2014/01/14

2014年も湯西川温泉へ

新年三連休は毎年温泉に行こうと計画しているのだが、今年もまた湯西川温泉を選んでしまった。もう行かないと思っていたのに。もう行かないと思ったのは、湯西川温泉自体がこれまでは不便すぎるところだったため、それほど多くの人が来ることはなかったが、道路が便利になるように整備されたことで、人が来易すくなってきたことと、3.11の地震以降、湯量が激減したことによって、もう湯西川温泉に来てはいけないのだろうと思っていたからだ。しかし、残念ながら他の候補地を探しきれなかったことにより、今年も仕方なく湯西川温泉にすることにした。

湯西川温泉にいくには、浅草から東武特急スペーシアに乗って、鬼怒川温泉まで行く。そこからバスで行くことになるのだが、このスペーシアは、1ヶ月前からしか予約ができない。出発する時間を気にしなければ、頻繁に特急列車は出発しているので、それに合わせて乗車すれば良いのだが、行楽時期だとそうは行かない。このときもやっぱりほぼ満員で浅草を出発した。

さて、今回の乗車した行きと帰りの特急は以下の通り。

■行き(2014/1/11)

浅草発 11:00 → 鬼怒川温泉到着 12:58
鬼怒川温泉駅発 13:20 → 湯西川温泉着 14:15

■帰り(2014/1/13)

湯西川温泉発 10:00 → 鬼怒川温泉駅着 10:55
鬼怒川温泉発 11:15 → 浅草着13:05

どうやら鬼怒川温泉から出発するバスの時間が大幅に変わったことが事前の調査で分かったので、そのバスの時間に合わせると、毎年は12時出発の特急に乗っていたが、今年は1時間早い列車を選んでしまうことになる。

いつもながら、鬼怒川温泉駅から出発するバスは、出発時間ギリギリまで始発のバス停にやってこなかった。もっと5分前くらいには停留場にバスが居れば良いのに、嫌がらせのように居ないから、普段はほとんどバス停に乗客がいないために、長くアイドリングして停まっているのは無駄だから、たぶんバスが来ないんだろうなと思った。

ただ、去年と異なるのはバスの運行のタイムスケジュールだけじゃなく、もう1つ異なることがある。特に路線の通り道が異なっているというわけじゃなく、乗客が去年ほど満員になっていなかったことだ。たぶん湯西川温泉全体への客数が激減していることは確かだ。なにしろ、泊まっている旅館も三連休だというのに、冬景色が楽しめるというのに、全然満員になっていなかったくらいだからだ。他の大型旅館なんか、結構閑古鳥になっていたことだろう。

鬼怒川温泉駅をバスが出発するときには、新年のうららかな天気の場所を感じられるくらいだと思っていたのだが、湯西川温泉駅に近くになってきたから、だんだん雪景色が見え始めてきた。こうじゃないと、やっぱり湯西川温泉にきたという気分が起こらない。

帰りのバスは比較的最初から満員になっており、途中のバス停からではバスも乗れないような状態になっていたくらい混んでいた。ところが事件はこの帰りのバスで起こった。バスは観光バス風のスタイルであるために、前乗り前降りのタイプ。そういうバスのところに路線バスとして押しボタンと料金ボックスがあるというものだ。問題は、乗客がバスから降りるときに通常は押す、「降ります」を示すボタンのことだった。ボタン自体は、バスの壁または天井に押すところがあるものだが、このバスの押しボタンは、肘掛のところあたりに有ったんだとおもう。そこで、乗客のうちの馬鹿1人が、自分が座っている場所の重要なところに押しボタンがあることに全く気づいておらず、常にボタンを押している状態だったようで、バスが発車すると、すぐに「次とまります」の合図になるわけだ。当然「止まります」ボタンのサインがでれば、運転手はそれに従って次のバス停で停まることになる。しかし、誰も降りる様子が無い。2-3回あたりくらいまではさすがに運転手もホントに降りる人がいて、降りる場所を間違ったんだろうなと思っていたのだろうが、それ以上、毎回毎回押されるので、とうとう運転手もブチ切れて「降りないんだったら押さないでくださーい」とアナウンスするようになった。それでも毎回押されるので、湯西川公園駅を出発したあとは、馬鹿な乗客がボタンを押したとしても一切無視し、「鬼怒川温泉駅までは停まるつもりがないので、降りる方は大声で叫んでください」と運転手が言うようになった。そりゃぁそうだろう、毎回毎回意味なく、そしてイタズラされていると思うようにボタンを押されたらブチ切れるだろう。それにしても、ボタンを押していた馬鹿は、ボタンの位置に荷物を置いていたのか、椅子の袖のところまではみ出るくらいの大デブだったのだろうか。いずれにしても、自分がボタンを押しているとは全くわかっていない無神経な人だったんだろう。

このバス内のイタズラのために、バスが予定よりちょっと遅れて到着した。電車への乗り継ぎの時間が間に合うのかというのをすごく気になって仕方なかったが、余裕をもって浅草に戻る電車の予約をしていたので、多少の遅れは問題なかった。都心部を走るバスとは異なり、信号待ちや大渋滞になるということはないので、バス停を全部停まったとしてもその遅れは誤差範囲であることは間違いない。

帰りの浅草行きの特急電車は当然満員。2泊3日の湯西川温泉旅行も今年は無事に終了した。

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