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2013/09/26

ロンドンのゲイバー

ロンドンのゲイシーンは東京の新宿二丁目、ロサンゼルスと並んで大きなゲイにとってのフレンドリーな街ではないかと思われる。保守的だと思われるイギリスでも、既にアーティストを中心にゲイの認知度は特にエレファントマン的な扱いではなく、普通に認知されているというのは喜ばしいところだ。もちろん、それでも特別な存在になっている場合はまだまだあるようで、ゲイ・レズ専門の店というのは、これまためちゃくちゃ存在する。ちょっと検索すればすぐにでも見つけられるんじゃないのだろうか?

だいたいこのあたりに固まっているという新宿二丁目や堂山のような街づくりをしているわけではなく、堂々と店が存在しているところが、ゲイ認知度の高さの表れではないだろうか?でも、ノンケが間違って入らないように、一応店の入りぐちにはレインボーフラグを立てていたり、いかにもゲイというような文字が入っていたりするから、まぁ間違えることは無いだろう。ちょっと繁華街を歩いていると、すぐにレインボーフラッグを見つけることが出来た。

実はあんまりこの手のナイトクラブ系統の情報は知らないので、その手の通のひとにお任せしたいところである。しかし、ロンリープラネットでは、だいぶページを割いて、ゲイ・レズ用の情報というのを結構細かく書いていたりするから、それだけ訪れる人が多いのだろうと思う。

詳細の情報であれば、下記のサイトでいろいろ調べてみるのも良いんじゃないのだろうか?

■無料情報誌
・Boyz http://www.boyz.co.uk
・QX http://www.qzmagazine.com
・Pink Paper http://www.pinkpaper.com

■雑誌
・Gay Times http://www.gaytimes.co.uk
・Diva http://www.divamag.co.uk
・Attitude http://www.atitude.co.uk
・AXM http://www.axm-mag.com

■他情報
・Ginger Beer http://www.gingerbeer.co.uk
・Me Me Me http://www.me-me-me.tv
・Time Out http://www.timeout.com/london/gay
・Visit London http://www.isitlondon.com/people/gay

2013/09/01

川湯温泉養生餐廳(台北)

猫の町に行ったあとは、あまりにも山路をあちこち歩いたので、脚がパンパンになったから、温泉に行ってのんびりしようと思った。陽明山麓には温泉地が結構たくさんあるのだが、その中にある川湯温泉に行こうと思った。

川湯温泉にいくには、MRTの石碑駅からバスでいくのが一般的。石碑駅の前をたくさんのバスが通るのだが、川湯温泉があるエリアに行くバスも結構頻繁に通るので、来たバスに乗ればいいだけ。駅前のところは台北でも大きな病院が傍に存在するからということもあるので、それなりに繁華街が広がっているのだが、MRTと垂直に陽明山方向に延びている道路をバスが走っていくと、すぐに山道エリアに遭遇する。石碑駅からバスで15分くらいのところに川湯温泉が存在しており、バスのアナウンスも川湯温泉という名前でアナウンスをしてくれるのですぐわかると思う。

川湯温泉ではタオルを借りることはできないので、忘れてはいけないのは、タオルだけだと思う。石碑駅まで来てタオルを忘れたら、中華圏ではどこでも見かけるワトソンズ(Watsons)に入って簡易タオルをゲットしておこう。そして、忘れてはいけないのが、温泉なのでペットボトルのミネラルウォーターだ。これも温泉地では売られていないので、到着前には絶対手に入れておきたいところ。そうじゃないと、温泉のお湯で逆上せたときにクールダウンが出来なくなる。

川湯温泉があるエリアには「川湯温泉」と「皇池」という2大有名温泉地が存在するのだが、川湯のほうが薬膳料理を食べられるということもあって、実は人気。温泉の質はどちらも同じというわけじゃなく、川湯温泉は微硫黄泉で、皇池のほうは世界でも珍しい青硫黄泉炭酸泉である。なので、温泉の質によって好きなほうを選んだほうがいいだろう。ただ、ゲイの人にとっては、川湯温泉でも皇池でも有名なハッテン行為ができない出会いの場になっている。そういう意味では、台北近郊および外国人のゲイの人たちが、互いに相手を見つけるためか、目の保養かわからないが、砂糖に群る蟻のように集まってくるようである。どちらかというと、皇池のほうがガチムチかまたはそれ以上のマッチョのひとたちが集まる場所として有名らしい。まるで、両方の温泉は、箱根の天山温泉のような位置づけなんだろう。しかし、どうしてゲイの人が集まるようになったかというと、それは単純に、台北近郊では珍しく男女別の浴場になっており、水着不要で、日本の温泉のように入れるからというのが原因のようである。

しかし、平日の夕方にここに行ってみたのだが、若い人でスリムな人がいるというわけじゃなく、会社帰りのオッサンとガチムチの汚い人たちしかいなかった。自分たちが入っている間に西洋人も入ってきたのだが、たぶんこの人たちも全員ゲイ。
 
入口を入ってすぐのところに脱衣場があるのだが、脱衣場と浴場の間には仕切りが特にあるわけじゃなく、そのまま露天風呂と洗い場が繋がっている。ということは、湯船に入っている人、または洗い場にいる人たちは、入口のほうを結構頻繁にチェックし、どういう新しい人がやってきたかをガン見しているのだ。そのガン見のチェックは、頭から足先、もちろんモノのところも凝視することを入れて、1人あたり2秒程度で行うところは、物色をしているひとの特技なのだろうと思う。あの凝視に耐えられないひとはこの温泉には行ってはいけないと思う。

そして、この温泉にはサウナもあるし、瀧き湯で泡風呂になっているところもあるのだが、以前はここでのハッテン行為は当然のように行われていたようだ。しかし、瀧湯のとこは以前木造の仕切りになっていたため、中で何をしているのかは他のひとからはよくわからないというような状態だったのだが、猥褻行為が頻繁に行われていたのを予防するために、今ではガラス版になっていて、中が丸見え。だから、湯船で何をしているのかは他人にはわかってしまうようになっている。全体が露天風呂になっていて広いのだが、あらゆる場所にある柱や壁に、「刑法234条の公然わいせつ罪で10万元の罰金か2年以上の禁固刑になる」という宣伝が張られていたことには驚いた。それだけここではハッテン行為が頻繁にあったのだろう。

だから、露天風呂にたくさんの人が来ているのにも関わらず、互いに自己紹介をしたりするような会話が全くここでは行われていないし、サウナのような個室なんかハッテン行為の最適な場所だとは思われるのだが、この狭い中に10人以上が一心不乱にドアのほうを向いて微動だにしないような立ち方で立っている姿はある意味気持ち悪い。サウナから出て行くひとのケツを触るくらいのことがあってもおかしくないのだが、サウナには監視カメラがあるために、それに見つかるのが嫌なのか、サウナに居る人もみなおとなしくしているようである。そんなゲイの人たちにとってはハッテンができないが、ムラムラする欲望の場になっている露天風呂で、何もしていないかというと実際にはそうでもない。これは日本の温泉場でもよくある風景なのだが、お気に入りの人が湯船に浸かっているのであれば、その向いの湯船のヘリに座って、自分の股間を勃起させて挑発し、相手の誘いをしているひとは結構いた。それも他の人にはわからないようにタオルで隠しながらやっているところが、健気というか、臆病というか、猥褻行為として逮捕されない程度で行おうとする最大の行為なんだろうと、勝手に観察して考えていた。

ちなみに、ゲイでもなんでもない人も当然この温泉にはやってきているので、ノンケの人が行くとビックリすることばっかりが繰り広げられていることに出くわすと思うのだが、ここは大目にゲイの人たちの健気な行為を、父親のような大きな心で見守ってあげて欲しいところだ。

さて、川湯温泉の正式名称は「川湯溫泉養生餐廳」であり、ここでは是非精進料理を食べて行って欲しいと思う。精進料理という言い方しか日本語にはないのがつまんないが、要は肉を一切使わないベジタリアン料理のこと。台湾では「素食」と一般的には言われているジャンルの料理である。ここではセット料理しかないのだが、最低ラインは400元の料理。台湾の価格からすると400元でも十分高いと思う。今回は400元の料理と600元の料理を頼んでみることにした。値段が高ければ高いほど、料理の品目が多くなるし、材料もいいものを使っているというのが、素人でもわかるようなラインナップになっているから、個人の懐具合で決めて欲しいと思う。値段はともかく、どの料理も本当に美味しいので絶対満足することだろう。
 
 
川湯溫泉養生餐廳
URL : http://www.kawayu-spa.com.tw/index.htm
住所:台北市北投區行義路300巷10號
TEL:02-2874-7979
FAX:02-2871-4857
行き方:MRT石碑駅からバス508番、535番、536番、08番で川湯温泉で下車

2012/05/24

ホモモニュメント(アムステルダム)

アムステルダムの西教会がある広場には、一風変なものが存在する。数軒の屋台が出ているあたりの一番運河よりの場所に「ホモモミュメント(Homomonument)」と呼ばれるものが存在するということを記載された看板が立っているのだ。いったい、ホモモニュメントとは何なのか?というのが当然の疑惑だろう。

看板には説明書きが書かれていて、それでいったいなにがモニュメントなの!?ということを感じると思われる。それもそのはず、モニュメントは、なんらかの銅像とか建物になっているわけじゃなく、運河を使った総合的なモニュメントになっているため、自分が立っている位置から、人間目線ではどこにモニュメントがあるのか全くわからないような構造になっているからだ。

モニュメントは三角形の形をしているのだが、三角形の1点が運河の河岸からちょっと張り出したような形になっている。他の2点の頂点は運河に面したちょっとした広場のところにある。さらに言うと、運河に突き出た部分は階段状になっており、ちょうど運河から舞台へあがっていくというような感覚を表現したものだ。大きな三角形は、上から見たら全面同じ色の三角形になっているかというとそうではない。ちょうど頂点のところだけがピンク色の石を使って表現している。

なんでこんな変なものがモニュメントになるかというと、このモニュメントがピンクトライアングルと呼ばれるものからインスパイアされて作られているということにつながるし、何のためのモニュメントなのか、そしてピンクトライアングルとはいったいなんなのか?というところを知らないと、全く訳のわからない史跡物になることだろう。

ナチ台頭時代は、優良アーリア人以外は人種的に劣っており、優良アーリア人でもまともじゃない人は人間じゃないというレッテルを張られた。さらに言うと、ナチ後期には病的にもなっていたユダヤ人狩りも徹底的に行われおり、それらで収容した人たちは、集団強制収容所に押し込められていた。ただ、そのときに、十把一絡げ収容しているのではなく、なぜ収容したのかを囚人たちにバッヂを上着の左胸のあたりにつけさせた。それがバッジコーディングシステムと呼ばれたもので、手塚治虫の漫画「アドルフに告ぐ」という作品にも出てくるものだ。このバッヂには、囚人の収容特性によって色が変えられていた。そのバッヂが逆三角形になっており、色により次のように分けられていた。

 ・黒のバッヂ:ジプシー、放浪者、知的障害者、アルコール依存症患者、売春婦、レズビアン
 ・赤のバッヂ:政治犯、社会主義者、フリーメイソン、アナーキスト
 ・緑のバッヂ:正規犯罪者
 ・紫のバッヂ:エホバの証人
 ・桃色のバッヂ:男性同性愛者
 ・黄色のバッヂ:二重三角形にして、ダビデの星型にしたのがユダヤ人
         ユダヤ人で政治犯なら、この黄色のバッヂの上に赤のバッヂが重ねられた。

ピンクトライアングルというのは上記の男性同性愛者で収容されたひとたちへのレクイエムから引用されているということなのである。ヒトラーは自分の性癖は別にして、徹底的にホモ嫌いだった。しかし、ナチスの初期に作られた突撃隊の司令官レームは有名な同性愛者だったし、本人も若い将校と明け方パコっている間に、ナチス親衛隊に殺されている。同性愛者は人間生活を営む上で、全く役立たずであり、自然の摂理に反しているというのがヒトラーの言い分だ(わが闘争より)

長くなったが、オランダも中立国の立場を第二次世界大戦では取っていたが、圧倒的なナチの強さに即効で服従。そのあとは上記のとおり、気に食わないものはナチの餌食になった。アンネ・フランクが一番有名だが、ユダヤ人だけじゃなく、普通の同性愛者も大量に収容所に入れられたのが歴史である。

後年になって、この事実をいつまでも忘れず、同性愛者が幸せに暮らせる世の中を作りたいという思いから、モニュメントを作成された。その後のオランダは、世界の中で一番先端を行く国家として名を馳せているのはご存知の通り。後世の人間で同性愛者が結婚できるようになったのも、いろいろな闘争があったあとの結果だといえよう。

オランダは常に他の世界から見ると異常の世界だと映る国家だ。あまりにも思想的に先端的過ぎるために、保守的なほかの地域の人たちが追随してこないというのが原因である。これはオランダがプロテスタント国家として成立したときから、潜在的に持っていたジレンマであることはいえよう。


モニュメントの説明書きには、あとから取ってつけたような説明書が書かれていたのであるが、ちょっとそれが強引過ぎるなーと思ったので、下記にメモっておくことにする。

 「ホモモニュメントは同性愛ゆえに抑圧され迫害されたすべての女性そして男性を記念している。記念し、行動し、祝う場所がホモモニュメントなのだ。それはまた蔑み、差別、抑圧に対する警戒を喚起する場所でもある。3つの三角形とその2つが一緒になって形づくる大きな三角形には過去・現在・未来が表現されている」

だってさ。どうして、こうなんでも「3」にこだわるんだろうか?

アムステルダムはゲイの街


オランダは同性愛者にとってはとても幸せな国のうちの1つだ。なにせ、同性愛がオープンになっているところだし、なんといっても同姓婚を認めているところなのである。だからというわけじゃないが、アムステルダムでは、結構街中でゲイの人を見かける。単独で見かけるときもあるし、カップルで見かけるときもある。そして、ゲイの人が出入りするような店もかなりたくさんある。だいたい軒下にレインボーカラーの国旗みたいなものを下げているようであれば、そこがゲイバーまたゲイのひと大歓迎の店であることは間違いなし。
ゲイフレンドリーの店が多いのがアムステルダムの特徴ではあるのだが、それはそれで同性愛者にとってはいい環境だと思う。しかしながら、ストレートから見ると、これは変人のたまり場にしか見えないだろう。しかし、なぜオランダ自体が同性愛OKの国になったのかは謎である。カトリック教国みたいに、カトリックの教えに則って、生殖行為に反する性行為をすべてNGと考えるようなことはプロテスタントは特に考えず、生きていて、金を稼げるのであれば、特に何でもOKであるというスタンスからなのだろうとは思う。ドラッグ自体もOKなのはこのためだろう。

東京の新宿二丁目みたいに、町全体がゲイ専門の店ばっかりしかないというような地域は特にアムステルダムにはない。ただし、場所柄多いなと思ったのは、駅周辺だろう。駅近くの教会周辺は、レインボーカラーの旗を掲げた店がめちゃくちゃ多い。狭い道路の両端がその店だったり、または交差点の4つ角全部がその店だったりしているからだ。大体の場合がバーであるのだが、セックスショップも発達しているアムステルダムなので、ストレート用のショップもあるのだが、もちろんゲイのショップも存在する。だから、ビデオ類は当然だが、小道具も結構揃っていたりする。別にゲイじゃなくても、誰にでもオープンに開いているので、面白半分に行ってみてもいいだろう。ただし、けなしたり笑ったりするのはNG。新宿二丁目に勇気がなくていけないひとでも、オランダならなにかのリミッターが外れて訪問できるのではないだろうか?

そういえば、ちょうど女王の日のとき、街中がオレンジ色に染まっているのと同時に、あちこちで即席DJブースが開設されていたのが目に付いた。もしろん、DJが大音量の音楽だけを流しているんだったら、単なる喧しい騒音にしかないのだが、この日は即席のレイブパーティーがあちこちで開催されるようなものなので、盛り上がりが半端ない。もちろん無料。そういう組織だったのもあれば、個人で楽しんでいる人も当然いる。跳ね橋近くのところに行ったときに、大音量でボートの上で踊り狂っている人がいたので、よく眺めてみたら、その人は男で、Tバック一枚だけ履いて踊っていた。もちろん上半身裸。さらに観察してみたら、そのボートに乗っているひとたち、全員ゲイで、全員パンツ一枚での騒ぎ。ほとんど素っ裸も当然だった。飲みながらテクノを聞きながらのダンスは、ほとんど露出のレイブだった。しばらく見入っていたが、向こうも見られていることに興奮しているのか、踊りにも激しさが増して、見せびらかすように踊っていたのは笑えた。
街中を歩いていても、普通に「兄ちゃん、いくら?」と声をかけられることもあるし、中途半端な金額だと本当に買われても困るから「ワンミリオン・ユーロ!」と当然のごとく応えておく。だいたいこれくらいの金額を言えば、さすがに酔っ払いゲイでも、相手にしちゃいけないやつだということくらいはわかるんだろう。さすがにお触りをされたということはなかった。

海外に行って、レストラン以外の飲み屋で飲むということはほとんどしないので、誰かに誘われるということもないのだが、もし、女王の日などの日に、アムステルダムのクラブなんかに行っていたら、どうなっていたことだろう。珍しいアジア人がへなちょこで踊っているというので遊ばれるんじゃないのだろうか?それもマッチョゲイのひとたちに。ぜんぜん体専でもなんでもないので、筋肉自慢やジム行ってますくらいの自慢しかできないようなゲイには全く興味がない。

2012/03/13

GrindrとJack'd

最近はテレビでゲイの芸能人がたくさん出てきたので、一般人にもゲイの認知度が増してきたことはいいことだとは思うが、それでも芸能界は特殊なところだからという暗黙の認識があるのかどうかは定かじゃないが、一般社会でのゲイの受容度はまだまだ低いと思う。ゲイだからということがわかると、友達をやめるひとや、会社での差別があったり、または精神異常者のようなレッテルを貼られてしまうというのはまだまだ残っている。ゲイであることを隠して偽装結婚をしていてたり、子供をわざわざ作ってノンケぶっているようなひとも結構いるのは、それは会社では結婚しないと一人前だというような古い慣習をまだ信じている人が多いから、自己の出世のためにやっているというゲイも多いのが事実である。そういう状況だから、ゲイは昔から相手を探すのにノンケの世界よりも影で行われていた。

最初は青線地区からの延長である新宿二丁目のような同性愛者が集まる町で、似たもの同士が交流する方法。それからゲイ雑誌のようなところで文通から始まるというのが大昔の手段だった。ところがネット社会になってくると、Saturn や Mensnet のようなゲイのためのウェブサイトが出てきて、そこで掲示版やチャットで相手を探すという手段で、二丁目のようなところに行きたくない人でも、少しは気軽にゲイの世界に入り込めるような手段ができたことは、ゲイ人口を増やした要因でもあろう。しかし、これでは、一般ノンケも参加してきて、顔を出した途端に知っている人からゲイであるということがバレるという可能性もあった。それから、mixiの変形版である閉鎖的SNSのmensmixのようなゲイ専用の紹介制が出てきたことにより、他のゲイからじゃないと入れないから、ノンケが入ってこれる余地がなく、それでゲイであることがばれずにネットで相手探しができるというような世界の基盤ができたことは記憶に新しい。さらに、最近では、GIS(地図情報システム:geographic information system)と連携したスマホ用のアプリが出てきたことにより、自分の近所にどんなゲイがいるのかというのを把握できたりするような仕組みがでてきたし、最近ではこれが流行りつつある。

代表的なスマホ用のゲイGISアプリとしては、GrindrJack'dだろう。他にも続々と新しいアプリが出てくるのであるが、他のアプリがどの程度浸透しているのかどうかは不明だ。

最初のGISを使ったアプリとして登場したのはGrindrだと思う。これによって、自分がいまいる場所の周りに、同じアプリを立ち上げているひとがどれだけいるのか、それも全員がゲイであるということを考えたときに、お仲間がどれだけいるのかというのを一気に解放させたというのは、有る意味革命的だったといえよう。なぜなら、特定の場所にいかなければゲイなんていないんじゃないのだろうか?というような素朴な疑問を持っていた人たちが、意外なひとが身近に居たとか、学校や会社や街中でふらふらしているときに、この人もそうだったのねー?というような新しい発見をみつけることができるということの刺激があったからである。アプリが発表されてから、世界中で爆発的に浸透したのだが、この感激を共感したかったからなのだろうと思う。しかし、Grindrにもデメリットはある。顔写真を基本的には登録をするので、それで相手を判断すればいいのだが、登録する写真が基本的には1枚しかない。顔じゃなく、体だけとか、全然関係ない景色なんかを掲載するようなバカも結構いるのだが、それではどういう人なのかは全然わからない。もちろん、自己紹介の部分も少しはあるのだが、これがあまり長文だと表示しないということもある。なんといっても、自分のいる場所の廻りのみしか表示しないので、位置情報をゲットできなければ、情報が取れないのだ。

その点、Jack'dのほうが改良されていると思う。同時に表示登録できる写真の量は3枚。よって、顔だけでもいいし、顔+体でもいいし、体だけなんていうふざけた写真の掲載のひとも結構いる。それだけじゃない。GISの機能として、特定の場所に移動した場合は、その場所の廻りだとどういうひとがいるのかという、自分がその場所にいなくても検索できるような機能がついているのは大きい。日本国内だけじゃなく、海外の特定場所を検索できるのもすごいと思う。それから、写真をみて「お気に入り」と思った場合、GrindrもJack'dもどちらもブックマーク化して登録はできるのだが、Jack'dのほうがもっと機能を有している。それは、お気に入りに登録すると、その登録したという情報が相手側に伝わるのである。お気に入りに入れられて「いやだ」と思うような人は、まずこういうアプリを使っていることはないだろう。更に言うと、誰が自分のプロフィールを見たのかという、mixiではおなじみの「足跡機能」というのが付いているので、誰がいつアクセスしてきたのかが一目瞭然だ。もちろん、相手をお気に入りにした場合、Fridaeのようにハートを送ることができ、ドネーションをJack'dのサイトに送っていない場合には、1日10人までにしか送ることができない。それでも毎日やっていれば、いろいろな人に送ることができるというものだ。送りたくなければ「拒否」というのもありだ。

Jack'dのほうはだんだん海外でも使われつつあるようだ。こういうツールは、登録者数が多ければ多いほど楽しくなる。そこで相手を見つける/見つけないは個人次第のことなのだが、まぁ、こういうアプリを使って、いろいろなタイプの人間模様をみているのは楽しいものだ。

2012/01/28

明日もゲイ(Podcast)

ポッドキャストでネット配信するという目的は、配信者によってそれぞれ違うんだと思うのだが、ポッドキャストでどういうものが最近配信されているんだろうとおもって探していたときに、ゲイがやっているポッドキャストを発見した。ポッドキャストの中で配信している内容は、やっぱり1度は聴いてみないと、どういう内容なのかはわからないので、早速iTunes経由でダウンロードしてみた。

大阪だろう地方の2人のゲイが、喫茶店なのかゲイバーなのかわかんないような騒々しいところで、どうでもいいような会話をしているという内容。その内容に関しては本当にいろいろ言いたいことばっかりあって、ここまでどうでもいいようなくだらないポッドキャストは久しぶりに聴いたと思った。わざわざポッドキャストじゃなくて、個人的に売名行為か単に露出狂として個人でやっているUstreamにしちゃえばいいというようなくらい、本当に聞くに値しないものである。

ポッドキャストの番組というのは、配信する人が最初の数回は手探りでどのような形にしていくかというのを模索していくのはわかる。しかし、このひとたちがやっている番組は10回も過ぎても全然これといった形が定着せず、いったい何のために配信しているのか、ちっともいつまで経ってもわからないというようなものだった。

まず、先述したとおり、録音状態が非常に悪い。周りの雑音が大きすぎだということもあるし、会話の内容がゲイ的な要素があるから、あまり周りに聞かれたくないということもあるみたいで、少し小声で喋っているから、なおさら雑音のほうが大きく聞こえるという悪循環。喫茶店やバーで録音しているから、店内のBGMの音楽が大きすぎて、本当に何を言っているのかわからないというもの。それも会話のテンポが悪いから、おっさん2人がぐだぐだ言っているようにしか聞こえない。

次に内容。これが洒落にもならないくらい「内容が無いようー」と言うくらい何も無い。ゲイの会話というのは、互いに言いたいことだけ言って、他人の話を聞かないというのが特徴で、女の子同士の会話にとてもよく似ている。それも会話がテンポよく続いているようなものであれば、それはそれで聞いていて楽しいのだが、会話のキャッチボールがまずなっていないことと、内容がゲイの生活やらゲイの性的趣向とか、タイプの話とか、聞いていても楽しそうなのであればいいのだが、これが全く無い。そして、妙に大嫌いなピー音ばかりが入っている。そこまでピー音ばかりを被せてくるんだったら、最初から録音するなよーと言いたくなる。どうせ聴いている人の数なんか少ないんだから、もっとぶっちゃけ話をしたらいいのに、全然そういうのを出さないことと、もっと自分たちのことを出せばいいのに、聴かれているひとに身内がいたらまずいと思っているのか、まったく素性が現れないということ、そしてもっとゲイゲイしていても良いのに、中途半端ゲイみたいな話をしているのが気に食わない。

更に言うと、この人たち、ポッドキャストで音声だけ配信しているのかと思っていたら、なんとYoutubeでも同じ音源をアップロードしていた。そのときには、音声だけではなく、映像が付いているのだが、自分たちを撮影しているのではなく、録音している部屋(喫茶店やらバーやら)だけを映していて、なんでこんな意味不明な映像を観させられなくてはいけないのだというくらいイライラする。どうせなら、自分たちのオナニーやらセックスしている状態を録画して、それをアップロードすればいいじゃないか!とおもった。

もっと言いたいことがある。1回の番組の配信の長さというのがだいたい10分くらいなのであるが、10分で話が完結するようなことは全く無い。会話の途中から配信が始まり、つまらない話の途中でいきなりフェイドアウトするという、これまた聞いている人たちがイライラする方式を取っている。なんでそんな編集をするんだろう?というより、先述したことにも関係するのだが、収録時間が決まっているのであれば、事前に何を話してどういう流れでやるかというのを検討したうえで収録するべきなのに、なんにも考えないで、とりあえず録音してしまって、後から考えればいいやというようなことで始めたというのがモロばれしているようなものだ。

たぶんこの人たち、見栄でもなく、単に「おれたち、ネットを駆使しておもしろいことをやっているんだぜー」というのを詰まんないコミュニティで自慢したいがためにやっているだけのつまらない人たちなんだと思う。数回聞いた後に、ゲストが出てきたりしていたのだが、そのゲストも聞くに堪えないような人であり、よくこんなバカ番組に出演してみたいと思ったなと、有る意味感心してしまった。たぶん、「出てみない?」と気軽に誘われて、それで承諾しちゃったんだろう。喋りたい内容があって、アピールしたい内容があるんだったら、どんどんこういうアピールチャネルを使って、「ボクはここにいるよ」とネットの世界にアピールすればいいんだとおもう。

いつまで経ってもこの人たちの番組は盛り上がりがないだろう。そして、いつまで経ってもなにを形にすればいいのかわからないまま、最終的に配信中止になるんだろう。太い幹がなく、枝ばかり派生しても、形はできないのである。典型的な愚プロジェクトを見ているようだった。

明日もゲイ
音声版:http://gaysowhat.podbean.com/
動画版:http://gaysowhat.blogspot.com/

ここからは追記(2012/03/28)

「明日もゲイ第13回」では最後のほうで、サイトの特定はしていなかったが、「ポッドキャストをやる意味ないんじゃないの?という意見がネット上に書き込まれているのを見つけた」という話をしていた。たぶん、ほかにだれもこのポッドキャストの番組批評について書いていないので、きっと上記で記載した内容をメインキャストの方たちがご覧になったことだろう。「そのうち配信中止になるんちゃうの?と書かれていたけど、絶対俺やめへんからな」と言うコメントを聞き、「その心意気は大切ですよ」と親ごころの心境になった。

2009/09/13

紅楼劇場(台北)

西門町のイメージが変わってしまったのは、たぶん紅楼劇場のあたりがめちゃくちゃ変わったからだろう。それまで紅楼劇場のあたりは、西門町の中でも、ボーっとしているような場所かとおもっていた。あの目立つレンガ造りの八角形の建物があるだけのつまらない広場だとおもっていたのだが、そこが最近変わったのは、一種のゲイタウンに変貌したからだろう。
誰が何のために作ったのかわからないが、台湾には多く存在するゲイが新宿二丁目に遊びに行き、クラブだけではなく、もっと広い範囲で集合的な店を作ってみると流行るだろうと読んだのかわからないが、台湾でゲイが集まることができる連続した店の集合体がこの紅楼劇場近辺だといえよう。
新宿二丁目のように、雑居ビルにゲイバーが密集して参入しているのとは違い、ちょっとオシャレなオープンカフェ風にしているところが、趣向が違う。よく見ると、店員が全員ゲイなのだが、客層は全員ゲイというわけではなく、ストレートのひともやってくるし、家族連れの親子も来たりすることができるカフェ+バーになっているところが良い。新宿二丁目の場合は、出会いの場と、同じ境遇の人たちが回りを気にせずゲイ的な会話をしてもいいような空間を町全体が作っているという感じだが、ここは別にゲイたちが他のゲイを求めるために来るというのではない。他のゲイを探すならFunkyやLuxyのようなクラブへ行くことのほうが早いだろう。
前から気掛かりな場所だとは思っていたが、実際に来てみてわかったことは、「中途半端だな」ということだろうか。よっぽどLuxyで、汗臭い筋肉男が上半身裸で踊り狂っている景色のほうがよっぽどゲイの世界を堪能できるというものだ。

2008/09/20

ぬ志勇旅館

草津で泊まった旅館は「ぬ志勇旅館」というところで、宿泊者の評価サイトを見てもかなり評判が良かったこともあり、あっさりここに決めた。一人あたり1泊15000円を高いとおもうか、安いと思うかは、滞在中に何をするか、そして何を期待するかにもよるとおもうが、個人的にはここの旅館は大変満足した。また草津にいくことがあったら、絶対にここの旅館にしてみたいと思う。

バスターミナルからは近いように書いているのだが、ぬ志勇旅館の公式サイトでは、湯畑の近くと書いているので、湯畑の方向に行けばいいのだろうと思っていたため、バスターミナルから湯畑方向の坂道を下りて行ったのはいいが、それらしいものがない。目線を上のほうにむけると、高台の上にお目当ての旅館があるのを発見。湯畑の傍じゃないジャン!!!とそのときに憤慨するが、なんとぬ志勇旅館は、高台の崖に沿って立っているために、入り口が2箇所にある。最初はわからず高台に旅館を発見したため高台の入り口を使って入館したが、そこにフロントがないのに気付いて「あれ?」とおもう。正式の入り口は、公式サイトに書いている通りに、湯畑から本当に近いところにあったのだ。建物の構造を言葉で説明するのはとても難しいのだが、旅館の中では本館と別館と建物を分けているようなのだが、そこは滞在者にとっては全然分からないようになっている。一番高いところにある部屋と正式の入り口がある1階との間には、普通の建物の5階分くらいの高さがあるのだ。でも、5階もあるからといって、ホテルのように部屋数がたくさんあるわけでもない。部屋数はたった13室しかないから驚きだ。自分たちは入り口から本当に一番遠いところ、つまりもうひとつの入り口にはとても近いところの部屋をあてがわれた。ウェブサイトにも「体力があるかたは、一番いい眺めの部屋をご利用ください」と書いてあった。この文句を見たときに、なんじゃこれ?とおもったのは当然だろうが、泊まってみてそれは納得である。というのも、5階分も離れたところへの移動は、すべて階段を使わねば成らず、エレベータなどの現代的なものは全くなし。だから、宛がわれた部屋にはあまり年配の客は泊めないのだそうだ。だが、この部屋にはメリットがある。それは部屋から湯畑が見えることと、部屋にトイレとお風呂がついているところだろう。あと2部屋分が1室になっているために、数人で泊まった場合でも便利だと思った。
ご飯を食べるのは1階にある大部屋で全員が一緒になって食べることになる。部屋出しはない。しかし、ご飯はこれまた大満足だった。3泊泊まったのだが、毎日の朝晩は毎回違う料理を提供するところも手が込んでいる。たぶん、1日目はこの料理でと、数日間泊まる客用で何を提供するのかはあらかじめ決めているのだろうと思う。毎晩隣の膳をみると、客が異なるために同じ膳を提供しているみたいだし、女中さんも言わなくてもいいのに「2泊目だからね、今日は○○ですよぉ~」と紹介してくれるからである。貧相なご飯だったら、そう言われるとウザイなとおもうけど、別に貧相でもないために、他の人から見ると連泊なんだ、あのひと・・・と言われているみたいで、ちょっと楽しい。
1日目の晩
2日目の朝
2日目の晩
3日目の朝
3日目の晩
4日目の朝
旅館の中には温泉場が2箇所ある。1つは室内のお風呂、もう1つは露天風呂である。内風呂のほうは、湯元に近いために、浴槽が2つもあるくせに、1つには「絶対に入らないでください。火傷します」と書いてある。確かに触ってみると、こりゃ死んでしまうかもしれないとおもわれるくらいの熱さだからびっくりだ。たぶん55度くらいはあると思う。お湯が溢れてもう1つの浴槽のほうに溜まるときに、自然に温度が下がるような原始的な仕組みになっている。決して水増ししているわけではない。そして、露天風呂のほうは、湯畑が見えるようなつくりになっている。夜に入ると、湯畑を照らしているライトアップが綺麗なので、個人的には好きだ。きっと冬に入ると、外気の寒さが湯の熱さとあいまってとても気持ちがいいだろうと思った。

旅館内は最近新しく改装したようなので、どこかのウェブサイトに書いているようにボロいということは全くなかった。旅館の従業員のひとたちもとてもフレンドリーだし、無駄に客に入り込むようなことはしないし、客と従業員とのちょうどいい間を感じることができたので、好印象だったのだろう。
ぬ志勇旅館
http://nushiyu.kusatsu.org/
群馬県吾妻郡草津町大字草津446
TEL 0279-88-2477

2007/09/09

沿海岸線徴友


台湾のサイトをネットサーフィンしていると、短編映画のことを紹介しているところに出くわした。そこでゲイの短編映画である「沿海岸線徴友(Fragile Love)」というのを発見した。しかし、短編映画とはいえ、ほとんどゲイのポルノ映画に近い放送コードぎりぎりの内容が満載されているので、思わず見つけたときには目を疑った。


内容はというと、普通のゲイの青年が、普通のゲイが日常の生活をどのように過ごして、彼氏や彼の友達と何処で何をしているのか、そして、ゲイが相手を探したり相手に対して求めているのは何なのかということを、主人公の心情を通して、ゲイも普通に恋をし普通の人のように生活をしているのだというのを表している内容になっている。


その内容が、あまりにも生々しいので、主人公自体がゲイではないか?と思うくらいのリアルさがある。たぶん、周りのエキストラは本当のゲイなんだろうけど、演技指導をした監督がよくゲイの振る舞いや相手に対する求めるものの真情というのを理解しているから作品として出来上がっているのだろうと思った。舞台は台北なのだが、台北のゲイならたぶんどのゲイたちも体験しているような内容をそのまま忠実に表しているのだ。


みんな白い競パン1枚でクラブで踊っているところ、そしてクラブで相手を眼で品定めして、その場のパートナーを見つけていくところもそうだし、プールやジムのような場所では体が露骨にアピールポイントになるため、個人個人で鍛え上げた体を相手に誇示して見せつけ、シャワールームのような個室になれるところで、その場で軽い交わりを行ったりするところも、よくあるゲイの相手を探すシーンだと思う。でも、少し変だなとおもったのは、まぁドラマだからということもあるのだが、ベッドシーンでは、お互いに競パンのままベッドでじゃれあい、相手の股間を触ることもなく、ただ互いに相手の体を愛撫しているところは少し変である。まぁ、そこで露骨にフェラチオをしていたり、ファックシーンを出すのも変なので無理だろう。それだと単なるポルノドラマになってしまうからだ。このドラマをみて、実際の台北のゲイたちはどう感じているのだろうか?実際に聞いてみたい。


YouTube での視聴は下記のとおり

2007/04/26

シンガポールのゲイ事情

シンガポールには実際にゲイがめちゃくちゃたくさんいる。経済が発展してくると、いやおうがなゲイの人間が増えてくるのは必然的だ。というのも、明日喰うのに困るような環境であれば、男は本能的に明日食べるための獲物を仕留めてくるという仕事をするために、人生の大半を占めることになり、そうするために日々考えて生活するからである。経済発展してくると、「金さえ出せば何とかなる」と明日喰うことに比較的無頓着になるため、それにより男本来の働きがしなくてもいいような社会が出来上がってしまうからである。実際にシンガポールは経済大国にもなったために、ゲイが多くなったのであるが、シンガポールの多民族性の影響か、宗教的な影響のためか、ゲイというものの存在自体をあまり認めたがらず、さらにゲイの性生活については厳しい罰則を与えていたことはとても有名だ。日本ではゲイの存在は「腫れ物に触る」ようなもので、認知はされても「あれは病気に違いない」とか「変態だから」という偏見をもたれていた時期が長かったが、テレビ雑誌にめちゃくちゃゲイが出てくるようになると、世間の見方も「あっ、ゲイなの?へぇ」くらいにしか思わなくなってきたことはゲイ社会にとって心地よい環境になったと言えよう。しかし、シンガポールでは、やはりそうは行かない。なぜなら厳しい法律での罰則があったからである。

その罰則とは、オーラルセックス(いわゆるフェラチオ)やアナルセックスを行った場合、最低2年の禁固刑が科せられていたからである。ところが実際のシンガポール人は、ゲイのセックスが無いかというと、それは大嘘。大きな呻き声を出して、セックスをがんがんにやっているのが現状だ。昔はあったかもしれないが、今では隣の部屋でゲイ同士のセックスが聞こえてきても、単にカップルのセックスとしか思われていないのが現状。

そういう厳しい取り締まりの中で、昨年のうちに、大人のノーマルの人たちによるオーラルセックスやアナルセックスは「おとがめなし」という法律ができたのは笑えた。しかしながら、そういう中でも「ゲイというのは存在自体がおかしい」という宗教観から、ゲイのセックスだけは許されていなかったのだが、ここにきて、ようやくシンガポールの国父であるリー・クワン・ユーによる国会答弁で「シンガポールは常に発展してきている。ゲイのビジネスも無視できないものになってきた。ゲイのセックスについても寛容に成るべきだ」という演説をしたことは、華人世界では、目の玉が落ちるくらい吃驚したニュースとして至るところで記事なっていた。これで堂々とシンガポールのゲイがセックスができる!ということになるが、通常のゲイセックスには何の影響も無いだろう。なぜなら今までもしていたし、サウナのようなゲイの社交場でも、すでに半分公に乱交もあったり、ゲイパーティもシンガポールのセントーサでも開催されていたりする。おそらく、中華系の人の商売根性から、シンガポールを中心として、ゲイビデオの世界にも華人ビデオ俳優を輩出して、華人ワールドから日本やアメリカに負けじと、どんどん商売をしていきたいという腹があるのではないかと思われる。

以下は、マレーシアのゲイSNSサイトである「AXCEST」に記載されていた記事だ。

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Decriminalize gay sex

Singapore's former prime minister, Lee Kuan Yew, father of current Prime Minister Lee Hsien Loong, said this week that gay sex should be decriminalized.
articlepic


Gay sex in Singapore is now classified as "an act of gross indecency" and is punishable by up to two years in prison.

Lee Kuan Yew, prime minister from 1959 to 1990 and now Minister Mentor in Singapore's Cabinet, spoke at a youth rally Saturday and suggested that the government should refrain from making moral judgments.

He said the city-state should change its approach on homosexuality, especially considering scientific evidence suggesting that it is genetic.

""This business of homosexuality . . . it raises tempers all over the world. And even in America! If in fact it is true, and I have asked doctors this, that you are genetically born a homosexual -- because that's the nature of the genetic random transmission of genes -- you can't help it," he said in remarks published by The Straits Times.

"So why should we criminalize it?" Lee asked.

"But there is such a strong inhibition, in all societies -- Christianity, Islam, even the Hindu (and) Chinese societies. And we are now confronted with a persisting aberration. But is it an aberration? It's a genetic variation."

Only last year, Singapore announced it would decriminalize oral and anal sex for adult heterosexuals, but gay sex remains illegal.

Lee said he would introduce amendments to the gay sex laws, which are pending in parliament.

"So what do we do?" Lee added.

"I think we pragmatically adjust, carry our people . . . don't upset them and suddenly upset their sense of propriety and right and wrong. But at the same time, let's not go around like this moral police . . . barging into people's rooms. That's not our business. You have to take a practical, pragmatic approach to what I see is an inevitable force of time and circumstance."

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AXCEST(マレーシア)での記事 : http://www.axcest.com/news/newspage.php?newsid=242
FRIDAE(シンガポール)での記事 : http://www.fridae.com/newsfeatures/article.php?articleid=1907&viewarticle=1&searchtype=all
Club1069拓峰(台湾)での記事 : http://club1069.topfong.com/topnews/files/read.php?ID=20058

2006/09/04

光ゲンジヘ

 芸能界は浮き沈みが激しい業界のひとつであるが、その業界で活躍できるのは本当に一握りの人たちでしかない。名声が有る人はその名声を保つために、これから出てくる人を潰してでも君臨したいと思うし、これから活躍したいと思っている人は、どんなチャンスでも掴んで、それを元にどんどん活躍の場を広げていきたいと思うことだろう。特に芸能界の場合、たくさんの人たちが芸能界を目指して、そして有名になりたいと思っている人が多いことで有名だ。ちょっとしたきっかけで売れてしまうし、売れると金と名声と欲望は好きなだけ手に入ることができるし、第一、テレビや雑誌で芸能人の派手な生活が暴露されると、楽して稼げるところであると考えている馬鹿が多いので、さらに芸能人になるための門は競争が激しくなっている。まともに有名になるための努力をしている人も居るが、有名になるためには何をしても良いと思っている人も多い。よく言われているのは、プロデューサーや有名人と寝ることで、保証をしてもらうようなことをして芸能人になろうというのは多い。女性ならキャバクラあがりやピンサロあがりの出所不明な女優・芸能人が多いし、男性なら2丁目で働いていてそれでゲイの芸能人やプロデューサと仲良くなって芸能界入りしている俳優も多い。

 大手の芸能事務所として有名なのは、太田プロダクション、田辺エージェンシー、吉本興業などなどある。芸能界とは元来、バックアップする集団がいて、それが興行をサポートしていたことから大きくなっている業界である。だから、芸能界では、普通の世界だとまともな世界では働けないような人たちがたくさん君臨しているのは仕方が無い。でも、派手に見えるので、それに憧れて入ってくる人たちは多い。さらに有名なプロダクションとして、男ばかりしか存在しない事務所がある。それが有名なジャニーズ事務所である。おっさんはいない。すべて若い男の子ばかりである。天皇として事務所で幅を利かせているジャニー喜多川社長を筆頭に、所属タレントは結構有名な人たちが多い。いま活躍している人たちでいちばん有名なのは、オヤジアイドル集団のSMAP、弟分として看板番組をたくさん持っているTOKIO、V6、KINKI Kidsなどなどたくさんいる。しかし、その前にも数々の有名タレントは存在していた。いちばん有名なのは「たのきんトリオ」であるが、それよりもやはり「光ゲンジ」だろうとおもう。今の若い人にはSMAPが光ゲンジのバックで踊っていたなんて言うのは信じられないことだと思うが、実質、TV東京のジャニーズ系番組では、SMAPは光ゲンジの後ろで踊っていたのである。しかし、彼らがこうやって活躍の場をもてるのは、すべて社長のジャニー喜多川と「寝た」または「気に入られた」からであり、そうではなかった人たちは、そのままデビューする前に引退するかまたは知らないところで活躍(舞台俳優としてあまり有名じゃないところで活躍する)というのがジャニーズであるといわれている。

 しかし、上記のことはあくまでも「噂」として言われていたことで、本当のところはジャニーズに入っているタレントしか分からなかったことだった。だけど、火のないところでは煙は立たない。絶対何かしらの証拠は存在するのである。という時に、随分前に上記の本が発売された。元フォーリーブスのメンバーとして活躍し、その後芸能界から姿かたちとも消えてしまった北公一の「光ゲンジヘ」である。この本が発売されていたときには、光ゲンジが絶好調のときで、光ゲンジがテレビにでるだけで、その番組は高い視聴率だったし、コンサートのときには、コンサート会場に入れないファンがたくさん溢れるくらいのグルービーが集まるほどの人気だったのである。その光ゲンジのメンバーにたいして、苦言を言う形のタイトルをつけているが、実質は、著者・北公一がいかに芸能界に入り、デビューをするためにどのようなことがあり、デビューし活躍する場ができたあと、グループのメンバー全員が芸能界で頂点を極めたときに何を思ったかなどなど、芸能界の縮図を垣間見ることが出来る本になっている。中でも注目なのは、北公一がどうしてデビューできて、どうしてジャニーズのなかでトップに成れたかというところだろう。噂はここでは現実に化け、「ジャニー喜多川と毎日寝て、寵愛を受けたからだ」とはっきり述べている。その寵愛の様子が克明にかかれているので、とても妄想ではかけないないようになっていることから、信憑性は確実に確信に変わっていくのである。

 本の中で述べているが、他のタレントにも著者は聞いたようで、社長と寝たことは当然だが、体は捧げても愛情は女性にしか向けないことに対する苦悩が人生を狂わせたなどなどの証言をとっていることから、著者は「他のタレントも同様なことをされてデビューにこぎつけたのだ」と結論付ける。ここまで来れば、現在活躍しているジャニーズのタレントも同様な手口で、本人の意思とは関係なく寵愛を受けてデビューしてきたものだというのは分かるし、デビューしてきたタレントの系統を見れば、だいたい似たような人たちがデビューしているというのが分かるだろう。

 個人的にこの本に興味を持ったのは、ジャニー喜多川のホモ行為にようる未成年淫行裁判というのが日本で有名になったからである。誰にも相談せず、ジャニー喜多川に弄ばれて、そのままデビューして居ればよかったものの、本人は超真面目だったようで、親に「社長からセックスを強要された」と相談をしたことから、親が大爆発。ジャニーズ事務所を相手に淫行罪で訴えたのだ。ところが、現在の芸能界およびテレビ局関係は、ジャニーズ事務所の力がとても大きいため、ジャニーズ事務所およびジャニーズに所属しているタレントの悪口を一切言えなくなっている。従って、パパラッチ的な報道が大好きなはずのテレビ局のそれも朝の芸能ニュースの枠で、本当ならば話題にとりあげなければならないのだが、先の「蔭の圧力」があるために、迂闊にジャニーズの報道が出来ないのである。ジャニーズの報道をすると、一斉にその局へジャニーズタレントが出演しなくなるということがあるからだ。週刊誌はその点ジャニーズ事務所とは全く関係ないので、好きなことが取材として掲載することができる。週刊誌ではいろいろと報道されているのにテレビ局では一切報道されない。この矛盾が「なんだかおかしい」とおもって注目をしていたのだ。裁判はまだ判決が出ていないのだが、当然有罪だろう。だが、その前に関係者同士で「示談が成立」することも有りうる。この報道を機に、余計「嫌でもおっさんと寝ればデビューできるかもしれない」と称して、新宿2丁目に出ている立ちん棒も実は多い。

 この本の存在を知ったのは、そういう報道を週刊誌で述べているところで、昔の本の紹介として掲載されていたからだ。今この本はすでに廃刊になっているために(実際は、ジャニーズ事務所が圧力をかけて、出版を増刷印刷させなかったことが原因)、新刊を手に入れることはまず出来ない。それにかなり古い本だから、新刊を売っている人気が無い本屋でも探しきれないとおもう。たまたま、古本屋で眺めていたらこの本を見つけた。それも100円。買うしかないだろう!とおもい、早速買ってみた。内容は上記の通りで、暴露本である。これはジャニーズ事務所にとって痛い暴露本であろう。絶対宣伝させたくないし、増刷出版させたくない本であることは良く分かった。、なにしろ、社長が若いタレントの卵を、デビュー前に全部「喰っている」ことがばれてしまっているのだから。それもどのように喰っているかを克明に書いている。裁判中であることから、これは証拠物件の1つになるのは当然である。性癖は簡単に治らない。昔はしていましたが、いまはしていません。なんていうのは絶対無理。むかしやっているなら、いまもやっている。これは当然だ。特にジャニーズ事務所の場合、六本木の事務所近くに、「合宿所」と称してタレントを全員そこに住まわせているのである。好き勝手させないで、ジャニーズの事務所社長が「好きなときに」押しかけてセックスができるように囲っているのである。軟禁と同じである。人気があるタレントを1箇所に押し込めておくことはファンが大勢集まってくるために警戒しなければならない最重要項目であるが、そんなことよりジャニーズ事務所社長の欲望のほうが重要なのである。それがジャニーズだ。

 まだ読んだことが無い人は、是非この本を読んで欲しい。これを本当のことを思うか、嘘のことだとおもうかは、その人の判断であるが、嘘ではここまでかけない。

2006/08/23

橫濱同志情趣賓館

 普通的情趣賓館呢,特別是在郊外,有著一般賭場和夜總會令人注目且奇特的設計,所以不難讓人了解一看就知道是情趣賓館,而且他們大都座落在交流道附近。但是有一點,目前的情趣賓館並不是不讓同性情侶入店消費,而是每一間店家有著他們不同的管理地方,比如說會把房間搞得一團亂之類...的問題。且G片的內容與一般性愛之間的差異以及誤解這樣性愛的方式的白癡也似乎變多了,所以他們搞肛交,看著錄影帶的內容有樣學樣才是把房間搞髒的主因。算了,這樣的情侶只是一小小部份而已。

 大致上來說,喜歡上賓館的GAY情侶日本各地都有,只是多數都是在東京或近郊地區。以最為有名GAY天堂,新宿二丁目好了,當中就有好幾間都是GAY在去的賓館,問哪個GAY哪一個都嘛會知道。但是這次不提到東京,這次要介紹的是位於横浜的旅社,在横浜的旅館街上,劈頭全都是像之前說的情趣賓館一樣,GAY基本上是不會在那邊消費,但野毛地區也是充斥著大大小小的旅館,如果以車站來舉例的話,就像是JR線的櫻木町車站或是京急線的日出町車站。但是在這樣不足為GAY所樂道的地方,事實上當中的PUB或是酒店卻依舊有名,從之前開始,你可以在這邊見到所謂紅線地區的一部份,或是之前所遺留下來的名勝。紅線地區簡單來說就是之前的紅燈區,你也可以講是買春街,顧名思義也就是買妹妹來玩的地方,跟所謂藍線地區,買哥哥來陪的地方不一樣喔!像這樣比較不為一般人聽得懂的“雙關語”在日文當中還蠻多的,那我來介紹別的好了。像新宿的二丁目一樣的地方,在野毛地區也是有蠻多GAY BAR,不過兩者不同點為在新宿的時候,大大小小幾乎都是GAYBAR或者是酒吧,但是在野毛地區的話,要挑門有掛上“會員制”三個字的店家才是所謂的GAYBAR。

 在GAY會去消費的旅館當中ING為翹楚,這裡你可以挑選休息三至五個小時的方式,基本上五個小時5300日幣,都還是合理範圍內的價錢。入口有兩層,進去之前要先付錢,房間的樣式就看你付多少錢來決定樣式,你可以就你的價錢來選擇你喜歡哪一間房間,此外,房間也比一般你所知道的套房有著寬廣的設計,全部都是古式的設計,沒有任何累贅或多餘的裝飾。浴室相較之下,對於想要有寬闊做愛空間的人是不錯的選擇,而且根據房間的不同,浴室會放置有墊子或情趣椅,床舖當然是雙人床,床的邊邊都會有保險套。最近還會有潤滑劑放著備用,電視方面會播放一般地方電視或是第四台,也會播放A片不過不是G片就是了!當地節目的播放受到當局的管制,所以有看跟沒看一樣。你要在房間裡怎麼玩那是你家的事,沒有限制。不過以前在旅館的前面都有放著一堆漫畫書,但是現在好像怎麼都不見了。

住所 : 神奈川県横浜市中区福富町西通46

 接下來要介紹的旅館是エスター,跟先前介紹的ING比較起來,比商務旅館的層次還要再平價一點,牆壁不厚,也稱不上是華麗,不過到了週末假期,價錢卻是便宜到爆,十六個小時,看你要怎麼用,只要3900日幣。如果是有價錢上的考量,這會是個不錯的選擇。但這間旅館不知怎麼搞的,一到星期天,全部都是要看賽馬轉播又不想花大錢開房間的老伯伯。年齡層變化超大,在旅館的邊邊也有馬票的販售台,通常喜歡看馬賽的人,會在購票處的旁邊觀看賽事,但是由於人擠到一個不行,結果就是看不太到。這時候情趣旅館的房間裡也是漸漸充斥著這樣的人。從飯店業者來看,處理為了看賽馬跟為了做愛的顧客倒也是樂事一樁。旅館的前方也是很多東西很好吃的餐廳,但是因為出入跟來往的人太多了,你想要進去旅館消費,搞不好你要心臟夠有力才能如願以償。

住所 : 神奈川県横浜市中区野毛町2-71-12

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日本語で上述の文章を書きます。


普通のラブホテルは、特に郊外にいけば、キャバレーやカジノのような目立った装飾の看板と奇抜なデザインのホテルが目に付くので、すぐにそれがラブホテルだとわかる。だいたい、高速道路のインターチェンジ付近には多い。しかし、ラブホテルが全部ゲイカップルの入店を許しているとは限らない。大半は許していない。理由は各店によって異なるが、多くは、部屋を汚く使ったということが理由として多いようである。ゲイビデオを現実のプレイと勘違いしている馬鹿が多いようで、ビデオのプレイ方法を真似て、部屋のなかでスカトロプレイをしたりする知能指数が低い奴らが、部屋を汚した原因のようだ。まぁ、こういう馬鹿カップルは一部だと考えたい。

一概にゲイ御用達のホテルは日本各地に存在するものだが、やはり東京およびその近郊は多い。ゲイタウンである新宿2丁目の中にも数軒あるし、ゲイなら誰もが知っているホテルというのも存在する。今回は東京ではなく、横浜のホテルを紹介したいと思う。横浜のホテル街は、冒頭のように郊外に通常のラブホテルが多いが、ゲイにも利用できるホテルはそんなところには無い。野毛と呼ばれる地区にそれは集中されている。駅で言うと、JR線なら桜木町。京急線なら日出町である。この野毛地区は、実は飲み屋街とするほうが今では有名だ。従来は、いわゆる「赤線」地区のひとつだったところで、いまでもその名残が色々な箇所で見ることができる。「赤線」とは簡単に言うと売春街である。売春街でも「女性を買う」エリアである。「男性を買う」エリアを日本語では「青線」と言う。こういう隠語は結構日本語にはあるので、別に紹介したいと思う。新宿に「2丁目」という巨大ゲイタウンがあるように、野毛もゲイバーが多く点在している。二丁目の場合、ほとんどすべてのバーがゲイバーであるが、野毛の場合、必ずしもゲイバーとは限らない。店の入り口に「会員制」と書いてあれば、それがゲイバーである。

ゲイでも入れるホテルの代表は「ING」だろう。このホテルは、休憩利用の場合、3時間/4時間/5時間の3種類のコースが選べられる。値段は5時間利用で5300円。かなり値段はお手ごろだ。ホテルの入り口は2階にあり、入店の際に先に支払いをする。部屋のタイプは支払いの前に、自分が好きなタイプの部屋を選べるようになっている。さて、部屋だが、比較的広い部屋の作りになっているが、全体的には部屋が古いので、贅沢な落ち着きを得ることは出来ない。お風呂場は、お風呂場でプレイができるような配慮から、比較的広い。部屋によってはお風呂場にプレイ用のマットやエッチ椅子もあったりする。ベッドは当然ダブルベッド。ベッド脇にはコンドームも用意されている。最近は、ローションも用意されていたりする。部屋のテレビは通常の地上波は受信できるし、衛星放送も受信ができる。エロチャンネルのケーブルテレビも受信できるのだが、ゲイビデオが流れるわけじゃない。テレビ放送なので、当然局所部分には暈しが入っているため、見るに値しない。そこでどのようなプレイをするかは、ご自由に。ホテルのフロントには、以前は漫画が大量にあったのだが、最近は無くなったみたいだ。

住所 : 神奈川県横浜市中区福富町西通46


続いてのホテルは「エスター」。こちらは先ほどのINGに比べると、ビジネスホテル以下のホテルだ。壁は薄いし、部屋はお世辞にも綺麗とはいえない。ただ、週末価格だと、16時までのフリータイム利用で3900円の格安料金だから、値段を考えると丁度良いと思う。このホテル、なぜか、日曜日になると、競馬中継をじっくり部屋の中で見たいというおっさんたちが普通にホテルに入ってきたりするので、すこし客層が変だ。ホテルの傍に、馬券購入所があり、通常競馬好きな人は、その購入所の傍で競馬中継を観戦するのだが、混んでいるので落ち着いて見られない。そこでこういうラブホテルでゆったり競馬のテレビ中継を観戦するという人が多いようである。セックスを目的としてホテルに来る人と、競馬中継を見るためにホテルに来る人の混在は、ホテル経営者から見ると笑えると思う。ホテルの前には、結構美味い料理屋があり、そこの店は繁盛しているから、このホテルに入るときには、少し勇気が必要かもしれない。

神奈川県横浜市中区野毛町2-71-12

2006/08/22

盂蘭盆假期結束了

盂蘭盆會的假期終於結束了,從這星期開始通常是回到日本的時候.

但是,上週還在假期的時候呢,東京人不知道是不是整個大遷移似的,人整個都變少了,不過卻多了 好多白目到不行的年輕人。

跟不知道從哪個鳥地方來的人,特別是在新宿地區,來東京的土包子多到爆點,走路的速度一看就知道不是本地人。

二丁目也是一樣,被視為gay夢想中的地方,去那邊的也都是有這樣芭樂想法的人。

雖然我認為跟不知道從鄉下地方來的gay,是還蠻爽的,不過想起來真的還蠻噁的!