると埃がかなり溜まっていたのだが、意外にも内部にはあまり埃がないようだ。密閉したようなつくりになっているからなのだと思う。

別のPCに外部装置として接続をしてみた。いちおうディスクは生きているし、確かにCドライブに相当するところはWindowsディレクトリの中身は見えないのだが、そのほかは全くファイルとしてみることができる。この状態からでもデスクトップにあるファイルやユーザプロファイルは取り残されているので使えるとは思っていたのだが、もう別に要らないので、おもいっきりこのパーティションをフォーマットすることにした。ただし、Dドライブに相当するところはデータとして生きているので、これは残したまま。その状態でもう一度リカバリディスクから復活させたときに、復活できないのであれば、完璧にディスクを全部フォーマットしてみてしまえば良いかと思ったのである。

Cドライブに相当するところだけをNTFSに再度フォーマットをして、元のPCに戻し、リカバリディスクを使って復活をーっとおもって起動してみると、同じように「ハードディスクが見つかりません」という同じエラーになる。あぁ・・もうだめだ・・・と思っていた。しかし、ふと、もしかしたら、HDDが繋がっているIDEのケーブルがちゃんと刺さっていないかもと思い、もう一度ケーブルを確認してみると、実は半挿しの状態になっていることが分かったので、きちんと挿し込んだ状態にして、再起動をしてみる。リカバリディスクが進んでいくと、今度は「リカバリディスクを使ってWindowsを復活しようとしています」というのが出てきた。ということは、ハードディスクが認識したということだー。うれしいー。

あとは、ディスクを使ってWindowsを復活するだけのことなのだが、ここからがまた面倒くさいことの始まりである。わが社は、Active Directory によりリソース管理をしているため、PC単体の設定のほかにドメイン参加もしないといけないということだけに終わらない。業務に必要な各種ソフト、それから会社でPC管理をされている下記の各種ソフトをインストールしないといけないのだ。

・不正接続端末検地ツール
・ファイル共有防止ツール
・IE7/IE8インストール防止ツール
・外部メディア書き込み防止ツール
・アンチウィルスソフト
・メール誤送信防止ツール
・Microsoft Office と Office Update
・社内システム接続関連ツール
・プリンタ接続
・メールソフト

このほかに、Windows 自体のアップデートをしなければならない。Windows XPを使っているので、SP1からSP3およびその他の定期的にアップデートされる更新ファイルを入れる。このWindows Updateのファイルだけで100個もあったときには、倒れそうなくらいの時間がかかった。なおかつ、Office もSP1からSP3までのパッチを当てないといけないのが面倒くさい。本当に面倒くさい。

それよりも、社内限定の各種のファイルをいれなければならないのが本当に面倒くさい。これらのソフトが、起動と終了にめちゃくちゃ時間がかかる要因だったことをこのときに知るのだが、これまで使っていた環境では、まともにPCが使える状態になるのは、PCのスイッチを入れてから、30分くらいは掛かっていたのである。もうこんなへっぽこPCの利用では、ユーザからの業務開始と同時に掛かってきた電話に対して即効で対応することなんかできない。どうでも良いような仕事をしている企画担当なんかは頻繁にPCを取り替えているというのに、なぜか末端で仕事をしているようなところは蔑ろにされているため、全然新しいPCなんか買ってくれないのだ。なおかつ、夏から全PCがシンクライアントになるということなので、そのために壊れても新PCは購入することができなくなっているのだ。もう一層のこと、シンクライアントの環境ができるまで、PCなしの生活にしてやろうかと思っていたのだが、そうは許されなかったらしい。

結局復活するのに2日は要した。もちろん、その間には通常の打ち合わせやら、外出やらなんやらとやらないといけないので、片手間で手直しをしていたということだ。こういうのを率先してやる総務がいればいいのだが、なぜかわが社はそういうことができる担当者が居ないのか作らないのか、暇なひとたちは結構居るのに、効率悪い組織作りになっている。へっぽこPCのままで復活したのは良いのだが、やっぱり動きは、家のPCのほうが断然早いので遅くて仕方ないと感じる。どうせ何も仕事をしていないでいつもネットで遊んでいるような幹部のPCなんか、古いPCで良いと思うのだが、偉そうな奴に限って新しいPCじゃないと嫌なのだそうだ。無駄なところには投資するなーとおもうのだが、それも取り巻きたちが偉いひとにおべっかをつかって、自分のポイントを挙げるために必死になっているからなのである。末端で働いているような虫けらは「死ぬまでボロでも働け」という指示。バカすぎる、この会社。