ユダヤ教博物館という立派な名前は付いているのだが、表通りに立派な門構えをしているわけじゃなく、どこが入口なのか本当にわかりにくい。それもプラツェ通りに対して山側に垂直に交わる細道の、それも階段状になっている途中に、これは普通の家の入口なのではないか?というようなところに入口がある。それも入口はあまり目立つような看板が立っているわけじゃなく、ひっそりと建っていた。
入口のところには、頭にユダヤ教徒特有の、ちょこんと乗っけただけのような帽子を被った人が座っており、その人に入場料20HRK/人を渡す。中に入ったら好きなだけ自由に見て廻ればいいのだが、残念ながら館内は全面写真撮影禁止。いたるところに監視カメラが備え付けており、写真撮影をしていると怒られそうになるのだが、実際に監視員が1人しかいないので、その人が忙しそうに来客の相手をしているときには、隙をついて写真を撮ることができる。
入口があるのがすでに2階なのだが、入口左が博物館になっている。この博物館にはここに住み着いたユダヤ人が代々儀式として使っていた道具やトーラーの巻物などが、ラテン文字ではなく、ヘブライ文字で書かれているのが展示されている。ヘブライ文字は、ユダヤ人の中だけでずっと密かに伝わっており、結局イスラエル建国時までは正式に陽の目をみることは無かった。が、ユダヤの絆は強かったらしく、廃れずに今日まで続いていることになる。










Open : 10:00 - 20:00
Holiday : 冬の土曜・日曜
Fare : 20HRK
Jewish Heritage Online Magazine: Dubrovnik
http://www.jhom.com/bookshelf/synagogues/dubrovnik.htm
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