セルビアにきたら、南スペイン独特の文化はできるだけ吸収したいとおもうのが旅心に思うことだろう。代表的な文化の1つはフラメンコ。フラメンコと言っても、実はスペインのフラメンコにはいくつか流儀があることを後で知るのだが、その中でもセルビアのフラメンコは、日本人が考える典型的なフラメンコだと思う。
そのフラメンコを見るためにはセルビアのサンタ・クルス地区にたくさんフラメンコバーが存在し、客はそこでアルコールを取りながら熱いフラメンコを見ることが可能である。それは大人の社交場の1つとしてフラメンコバーがあるのであって、子供が入って見ることが出来る場所では決してない。だけど、子供でもフラメンコを見ることが出来る場所は存在する。それがフラメンコ舞踏博物館(Museo del Baile Flamenco)である。
普段はフラメンコの歴史や文化についてを解説してくれる博物館だが、毎晩19時からフラメンコショーが行われていると聞いていたので、ここの博物館にいってみることにした。夕方からのショーも兼ねて観るのが良いだろうと思ったので、17時くらいにホテルを出て博物館に行ってみた。
博物館がある場所は、フラメンコの店が結構たくさん存在しているサンタ・クルス地区に存在しており、このサンタ・クルス地区自体が迷路のように細い路地とぐにゃぐにゃになっている道から成り立っているから、地図無しでは博物館には到達ができるものではなかった。道中はフラメンコに関係するような衣装関係の店やら、化粧道具の店やらが結構存在する。それを見ているだけでもフラメンコの気分が感じられるところだろうと思われる。
フラメンコショーなんて、行けばすぐ見れるんでしょうと思っていたのだが、実はそうではない。博物館に到着してみたところ、受付のところで「今日のショーはもうソールドアウトよ」とあっさり断られる。しかし「明日の分だったら、まだ大丈夫」とのこと。そこで最初の日は、翌日のショーも兼ねた入場券を購入することにした。値段は1人あたり、博物館見学料も含めて24ユーロ。だけど、「地球の歩き方」を持っていると、実は読者割引で10%オフになるので、1人あたり21.6ユーロになる。ところが地球の歩き方を見せれば良いと地球の歩き方に記載されているのだが、なにをどうみせればいいのかわかんない。そこで「この日本語のガイドに読者割引があるって書いているんだけどー」と話をしたら、係員が「あっ、そうなの?じゃ10%オフね」という対応をしてくれた。結構緩い。なお、チケットには名前と人数を記載されるので、転売なんかは出来なさそうだ。当日は、このチケットを見せれば入場できるようになっている。
ショーは自由席になっているので、どこに座ってもいい。が、そうなると良い場所を確保したくなる。人によっては鞄を椅子において館内をうろうろしているひともいるのだが、貴重品が入っているかもしれないとおもうと、盗難にあってもおかしくない。これはいいなとおもったのは、スタバあたりのテイクアウト用の飲み物のカップを椅子においておくという方法だった。これだと誰も片づけをしないので場所取りは便利だろう。
場所なのだが、ステージを囲むように漢字の「凹」の字のように椅子が数列ならんでいるのだが、できれば正面側の前のほうを確保したほうが良い。前のほうというより、一番前に座ったほうが良い。客いじりなんかは無いし、かぶりつきで見られるので絶対いいし、なにしろ、椅子が階段状になっているわけじゃないので、前に背の高い人が座った場合には、前がまったくみられなくなるので、絶対一番前に座ったほうが良いのである。ちょっと奥ゆかしく、前から三番目くらいでいいかなとおもったのが今回は間違いだった。前に頭を頻繁に動かす座高の高いおばさん、その前にはデブの座高の高いおっさんが座ったのが失敗だった。
ショーが始まる前には、博物館の中で時間を潰しておけば良いと思う。ショーが行われるのは1階の中央部分。そこには常にステージが作られているので、まぁ、普段は意味が無い場所だ。そして、少し離れたところに、なんとフラメンコ教室用のスタジオがあるし、当日もスタジオ内で練習をしているひとたち、といってもおばさんたちがいたのをみた。
2階から博物館は始まる。2階はインタラクティブ形式で、フラメンコの種類や歴史というのを映像と選択画面で体験できる。もちろん、その画面には日本語の選択画面があり、日本語の文字と音声で説明を聞いて見ることができるのは嬉しい。
フラメンコも地域性によって特徴があることを今回初めて知った。それもスペイン国内での特徴が違うことに驚きだ。ただ、フラメンコはもともといまのような芸術的な領域になるものではなく、単なる地域住民がたのしみのときに踊る盆踊りや祭りの余興みたいな位置づけだったようである。それを藝術の域にさせたのは、やはりフラメンコを「見世物」としてショーを始めたカフェからの始まりだろうとおもう。ウィーンでいうところの社交場としてのカフェは有名だが、フラメンコの店も当時は最先端のクラブのようなものだったと考えて良いとおもう。それも店に来た人たちが全員参加するというものではなくあくまでも見るために来ているという意味だ。当然こういう店は当時の政治権力者にとっては「目障りなもの」になるために、何度も排除されることになる。そのあとの藝術領域になり、自分たちが今知っている激しいタップのようなものになっているのは、あえてそういう動きにしたという商業的な要素のせいであることもよくわかった。
フラメンコの衣装についても、博物館内には展示されている。男用の衣装と女用の衣装があるので、どちらについても興味がわく展示エリアだとは思う。
フラメンコのショーは、全部で5つのパートから分かれて演じられる。
①ギターと男女フラメンコダンサーによる演技
②フラメンコギター演奏者によるソロ演奏
③女性フラメンコダンサーによる演技
④フラメンコ歌手とギターによる音楽の演技
⑤男性フラメンコダンサーによる演技
どのパートも大枠の「フラメンコ」という意味では必要なジャンルではあるのだが、個人的には踊りが無いショーはもう観ているだけで苦痛でしかなかった。
間近で見られるショーは結構興奮なのだが、ここに出ている人たちの演技が、正直めちゃくちゃ巧いものかというと、全然そうではなかった。もうちょっと巧いダンサーが演技してもいいんじゃないのだろうか?まぁ毎日行われているようなものなので、たまたまそんなに巧いひとではなかったのかもしれない。
ショーは1時間であるため、厭きることは無いのだろうとは思う。
<フラメンコ舞踏博物館 - Museo del Baile Flamenco>
URL : http://www.museobaileflamenco.com/
Open : 10:00 - 19:00
Address : Calle de Manuel Rojas Marcos, 3, 41004 Sevilla (Map)
Phone : +34 954 34 03 11
2014/05/10
2014/04/05
Coldplay - Viva la vida
随分前にアップルコンピュータのCMで、すっかりいまでは世界的に有名になってしまったのが、Coldplay が歌う「Viva la vida」である。しかし、正直、Coldplayの曲は知らないし、実は日本でもライブを何度か行っているようなのだが、その人気はいまでもかなりある。ファンの人たちは、他に良い曲をみつけているのだろうか?
個人的には、この曲が好きで、まずなんといってもバイオリンの音で始まるメロディラインが耳に残る。それに報道ステーションのスポーツコーナーのところで、必ずといっていいほどかかっているから、勝手に耳に残っているんだろうと思う。メロディだけ聞いていると気持ちがいいのだが、歌詞を見ていると、キリスト教を主とする国の王に関する話になっている。これ、あまり知らない人が多いではないだろうか?
ワン・ダイレクションもオーディション番組で歌っているのがこの曲を歌っている。どうやらこの曲はワン・ダイレクションの5人も好きなようだった。カラオケとして選曲するには良い曲かもしれない。歌いやすいし。
個人的には、この曲が好きで、まずなんといってもバイオリンの音で始まるメロディラインが耳に残る。それに報道ステーションのスポーツコーナーのところで、必ずといっていいほどかかっているから、勝手に耳に残っているんだろうと思う。メロディだけ聞いていると気持ちがいいのだが、歌詞を見ていると、キリスト教を主とする国の王に関する話になっている。これ、あまり知らない人が多いではないだろうか?
ワン・ダイレクションもオーディション番組で歌っているのがこの曲を歌っている。どうやらこの曲はワン・ダイレクションの5人も好きなようだった。カラオケとして選曲するには良い曲かもしれない。歌いやすいし。
One Direction - Story of my life
日本でもすっかり大人気ものにあったイギリスのボーカルユニット「ワン・ダイレクション(One Direction)」は最近ではNTT DoCoMoのCMにも出演して、イメージキャラクターにもなっている。ワン・ダイレクションについては、もう色々なところで書かれているので、いまさら記載する必要も無いのだが、元々は個人個人が別々にオーディション番組に出演していたが、それを取りまとめて1つのグループにしちゃった集まり。統一感がまったくないところが人気の1つなのだろうとおもう。
NTT DoCoMoの本人たち出演のCMで流れている曲は「Story of my Life」という曲。もう何度も何度もメインフレーズのところを聞かされているので、いい加減厭きたのだが、曲としてはバラードだし、メンバー5人がそれぞれボーカルとして良いところを、各人がパートを担当して歌っているところがいい。
PVはメンバー各人が子供のころに実際に撮った写真を、現在でも同じ構図で写真を撮って対比させるというようなことをしている。ただし、登場人物に年寄りが以前映っている場合には、その人はもう世の中に存在しないので、現在の写真でもそれは空白にしている。これにより、各メンバの身内の人たちが実際に登場しているのだが、こういう映像の作り方をするところが面白い。
しかし、歌のメインのところは、自分で歌ってみると分かることだが、結構声を張り上げあければいけないので、かなり疲れる。あれは、喉の練習をしていないとかなり無理だ。下手をすると、Bon Jovi の Livig on a Prayer を歌っているときみたいに、途中でへろへろになってしまうことだろう。
NTT DoCoMoの本人たち出演のCMで流れている曲は「Story of my Life」という曲。もう何度も何度もメインフレーズのところを聞かされているので、いい加減厭きたのだが、曲としてはバラードだし、メンバー5人がそれぞれボーカルとして良いところを、各人がパートを担当して歌っているところがいい。
PVはメンバー各人が子供のころに実際に撮った写真を、現在でも同じ構図で写真を撮って対比させるというようなことをしている。ただし、登場人物に年寄りが以前映っている場合には、その人はもう世の中に存在しないので、現在の写真でもそれは空白にしている。これにより、各メンバの身内の人たちが実際に登場しているのだが、こういう映像の作り方をするところが面白い。
しかし、歌のメインのところは、自分で歌ってみると分かることだが、結構声を張り上げあければいけないので、かなり疲れる。あれは、喉の練習をしていないとかなり無理だ。下手をすると、Bon Jovi の Livig on a Prayer を歌っているときみたいに、途中でへろへろになってしまうことだろう。
Katy Perry - Last Friday Night
全世界で大ヒットを飛ばしたケイティ・ペリー(Katy Perry)の「Last Friday Night」は今聞いても、その曲の中で歌われている歌詞の雰囲気が新鮮に見えてくるから不思議だ。ただ、カラオケで歌おうとすると、結構練習をしないと、あの早くて長い歌詞に口が付いていけないことだろう。最近の曲は、1つの音節にたくさんの言葉を入れ込む尾崎豊形式が増えてきたからだ。
特にこの曲から世界的には一般的に使われるようになった言葉は「T.G.I.F」という言葉。Thank God It's Fridayという意味で、要は「花金だ」という意味の略語である。金曜日の晩は、次の日は休みなので、みんなではっちゃけようというのが、この曲の歌詞のもともとの意味。そのはっちゃけた様子が、歌詞ではいろいろ載っているのだが、どれもこれも「それ、あるある」というようなことばっかり。だいたいが、酔っ払ったあとに、自分の記憶外のところで起こった数々の事件が載っていると思って良い。T.G.I.Fの反対語も実は存在するが、この歌にはまず出てこない。なにしろ、金曜日の楽しいことしか乗っていないからだ。ちなみに反対語は「G.D.I.M (God Damn It's Monday)」だ。
実はこの曲、ポッと出でヒットしたわけじゃない。前段の話がある。
アナハイムに住んでいた素人同然だったレベッカ・ブラック(Rebecca Black)が友達からロサンゼルスにあるARKミュージック・ファクトリーに頼めば誰でもミュージックビデオが作れるという話を聞き、レベッカ・ブラックの母親が、親バカ根性を出して4000ドルをARKミュージック・ファクトリーに払って、世に出てしまい、後に世界中で馬鹿にされることにあるシングル曲「Friday」のPVを作った。一応、ちゃんとしたレコード会社が作成した曲であるために、iTunesにアップロードされたことにより、のちに大部分の音楽批評家やリスナーから「過去最悪の歌」と批判されることになる。そうなると、やじうま根性の一般人はどんなに下手くそな曲なのだろうと興味がわくのは当然で、曲とPVがあっという間に世界に広まる。
レベッカ・ブラックが歌う「Friday」も金曜日の夜は楽しいなぁーというおきらく音楽であるのは変わりないが、これにオマージュを感じたのがKaty Perry。いまどきの女の子のことを歌いたいと思っていたのか、あたしなら似たような題材でもっといい歌ができるという風に思ったのか、今回紹介しているLast Friday Nightが後に発表されるわけだ。一応オマージュであるということもあるため、Last Friday Nightに、Katy Perryが扮するKathyの大親友役としてレベッカ・ブラックがPVの中に出演する。
さて、このPVもなかなか結構豪華絢爛なメンバーが出演している。Katy Perry の両親役としてまずは父親役にコリー・フェルドマン(Corey Feldman)が出ている。13日の金曜日にも出演していた俳優であり、曲名に Friday が付いているから、Friday つながりで抜擢されたのか?と思った。しかし、PVの中でコリー・フェルドマンがすごい白髪になっていたことにはビックリした。たぶんまだ40歳くらいだと思っていたのだが、それであの白髪ぶりは、若白髪としても度が超えている気がする。母親役もこれまたびっくりなことに、若い頃はアイドルとして活躍したデビー・ギブソン(Debbie Gibson)である。デビー・ギブソンといえば、Shake Your Love とかElectric Youth とかが大ヒットした歌手だと記憶していたが、最近すっかり名前を聞かないなーとおもっていたら、女優に転身していた。そして、PVの中でのデビー・ギブソンが、めちゃくちゃケバいオバサンになっていたことにとてもビックリした。あの若い頃の可愛らしさはどこいったのだー!と思わず叫んでしまった。さらにPVには、有名なサックス奏者であるケニーGも出演している。それもKaty Perryの「おじさん」という役で。Last Friday Nightの間奏部分でサックスの独奏部分があるのだが、その部分をPVでは担当している。実際の音楽ではケニーGが参加しているわけではない。他にはハウスバンド役として、兄弟バンドであるハンソン(Hanson)がPVに出演している。なんとも見ごたえがあるPVになっている。
PVの内容は、歌詞を忠実に映像化しているような気がする。が、牛乳瓶の底のような眼鏡をかけて、ダサいサスペンダーのパンツを穿いた格好で、数独をしている主人公Kathy(Katy Perryが扮する)が家で行われたハウスパーティに厭々ながらも参加したが、親友のレベッカ(レベッカ・ブラックが扮する)に唆されて、髪型から化粧から格好まで、超ケバいひとに大変身して、パーティのなかで大騒ぎするというものだが、飲みすぎてその晩にやっていたことが全部ネット上にアップロードされていたことを後で知って驚愕するというもの。
このPVの内容があまりにも衝撃的だったためか、あらゆるパロディバージョンがその後生まれて、Youtubeにアップされることになる。一番良い出来なのは、香港のメディア集団が作成したものだろう。金曜日の晩は、みんながはっちゃけるというのは変わりないのだが、はっちゃける内容というのが、アジアの若者なら定番というものをオンパレードとして出しているのが面白い。飲茶パーティ、ダンスダンスレボリューションで踊りまくる、賭け麻雀で丸坊主とかなどだ。そして、Last Friday Nightのキーワードにもなっている「T.G.I.F」が「A.S.I.A」となっているのが面白い。「だって、we are asians」という歌詞に変更しているのが良い。
もちろん、各国語に歌詞が翻訳されているバージョンも存在するが、その中だと、たぶんドイツ語バージョンが一番良いだろうと思う。しかし、歌詞はドイツ語だから、歌詞を追いかけるだけでついていけない。
特にこの曲から世界的には一般的に使われるようになった言葉は「T.G.I.F」という言葉。Thank God It's Fridayという意味で、要は「花金だ」という意味の略語である。金曜日の晩は、次の日は休みなので、みんなではっちゃけようというのが、この曲の歌詞のもともとの意味。そのはっちゃけた様子が、歌詞ではいろいろ載っているのだが、どれもこれも「それ、あるある」というようなことばっかり。だいたいが、酔っ払ったあとに、自分の記憶外のところで起こった数々の事件が載っていると思って良い。T.G.I.Fの反対語も実は存在するが、この歌にはまず出てこない。なにしろ、金曜日の楽しいことしか乗っていないからだ。ちなみに反対語は「G.D.I.M (God Damn It's Monday)」だ。
実はこの曲、ポッと出でヒットしたわけじゃない。前段の話がある。
アナハイムに住んでいた素人同然だったレベッカ・ブラック(Rebecca Black)が友達からロサンゼルスにあるARKミュージック・ファクトリーに頼めば誰でもミュージックビデオが作れるという話を聞き、レベッカ・ブラックの母親が、親バカ根性を出して4000ドルをARKミュージック・ファクトリーに払って、世に出てしまい、後に世界中で馬鹿にされることにあるシングル曲「Friday」のPVを作った。一応、ちゃんとしたレコード会社が作成した曲であるために、iTunesにアップロードされたことにより、のちに大部分の音楽批評家やリスナーから「過去最悪の歌」と批判されることになる。そうなると、やじうま根性の一般人はどんなに下手くそな曲なのだろうと興味がわくのは当然で、曲とPVがあっという間に世界に広まる。
レベッカ・ブラックが歌う「Friday」も金曜日の夜は楽しいなぁーというおきらく音楽であるのは変わりないが、これにオマージュを感じたのがKaty Perry。いまどきの女の子のことを歌いたいと思っていたのか、あたしなら似たような題材でもっといい歌ができるという風に思ったのか、今回紹介しているLast Friday Nightが後に発表されるわけだ。一応オマージュであるということもあるため、Last Friday Nightに、Katy Perryが扮するKathyの大親友役としてレベッカ・ブラックがPVの中に出演する。
さて、このPVもなかなか結構豪華絢爛なメンバーが出演している。Katy Perry の両親役としてまずは父親役にコリー・フェルドマン(Corey Feldman)が出ている。13日の金曜日にも出演していた俳優であり、曲名に Friday が付いているから、Friday つながりで抜擢されたのか?と思った。しかし、PVの中でコリー・フェルドマンがすごい白髪になっていたことにはビックリした。たぶんまだ40歳くらいだと思っていたのだが、それであの白髪ぶりは、若白髪としても度が超えている気がする。母親役もこれまたびっくりなことに、若い頃はアイドルとして活躍したデビー・ギブソン(Debbie Gibson)である。デビー・ギブソンといえば、Shake Your Love とかElectric Youth とかが大ヒットした歌手だと記憶していたが、最近すっかり名前を聞かないなーとおもっていたら、女優に転身していた。そして、PVの中でのデビー・ギブソンが、めちゃくちゃケバいオバサンになっていたことにとてもビックリした。あの若い頃の可愛らしさはどこいったのだー!と思わず叫んでしまった。さらにPVには、有名なサックス奏者であるケニーGも出演している。それもKaty Perryの「おじさん」という役で。Last Friday Nightの間奏部分でサックスの独奏部分があるのだが、その部分をPVでは担当している。実際の音楽ではケニーGが参加しているわけではない。他にはハウスバンド役として、兄弟バンドであるハンソン(Hanson)がPVに出演している。なんとも見ごたえがあるPVになっている。
PVの内容は、歌詞を忠実に映像化しているような気がする。が、牛乳瓶の底のような眼鏡をかけて、ダサいサスペンダーのパンツを穿いた格好で、数独をしている主人公Kathy(Katy Perryが扮する)が家で行われたハウスパーティに厭々ながらも参加したが、親友のレベッカ(レベッカ・ブラックが扮する)に唆されて、髪型から化粧から格好まで、超ケバいひとに大変身して、パーティのなかで大騒ぎするというものだが、飲みすぎてその晩にやっていたことが全部ネット上にアップロードされていたことを後で知って驚愕するというもの。
このPVの内容があまりにも衝撃的だったためか、あらゆるパロディバージョンがその後生まれて、Youtubeにアップされることになる。一番良い出来なのは、香港のメディア集団が作成したものだろう。金曜日の晩は、みんながはっちゃけるというのは変わりないのだが、はっちゃける内容というのが、アジアの若者なら定番というものをオンパレードとして出しているのが面白い。飲茶パーティ、ダンスダンスレボリューションで踊りまくる、賭け麻雀で丸坊主とかなどだ。そして、Last Friday Nightのキーワードにもなっている「T.G.I.F」が「A.S.I.A」となっているのが面白い。「だって、we are asians」という歌詞に変更しているのが良い。
もちろん、各国語に歌詞が翻訳されているバージョンも存在するが、その中だと、たぶんドイツ語バージョンが一番良いだろうと思う。しかし、歌詞はドイツ語だから、歌詞を追いかけるだけでついていけない。
Ella elle l'a
60年代のフレンチポップスターの1人として絶対上げられるのは、France GALL。彼女のヒット曲はかなりたくさんあるのだが、多くは1960年代から1970年代にかけてのものが多い。若い頃から歌手と活躍し、一時期はドイツで活躍したためドイツ語の曲も歌っていたりしながらも、ずっと歌手を続けているFrance GALLだが、1980年代になってヒットした曲というのは個人的には知らなかった。
ビリー・ホリデイやサラ・ヴォーンと並び称される20世紀の女性トップ・ジャズ・ボーカリストの1人と言われたエラ・フィッツジェラルド(Ella Jane Fitzgerald)が亡くなったのは1986年。彼女の死を偲んで、フランス人歌手のミッシェル・ベルガー(Michel Berger)が作った曲「Ella elle l'a」(Ella, 彼女はそれを持っている)は、1987年にヨーロッパの各国でFrance GALLが久々にスマッシュヒットを飛ばす曲になった。エラ・フィッツジェラルドのファーストネームである「Ella」と、英語の「She has it」をフランス語にした「Elle l'a」は同じ発音であるため、曲調としてはゆったりしていても、フレーズを一度聞くと耳から離れなくなるから不思議だ。
エラ・フィッツジェラルドのことをよく知らない人にとっては、このトリビュート曲というものに特に何の感情も得ることは無いだろうと思われる。ジャズシンガーとして、そして黒人歌手として活躍した時代は、他の黒人ジャズミュージシャンと同じように、人間性については軽視されていても、音楽の才能に関しては白人も一目を置いていた頃である。その時代を活躍した彼女の美声は世界中を魅了したのは当然であり、歌詞の中でもその美声により歌声を聞いた人たちはとても気持ちがハッピーになり、そんな美声は他に誰も持っていないと大絶賛している。
France GALLのPVを観ていると、終始エラ・フィッツジェラルドの静止映像が出てきて、さらに活躍したときのバックバンドのひとたちとの楽しそうなセッションの様子も出てくる。そんな映像の中で中年の風格が出てきたFrance GALLが歌っているというのは、エラ・フィッツジェラルドがFrance GALLに乗り移って歌っているかのようだ。
実際にこの曲の存在を知ったのは、現在のフレンチポップスターであるケイト・ライアン(Kate Ryan)がカバーとして歌ったバージョンである。France GALLが歌った曲はスローバラードなのだが、Kate Ryanが歌うバージョンは結構テンポが早い。というか、めちゃくちゃ早い。そして、PVの映像を観ると、運行サービス中の飛行機を舞台とする、機長・スチュワーデス・客のすべてが全員Kate Ryanというケイトライアンオンパレードのようなビデオ映像になっている。最初にこの曲を聴いたのが、まさしくこのPVであったので、変な題名だなーと思いつつ、聞いていたところ、Youtubeのお勧めに、同名の曲 France GALLのPVがあることを発見したので、もともとが France GALL のものだったのかというのをあとから知ることになる。
どちらのバージョンの曲が好きなのかは、お好みで。
"Ella, elle l'a"
C'est comme une gaité
Comme un sourire
Quelque chose dans la voix
Qui parait nous dire "viens"
Qui nous fait sentir étrangement bien
C'est comme toute l'histoire
Du peuple noir
Qui se balance
Entre l'amour et l'désespoir
Quelque chose qui danse en toi
Si tu l'as, tu l'as
Ella, elle l'a
Ce je ne sais quoi
Que d'autres n'ont pas
Qui nous met dans un drole d'état
Ella, elle l'a Ella, elle l'a
Ou ou ou ou ou ou ou
Elle a, ou ou ou ou ou ou ou
Cette drole de voix
Elle a, ou ou ou ou ou ou ou
Cette drole de joie
Ce don du ciel qui la rend belle
Ella, elle l'a Ella, elle l'a
Elle a, ou ou ou ou ou ou ou
Ella, elle l'a Elle a
Ou ou ou ou ou ou ou
Elle a ce tout petit
Supplément d'âme
Cet indéfinissable charme
Cette petite flamme
Tape sur des tonneaux
Sur des pianos
Sur tout ce que dieu peut
Te mettre entre les mains
Montre ton rire ou ton chagrin
Mais que tu n'aies rien
Que tu sois roi
Que tu cherches encore
Les pouvoirs qui dorment en toi
Ta voix ne s'achète pas
Quand tu l'as, tu l'as
Ella, elle l'a
Ce je ne sais quoi
Que d'autres n'ont pas
Qui nous met dans un drole d'état
Ella, elle l'a Ella, elle l'a
Ou ou ou ou ou ou ou
Elle a, ou ou ou ou ou ou ou
Cette drole de voix
Elle a, ou ou ou ou ou ou ou
Cette drole de joie
Ce don du ciel qui la rend belle
Ella, elle l'a Ella, elle l'a
Elle a, ou ou ou ou ou ou ou
Ella, elle l'a Elle a
Ou ou ou ou ou ou ou
ビリー・ホリデイやサラ・ヴォーンと並び称される20世紀の女性トップ・ジャズ・ボーカリストの1人と言われたエラ・フィッツジェラルド(Ella Jane Fitzgerald)が亡くなったのは1986年。彼女の死を偲んで、フランス人歌手のミッシェル・ベルガー(Michel Berger)が作った曲「Ella elle l'a」(Ella, 彼女はそれを持っている)は、1987年にヨーロッパの各国でFrance GALLが久々にスマッシュヒットを飛ばす曲になった。エラ・フィッツジェラルドのファーストネームである「Ella」と、英語の「She has it」をフランス語にした「Elle l'a」は同じ発音であるため、曲調としてはゆったりしていても、フレーズを一度聞くと耳から離れなくなるから不思議だ。
エラ・フィッツジェラルドのことをよく知らない人にとっては、このトリビュート曲というものに特に何の感情も得ることは無いだろうと思われる。ジャズシンガーとして、そして黒人歌手として活躍した時代は、他の黒人ジャズミュージシャンと同じように、人間性については軽視されていても、音楽の才能に関しては白人も一目を置いていた頃である。その時代を活躍した彼女の美声は世界中を魅了したのは当然であり、歌詞の中でもその美声により歌声を聞いた人たちはとても気持ちがハッピーになり、そんな美声は他に誰も持っていないと大絶賛している。
France GALLのPVを観ていると、終始エラ・フィッツジェラルドの静止映像が出てきて、さらに活躍したときのバックバンドのひとたちとの楽しそうなセッションの様子も出てくる。そんな映像の中で中年の風格が出てきたFrance GALLが歌っているというのは、エラ・フィッツジェラルドがFrance GALLに乗り移って歌っているかのようだ。
実際にこの曲の存在を知ったのは、現在のフレンチポップスターであるケイト・ライアン(Kate Ryan)がカバーとして歌ったバージョンである。France GALLが歌った曲はスローバラードなのだが、Kate Ryanが歌うバージョンは結構テンポが早い。というか、めちゃくちゃ早い。そして、PVの映像を観ると、運行サービス中の飛行機を舞台とする、機長・スチュワーデス・客のすべてが全員Kate Ryanというケイトライアンオンパレードのようなビデオ映像になっている。最初にこの曲を聴いたのが、まさしくこのPVであったので、変な題名だなーと思いつつ、聞いていたところ、Youtubeのお勧めに、同名の曲 France GALLのPVがあることを発見したので、もともとが France GALL のものだったのかというのをあとから知ることになる。
どちらのバージョンの曲が好きなのかは、お好みで。
"Ella, elle l'a"
C'est comme une gaité
Comme un sourire
Quelque chose dans la voix
Qui parait nous dire "viens"
Qui nous fait sentir étrangement bien
C'est comme toute l'histoire
Du peuple noir
Qui se balance
Entre l'amour et l'désespoir
Quelque chose qui danse en toi
Si tu l'as, tu l'as
Ella, elle l'a
Ce je ne sais quoi
Que d'autres n'ont pas
Qui nous met dans un drole d'état
Ella, elle l'a Ella, elle l'a
Ou ou ou ou ou ou ou
Elle a, ou ou ou ou ou ou ou
Cette drole de voix
Elle a, ou ou ou ou ou ou ou
Cette drole de joie
Ce don du ciel qui la rend belle
Ella, elle l'a Ella, elle l'a
Elle a, ou ou ou ou ou ou ou
Ella, elle l'a Elle a
Ou ou ou ou ou ou ou
Elle a ce tout petit
Supplément d'âme
Cet indéfinissable charme
Cette petite flamme
Tape sur des tonneaux
Sur des pianos
Sur tout ce que dieu peut
Te mettre entre les mains
Montre ton rire ou ton chagrin
Mais que tu n'aies rien
Que tu sois roi
Que tu cherches encore
Les pouvoirs qui dorment en toi
Ta voix ne s'achète pas
Quand tu l'as, tu l'as
Ella, elle l'a
Ce je ne sais quoi
Que d'autres n'ont pas
Qui nous met dans un drole d'état
Ella, elle l'a Ella, elle l'a
Ou ou ou ou ou ou ou
Elle a, ou ou ou ou ou ou ou
Cette drole de voix
Elle a, ou ou ou ou ou ou ou
Cette drole de joie
Ce don du ciel qui la rend belle
Ella, elle l'a Ella, elle l'a
Elle a, ou ou ou ou ou ou ou
Ella, elle l'a Elle a
Ou ou ou ou ou ou ou
2013/08/24
DJ Feel (Podcast)
トランステクノといったら、オランダ、ベルギー、アメリカだけかとおもったら、大間違い。いまでは世界中でトランステクノのDJは存在しているわけで、もう大体の国にはその国の代表的なDJは居るんじゃないのかと思う。やっぱり音楽は世界共通言語で誰でも楽しめるからなんだろう。
そんななかでたまたまiTunesでトランステクノのポッドキャスト番組について、他の番組を中心にリンクを辿ったところ、辿り着いたのが、ロシアのDJ Feelが行っている「Trance Mission」という名前で行っている番組の存在を知った。そして、この番組、結構頻繁に更新されており、おそらくDJ Feelが各地でプレイをした内容をそのまま垂れ流しているんじゃないのかという気がしてきた。
ポッドキャストとしての内容だが、他のトランステクノの番組と同様、いま一番熱い曲を選曲しているので、こちらも世界で流行っているのがどれなのかというのをよく知ることができる手段のアンテナサイトといえよう。そして、なにしろ1回あたりの配信の長さがとても長い。だいたい1時間で終わるのはなく、1時間半から2時間番組になっているのが普通となっているので、トランス好きにとっては本当に厭きない番組だろう。そして、他のポッドキャストとは異なり、曲の途中でもDJとしてのコメントが入ったりするが、全部ロシア語で話をしているので、一体なにを話しているのか全然わからないのが難点だ。ロシア語が理解できるトランステクノ好きな人がいたら、このDJが喋っている内容を教えて欲しいと思うが、だいたいの場合は、曲紹介だったりするんだろうとは思う。
たまに番組の中にゲストが登場したりするところなんか、まさしくラジオっぽい感じがするのだが、そのゲストというのは、他に活躍しているDJだったり、番組内で流している最新曲で歌っているボーカリストだったりするから、なかなか侮れない番組だ。ゲストがロシア人だったらもちろんロシア語で会話をするんだろうけど、それ以外の民族の人が現れた場合には、実は英語で会話をする。しかし、DJ Feelの英語がまたわけのわからない英語だったりするので、どこまでロシア語でどこから英語なのかというのがわからなくなるようなときもたまにはある。
しかし、選曲としてのDJ Feelは抜群のセンスはあると思われる。別にロシア人のミュージシャンばかりを用意するのではなく、世界中で一番プレイとしてかかっているような曲を集めているから、スラブ圏特有の曲しか流れないということはまずなく、このDJが番組内で喋らなければ決してロシアから発信されている番組だということはわからないところだからだ。それだけ曲としても最先端を行っているのではないだろうか。
じゃぁ、DJ Feelって一体なにものなの?という根本的なところが知りたくなるだろう。このひと、サンクトペテルブルグのDJで、本名は Philip Belikov。Radio Recordというところに所属している人なのである。Radio Record自体がダンス音楽系専門に流しているFM局であり、設立はそんなに古くなく、ソ連崩壊後の1995年。最初はダンス専門局ではなかったようなのだが、徐々にシフトをしていまのような形になったみたいだ。DJ Feelの番組は毎週木曜日の22時から24時(モスクワ時間)で行われているものであり、そこで流れているものと同じものがポッドキャストと同じなのかは、実際にロシア在住のひとたちに聞いてみたいところだ。
DJ Feel "Trance Mission" Podcast
iTunes : https://itunes.apple.com/jp/podcast/dj-feel/id441099329
Facebook : https://ja-jp.facebook.com/djfeelnet
Twitter : https://twitter.com/FEEL_DJ
そんななかでたまたまiTunesでトランステクノのポッドキャスト番組について、他の番組を中心にリンクを辿ったところ、辿り着いたのが、ロシアのDJ Feelが行っている「Trance Mission」という名前で行っている番組の存在を知った。そして、この番組、結構頻繁に更新されており、おそらくDJ Feelが各地でプレイをした内容をそのまま垂れ流しているんじゃないのかという気がしてきた。
ポッドキャストとしての内容だが、他のトランステクノの番組と同様、いま一番熱い曲を選曲しているので、こちらも世界で流行っているのがどれなのかというのをよく知ることができる手段のアンテナサイトといえよう。そして、なにしろ1回あたりの配信の長さがとても長い。だいたい1時間で終わるのはなく、1時間半から2時間番組になっているのが普通となっているので、トランス好きにとっては本当に厭きない番組だろう。そして、他のポッドキャストとは異なり、曲の途中でもDJとしてのコメントが入ったりするが、全部ロシア語で話をしているので、一体なにを話しているのか全然わからないのが難点だ。ロシア語が理解できるトランステクノ好きな人がいたら、このDJが喋っている内容を教えて欲しいと思うが、だいたいの場合は、曲紹介だったりするんだろうとは思う。
たまに番組の中にゲストが登場したりするところなんか、まさしくラジオっぽい感じがするのだが、そのゲストというのは、他に活躍しているDJだったり、番組内で流している最新曲で歌っているボーカリストだったりするから、なかなか侮れない番組だ。ゲストがロシア人だったらもちろんロシア語で会話をするんだろうけど、それ以外の民族の人が現れた場合には、実は英語で会話をする。しかし、DJ Feelの英語がまたわけのわからない英語だったりするので、どこまでロシア語でどこから英語なのかというのがわからなくなるようなときもたまにはある。
しかし、選曲としてのDJ Feelは抜群のセンスはあると思われる。別にロシア人のミュージシャンばかりを用意するのではなく、世界中で一番プレイとしてかかっているような曲を集めているから、スラブ圏特有の曲しか流れないということはまずなく、このDJが番組内で喋らなければ決してロシアから発信されている番組だということはわからないところだからだ。それだけ曲としても最先端を行っているのではないだろうか。
じゃぁ、DJ Feelって一体なにものなの?という根本的なところが知りたくなるだろう。このひと、サンクトペテルブルグのDJで、本名は Philip Belikov。Radio Recordというところに所属している人なのである。Radio Record自体がダンス音楽系専門に流しているFM局であり、設立はそんなに古くなく、ソ連崩壊後の1995年。最初はダンス専門局ではなかったようなのだが、徐々にシフトをしていまのような形になったみたいだ。DJ Feelの番組は毎週木曜日の22時から24時(モスクワ時間)で行われているものであり、そこで流れているものと同じものがポッドキャストと同じなのかは、実際にロシア在住のひとたちに聞いてみたいところだ。
DJ Feel "Trance Mission" Podcast
iTunes : https://itunes.apple.com/jp/podcast/dj-feel/id441099329
Facebook : https://ja-jp.facebook.com/djfeelnet
Twitter : https://twitter.com/FEEL_DJ
2013/08/16
Perfecto Podcast Paul Oakenfold
ポッドキャストの音楽ジャンルにおいては、実は結構大物DJによる無料番組は探せばある。そのなかでもビックリしたのは、ポール・オーケンフォールド(Paul Oakenfold)のヴォーカルトランスDJ番組を発見したことだ。彼が流す音楽は、だいたい現在で一番流行っており、世界中のクラブでお手本のように流れているグルーブばかりをかけているため、この番組で流れてくる曲を知っていれば、世界中のクラブに遊びに行っても、最先端でハコのなかで流れている曲を楽しむことができるだろう。それだけスタンダードでありチューター的な人物の選曲が満載だ。
だいたいポール・オーケンフォールドは、今では世界のトランスの聖地になってしまったスペインのイビザ島でDJをした最初の人物であり、彼がいなかったら、あの島は今みたいにクラブで盛り上がり、世界中からクラバーが集まるところでもなかっただろうし、島としても発展することはなく、単なる漁村のままだっただろうし、エリカ様もハイパークリエイターとあほ旅行に行くこともなかったことだろう。
そんなポール・オーケンフォールドが提供する番組は、自分で立ち上げたレーベル名「Planet Perfecto」の名前で存在し、更新は1週間に1度で行われている。内容は、大体1時間番組になっているので、通勤時間の間ずっとポールの選曲を楽しむことができるという醍醐味だ。たぶん一度この番組を聴き始めると、おそらく毎週の更新が待ちきれないことになるだろう。
Planet Perfecto Podcast featuring Paul Oakenfold
URL : https://itunes.apple.com/us/podcast/perfecto-podcast-featuring/id307580286
Paul Oakenfold official site
URL : http://pauloakenfold.com/
だいたいポール・オーケンフォールドは、今では世界のトランスの聖地になってしまったスペインのイビザ島でDJをした最初の人物であり、彼がいなかったら、あの島は今みたいにクラブで盛り上がり、世界中からクラバーが集まるところでもなかっただろうし、島としても発展することはなく、単なる漁村のままだっただろうし、エリカ様もハイパークリエイターとあほ旅行に行くこともなかったことだろう。
そんなポール・オーケンフォールドが提供する番組は、自分で立ち上げたレーベル名「Planet Perfecto」の名前で存在し、更新は1週間に1度で行われている。内容は、大体1時間番組になっているので、通勤時間の間ずっとポールの選曲を楽しむことができるという醍醐味だ。たぶん一度この番組を聴き始めると、おそらく毎週の更新が待ちきれないことになるだろう。
Planet Perfecto Podcast featuring Paul Oakenfold
URL : https://itunes.apple.com/us/podcast/perfecto-podcast-featuring/id307580286
Paul Oakenfold official site
URL : http://pauloakenfold.com/
2013/05/11
ファドとは
ファドはポルトガルにおける日本の演歌に相当するとよく言われているのだが、個人的にはちょっと違うと思う。社会の底辺の人が自分の立場を表現したり思いを、詩や曲に乗せて鬱憤を晴らしているというものに近いような気がするし、それを聞いた似たような境遇の人が、苦しいのは自分たちだけじゃないんだと同情や同調をするための曲なんじゃないのかな?という気がする。日本の演歌がどのような経路で一般大衆化したいのかもしれないのだが、ファドについても、徐々に飲み屋で歌われていたのが広がって行ったんじゃないのかなという気がする。
勝手な想像なのだが、映画「銀河鉄道999」のトレーダー分岐点というところで、鉄郎が機械伯爵を殺すために意気込んだのはいいが、途中にあった酒場で、ギターを弾きながら歌っている女の人の曲に、その場にいた勇ましい男たちが泣いて静香に聞いているという場面がある。そんな曲としてファドというのが一番似合っているじゃないのかなという気がするものだ。
ポルトガル語に「サウダージ」という言葉がある。これは日本語にすると哀愁や郷愁のような言葉に訳されるようだが、実際にはもっとポルトガル語話者にとっては奥が深いものがあるらしく、適切な日本語には訳せないという話も聴いたことがある。その言葉に表せないものを曲という形で表現されたのがファドというわけのようだ。
リスボン市内であれば東部にる古い町並みが残っているアルファマ(Alfama)あたりにたくさんのファドを聞かせてくれる酒場がある。だいたい開店時間が夜の10時ごろからというから、ご飯を食べて、そのあとのみに行くというときに行くと丁度いいだろう。そしてファドの歌声は夜中の12時ごろに始まるというから、良い子や早寝のひとにとっては全く場違いのところに違いない。だいたい観光客もこのファドを目当てに寄るんも町に出くわすということが多いので、ぷらっと行けばどこか入れるだろうとおもっていたら、結構「満員だから無理」と追い返されてしまう場合も多い。特にリスボンは観光地だ。予約をしていたほうが無難なことは確かだが、ただ、どこの店に行けば良いのかというのは、歌舞伎町の飲み屋のどこに行けば良いのかと聞かれると皆さんはどう答えるかというくらい難しいものだ。有名な人が出演するというところを抑える必要があるかもしれない。
ファドの歌手として有名なのは、日本でも結構知られているアマリア・ロドリゲス(Amalia Rodrigeus)という女性歌手。伝説的歌姫として称されており、ポルトガルでは英雄にされているひとりだ。サン・ヴィンセンテ・デ・フォーラ教会にも彼女の慰霊が一部納められているところであるので、たぶん一度は誰かということに遭遇することもあるだろう。アマリアの歌はいまでは普通にYoutubeでも観て聞けることができるので、ファドってどういうものだろうというものを聴くには良い練習台かもしれない。
でもやっぱりファドは男が歌うともっと涙が出てくるような思いにふけられるらしい。序性が歌うと、「男に棄てられてぇ~、あたしは1人で生きていくのよー」みたいな石川さゆりの世界になってしまいそうなのだが、男が歌うと、女や仕事や海のことをテーマに歌うので幅が広がるようだ。ファドの店に行くことは無かったのだが、たまたま昼間に歩いていたら、レスタウローデスひろばのところに、ファドの喉自慢大会が開催されていて、素人のひとたちが歌っているのに出くわした。それもマイク最大ボリュームで歌っているから、遠くのほうまで聞えるというもの。これがファドかーというのはそれを聴いてよくわかった。
コインブラはファドの発祥地の1つだとされている。しかし、ここの特徴は、歌手は男しかいないことと、歌手は全員コインブラ大学出身の人で、黒いマントを着て歌うというのが正装のようである。そして歌う内容は、生きていることが辛いんだーというような労働者階級の悲惨さを歌ったものではなく、単純に好きな女がいるんだと捧げるような明るい歌しか歌わないというのが特徴のようである。日本で仕事に疲れた人が聞くのであればリスボンの酒場で、もっと明るい歌を聴きたいならコインブラのほうがいいかもしれない。
勝手な想像なのだが、映画「銀河鉄道999」のトレーダー分岐点というところで、鉄郎が機械伯爵を殺すために意気込んだのはいいが、途中にあった酒場で、ギターを弾きながら歌っている女の人の曲に、その場にいた勇ましい男たちが泣いて静香に聞いているという場面がある。そんな曲としてファドというのが一番似合っているじゃないのかなという気がするものだ。
ポルトガル語に「サウダージ」という言葉がある。これは日本語にすると哀愁や郷愁のような言葉に訳されるようだが、実際にはもっとポルトガル語話者にとっては奥が深いものがあるらしく、適切な日本語には訳せないという話も聴いたことがある。その言葉に表せないものを曲という形で表現されたのがファドというわけのようだ。
リスボン市内であれば東部にる古い町並みが残っているアルファマ(Alfama)あたりにたくさんのファドを聞かせてくれる酒場がある。だいたい開店時間が夜の10時ごろからというから、ご飯を食べて、そのあとのみに行くというときに行くと丁度いいだろう。そしてファドの歌声は夜中の12時ごろに始まるというから、良い子や早寝のひとにとっては全く場違いのところに違いない。だいたい観光客もこのファドを目当てに寄るんも町に出くわすということが多いので、ぷらっと行けばどこか入れるだろうとおもっていたら、結構「満員だから無理」と追い返されてしまう場合も多い。特にリスボンは観光地だ。予約をしていたほうが無難なことは確かだが、ただ、どこの店に行けば良いのかというのは、歌舞伎町の飲み屋のどこに行けば良いのかと聞かれると皆さんはどう答えるかというくらい難しいものだ。有名な人が出演するというところを抑える必要があるかもしれない。
ファドの歌手として有名なのは、日本でも結構知られているアマリア・ロドリゲス(Amalia Rodrigeus)という女性歌手。伝説的歌姫として称されており、ポルトガルでは英雄にされているひとりだ。サン・ヴィンセンテ・デ・フォーラ教会にも彼女の慰霊が一部納められているところであるので、たぶん一度は誰かということに遭遇することもあるだろう。アマリアの歌はいまでは普通にYoutubeでも観て聞けることができるので、ファドってどういうものだろうというものを聴くには良い練習台かもしれない。
でもやっぱりファドは男が歌うともっと涙が出てくるような思いにふけられるらしい。序性が歌うと、「男に棄てられてぇ~、あたしは1人で生きていくのよー」みたいな石川さゆりの世界になってしまいそうなのだが、男が歌うと、女や仕事や海のことをテーマに歌うので幅が広がるようだ。ファドの店に行くことは無かったのだが、たまたま昼間に歩いていたら、レスタウローデスひろばのところに、ファドの喉自慢大会が開催されていて、素人のひとたちが歌っているのに出くわした。それもマイク最大ボリュームで歌っているから、遠くのほうまで聞えるというもの。これがファドかーというのはそれを聴いてよくわかった。
コインブラはファドの発祥地の1つだとされている。しかし、ここの特徴は、歌手は男しかいないことと、歌手は全員コインブラ大学出身の人で、黒いマントを着て歌うというのが正装のようである。そして歌う内容は、生きていることが辛いんだーというような労働者階級の悲惨さを歌ったものではなく、単純に好きな女がいるんだと捧げるような明るい歌しか歌わないというのが特徴のようである。日本で仕事に疲れた人が聞くのであればリスボンの酒場で、もっと明るい歌を聴きたいならコインブラのほうがいいかもしれない。
2011/10/09
リスト・フェレンツ記念博物館(ブダペスト)
ハンガリーを代表とする音楽家リスト・フェレンツは、若いうちからハプスブルグ家をはじめとする宮廷貴族に認められており、その名声は長く世に知られるようだった。何度もハプスブルグ帝国皇帝のフランツ=ヨーゼフから賞状をもらっており、博物館の中にはそれが壁に飾られている。
リストがどんな生活をして、音楽に対してどのような取り組みを持っていたかを垣間見ることができる博物館がアンドラーシ通りに面しているところに建っている。しかし、博物館のビル自体は確かにアンドラーシ通りに建っているのだが、入り口が通りに面していないので、最初必ず迷うことになるだろう。小道になる横道に入ってすぐのところに実は入り口があり、その入り口は常に開いている状態というのではなく、いつもはドアが閉まっており、見た目では普通の家なのでは?と思ってしまうようなところにある。ただ、ドアの横に「リスト・フェレンツ博物館」と書かれているから、ここが博物館の入り口なのだというのがやっとわかるようになっている。
リスト博物館に入ると、まず全員外履き靴を禁止を言い渡される。ヨーロッパの博物館において、普通の生活が靴の生活をしているからだろうが、いまだかつて靴を脱いで観覧するようなところにお目にかかったことが無い。ここの博物館は、リストが生活をしていた場所そのままを残しているからという理由のため、保存状態を良くする為なのだろうが、全員の靴を脱ぐというのではなく、履いている靴のままスリッパのようなものを履かされ、その状態で館内をうろうろすることになる。なんだか、見た目によっては観覧車の足を使って、床掃除でもしているんじゃないのだろうか?と見間違えてしまいそうになる。大きな荷物もクロークがあるので、そこで預けるほうがすっきりした形で中を閲覧することが可能だ。ちなみに、ここではカメラ撮影は問題なし。
もともと、リストとその家族が住んでいた場所を博物館化しているということもあるので、一部音楽活動とは別に生活スタイルを垣間見る場所もある。
ビルの階段を上って最初の部屋に入ると、リスト愛用のグランドピアノが置かれている場所に出くわす。このピアノを使って実際に作曲等をしていたのだろうと思われる代物だ。
右の部屋に入ると、リストとその家族に関する紹介および書斎の展示が見て取れる。音楽に関する書物が棚にずらっと並べられていたり、たまには執筆活動もしていたのだろう、書斎の机もあるし、家族の肖像写真も掲載されていたりする。しかし、この男、若いときには今でいうところのピアノ界のアイドル的存在であったため、女性との関係は非常に活発的だったことが残されている。子供写真もいちおうあるのだが、有名なマリー・ダグーとの間の子供だとはいえ、表に出ていないだけでも他にも子供がいるんじゃないのだろうか?という疑問は拭えない。いまのアイドル歌手も、おっかけファンとやりまくったりしているわけで、いつの時代でもアイドルはモテるし、それを拒否してまで自分の性欲を抑えようとはしないのが常だ。リストもまたその1人だったことは否めない。



個人的に興味を惹いたのは、左の部屋にあるリストゆかりの楽器と演奏会に関する資料の展示である。特に楽器はかなり特色のあるものばかりが並べられていた。1850年代にも関わらず、いまでいうところのエレクトーンの走りみたいなのが既にリストと楽器会社の合作によって作られており、ボタンによって、奏でる音の種類が、ピアノだったりギターだったりするように変更できる形式になっているのは凄かった。たぶん当時の最先端技術を使っていたのだろう。また、ピアノとオルガンを兼用して使えるような不思議な二段式鍵盤楽器があったことも忘れてはいけない。上の段はピアノの音、下の段は足ふみを入れてオルガンと、一石二鳥のような使い方ができる楽器があった。今の時代にもしリストが生きていたら、KORGなどのメーカの鍵盤を使って、どんな演奏を、どんな交響曲を作ろうとしたんだろうかというのは、想像すると楽しくなる。




演奏会に関する資料については、戸棚の中に、ブダペストやウィーンで演奏されたときのプログラムが残されていたりする。もちろんこの部屋に、フランツ=ヨーゼフ皇帝から送られてきた書簡も展示されているから必見だ。皇帝の肩書きの長さが、あまりにも長すぎるのでそれを見ているだけでも笑えると思う。

特にガイダンスはここには存在せず、お土産コーナーも用意されていない。純粋な博物館である。ちょっと物足らないなという気もするのだが、そこは記憶の中で鑑賞を補ってほしいところである。
クラシック音楽好きで、実際に交響曲を演奏または指揮する人にとっては、リストは神様の1人だと思われる。現在および過去の演奏家や作曲家に多大なる影響を与えた人であることは言うまでもない。リストについては個人的にはあまり存じ上げないので、作品や演奏方法など音楽的な側面から詳しい説明ができる人がいたら、個別にご教授いただければ大変ありがたいところだ。
Liszt Ferenc Emlekmuzeum
Address : 1064 Budapest, Vorosmarty utca 3
URL : http://www.lisztmuseum.hu/
Phone : (+36 1) 322-9804
Fax : (+36 1) 413-1526
Email : info@lisztmuseum.hu
Open : Mon-Fri 10:00 ~ 18:00
Sat 09:00 ~ 17:00
リストがどんな生活をして、音楽に対してどのような取り組みを持っていたかを垣間見ることができる博物館がアンドラーシ通りに面しているところに建っている。しかし、博物館のビル自体は確かにアンドラーシ通りに建っているのだが、入り口が通りに面していないので、最初必ず迷うことになるだろう。小道になる横道に入ってすぐのところに実は入り口があり、その入り口は常に開いている状態というのではなく、いつもはドアが閉まっており、見た目では普通の家なのでは?と思ってしまうようなところにある。ただ、ドアの横に「リスト・フェレンツ博物館」と書かれているから、ここが博物館の入り口なのだというのがやっとわかるようになっている。
リスト博物館に入ると、まず全員外履き靴を禁止を言い渡される。ヨーロッパの博物館において、普通の生活が靴の生活をしているからだろうが、いまだかつて靴を脱いで観覧するようなところにお目にかかったことが無い。ここの博物館は、リストが生活をしていた場所そのままを残しているからという理由のため、保存状態を良くする為なのだろうが、全員の靴を脱ぐというのではなく、履いている靴のままスリッパのようなものを履かされ、その状態で館内をうろうろすることになる。なんだか、見た目によっては観覧車の足を使って、床掃除でもしているんじゃないのだろうか?と見間違えてしまいそうになる。大きな荷物もクロークがあるので、そこで預けるほうがすっきりした形で中を閲覧することが可能だ。ちなみに、ここではカメラ撮影は問題なし。もともと、リストとその家族が住んでいた場所を博物館化しているということもあるので、一部音楽活動とは別に生活スタイルを垣間見る場所もある。
ビルの階段を上って最初の部屋に入ると、リスト愛用のグランドピアノが置かれている場所に出くわす。このピアノを使って実際に作曲等をしていたのだろうと思われる代物だ。
右の部屋に入ると、リストとその家族に関する紹介および書斎の展示が見て取れる。音楽に関する書物が棚にずらっと並べられていたり、たまには執筆活動もしていたのだろう、書斎の机もあるし、家族の肖像写真も掲載されていたりする。しかし、この男、若いときには今でいうところのピアノ界のアイドル的存在であったため、女性との関係は非常に活発的だったことが残されている。子供写真もいちおうあるのだが、有名なマリー・ダグーとの間の子供だとはいえ、表に出ていないだけでも他にも子供がいるんじゃないのだろうか?という疑問は拭えない。いまのアイドル歌手も、おっかけファンとやりまくったりしているわけで、いつの時代でもアイドルはモテるし、それを拒否してまで自分の性欲を抑えようとはしないのが常だ。リストもまたその1人だったことは否めない。



個人的に興味を惹いたのは、左の部屋にあるリストゆかりの楽器と演奏会に関する資料の展示である。特に楽器はかなり特色のあるものばかりが並べられていた。1850年代にも関わらず、いまでいうところのエレクトーンの走りみたいなのが既にリストと楽器会社の合作によって作られており、ボタンによって、奏でる音の種類が、ピアノだったりギターだったりするように変更できる形式になっているのは凄かった。たぶん当時の最先端技術を使っていたのだろう。また、ピアノとオルガンを兼用して使えるような不思議な二段式鍵盤楽器があったことも忘れてはいけない。上の段はピアノの音、下の段は足ふみを入れてオルガンと、一石二鳥のような使い方ができる楽器があった。今の時代にもしリストが生きていたら、KORGなどのメーカの鍵盤を使って、どんな演奏を、どんな交響曲を作ろうとしたんだろうかというのは、想像すると楽しくなる。




演奏会に関する資料については、戸棚の中に、ブダペストやウィーンで演奏されたときのプログラムが残されていたりする。もちろんこの部屋に、フランツ=ヨーゼフ皇帝から送られてきた書簡も展示されているから必見だ。皇帝の肩書きの長さが、あまりにも長すぎるのでそれを見ているだけでも笑えると思う。

特にガイダンスはここには存在せず、お土産コーナーも用意されていない。純粋な博物館である。ちょっと物足らないなという気もするのだが、そこは記憶の中で鑑賞を補ってほしいところである。クラシック音楽好きで、実際に交響曲を演奏または指揮する人にとっては、リストは神様の1人だと思われる。現在および過去の演奏家や作曲家に多大なる影響を与えた人であることは言うまでもない。リストについては個人的にはあまり存じ上げないので、作品や演奏方法など音楽的な側面から詳しい説明ができる人がいたら、個別にご教授いただければ大変ありがたいところだ。
Liszt Ferenc Emlekmuzeum
Address : 1064 Budapest, Vorosmarty utca 3
URL : http://www.lisztmuseum.hu/
Phone : (+36 1) 322-9804
Fax : (+36 1) 413-1526
Email : info@lisztmuseum.hu
Open : Mon-Fri 10:00 ~ 18:00
Sat 09:00 ~ 17:00
2011/05/21
トンプソン(クロアチア)
クロアチアはサッカーがとても強いところである。サッカーのワールドカップフランス大会だったかで、日本はクロアチアと対戦したこともある。そして、名古屋グランパスエイトで活躍したストイコビッチの故郷でもある。いまストイコビッチは名古屋の監督をしているから、意外と日本とクロアチアはサッカーを通じてよく知った仲だといったほうがいい。
クロアチアが欧州選手権で試合をするとき、その応援のすごさは、イングランドのフーリガンとは異なるのだが、なかなか定評があるものと言えよう。なにかの拍子で Youtube でクロアチアの応援団のハーフタイムでの様子を撮影した映像を観たのだが、スタジアム全体が揺れるような応援をして、そして決して打楽器でうるさくするのではなく、声だけで、歌だけでその応援をやろうとして盛り上がっている様子だった。クロアチアは人口が少ないとはいえ、サッカーにかける熱はどこの国よりも熱いという印象はあった。
その歌によるクロアチアチームへのエールを意味する応援というので、絶対使われる音楽というのがクロアチアにはある。それはクロアチアのロックバンド・トンプソン(Thompson)の「Lijepa li si」である。この歌を歌うことが慣わしといつのころかわからないが成り立っているようである。それは、テレ朝でワールドカップサッカーへの途中経過を報告する際に、サラ・ブライトマンの「A question of Honor」の曲がかかるくらい現地では御馴染みとなっている。つまり、トンプソンの曲は誰もが知っている曲であり、誰もが歌える曲なのである。
でも、この曲がトンプソンという人たちの曲だというのは全くしなかったのだが、クロアチアの情報を渡航前に調べているうちに、クロアチアで一番良く知られているバンドというのがトンプソンであるというのを知って、トンプソンというのはどういう曲を奏でる人たちなのだろうというのが全く想像できなかった。なぜならトンプソンという名前が、アメリカ人にでもありそうなありふれた名前なので、ガイドあたりに書いているトンプソンと、検索して出てきたトンプソンが同一のものなのかは全然わからなかったのである。だから、クロアチアに着いたら、まずはトンプソンのベスト版でも買って、どういう曲なのか聴いてみたいなと思った。
さらに事前に調べてみると、トンプソンはその曲が過激すぎるために、いろいろなところで反対にあったり、自粛にあったりしているという話も見たことがあった。どこまで本当の話なのかは定かじゃないから、きっとロックバンドというキーワードはわかっていたので、今は亡き聖鬼魔Ⅱみたいな曲調だったり、「ぶっ殺せー」みたいな歌詞をばんばん使っているバンドなのかと、勝手な妄想は広がった。
しかし、帰国して、現地で買ったベスト版のCDアルバム「Sve najbolje」を実際に聞いてみた。アルバムの曲は下記の通り。このアルバムはトンプソンが活躍した過去の曲の中で、1991年から2003年までに発表したなかから選ばれている。CDはクロアチア語の題名しかないので、括弧書きで英語に訳したものも追記してみた。
「Sve najbolje」: Thompson
Released in 2003
1. "Ivane Pavle II" (John Paul II)...............................4:28
2. "Radost s visina" (Joy from Above)............................4:58
3. "Lijepa li si [s gostima]" (You are Beautiful)................4:18
4. "Prijatelji" (Friends)........................................3:56
5. "E, moj narode" (Oh, my people)...............................4:56
6. "Reci, brate moj" (Tell me, my brother).......................4:25
7. "Neću izdat ja" (I will not betray)...........................4:08
8. "Rosa" (Dew)..................................................3:02
9. "Ljutu travu na ljutu ranu" (Sour grass on the sour wound)....4:18
10. "Ne varaj me" (Don't deceive me)..............................4:15
11. "Geni kameni [uživo]" (Genes of stone)........................6:02
12. "Iza devet sela" (Behind nine towns)..........................4:00
13. "Moj Ivane" (My Ivan).........................................3:33
14. "Zaustavi se vjetre" (Stop, wind).............................4:19
15. "Pukni puško" (Gun, shoot)....................................3:36
16. "Bojna Čavoglave" (Čavoglave Battalion) ......................3:23
17. "Anica - kninska kraljica" (Anica - the queen of Knin)........3:52
18. "Stari se" (Getting older)....................................3:45
このアルバムの中には、クロアチアのサッカーチームの応援歌にも該当する「Lijepa li si」が入っているので、是非聞いて欲しい。
さて、曲調なのだが、決して「あぁあああ」と叫ぶようなヘビメタ系でもなければ、過激な歌詞をばんばん出しているようなバンドでは全然ない。バンドが持っている基本的なコンセプトとしては、「祖国、神、家族」。もともとクロアチアは歴史的に、大国に常に侵略されていたので、独立心というのは常に持っている。そしてどこかに支配されているため、クロアチア人であることを一番の重要の誇りだとしているのである。つまりアイデンティティを常に保持しているからということだろう。だから、クロアチアの内戦だったり大セルビア主義勢力に対する反抗というのが、反抗された勢力からすると「過激」というのに見える。自分たち日本人から見たら、遠い国での事象は、一方からの情報が正しく、それ以外の情報は嘘だと勝手に思ってしまうところがある。実際に曲を聞いたら、全く過激でもない。祖国が好きだー!祖国が素晴らしい!祖国が一番美しい!と言っているだけ。どの曲も実はニュアンスは同じ。だから、愛国心バンバンに入った歌詞を歌っている人たちなのである。それが過激だと言われてもしかたないが、クロアチア人の愛国心は半端無いので、彼らの曲が好きになり、いろいろな場面で使われるのは当然といえば当然なのだろう。
いい曲をたくさん歌っているので、是非クロアチアの音楽にも日本はフォーカスを当てて欲しいと思う。
クロアチアが欧州選手権で試合をするとき、その応援のすごさは、イングランドのフーリガンとは異なるのだが、なかなか定評があるものと言えよう。なにかの拍子で Youtube でクロアチアの応援団のハーフタイムでの様子を撮影した映像を観たのだが、スタジアム全体が揺れるような応援をして、そして決して打楽器でうるさくするのではなく、声だけで、歌だけでその応援をやろうとして盛り上がっている様子だった。クロアチアは人口が少ないとはいえ、サッカーにかける熱はどこの国よりも熱いという印象はあった。
その歌によるクロアチアチームへのエールを意味する応援というので、絶対使われる音楽というのがクロアチアにはある。それはクロアチアのロックバンド・トンプソン(Thompson)の「Lijepa li si」である。この歌を歌うことが慣わしといつのころかわからないが成り立っているようである。それは、テレ朝でワールドカップサッカーへの途中経過を報告する際に、サラ・ブライトマンの「A question of Honor」の曲がかかるくらい現地では御馴染みとなっている。つまり、トンプソンの曲は誰もが知っている曲であり、誰もが歌える曲なのである。
でも、この曲がトンプソンという人たちの曲だというのは全くしなかったのだが、クロアチアの情報を渡航前に調べているうちに、クロアチアで一番良く知られているバンドというのがトンプソンであるというのを知って、トンプソンというのはどういう曲を奏でる人たちなのだろうというのが全く想像できなかった。なぜならトンプソンという名前が、アメリカ人にでもありそうなありふれた名前なので、ガイドあたりに書いているトンプソンと、検索して出てきたトンプソンが同一のものなのかは全然わからなかったのである。だから、クロアチアに着いたら、まずはトンプソンのベスト版でも買って、どういう曲なのか聴いてみたいなと思った。
さらに事前に調べてみると、トンプソンはその曲が過激すぎるために、いろいろなところで反対にあったり、自粛にあったりしているという話も見たことがあった。どこまで本当の話なのかは定かじゃないから、きっとロックバンドというキーワードはわかっていたので、今は亡き聖鬼魔Ⅱみたいな曲調だったり、「ぶっ殺せー」みたいな歌詞をばんばん使っているバンドなのかと、勝手な妄想は広がった。
しかし、帰国して、現地で買ったベスト版のCDアルバム「Sve najbolje」を実際に聞いてみた。アルバムの曲は下記の通り。このアルバムはトンプソンが活躍した過去の曲の中で、1991年から2003年までに発表したなかから選ばれている。CDはクロアチア語の題名しかないので、括弧書きで英語に訳したものも追記してみた。
「Sve najbolje」: ThompsonReleased in 2003
1. "Ivane Pavle II" (John Paul II)...............................4:28
2. "Radost s visina" (Joy from Above)............................4:58
3. "Lijepa li si [s gostima]" (You are Beautiful)................4:18
4. "Prijatelji" (Friends)........................................3:56
5. "E, moj narode" (Oh, my people)...............................4:56
6. "Reci, brate moj" (Tell me, my brother).......................4:25
7. "Neću izdat ja" (I will not betray)...........................4:08
8. "Rosa" (Dew)..................................................3:02
9. "Ljutu travu na ljutu ranu" (Sour grass on the sour wound)....4:18
10. "Ne varaj me" (Don't deceive me)..............................4:15
11. "Geni kameni [uživo]" (Genes of stone)........................6:02
12. "Iza devet sela" (Behind nine towns)..........................4:00
13. "Moj Ivane" (My Ivan).........................................3:33
14. "Zaustavi se vjetre" (Stop, wind).............................4:19
15. "Pukni puško" (Gun, shoot)....................................3:36
16. "Bojna Čavoglave" (Čavoglave Battalion) ......................3:23
17. "Anica - kninska kraljica" (Anica - the queen of Knin)........3:52
18. "Stari se" (Getting older)....................................3:45
このアルバムの中には、クロアチアのサッカーチームの応援歌にも該当する「Lijepa li si」が入っているので、是非聞いて欲しい。
さて、曲調なのだが、決して「あぁあああ」と叫ぶようなヘビメタ系でもなければ、過激な歌詞をばんばん出しているようなバンドでは全然ない。バンドが持っている基本的なコンセプトとしては、「祖国、神、家族」。もともとクロアチアは歴史的に、大国に常に侵略されていたので、独立心というのは常に持っている。そしてどこかに支配されているため、クロアチア人であることを一番の重要の誇りだとしているのである。つまりアイデンティティを常に保持しているからということだろう。だから、クロアチアの内戦だったり大セルビア主義勢力に対する反抗というのが、反抗された勢力からすると「過激」というのに見える。自分たち日本人から見たら、遠い国での事象は、一方からの情報が正しく、それ以外の情報は嘘だと勝手に思ってしまうところがある。実際に曲を聞いたら、全く過激でもない。祖国が好きだー!祖国が素晴らしい!祖国が一番美しい!と言っているだけ。どの曲も実はニュアンスは同じ。だから、愛国心バンバンに入った歌詞を歌っている人たちなのである。それが過激だと言われてもしかたないが、クロアチア人の愛国心は半端無いので、彼らの曲が好きになり、いろいろな場面で使われるのは当然といえば当然なのだろう。
いい曲をたくさん歌っているので、是非クロアチアの音楽にも日本はフォーカスを当てて欲しいと思う。
2011/05/11
ベートーベン像(ウィーン)

市立公園ではないところにあり、ホテルから近いところにベートーベン像が建っている。このベートーベン像は、像の本人が世界的に有名なので、これを見るためにやってくる観光客は多い。しかし、なぜベートーベンが選ばれて像を作られたのかがわからない。確かに時代を代表とする音楽家であることは確かだった。
明石出身のおっさんで、50年間議員をやっていると国会議事堂内に銅像を作って貰えることを唯一の生きがいにしていた原健三郎元衆議院議長みたいなひとは、後世まで名を残したいがために、何も成果を出さないにも関わらず議員であることに固執していたが、ベートーベンは後世まで名を残したいと思ったか、それとも像を建ててくれと周囲の人にお願いしたのかといったら、絶対そんな思いは無かったことだろう。
自分の像を建ててくれといって立てられた像を見に行く人は居ないが、後世の人があの人は偉大な人だという意味で立てられた像は、ずっと後になってもいろいろな人が訪問に来て尊敬の念を集めることだろう。
2011/02/13
Pak Jung Min
Podcast の番組「Asian Station」は名前に「アジア」と書いているのに、ほとんどK-POPの音楽しか流れない。たまに華曲が流れたりするが、日本の曲はまず流れない。たぶん、K-POPはなんとなく著作権がゆるいために、いろいろなメディアに勝手に紹介されて世界的にアピールするのであれば別に許可するという国家としての政策があるからなのかどうかは定かではない。あんまりK-POPには個人的には全く興味が湧かないのであるが、昨今のおばさん以外の人たちにも韓国の文化がとても人気が出ているのは言うまでも無い。裏で必死になって電通が韓国の宣伝をしているのは有名。
さて、そんなAsian Stationを聞き始めたときに、最初に、おっ?これは売れそうな曲だなと言うのに出くわしたのが、パクジョンミンの「Not Alone」。だいたい韓国の歌手は誰が誰だかちっともわからないのだが、Asian Station のなかで「あのSS501のパクジョンミンがソロシングルをリリース」と言っていて、そのSS501ってまず何?という基本情報からチンプンカンプンだった。
あとでウェブで調べてみたら、韓国ではかなりの人気の男性グループだったらしく、そこからのソロデビュだということ。しかし納得いかないのは、「韓国のGACKT」と紹介されていたことだろう。顔を実際に見るまではどんな美形の顔をしているんだろうと想像したのだが、実際に顔写真を見たら、化粧が濃いにいちゃんとしか見えなかった。どこがGACKTじゃい!ともちろん思ったのは言うまでも無い。
顔は別にして曲なのだが、これは売れ線のメロディラインと、最初はクラシック調のバラードから入り、メインのクライマックスのところではアゲアゲになっているのがとてもよい。曲は韓国語で歌われているので、何を言っているのか全然分からない。SS501の最後のビッグソロデビュだからということなのか、リリースする際に韓国のあらゆる売れ筋のことを盛り込んだつくりになっているということらしい。
実際にはPVでも聞いてみた貰ったほうが早いかもしれない。
しかし、知り合いに聞いてみたら「気持悪い顔だ」と一言言っていた。なんとなく納得できる。
ちなみにこの人日本語も少しできるようである。韓国での活動より日本での活動を希望しているようで、徐々に日本での活躍ができるように日本語を勉強中。個人のファンクラブ用サイトに、プライベートビデオを日本語で紹介していたりするのだが、決してその発音は上手ではない。ありがちな韓国人の日本語の発音である。撥音便の発音ができないところが悲しいところだ。
パクジョンミン 日本公式ファンクラブサイト
URL : http://www.parkjungmin.jp/index.asp
Asian Station Facebook
URL : http://www.facebook.com/pages/Asian-station-podcast/198783663470966
Asian Station itunes
URL http://itunes.apple.com/us/podcast/asian-station/id391238330
さて、そんなAsian Stationを聞き始めたときに、最初に、おっ?これは売れそうな曲だなと言うのに出くわしたのが、パクジョンミンの「Not Alone」。だいたい韓国の歌手は誰が誰だかちっともわからないのだが、Asian Station のなかで「あのSS501のパクジョンミンがソロシングルをリリース」と言っていて、そのSS501ってまず何?という基本情報からチンプンカンプンだった。
あとでウェブで調べてみたら、韓国ではかなりの人気の男性グループだったらしく、そこからのソロデビュだということ。しかし納得いかないのは、「韓国のGACKT」と紹介されていたことだろう。顔を実際に見るまではどんな美形の顔をしているんだろうと想像したのだが、実際に顔写真を見たら、化粧が濃いにいちゃんとしか見えなかった。どこがGACKTじゃい!ともちろん思ったのは言うまでも無い。
顔は別にして曲なのだが、これは売れ線のメロディラインと、最初はクラシック調のバラードから入り、メインのクライマックスのところではアゲアゲになっているのがとてもよい。曲は韓国語で歌われているので、何を言っているのか全然分からない。SS501の最後のビッグソロデビュだからということなのか、リリースする際に韓国のあらゆる売れ筋のことを盛り込んだつくりになっているということらしい。
実際にはPVでも聞いてみた貰ったほうが早いかもしれない。
しかし、知り合いに聞いてみたら「気持悪い顔だ」と一言言っていた。なんとなく納得できる。
ちなみにこの人日本語も少しできるようである。韓国での活動より日本での活動を希望しているようで、徐々に日本での活躍ができるように日本語を勉強中。個人のファンクラブ用サイトに、プライベートビデオを日本語で紹介していたりするのだが、決してその発音は上手ではない。ありがちな韓国人の日本語の発音である。撥音便の発音ができないところが悲しいところだ。
パクジョンミン 日本公式ファンクラブサイト
URL : http://www.parkjungmin.jp/index.asp
Asian Station Facebook
URL : http://www.facebook.com/pages/Asian-station-podcast/198783663470966
Asian Station itunes
URL http://itunes.apple.com/us/podcast/asian-station/id391238330
2010/09/28
Kylie Minogue 2008 Live
機内のエンターテイメントとして映画と、オンデマンドの音楽CDを聴くときはあっても、ライブ映像と見たりショーを見たりすることはほとんど無かった。その中で、なぜか眼についてしまったのは、「カイリー・ミノーグライブ」だった。カイリーミノーグ?久しく聞いていないなーと思った。それも昔の曲しか知らないし、最近何をしているのか全然注目していなかったオーストラリアの歌手である。イギリスに拠点を移したことは、なにかのニュースで見て知っていたのだが、それ以外、良く知らない。シンガポール航空の機内エンターテイメント雑誌を見ていると、カイリー・ミノーグは早期の癌を発見して、しばらく入院していたという事実を知る。そのあと、2008年にヨーロッパを皮切りに世界ツアーを2009年まで行っていたということも知らなかった。アルバム「X」のお披露目を兼ねてのツアーだったらしく、当初はヨーロッパとオーストラリアだけと思われていたツアーが拡大に拡大して、南アやアジアにも行ったというからすごい。でも、日本ではこのときツアーの中には含まれず、中華圏のみのツアー実施だったことは残念だ。ツアー名は「KylieX2008」(または単純にX2008と言われる)。シンガポール航空ではこのときのツアーを2時間にまとめた番組として放映されていた。アルバム「X」やその前に発売されていたアルバムからの選曲が多かったこともあり、あんまり聞いたことが無いものばかりだった。しかし、それよりもライブの中で使われているデコレーションやストーリー性やダンスなどのヴィジュアル的なところを見ていた。とても40歳オーバーの女性とは思えないような動きっぷりで、マドンナが同じような歳だったときにはどうだったかなーと、頭の中で勝手に比較してしまった。
全部が全部知らない曲というわけじゃないのだが、派手なショーがあったり、しっとりとしたショーがあったりとか、そのギャップが激しいので、これは観客としてライブを見ていたら楽しいだろうなとおもった。だって、アメリカのアメフトのゲームで繰り広げられるようなチアリーダのような格好をして現れたかと思ったら、社交ダンスが踊られる宮廷衣装のような格好で現れたり、小林幸子のような天井からのゴンドラにより下りて来たりと、あれやこれやとめまぐるしい。衣装の着替えなんかも、楽屋ではほとんど戦争状態のような忙しさなのだろうというのは想像できるくらい、その衣装替えの時間がすごい短い。
最後の最後に往年のヒット曲である「I should be so lucky」が出てきたとき、「いよぉ、待ってました」とばかり拍手で出迎えてしまいそうだった。それもアンコールの中での曲で、トリを務めた曲である。たまたま観たライブの最後の曲がこの曲だったが、他のライブ会場でも同じように曲の構成はしているのだろうか?それとも、気分と内容にあわせて毎回変わっているのだろうか?これからもカイリー・ミノーグはいつまでも変わらない姿でファンの前に出てきて欲しいと思う。マドンナみたいに50歳すぎたら、ハイレグのデブになって、踊れなくなっているというのだけはやめてほしい。
Kylie Minogue Official Site
http://www.kylie.com/
2010/03/31
DNS Project - Mindful

Podcastのテクノチャンネルにオランダのトランステクノの神様DJであるアーミン・ファン・ビューレンのState of Tranceという番組があり、毎週一度、25分から30分の長さのミックスをアップロードしている。通勤電車の中で聞くにはちょうど良い長さのミックスだと思うし、選曲はすべて素晴らしいので何度聞いても飽きない。長距離移動をする場合には少し物足らないと思うので、先にも記載したSunnydeejayのミックスをiPodに入れておくのもいいだろう。
そのミックスの中でしばらくの間お気に入りの曲があることを発見した。3~4週の間、いくつかのリミックスバージョンで掛かっていたのが、DNS Project という名前のDJが出している Mindful という曲だ。
DNS Project という名前はかなりおもしろい。ネットに精通している人であれば、名前解決サーバのDNSのことを思い出すだろうし、それにProjectなんていうのが付いていれば、絶対次世代のDNSに関する開発か研究している人かなにかか?と思ってしまったはずである。でも、このDJは全くそんなのとは関係の無い人だ。
DNS Projetct は別名Lens Flareという名前でも活躍しているバルト三国の1つであるエストニアのDJだ。本名はRene Pais。Mindful という曲は、インストルメントバージョンもあるが、どちらかというとボーカルが入っているバージョンのほうが好きだ。この曲でボーカルを担当しているのは Joanna という人。関係性については全く不明だが、この人が歌う声は結構好き。あと、曲自体の盛り上げ方が1曲の中で、テクノトランスが好きな人が聞いたら絶対納得できるような組み合わせになっているので、本当に飽きない。ただ、難癖を言うとすれば、出だしと終わりのフェードアウトが長すぎるし、単調すぎる。これを何とかしてくれると完璧だと思う。
ぜひお勧めなので、ダウンロードなり買うなりして聞いてもらいたい。
ARTIST ...........: DNS Project feat. Johanna
TITLE ............: Mindful
RELEASE DATE .....: 22.2.2010
1. Mindful (Progressive Mix) 7:56
2. Mindful (Progressive Dub Mix) 7:56
3. Mindful (DNS Project Whiteglow Vocal Mix) 7:16
4. Mindful (DNS Project Whiteglow Dub Mix) 7:02
5. Mindful (Ronski Speed Mix) 9:24
6. Mindful (Ronski Speed Dub) 7:44
7. Mindful (Ronski Speed Radio Edit) 4:11
8. Mindful (Radio Edit) 3:11
Armin van Buuren Official Web site
URL : http://www.arminvanbuuren.com/
DNS Project
URL : http://www.dns-project.com/
2010/02/01
Vocal Trance Session(Podcast)
SonnydeejayがDJを努める約1時間もののトランスミュージックばかりを演奏しているpodcastである。DJのプレイをそのままmp3としているのは、結構DJのCDとしては売られているのだが、こういうのは一度聞くとだいたい飽きてくるのが普通だ。ところが、このPodcastはほぼ毎日新しいものを提供してくれているので、毎日が楽しくなってくる。特に長時間の通勤時間に聞く場合には、とても有効なものだ。ただ、1時間ものなので、mp3ファイルにした場合でも数メガになるため、iPodにずっと貯めていくと、だいぶディスクを圧迫していくのは間違いない。そういうときには、定期的にドックになっているPCのほうから該当のmp3だけをDVDなどに保存しておくのがいいというのがわかってきた。さて、かかっている曲としては、本人も宣伝に使っている通りに、トランス系ばかりである。まるで本当にクラブにいっているような感じだ。朝から調子が乗れないなというときに聞いていると元気が出てくる。歌ものも一部出てきたりするのだが、いわゆるおねえハウスみたいなものでは全然ないので、聞き苦しいと思うことは無い。
1時間もののなかでは曲がだいたい11曲位入っている。しかし、つなぎ目が上手に行われているために、どこまでがどの曲なのかさっぱりわからない。これがDJの醍醐味だとは思うのだが、できれば、いまどこの曲を流しているのかというのがわかるようになっているとうれしい。全体を通して、似たような曲を流しているから、どこまでが該当の曲なのかがわからないということもあろう。
トランス系のDJに関するpodcastは、他にもたくさん存在する。検索すれば一番沢山出てくるのではないかと思われる。podcastのようなものとしては、一番作りやすいからだ。ただ、この番組がすばらしいと思うのは、毎日必ず1組のコンビネーションが出てくるところだろう。他のサイトは出し惜しみのように1週間に1度とか、2週間に1度とかの割合でしか出てこない。そう考えると、いろいろな組み合わせで対応しているとはいえ、毎日のリリースというのは難しいのに、よく毎日リリースしているなーと感心する。だから、毎日アクセスして、更新しているかなと気になってしまうのだ。
Vocal Trance Session(Podcast)
http://sonnydeejay.blogspot.com/
蔡旻佑
久しく台湾の音楽シーンについて記載していなかったので、ここで久しぶりに書いてみたいと思う。ここしばらくの間で「うん、これは良い」と思ったのは、シンガーソングライターの蔡旻佑(Evan Yo)だろう。顔よし、曲よしとくれば人気が必然と出てくるものである。だが、まだまだ本国台湾でも、王力宏ほどの人気はない。これからたくさんの作品を余に出すことによって、台湾をはじめとする、各国中国系の人たちの間では人気度が増えていくことだろうと想像できる。
はじめて蔡旻佑の曲を聞いたのは、セカンドアルバムの「搜尋蔡旻佑」だった。これを聞いたときに、ラフだけどなかなかアグレッシブなやつが出てきたなというのが第一印象だった。いつもながら、アルバムのジャケットを見ただけで購入したので、どういう曲を歌う人なのか全く事前情報をいれずに聞いていただけあって、その衝撃的なことは、半端じゃなかった気がする。そのあと、調べてみると、現在まだ学生ながらも、ピアノとバイオリンとギターは大得意であり、ライブ映像をみていると、いろいろな楽器を奏でながら歌っているのを観る機会が増えた。特に「搜尋蔡旻佑」のなかの、「阿姆斯壯」なんていうのは、まさしく怖いものなしで、俺様の才能はすばらしい!というのを全面的に出しているような曲だと感じられたし、それだけパワフルな曲であるというのはわかった。そんな力強い曲もあれば、「The Love I Know」のような繊細的な曲もあったりして、その極端な曲作りが見えたために、一体この人の頭の中はどうなっているのだろうか?と興味深くなったのは言うまでもない。だから、このアルバムを買ったあとは、しばらく通勤時に聴く音楽としては定番にしていた。目指すところは、同じ台湾人の王力宏のような人だと、自身のウェブサイトやFacebookにも記載しているところが面白い。でも、曲のジャンルとしては、なんとなく相容れないような気がする。と思っていたところ、3枚目のアルバムを、ちょうど2009年の11月に台湾に行くときに発売されていたことに気づいて思わず買ってみた。全作品と同じようにぶっとんだものになっているものかとおもって期待したところ、一転してすべてバラードになっていた。大人になったというべきなのか、それとも心境の変化があったのかはよくわからない。怖いもの無しと曲で表現していた前作とは違って、なんてすべてがさびしいのだろうというのを醸し出していているような内容になっている。その名も題名が、「寂寞,好了」。特に「小乖乖」なんていう曲を聴くと、その曲の中で出てくる相手は一体だれなのだ?と気になってしまう。きっと他のファンの人たちにとってもおなじなのだろう。
そうこうしていると、年末から年始にかけて、蔡旻佑が入隊しなければならないために近々音楽活動をやめて軍に入隊するというニュースが入った。台湾の場合は徴兵制なので、すべての台湾人は身体に異常が無い限り、兵役の義務がある。若いときにしばらくの間、入隊しなければならないのはそれだけ人生の中で無駄とか成長する期間とか言われるとはいえ、それまでの活動とは一線を化さなければならないというのは辛いところだろう。社会奉仕をすることで入隊をしないという選択もあるようだが、彼は兵役のほうを採ったようだ。いつ入隊しなければならないのかはわからないが、近いことは確からしい。芸能ニュースをみても、女友達によく電話をしているようで、入隊しなければならないことに対する不安を言っているようだ。が、所詮、芸能ニュースなので、どこまでが本当のことなのか不明である。ただ、彼自身がいろいろなメディアを使って、自身の現在の心境やイベントに参加したときの最新映像を出してくれているので、これを観るととても楽しそうにやっているように見受けられる。特に、facebookでの彼自身による投稿は、本人じゃないひとがやっているのじゃないのだろうか?といわんばかりに、ほとんど中毒のように更新しているのがすごい。有名になってまでもネットで情報を配信しているというのはとてもすごいとおもう。ブログ程度であれば、適当な時間にちゃちゃっと書けばいいのだろうが、写真の編集や選択までもしているところをみると、結構時間をかけているように見受けられる。もしかしたら、マネージャか取り巻きがつくっているのかもしれない。が、いずれにしても最新情報がfacebookを経由してみられるのはすごいと思った。
いずれにしても、久々に注目するべき台湾人男性歌手が出てきたなという感じだ。隊伍の音楽活動について飛躍することを期待したい。
Facebookの蔡旻佑
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