2006/12/20

数独

最近 Nintendo DS を父親に取られたままになっている。それもお試しで買ってきたDS用の「数独」を一緒に渡してしまったからである。もともとクロスワードパズルが好きだったので、日曜の新聞にはおまけで入ってくる小新聞の隅にあるクロスワードは、他人が新聞を読む前に全部回答し終わっているというのが定番であった。さらに昔からニコリの愛用家でもあったため、たまに数独などのようなものを電車に乗りながらや、家でごろごろしているときに片手に取ってやっていたものだ。そこへDS+数独という「永久に遊べる」ものを与えてしまったために、もうほとんどサルと同じように朝から晩までやっている。おかげで、こちらは桃鉄をやりたいの、もうほとんど帰ってこないものに等しくなっている。

我が家では数独は父親の専門特許のように遊ばれているが、世間ではどうなのだろうか?電車に乗っていると、DSで遊んでいる人は確かに最近多くなった。携帯電話を操作しているひとかDSで遊んでいる人かというくらいの多さだとおもう。しかし、チラ見での感想でいうと、あんまりDSで数独をやっているひとは少ないようだ。まだ小冊子のようになっているニコリでやっている人のほうが多い。もしかしたら、数独をやる人の年齢層が高いから、必然的にDSを使って数独をするひとの絶対数が好くなっているのかもしれない。

海外にいったときにもクロスワードパズルは昔ながらどこの国でも人気があるが、最近は数独も人気のようだ。中華圏でも同じ漢字の「数独」と呼ばれているし、西洋でも「SUDOKU」という名前でパズルのページは紹介されている。鉛筆と新聞をもってにらめっこしているのは、何処の国でもプレイヤーとしては同じようなものらしい。

さて、今回その数独に「対戦型の数独」というのが出来たというニュースを発見したので、それを載せてみた。対戦型の数独ってなに!?そもそも数独って1人で遊ぶものじゃないの?というツッコミはともかく、誰が一番早く解けるかということを対戦するらしい。数独マニアを発見するのが大変だとは思うが、人生ゲームやモノポリーと違うって元来1人で遊ぶものなので、あまり対戦型って流行らないような気がする。DSでもそうだし、紙の場合もそうだが、解いている途中で「ちょっと休憩」などをして、頭を休めながら気軽にできるところがいいと思うのに、対戦型になると、1つの場が終わるまで休憩ができないという束縛が現れそうな気がする。それを「よし」とするか「いやだ」とするかはプレイヤー次第だとおもうが、おそらく「いやだ」と思う人が多いのだろうと想像できる。

さて、どこまで売れるかなー?

4人対戦できるニンテンドーDS用パズルソフト「数独2 Deluxe」を発売


 株式会社ハドソンは、ニンテンドーDS用の新作ソフトとして、2006年12月21日(木)、“頭脳刺激”パズルのバージョンアップ版「数独2 Deluxe(デラックス)以下、<「数独2」>」(パズルシリーズVol.9)を発売いたします。価格は3,990円(本体価格3,800円)です。

 前作「SUDOKU 数独」で好評だった便利機能はそのままに、盤面(プレイ画面)を大きく見やすくしたほか、新聞や雑誌に掲載されている「数独」の問題を書き写してDSでプレイできるモードや練習モード、最大4人までの通信対戦などの新機能を満載しており、初心者から上級者までどなたでも手軽に楽しんでいただけます。

 当社はパズル雑誌の老舗ニコリ社と提携して、良質・安価なパズルシリーズをDS向けに展開しており、12月14日には、世界文化社のパズル雑誌から問題提供を受けたクロスワードパズルの一種「ナンクロ」(パズルシリーズVol.8)を発売いたしました。また「数独2」「ナンクロ」を含むDS用パズルゲーム計15作を対象にした、「パズルゲームを買って遊んでもらっちゃおう!」キャンペーンを、2007年1月31日まで実施中です。
●世界中で大ブーム! ひとケタの数字でマス目を埋める単純明快パズル

 「数独」は、「縦・横の各列及び、太線で囲まれた3×3のブロックに同じ数字が入ってはいけない」というルールで、1から9までのひとケタの数字をマスに埋めていくパズルゲームです。パズル雑誌の老舗ニコリ社が、米誌で見つけたナンバープレースを、1984年に「数独(数字は独身に限る)」と名づけて日本で紹介、欧米でも多くの新聞に掲載され大変なブームとなっています。
 当社が発売するDS版は、タッチペンを使ったワンタッチ入力や訂正、数字の仮置きなど操作が簡単なため、集中して問題を解くことができます。

●「数独」で最大4人対戦を実現

 対戦モードを配布し、ソフトを持っていない人とでも最大4人までの対戦プレイが可能になりました。問題を配布したDS側でレベルを選択すると、その中からランダムに問題が選択され、全員が同じ問題をいかに速く解けるかを競い合います。

●ニコリ社提供の“公式”問題全410問を収録。多彩なゲームモードで楽しめる

 ニコリ社から提供を受けた公式問題全410問を収録しています。問題のレベルは従来の「やさしい」「ふつう」「むずかしい」に加えて、上級者向けの「超難問」を新たに用意したほか、「数独」を初めてプレイする初心者向けには、間違った数字を入れるとプレイヤーに教えてくれる便利機能もついた「練習問題」20問も収録。初心者から上級者まで楽しんでいただけます。

●自分で入力した問題をDSでプレイ可能

 本作では自分で問題を登録できるため、雑誌や新聞に掲載されている「数独」の問題を書き写してDSでプレイ可能です。

●お試し問題を配布

 ソフトを持っていない人にも、お試し版を配布することができます。配布できる問題は自分で解いた問題であれば、どの問題でも選択が可能です。


【 「数独2 Deluxe(デラックス)」商品概要 】
 発売日  :2006年12月21日(木)
 価 格  :3,990円(本体価格3,800円)
 対応機種:ニンテンドーDS用 ジャンル:パズル
 コピーライト:(C)2006 HUDSON SOFT (C)2006 nikoli

2006/12/19

カルティエ・ボールペン

仲の良い友達からクリスマスプレゼントとして先日戴いたものがある。それはボールペン。それもそんじゃそこらのボールペンではない。なんと「カルティエ」。カルティエといえば、宝石類のブランドとして有名なのだが、そのカルティエが筆記用具を出しているとは思わなかったから、びっくりだった。

最近、あのモンブランでさえ、鞄や靴などの革製品の製造にも手を出してきたのには驚いたが、ブランドの世界も、本来の分野ではない分野に乗り出して、そのブランドを拡大させようと躍起になっているような気がする。さて、そのカルティエのボールペンというのは次のようなものである。

握り心地と書き心地は最高。無駄に「これがカルティエだ」というような主張をボールペンにはしていないところも魅力的。カルティエは宝石のブランドだけあって、他の種類では、妙に金や銀を使ったペン類が多いのだが、その中では異色の「地味」なデザインだと思う。でも、普段の筆記用具として、これほどいいデザインはないとおもう。一見するとモンブランのような趣向を感じることが出来るし、他の人から見ても厭味な感じがしないところも良い。実は、ボールペンの頭に、アクセントとして藍色の球が入っている。龍球というわけじゃないのだが、こういうところが少し贅沢な雰囲気を醸し出している。華着心地が良いというのは、頭のほうに重心を置いたペンになっているので、その重さで腕が疲れないのだ。一般的なペンの場合、長く書いていると疲れてくる。それはペンに重さがないからどんどん書くというのもあるのだが、書くこと=手を動かすことで書いているためなのだ。書くこと=ペンの重心が移動するという振り子の原理で書くと、実は書きやすいのだ。

南園(京王プラザホテル)

京王プラザホテルは、よく休憩をするときに使う場所なのだが、今日は京王プラザの中でもレストランを紹介したいと思う。今回紹介するのは、中華料理の「南園」だ。広東料理に属し、いまでは中華の大家と言われるようになっている各料理人がここで修行をしたとしても有名なところだ。


店は入り口からして素人や一元さんだとなかなか入りにくい作りになっている。清朝後期風の飾り付けになっており、丸テーブルがメインの作りになっている。端のほうの椅子は、南国風のレースのカーテンで仕切られている場所もある。

今回食べたメニュは次のとおり

・梅香焼鴨胸 (Roasted duck-surloin with Japanese apricot sauce)
・黒椒梅肉球(Sauted pork with black pepper sauce)
・鱶鰭の春巻き
・鱶鰭の餃子
・海老の堅焼きそば
・あさりの炒飯

鴨肉のローストは、とても美味かった。基本は八角で味付をしているので、「中華っぽい味だ!」という印象は捨てがたい。しかし、その八角の臭さだけでも十分食べられるのだが、ここに酸っぱくない梅肉のソースをつけて食べると、まろやかな味になるからビックりだ。騙されたと思って、これはここでは食べてみると良いだろう。

豚の黒胡椒炒めは、腕の良いコックが調理したのだろうというのがよくわかる料理だった。というのも、中の野菜を食べるとそれがすぐわかる。玉ねぎは、ゆっくり炒めると、柔らかくなるのだが、食べるときにその歯ごたえがなくなってしまうので残念なのだ。だが、この料理のなかでの玉ねぎは、あのシャキシャキとした歯ごたえをそのまま残してくれている味付けで、かつ、ちゃんと玉ねぎ全体に熱が通っているというのを堪能できる。豚肉がこの料理ではメインのはずなのだが、どうも野菜のほうに目が移ってしまった。

春巻きと餃子は、はっきり言って、どうでもよかった。点心としてお手軽なのだとおもうが、これといって特徴がない。鱶鰭(ふかひれ)を頼んでしまったのがいけなかったのだろうか?

海老の堅焼きそばは、これは美味い。丸々太った海老を贅沢に使っているので、そのぷりぷりとした食感を楽しめるのはとても楽しい。さらに、堅焼きそばは、個人的には中途半端な麺という印象が昔から捨てられないのだが、餡かけの部分がよく堅焼きそばのところにかかっているので、これがよく混ざっていて食べやすい。長崎ちゃんぽんのようなぐにゃぐにゃしているわけでもなし、食べたときにも食べたーというのが残るので嬉しい。

あさりの炒飯は、残念ながらあさりの味が全くしない。もっと海鮮風味の炒飯になるのかなとおもっていたのだが、味も素っ気もない炒飯が出てきたという印象だ。貝類が原因となるノロウィルスが現在流行っているため、少し脳裏に「これを食べるとノロウィルスにかかるのだろうか?」と思ってしまったが、最後がこの料理というのは惜しい。

もっと金を沢山持っていれば、もっと高い料理を食べられたかもしれないが、ここのレストランは、概して値段が高い。それもそのはずで、だいたいの材料が高いからだ。フカヒレ、伊勢海老、燕の巣なんていうのを使っていれば、どんな料理でも高くなってしまう気がする。金持っているパトロンとは来て見たい所だ。

我パトロンはどこにいるのだー!(笑)

店名 : 南園
住所 : 東京都新宿区西新宿2-2-1 京王プラザ2階
電話 : 
03-3344-0111(代表)
営業時間 :  Lunch 11:30~15:00(L.O. 14:30)
         Dinner 17:00~22:00(L.O. 21:30)
         土日祝 11:30~22:00(L.O. 21:30)
座席数 : 174席
個室 : 5室
URL : http://www.keioplaza.co.jp/rb/res04.html

2006/12/18

台湾ニュース2件

台湾の観光客に国際運転免許、道内、集客増に弾み――運輸局、PR番組製作。

 台湾からの来訪者に、来年にも国際運転免許証が発行される見通しとなり、道内の観光産業は一段と集客に力を入れる方針だ。北海道運輸局も受け入れ態勢の整備を進める。国内客が減少する中、増加傾向にある台湾からの観光客に期待を寄せている。ニッポンレンタカー北海道は旅行会社と協力し、レンタカー付きのパックツアーの検討に入った。今後は「官民で協力し、英語によるカーナビゲーションソフトが導入できれば」(同社)としている。北海道運輸局は来春にも台湾の人気女優(たぶん林志玲)によるPR用テレビ番組を制作する。北海道内の観光地を運転しながら紹介する内容で、台湾のケーブルテレビなどで放映する。また道内のレンタカー業者に呼びかけ、来年にも協議会を設置。パンフレットや地図などの外国語版への変更や接客などの語学対応について意見交換する予定だ。2005年度の北海道への台湾人観光客は前年度比33%増の277,000人と、外国人全体の6割以上を占める。

 台北と札幌の直行便は連日連夜超満員。台湾人の北海道への憧れは、毎日報道されている日本に関するテレビで紹介されているので、さらに増えているようだ。北海道の雄大な自然、冬の大雪、ラベンダー畑は彼らの憧れの的だ。北海道のスキー場に行くと、スキーをせずに団体旅行としてやってきている中国語を話す人たちに出会うのだが、だいたいが台湾人だ。彼らはスキーをすることが目的ではない。主に「雪を見る」ためだけに北海道へ冬にやってくる。夏は夏で見所満載の北海道だが、個人旅行として北海道内を移動するとき、外国人のばあいは特に困難だった。今回のような台湾政府と北海道の運輸局ががっちり組むことで、個人旅行で北海道へやってくる台湾人の行動に対する自由度が上がることだと思う。

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全家便利商店――台湾ファミマ系、2000店舗を達成。

 台湾のファミリーマート系コンビニエンスストア、全家便利商店の店舗数が2,000店を突破した。業界全体で約9,000店ある台湾のコンビニは人口当たりの店舗密度が世界一とされる。全家は「イートイン充実などで店舗の質を上げる」(潘進丁董事長)ことで競争力を高め、2009年2月までに3,000店を目指す。1988年に第1号店を開いた全家にはファミマが4割強出資し、店舗には「FamilyMart」のロゴを掲げる。11月22日に開店した台湾北部・桃園県の「亀山華亜店」で2,000店を達成し、13日に記念式典を台北市内湖区の「端湖店」で開いた。端湖店はイートインやインターネット無線接続などコンビニの新たな機能を充実。式典に出席した上田準二ファミマ社長は「台湾ではコンビニが伝統的な屋台の機能を徐々に代替しており、店舗は過密だが、まだ成長の余地がある」と語った。台湾のコンビニ業界は流通最大手の統一超商が4,400店弱の「セブンイレブン」を展開。全家が二位で追走している。

 4つ角のすべてがコンビニという場所があるくらい、本当に台湾にはコンビニエンスストアが至るところにある。だから、何か食べたいなーとか、飲み物を買いたいな-と思ったときに、必ず眼につくところにはコンビニあるので、食べもの類に困ったことがまずないというのが台湾の特徴である。さらに、日本にも存在する Family Mart や 7-11 は置いている場所が違うけれど、陳列のしかたも似ているので、どこか日本のコンビニに入ったような気分になる。日本では、ミニストップが、上述のニュースのように「イートイン」を目的としたコンビニを展開中だが、これと同じように食べられるコンビニを展開したいというのが本筋のようだ。しかし、台湾を旅行する人は覚えておいて欲しいのだが、コンビニでは台湾の法律により、現在ビニール袋をくれない。だから黙っていると、たくさんの品物があるにも関わらず、ビニールに入れないので「なんでかな?」と思うはずだ。

2006/12/16

なんちゃって独立報道


 ベルギー公共テレビRTBFは13日夜、緊急特別番組と称して「ベルギー北部のフラマン地域が独立を宣言した」と放送、30分後に字幕で「フィクションです」と打ち消したが、視聴者の混乱を招いた。 午後8時20分からのルポルタージュ番組の開始直後、臨時ニュースのかたちで「国王が国を離れた」「ベルギーはもはや存在しない」などと放送された。突然できた「国境」に路面電車が阻まれたり、ブリュッセルにある北大西洋条約機構(NATO)本部が警戒態勢に入ったなどとする映像も流れた。 この特番では、首相府や王宮前からの生中継を挟んで「外出は控えてください」と呼び掛け、政治評論家は「ベルギーは消滅した」と真顔でコメントしていたりもした。

 国営ベルガ通信によると、近隣国の新聞社を含む約2600件の問い合わせが殺到し、電話が一時不通になった。テレビ局側は「連邦の在り方を考えるため、あえて放送した」と説明している。

Flandre indépendante, encore une fiction !
http://www.rtbf.be/info/societe/ARTICLE_057960

La fiction de la RTBF inquiète
http://www.rtbf.be/info/societe/ARTICLE_058137

しかし、この放送終了後、影響はかなり尾を引いているようで、上記のRTBF社のところにもあるように、その後のベルギー各地の反応をさらに報道しているくらい、ベルギー人には常に心底では根に持っていた問題を吹き返してしまったという感が否めない。

 ベルギーは南部のワロン地域(フランス語系)と北部のフラマン地域(オランダ語系)などの地域政府でつくる連邦王国で形成。フランス、オランダに相次ぎ支配された歴史や北部優位の経済情勢などから地域対立が根強い。ちなみに首都のブリュッセルは、地域的にはフラマン語圏に属しているが、比較的フランス語のほうを一般人は使っている気がした。

 ヨーロッパの中でも大好きな国なので、できるだけ混乱がある国になって欲しくないと個人的には思う。言語的にも違うがある南北のベルギー領土ではあるが、文化や風習も少し異なる。北部は質素倹約のオランダ・ドイツの風土をつぶさに感じることができる地域で、食べものにしても、あっさりした料理が多い。ところが南部はラテン系であるため、贅沢できるものは何でもしちゃえという気質がある。だから、個人的には南部のほうが好きなのだが、経済的にはアントワープやブリュッセル、そして風光明媚な観光地として有名であるブルージュなどの都市がある北部のほうが活気がある。個人的な趣味の問題なので、ベルギーは小さい国であるにも関わらず、いろいろな面を見られるので、是非ヨーロッパでブランド物を買うだけに行くのではなく、皆さんに、ヨーロッパの文化を凝縮しているベルギーに足を運んで貰いたいものである。
 ベルギーのように、実は国内が深層心理的に分裂しているという国はヨーロッパでは意外に多い。イタリアの南北経済格差の問題、東西ドイツの合併後の問題、スイスの連邦制国家の問題、ルーマニアのマジャール民族の独立問題などなど。これらについては、別途の機会に述べたいと思う。

Osteria UVA RARA

最近横浜でご飯を食べるときに良く使っているのが、相鉄ジョイナス地下2階にあるイタリア料理屋の「Osteria UVA RARA 横浜」だ。自称イタリア料理屋と言っていながら、結局ピザやスパゲッティしか出さない店とは、格段に違う。なにしろ、経営母体があの三笠会館がやっているのだから、店員の接客から料理まですべてにおいて満足できるところだ。ただ、なんでジョイナスの地下に店舗を出しているのかが、本当に疑問である。それも、これだけの味と名があるなら、もっとメインの通りに店構えを出してもいいと思うからだ。ジョイナスの地下は、相鉄線のデパートであるため、なにかしら「田舎臭い」感じがするし、安っぽいイメージがある。そのなかでひとつ格式高いレストランが入るだけで、かなり違和感が感じられる。例えで言うと、江戸時代の農村に宣教師がやってきたようなものだとおもう。

さて、店内の模様からレポートしよう。

ジョイナスの通路に面したオープンテラス風の座席と、室内に大きく分かれる。さらに室内は、喫煙席と禁煙席にわかれているので、タバコの煙が嫌だなという人にとっては良い配慮がある。ただ、マナーが悪い客が居る場合には、奥に追いやられた喫煙者の煙が表にまで広がってきてしまう場合がある。これはレストランのせいではなく、喫煙者のモラルの問題なので、ここでは言及しない。
この日に食べたものを紹介しよう。
  • ピザ窯で焼き上げた野菜のラザニア仕立て
  • 数種の茸とキノコソースのピザ
  • 数種のキノコとパンチェッタのクリーミーなタイオリーニ
  • 岩手産白金豚の炭火焼 黒胡椒風味(岩手県花巻産。きめの細かいやわらかジューシーな肉質と甘味のある脂身の美味しさが秀逸です)
  • アフォガード(バニラアイスクリームにエスプレッソをかけて)
はっきりいって、全部美味い。何を食べても美味い。だから、説明は不要だとおもうので、一つ一つの料理についてここでは述べないことにした。さらに、ワインリストも豊富で、イタリアの赤・白・ロゼ・シャンパン類が各種揃っている。メニュに無いリストも言えば、奥から持ってきてくれるので、イタリアワインに精通している人がいたら、ここで頼んでみるのもいいと思う。料理で言うと、シーザーサラダを今回は注文しなかったのだが、これを頼むのも良い。それは、目の前でパルメザンチーズを専用ナイフでチーズの塊から削ってくれて、それを盛ってくれるからだ。「もっと欲しい」といえば、好きなだけ削ってくれるので、チーズ好きにはたまらないものがあるに違いない。

店名: オステリア ウーヴァ・ラーラ (Osteria UVA RARA) 横浜相鉄JOINUS店
電話: 045-316-6086
住所: 横浜市西区南幸1-5-1 相鉄ジョイナス地下2階グランダイニング
定休: 無休
平日: 11:00 - 23:00
土曜: 11:00 - 23:00
日祝: 11:00 - 23:00

2006/12/15

合格ちくわ


マルハ株式会社(本社:東京都千代田区 社長:五十嵐 勇二)は、「DHA入り 合格ちくわ」を1月1日より期間限定で発売いたします。

【商品特徴】
・受験生を応援する意味合いを込めて「ドコサヘキサエン酸(DHA)」を1袋(5本)あたり315mg配合したちくわです。1個づつ「合格」の焼印を入れています。
・縁起物なので、切らずに使えるミニサイズの太巻きちくわです。
・甘鯛、れんこ鯛を使用し、風味よく焼き上げた肉厚のちくわです。
・受験生は健康管理も大事です。低カロリー高たんぱくと言われているちくわは受験生の夜食、試験当日のお弁当に最適です。

【商品内容】
商品名 : DHA入り合格ちくわ
内容量 : 5個入
小売価格(税込) : 157円
発売期間 : 2007年1月1日~2月末
発売エリア : 北海道・沖縄を除く全国

でたー!!!またもや便乗商品!
それもこの時期になると受験が近づいてくるので、受験にかこつけたものはなんでも売れるのが常になっているが、「ちくわ」にも受験に便乗するものが登場するとは思わなかった。これを食べて頭が良く慣れればそれは労に越したことは無いが、そんな簡単には人間あたまが良くならない。しかし、藁をも掴むような心境である受験生にとっては、このようなどうしようもないものでも食べて、少しでもメンタル面から「自分はできる」と思って勉強して欲しいと思う。

受験といえば、大学の募集人数と受験者数が均衡するような時代がきたらしい。馬鹿みたいに意味不明な自称大学(ほとんど専門学校化している)が増えたことと、名前から考えると何をやっているのは全然意味不明な学科がたくさん出来たおかげで、このような状態になったらしい。文部科学省からの予算がでるために、急遽学科を増やしたというのが実情だ。大学ばかり増やしても、意味ないと思う。シンガポールや中国みたいに、厳選に厳選を通った人間だけが通うような学校システムは今一度必要だと思う。どっかの馬鹿な社会団体が「教育にも機会均等を!」なんていっているのが間違っている。肩書きが大事な日本社会では、確かに大学卒業というタイトルはほしい人は多いが、金さえ払えれば、内容はともなく誰でも大学卒業生というタイトルを得られるのはおかしい。

空気砲

  玩具の製造、販売を手掛けている株式会社エポック社は、来春公開予定の『映画ドラえもん のび太の 新魔界大冒険』に合わせて、【ドラえもん ひみつ道具 限定版 くうき砲】(本体予定価格:3,000円(税込))を2007年3月上旬より全国玩具専門 店、量販店、百貨店等にて発売予定。この商品は、原作のひみつ道具の設定通りに空気の弾を実際に撃つことを実現した、前作「くうき砲」の大反響を受け、より高級感とファンの所有心をかきたてるシルバーメタリックバージョンとして、よりプレミアム性を高め、大人の遊び心にも強烈に訴求する。

【 商品概要 】

 商品名:ドラえもん ひみつ道具 限定版 くうき砲
 予定価格:¥2,857(税別)/¥3,000(税込)
 発売予定日:2007年3月3日(土)
 対象年齢:4歳以上
 商品内容:本体×1台、マト×9枚、台座×1台、取扱説明書×1通
 プレイ人数:1人
 電源:不要
 パッケージサイズ:W310×D155×H155(mm)
 販路:全国玩具店、量販店、百貨店、他

「便乗商法」とはまさにこのことだと思う。しかし、漫画の世界の空気銃は「どーん」と口で言うと手に腕につけた筒から空気の塊が飛んでいくというものだが、これはどうなっているのだろうか?レバーを引かないといけないのは、普通の銃と同じような気がするが、空気の銃というのがどういうものかよくわかっていないので、これ以上解説ができないのが心苦しい。しかし、ドラえもんの世界で、これまで架空のものとおもわれていたものが、徐々に形づけられ、実際に使われ始めているというのはとても不思議でならない。液晶テレビや、紙のように巻けるスクリーンも昔は「そんなものSFの世界」と馬鹿にされていたが、今では普通に存在する。日本人は元来、妄想好きの民族として有名なのだが、意外に日本人の発想から生まれてきた未来型の製品というのは多いのかもしれない。それもドラえもんは幅広い世代で読まれている漫画であるので、「ドラえもんのあの製品を商品化してみたい」とおもっている研究家の人たちは多いかもしれない。

日本人の妄想爆発は底知れない

折り紙の本

山と溪谷社、お札の折り紙本 「おとなのおりがみ」を発売

 インプレスグループの株式会社山と溪谷社は、日本初、お札で折る折り紙の本「おとなのおりがみ」を発売いたしました。 “紙幣を折る“という日本では前代未聞の本だ。「お札を折る」という行為は不謹慎だ、と考える方もいると思うが、日本ではお正月に向けてその年の干支などが紙幣で折られていたようで、決して不謹慎なものではありません。本書では、日本折紙学会の会員でもある アル中Masa氏による18作品の作例と折り方を掲載し、その魅力を提案している。本文に入ってくる気の利いた イラストとコメントも必見。忘年会、お年玉、新年コンパ、合コン、大人の社交場などでもてはやされること請け合いだ。
書名 『おとなのおりがみ』
価格 1,050円(税込み)
発行人 株式会社山と溪谷社
発行日 2006年12月1日
販売 全国書店、インターネット書店など
著者 アル中Masa(あるちゅう・まさ)
     1965年埼玉県生まれ。幼少のころよりおりがみは趣味の一つだった。数年前、お札で折った猫が電車内の広告に使用される。2004年、お札のおりがみ 数点がNHK『熱中時間』にて取り上げられる。 去る12月9日にもNHK「つながるテレビ@ヒューマン」に出演。現在WEB上で作品公開中。「アル中MasaのおつまみGAMES!!」 http://www8.ocn.ne.jp/~arumasa/

しかし、気になるのは、出版元が「山と渓谷社」からだということ。国内外で山岳・自然科学・アウトドア・旅行・スキー等の分野で出版活動を展開している出版社として名を馳せているところから、玩具の出版を始めたのは少し趣向から離れていて面白いと思う。おそらく、Internet Watch で有名になったインプレス社に買収されてから、その趣向が変わったのだと思う。

さて、肝心の折り紙だが、今回たまたま「お札を使った」手玩具紹介をしている本である。折り紙は手を使った細かい作業を行うためなので、リハビリをするひとたちにも大いに利用されている手段である。さらに、海外に行くと、結構折り紙は受ける。例えば、電車に乗っている時に暇なので鶴でも折っていると、「Oh, you are so talented!」なんて言われる。以前、ベルギーでブリュッセルからルクセンブルグまでの電車のなかで幼稚園児の遠足の団体と一緒になってしまい、がきんちょに囲まれてしまったのだが、暇だったので、新聞で鶴を折っていたら、先生たちに「それ、なに?教えて」と囲まれるし、「僕にも作れ!」とせがまれるし、結構2時間50分の電車のなかも暇ではなくなった記憶がある。さらに、シンガポールでは、不必要ではあるが、荷物を運んでくれたポータに、チップと折り紙で折った兜をあげたら、めちゃくちゃ歓んでいた。ヨーロッパのようなチップが必要なところでは、箱の折り紙を追って、そこにチップを入れてあげると、かなり歓ばれる。是非、日本人の手先の器用さを使って、外国人を手のひらのように転がしてみるのも面白い。

2006/12/13

セキュリティニュース2006

特定非営利活動法人ネットワークリスクマネジメント協会は、自治体・企業の経営層・情報システム 管理担当者向けのセキュリティ啓発メールマガジン「啓・警・契(けい・けい・けい)」とウェブサイトで、情報セキュリティのプロが選ぶ「2006セキュリティ十大ニュース」を発表した。


■■■ 2006セキュリティ十大ニュース ■■■

【第1位】3月15日 Winny経由の情報漏えい事件多発
             ~ 求められる本質的な対応 ~

【第2位】11月21日 J-SOX 内部統制実施基準案 発表される
              ~ 財務報告の信頼性を担保する ~

【第3位】8月2日 MSの狙われた第2火曜日
            ~ ゼロデイ攻撃に注意 ~

【第4位】11月24日 個人情報保護法に過剰反応
              ~ ギスギスした関係を改善していこう ~

【第5位】11月30日 航空自衛隊員個人PCから機密情報流失
              ~ 境目が無くなる、個人と組織 ~

【第6位】11月7日 増え続けるスパムメール
             ~ ウイルス付メールは減少傾向にあるものの、犯罪目的のメールは増大 ~

【第7位】10月28日 SoftBank Mobile MNPの受付で基本的なIT障害
              ~ 情報インフラを担う事業者としての自覚が求められる ~

【第8位】9月19日 NTT東西 ひかり電話が長時間トラブル
             ~ ライフラインとしての信頼性の確保が急務 ~

【第9位】5月22日 米国でも大規模な重要個人情報の漏えい!
             流出元は職員の自宅
             ~ 現場管理は万国共通の組織課題 ~

【第10位】10月25日 政府「情報セキュリティの日」を2月2日と制定
                ~ 日本の情報セキュリティ文化の醸成に向けて ~


<2006セキュリティ十大ニュース 選定委員>
 編集長・大木栄二郎/片山幸久/川口哲成/岸田 明/小屋晋吾/
 小山 覚/杉浦 昌/竹内和弘/竹内秀夫/則包真一/松岡重樹/
 村岡洋一/星山慶子/村上 祥

  「セキュリティ十大ニュース」は、NRAのセキュリティ啓発活動の一環として2001年から毎年末に発表しているもの。その年に発生したセキュリティ 関連事象の中から、社会に与えた影響の大きさやマスコミ等での取り上げ頻度などを基準に、NRA会員企業の有志を選定委員として、情報セキュリティのプロ フェッショナルが選ぶ十大ニュースとしている。

これを見て思ったことがある。「どこが、セキュリティじゃぁ!」と。ネットワークサービスに関するすべての事象から話題性があったものを選んだとしか思えないような内容に、ここの選定委員の知識と奥の無さを感じる。8位の東西NTTのサービス停止なんて、セキュリティとは全然関係ない。単なる「システムのバグ」だし。それなら、何処の会社がどれだけの人数の個人情報を流出したかベスト10でも出したほうが良かったんじゃないか?と思う。さらに、セキュリティというのであれば、外部からの攻撃について、今年流行ったものを出したほうがよっぽどよかった。何を基準にして選んでいるのか、これって本当に分からない。

米航空会社再編

 米航空2位ユナイテッドの持ち株会社、UALとコンチネンタル航空が合併に向けた話し合いを始めたことが明らかになった。 米主要メディアが相次いで伝えた。ユナイテッドは太平洋路線、コンチネンタルは大西洋路線などに強みをもち、補完関係にある。統合でコストを削減し、事業 採算を引き上げる。
 米航空大手ではUSエアウェイズがデルタ航空に対し、買収を提案中。米航空各社は2001年9月の同時テロ後の経営再建にメドがたちつつあり、競争力強化を狙った業界再編が一気に加速しそうだ。

こうなったら、マイレージプログラムはどうなるのか、かなり訳がわからなくなりそうだ。コンチネンタル航空は、デルタ航空やノースウェスト航空が参加しているスカイチームに属しているし、USエアウェイズは、ユナイテッドが属するスターアライアンスに入っている。これらの航空会社を利用している人たちには、訳がわからん状態だろうが、個人的には全然利用しないので、どうでもいい事である。「好きにしろ」だ。アジアの航空会社がこのような激しい組み合わせが始まると、かなり影響が大きいだろう。

しかし、どこのアメリカの航空会社も連邦倒産法第11章の適用をニューヨークの連邦破産裁判所に申請しているのが現状だ。激安による競争と、災害や人災による被害によってこのような事態が起こっている。

陳柏霖


 台湾の人気俳優、陳柏霖(チェン・ボーリン)が“月9”にレギュラー出演することが10日、分かった。作家リリー・フランキー氏の自伝的長編小説が原作のフジテレビ系ドラマ「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(来年1月8日スタート、月曜午後9時)で、主人公「ボク」(速水もこみち)が住むアパートの隣人を演じる。甘いマスクで女心をつかむのがうまい、台湾出身のキャバクラのウエーターで、原作にはないオリジナルの設定だ。
 セリフはすべて日本語だが支障はない。「日本でも仕事をしたい」という思いから昨年1カ月間、東京に滞在。日本語学校に通った経験もある。「ボク」や「オカン」が筑豊弁を話すことから「芝居をちゃんと相手に返すために、筑豊弁も勉強したい」と意欲的だ。
 今年だけでも、映画「シュガー&スパイス 風味絶佳」「暗いところで待ち合わせ」と立て続けに日本映画に出演。台湾での人気以上に、努力家の評判は「目標の1つだった」という日本の連続ドラマ出演をかなえた。「心からうれしい責任感と緊張感を感じています」と話している。

陳柏霖と言うと、「黄金伝説」でココリコ遠藤とHC3を結成したときに、なんだかカッコいい人だな-と思っていたのが最初知るきっかけになったが、そのときにはまだ彼は学生。モデルは多少やっていたが、それほど台湾ではメジャーではなかった。「藍色夏恋(原題は藍色大門」により本格俳優デビュー。日本でもこの映画は公開され、日比谷シャンテ傍の映画館まで、初日の舞台挨拶を見に行ったことがある。テレビドラマ「極速青春」は日本では公開されていないが、こちらは中華圏ではとても人気があったテレビ番組で、シンガポールにいったときにVCDを見つけて買ったことがある。そのときに一緒に「おまけ」としてもらったTシャツは、家での普段着にたまに着ている。写真集も実は発売されており、彼が自分でつけたあだ名をタイトルにした「舞川拉麵」は個人的にはいい出来とは言えない。しかし、ここでベッドの上でタバコを吸っている写真を見たときに、少し幻滅してしまった。しかし、自作自演で撮っているVCDが同梱しているので、手に入れた人はご覧あれ。
ただ、これ以降、陳柏霖の活躍はめまぐるしいものがある。1年に一体彼は何本の映画を撮っているのだろうという活躍ぶりで、いまでは金城武よりも台湾俳優としてアジア諸国では人気が出始めている。ただ、日本では一時期CMには出ていただけで、まだほとんど「あの人、だれ?」状態に近いだろう。今回の月9への出演によって、陳柏霖は一般日本女性にも認知されることだろう。以前から日本が大好きで、お忍びや仕事で何度も日本にやってきているほど日本が好きな人であることは、ファンの中では有名なのだが、今回の月9で、ヨン様ばりに人気が絶対出てくることは間違いないだろう。ただ、髭面で出てくるのだけは勘弁して欲しい。

中国語が話せる「なっちゃん」こと田中麗奈とは、実は2本の映画(「幻遊伝」と「暗いところで待ち合わせ」)で共演している。互いに中国語と日本語を交えた会話ができるので、どうもこの2人は仲がとても良いらしい。しかし、カップルになるほどの発展は・・・まずないな。

最近、有名人のblogは多く出始めているが、当然陳柏霖も持っている。全面的に簡体字の中国語で書いているので、日本語で読めないのは悔しいが、写真つきのblogなので写真だけ見て楽しんでいるのも良いと思われる。

日本語の公式サイト
http://chenbolin.jp/www/

本人によるblogサイト
http://blog.sina.com.cn/m/chenbolin

2006/12/11

英連邦

 英国の旧植民地を中心に構成する英連邦(53カ国)は8日、ロンドンで閣僚行動グループ会合を開き、軍がクーデターで政権を握った南太平洋のフィジー諸島の加盟資格停止を決めた。英連邦からの技術支援なども停止した。英国などはすでに軍事支援を止めている。
 フィジーは1987年のクーデター直後も英連邦の資格を停止され、97年にエリザベス女王に謝罪して復帰した。2000年にも議会占拠、戒厳令で01年12月まで資格停止になった。

 この9月に夏休みで行ったばかりのフィジーで、このようなクーデターが行われるとは想像していなかった。あの穏和な楽園のようなところでクーデターが起こるとは、旅行者にとっては思いも寄らないことだろう。しかし、フィジーの民族紛争は実は根深い。これは前にもブログで記載したので、そちらを参考にしていただこう。

 そもそも英連邦というのは、帝国時代のイギリスが支配していた地域を中心にその独立主権国家からなる緩やかな連合体のことを指し、特定の国家組織を指すものではない。英語では、昔は British Commonwealth と言っていたのだが、いまはもっと大きな言葉として The commonwealth of Nations と名乗っている。この英連邦の国家はほとんど英語が公用語または準公用語として使われているところだ。そして、貨幣で使われる場合も、特にコインについて、イギリス女王陛下の顔写真を使われている場合が多い。現在この連合体には52カ国(フィジーが脱退したので)が加盟しており、常に一定の国家が加盟しているとは限らない。今回のように、国家として不安定な国は「破門」されたりするし、国家としての行いがよければまた復帰するというようなことをこれまでも繰り返してきた。

全身がイギリス帝国の植民地だったことを考えると本来なら英連邦に属してもいいはずなのに、現在はそうじゃない国もたくさんある。例えば、香港。ここは1997年の中国への返還時に脱退した。かつてほとんどイギリスの領土として納めていた現在の中東地域も、ほとんどが英連邦には属していない。おそらくアラブ諸国はイギリス人を元来好きではなかったからかもしれない。他に、アメリカとイギリスが強制的に作ったユダヤの国・イスラエルも実は英連邦に属していない。それから、1776年の独立以来、その国力をかなりつけて、いまでは世界の警察になっているアメリカも、本来ならイギリス帝国の1つの独立国として仲間入りしてもいいはずなのだが、独立して250年も経っていることもあり、アメリカがいまでも他国の支配でいることに我慢ならないためか、最初から英連邦に属していない。

The Commonwealth of Nations website
http://www.commonwealth-of-nations.org/article.php

The Commonwealth Secretariat
http://www.thecommonwealth.org/

ナムコ フード


 株式会社ナムコが、全国選りすぐりの"スイーツ"を一堂に集結させたフードテーマパーク「三越スイーツ庭園 in Kagoshima」の総合プロデュース業務(企画設計・店舗計画・施工等)をあのデパートの「三越」より受注し、2007年3月3日(土)に三越鹿児島店の7階、約957平方メートル(約290坪)を使って開業する。この施設は、三越鹿児島店の全館リニューアルにおける集客の核施設として、ナムコの企画設計集団「チームナンジャ」が総合プロデュースを担当し、三越の運営のもと、地方百貨店では揃えることが難しかった有名パティシエやスイーツクリエーターが手がける"できたてスイーツ "を一堂に集結することを目指したようだ。ターゲット層は、市内中心地という好立地を生かし、鹿児島市近郊に加え、南九州全域の幅広い層の方々を想定。ナムコとしては、百貨店業態へのフードテーマパーク導入が今回で日本初となるようで、これを皮切りに、百貨店のエンターテインメント性強化を目的とした企画も推進していく予定のようだ。

■施設概要
施設名称    三越スイーツ庭園 in Kagoshima
施設業態    スイーツのフードテーマパーク
テーマ     ハピネス・オブ・スイーツ
施設面積    約957m2(約290坪)※一部テラス含む
開設場所    鹿児島市呉服町6-5 三越鹿児島店7階
入場料     無料
事業主体    株式会社三越
プロデュース  株式会社ナムコ チームナンジャ

この「チームナンジャ」が掲げた企画は、実は結構たくさんあるようで、下記のように多種多彩だ。あれも「チームナンジャ」の企画だったのか!というのがこれを見て驚くことだろう。「チームナンジャ」の名前から考えると、池袋サンシャインシティにある「ナンジャタウン」がいちばん有名なのだが、これがまず第一弾の成功として始めたようで、そこから食べものを中心としたエンターテイメントパークを日本全国至るところに作ってきたようである。


























施設名ジャンル場所開業時期施設面積
(坪)
店舗数初年度
集客数
(万人)
横濱カレーミュージアムカレー横浜2001.1.2648414168
ラーメンスタジアムラーメン福岡2001.12.154849172
池袋餃子スタジアム餃子豊島区2002.7.1974924218
なにわ食いしんぼ横丁関西グルメ大阪2002.7.2045620192
アイスクリームシティアイスクリーム豊島区2003.7.182009254
浪花麺だらけご当地麺大阪2003.10.738411303
自由が丘スイーツフォレストスイーツ目黒区2003.11.2142812230
明石ラーメン波止場ラーメン明石2003.12.53708300
浪花餃子スタジアム餃子大阪2004.2.2035610162
津軽ラーメン街道ラーメン五所川原2004.2.272626120
東京デザート共和国シュークリーム豊島区2004.7.233107245
札幌ら~めん共和国ラーメン札幌2004.10.14009219
桑名らーめん街道ラーメン桑名2004.11.263419120
神戸スイーツハーバースイーツ神戸2004.12.386322346
東京パン屋ストリートパン船橋2005.2.243008300
名古屋麺屋横丁ラーメン名古屋2005.2.253047120
函館湯の川温泉らーめんブギラーメン函館2005.6.3197550
宇都宮餃子共和国
(2006.6.30日閉館)
餃子宇都宮2005.7.3040012-
福岡デザートフォレストデザート福岡2005.8.22513ゾーン110
名古屋デザートフォレストデザート名古屋2006.3.282325ゾーン目標100
東京デザート共和国デザート豊島区2006.7.153107目標100
大阪チーズケーキフォレストチーズケーキ守口2006.9.292003ゾーン目標100
金沢デザートフォレストデザート金沢2006.11.21254ゾーン目標100

2006/12/10

ブルガリ


ここしばらくずっと探していた香水がある。それは以前ブログでも記事にしたのだが、シンガポールのリッツカールトンホテルのアメニティセットで用意されていたシャンプーやリンスの匂いに使われていたのだが、シャンプーやリンスの入れ物に「BVLGALI」というのが書いていたが、一体種類は何なんだろうと思っていたからである。それがようやく探し当てることができた。

探していた香水類は、「EAU PARFUMEE AU THE BLANC」というシリーズ。最近、緑茶の匂いバージョンも出たのだが、それよりはもっと紳士っぽい匂いがするのがこちら。今度どこかに行ったときにでも買ってこようかなと思う。でも、最近新宿に出来た質流れの店で見ても、新品なのに随分安い値段で売られているので、もしかしたら、どこかの国の免税店よりも安いかもしれない。

だれかプレゼントしてくれないかなー・・・と勝手な望みをするが、誰もプレゼントしてくれるわけが無い。(汗)

羅臼海鮮工房

いろいろなダイレクトメールが家に届くのだが、その中には、かつて物を買ったために、それ以来ずっと「更に物を買ってくれ」と言わんばかりに送ってくる郵便物がある。相手も一度掴んだ客だから、また買ってくれるだろうという魂胆で送ってくるのだろう。高々郵便費用なんて、封書の80円か100円程度であり、それだけ払って、数十倍以上の購入をしてくれるのであれば、安いもんであるからだ。大体、そういうダイレクトメールがきた場合、「ふーん」と言って、すぐに捨ててしまうのが常なのだが、またその誘惑で物を購入してしまうのが我が家の馬鹿なところだ。

買ってしまうダイレクトメールの1つが、羅臼漁業協同組合直営店である「海鮮工房」というところの郵便だ。知床の海産物とその加工品を扱っているのだが、やっぱり産地直送品であるだけあって、かなり味が良い。知床に行ったことがある人であれば、あの海産物の味を忘れられないだろう。何を食べても美味いーとおもうあの海産物。それを「お届けもの」として買えるのであるから嬉しい。現地に行ってウマァーと味わえるのであればそれでいいかもしれないが、それより安上がりで身近で食べれるのであれば、これほどいいものは無い。

なぜか家では、そのなかでも「こぶ茶」が人気だ。もっと他にも美味いものはあるだろうとおもうのだが、お手軽価格だから、大量に買っても全然平気。是非、お勧めしたい。

羅臼漁業組合「海鮮工房」
http://www.jf-rausu.jp/index.html

慶應義塾150周年記念


「慶応義塾の創立150周年記念事業のお知らせ」というのが家に届いた。1858年に福沢諭吉が蘭学塾を開校して以来、2008年で150年が経過だという。この名誉有る学校を卒業できたことはとても喜ばしいと思うが、その一方、卒業以来常に「寄付金出せー」と通知や連絡がくるのはたまったもんじゃない。確かに、卒業生のなかでは会社の社長・会長に君臨している人は多いわけだし、もともとの家庭で金持ちのひとたちはたくさんいる。そういう人たちから、どんどん寄付金をふんだくれば良いと思うのだが、一般庶民から寄付金を募るのは、ほとんどカツあげに近い。会社でも卒業生が人事部を牛耳っている場合、大体の場合「寄付金出せ」と催促の電話が仕事中に掛ってくる場合もあった。今回の150周年記念事業に関しての寄付金は、まだ会社からの要請はないのだが、そのうちあるだろう。

それにしても、送られてきた150周年記念事業のパンフレットを見ていたのだが、今まで知っている慶應のキャンパスからはだいぶ近代化した建物が建設されて、授業の内容も近代化しているものをカリキュラムとして組んでいるので、それは良いことだと思う。2008年は単なる節目であるが、2007年度から2010年にかけて、一大改革をするようだ。先日、昭和薬科大の吸収を発表したが、それも改革のロードマップの中に入っている要素の1つのようである。海外の有力大学との提携も盛んに行っていることにより、国際感覚を身につける人材を養成しようとしているのは、自分が在学中のときも言われていた姿勢だが、さらに強くなっているのではないだろうか。産業界はM&Aなど海外企業との間での活発なビジネスは行われており、それをアカデミーの世界でも更に活発にさせていこうという姿勢は、諭吉の姿勢を反映している素晴らしいことだと思う。

今後の慶應義塾の発展を祈りたい。

慶應150周年記念事業 http://keio150.jp

2006/12/08

シンガポールのメダリスト


シンガポール政府観光局サイト「ユニークリー・シンガポール」にこんなのが載っていて、眼についてしまった。

 「シンガポールのオリンピックでの最高の成績は、1960年のタン・ホウ・リンによる重量挙げの銀メダルです。」

この記事を見て思ったのは、意外にも、かつてシンガポール人でも、オリンピックでメダルを獲った人がいるんだーということ。全世界から選手が集まってくるオリンピックは、多種多様な競技が開催されるので、国家の威勢を海外にアピールする手段として、かつてはメダリストをたくさん輩出しようと、各国はがんばったものである。特に共産圏においては、共産主義の偉大さを資本主義国家と世界へアピールするために、これらの主義に属する国はとても強かったものだ。別の観点から言うと、オリンピック選手を育てるのには、選手育成のために金がかかる。だから、貧乏国出身者は、なかなかオリンピックでは勝てない。体を使う単純な競技(マラソン、走る、跳ぶ)のような競技では、アフリカの国家から金メダルを輩出しているが、それ以外の高度な技術を使う競技でなかなかこれらの国が勝てた過去が無い。

シンガポールはどうなのかというと、決して貧乏な国ではない。ただ、国として小さいし、多民族国家であるため、あまり国家としての纏まりが無いというのが事実だろう。スポーツは元来人気があり、イギリス連邦国家に属していたために、その影響でラグビーやバレーボールは今でも盛んなところだ。ところが、やっぱりオリンピックでは、先のとおりに大昔に銀メダルを獲ったのが最高記録である。

銀メダルを獲った「タン・ホウ・リン」という人のことを調べてみた。

漢字で書くと「陳浩亮」。福建語読みのために、先のカタカナ表記になるようだ。英語で書くと、「Tan Howe Liang」。重量挙げの選手として活躍し、オリンピックを挟む大会の成績は次の通り。

1958年 第3回アジア大会(東京) 金メダル
1958年 第6回イギリス連邦大会(Cardiff)ライトウェイト級金メダル
1960年, ローマ・オリンピック大会 ライトウェイト級 銀メダル
1962年 第7回イギリス連邦大会(Perth)ミドルウェイト級 金メダル

なかなか、好成績な選手だったようである。詳しくは下記のサイトでこの選手の話題が乗っているので、そちらを参照されたし。
http://www.ssc.gov.sg/museum/ssm_heros_profile.jsp?type=6&artid=194&root=28&cat=29

1970年代以降、著しい経済成長を遂げているが、その背景に徹底した英才教育だ。資源の乏しいシンガポールが、貿易や工業で世界経済に進出するためには小学生の頃から学力別に振り分けて教育し、エリートを大量に送り出すことが必要とされた。ちなみに、将来を占う共通試験は、小学校4年終了後に、全国統一テストが行われ、彼らのその後の人生がここで決まる。フランスの教育方式と似ているが、成績の悪い人が決して政府機関に属することはまず無い。ダメな人は、金を稼ぐという方向に、全人生をまい進するのである。ところが経済成長が足踏み状態になって失業率が上がり、国民の政治不信が高まってくると、シンガポール政府は危機感を抱き、打開策を模索した。その手段の1つがスポーツである。これまでオリンピックで一度も金メダルを獲得したことのない国からメダリストを輩出することで今一度、国民の一致団結を図ることにしたのである。「自治・青年・スポーツ省」という新しい行政機関を設置して「スポーティング・シンガポール」というスローガンを掲げ、「シンガポール・スポーツ学校」を開校。全寮制の中高一貫校で、ここの学校に通う生徒は週末だけ家に帰ることができる。スポーツ以外の授業ももちろんあり、それぞれに高い水準が求められるす。成長期の子どもの運動能力を最大限に引き出すことを目的に、海外から種目ごとにコーチを招聘し、科学的トレーニングを導入しているし、トレーニングのみならず、成長期に必要な栄養の摂取も、栄養士の食事管理によって徹底さる。徹底的な英才教育を受けさせることで、将来はシンガポールからもメダリストが出てくるだろう。

山吹の菓子


忘年会のシーズンになってきて、なにか景品でも考えないといけないな-と思っていたところ、こんなのを発見した。その名も「山吹の菓子」。名前だけなら、別にどうという印象も無い名前だ。ところが、このお菓子の箱を開けると、な、な、なんと、黄金の小判のの束があるじゃないですか!第一印象は、松田優作風に「なんじゃ、こりゃぁ」である。まさしく、時代劇に出てくるような会話がこのお菓子から想像ができてしまいそうだ。

「お代官様、これをお収めくださいませ」
「越後屋!おぬしも悪よのぉ・・・(ニヤリ)」

ウェブサイトにも「ちょっとした投資で、大きな見返りを期待する下心を洒落心に包んでお贈りする贈答品です。お得意様向けの袖の下に・・・」と書いてある。ここまで受けねらいであると面白い。

ただ、このお菓子は一般のデパート等では買えず、全部ネットでの通販でしか買えないのが残念だ。

いまなら、4個以上買うと、特製風呂敷がもらえるらしい。風呂敷に包んで客先でこのお菓子の箱をハラリと見せるなんていう演出をするのは、江戸時代に戻った感じがして楽しそうだ。
山吹の菓子 : http://www.yamabukiiro.com/

2006/12/06

新しい携帯


携帯電話はほとんど電話という機能を通り越して、今では文具の1つのような扱いになってきている。携帯電話を持つことにより、まず時計を必要としなくなった。時間を知るときには、いまではすっかり携帯電話を取り出して、それを見ることにしている。それに、いまでは電話をするというよりも、携帯電話でメールをやるほうが多くなった。SMSとは違い、日本のメールは、Emailであるため、携帯とPCのユーザ間でメッセージのやりとりができる。確かにヨーロッパや東南アジアの国のように、かつてはSMSが一般的だった。ところが、仕様が異なるため、日本では会社が異なるとそのメッセージが送れないという制約があったため、携帯メールの登場とともに、急速的にSMSを使うユーザは減ったという事実がある。台湾やシンガポールに行くと、携帯でメールを打っているような人はいるのだが、ほぼ全てのユーザがSMSのメッセージなので、日本とは異なる。さらに携帯は今ではブラウザ機能を持っていたり、ゲームアプリケーションが入っていたり、電子財布の役割にもなっていたりする。暇つぶしにゲームをするという人も多いことだろうし、駅の改札やコンビニで物を買うときに、財布から現金を出さずに、携帯電話を翳して支払いを済ませている人も多いだろう。それほど、携帯電話の端末自体が、いまではアミューズメント端末や個人を識別するためのIDの代わりになっているのだ。

いま使っているのは松下製(パナソニック)のNTTドコモP505isで、もうこの機種を使って実は3年くらい経過しているとおもう。その前に使っていたのは、P502iで、超軽量モデルだった。しかし電池パックの充電がもう限界だったためにP505isに変更したのだが、この機種は「名器」であるといわれるように、全くその機能が衰えない。だから、本当なら変える必要は無いとおもうのだが、如何せん、PDC方式であるために、パケット料がとても高いのだ。すっかりメールでのコミュニケーションが多く、通話のほうが少なくなっているのであれば、FOMA方式にしたほうが値段的にはお得なのだ。だから、いち早くFOMAに変更したかった。

今度もパナソニック製の携帯(P903i)にしようと最初は思った。操作方法が同じ会社であれば、その伝統が伝わっているだろうと思うし、電話帳やディレクトリなども、そのデータの移管が簡単にできるだろうというのが単純な理由だった。しかし、カタログを見て、それをすぐにやめてしまった。そして選んだのが、N903iだ。

P903iもN903iもその機能はほとんど変わらない。しかし、NEC製のN903iにした理由は、プレインストールされているゲームに「桃太郎電鉄」が入っているからである。あの「桃鉄」が携帯でも遊べるとは!それも買ったときから使えるというのであれば、もうN903iを選ぶしか無いでしょう!903シリーズからは「メガアプリ」と呼ばれるMBサイズのアプリケーションが稼動できるOSを積んでいるようで、昔のスーパーファミコンくらいのゲームは動かすことができるらしい。しかし、まだ903は販売し始めたばかりだから、機種変をするにもまだまだ値段が高い。

NTTドコモのN903i紹介サイト
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/903i/n903i/index.html

NECの公式サイト
http://www.n-keitai.com/pickup/n903i/index.html

adult sex expo

ネットを検索していたら、目の玉が飛び出てくるような衝撃的ニュースを発見した。

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日本初となるアダルト総合博覧会「アダルト・トレジャー・エキスポ2007」(通称・SEXPO)が来年7月27日から3日間、千葉・幕張メッセで開催されることが5日、分かった。 同エキスポの実行委員会が都内で会見し、「開催の趣旨を会場や警察に理解してもらえた。出品は日本の法律を順守したものになる」と説明。ビデオや玩具などアダルト関連企業・個人ら300以上の出展と、20万人の動員を目指している。
===

なんだ、これ!?

と思いつつ、公式サイトにもアクセスしてみる。公式サイトを見ても、実はあんまり良く分からない。イベントの名前から考えると、公式乱交パーティでもあるのかな?と想像してしまうのだが、実はそうでもなさそう。セックス産業に関するイベントであることはわかるのだが、「セーフセックス普及」とか「媚薬の販売」とか、ラブホテル産業を盛り上げるための小道具展とか、その手の類だろうというのが想像できる。

ところが、海外で既にこのイベントが行っているようだ。

2006年に開催したオーストラリアのイベント
http://www.dumpstersluts.com/blogfill/2006/07/20060728/sexpo/
http://www.jpinau.net/contents/play/show/sexpo.html

2006年9月1日から開催していた韓国版のイベント
http://specificasia.seesaa.net/article/23006155.html
http://specificasia.seesaa.net/article/23106488.html

このイベントの様子を画像から察すると、やっぱりエロ系の女優やら男優やらがそこら中でショーを行っているような感じだ。日本はアダルトビデオの文化がとても流行っているので、各社からのAV女優や男優そして、ゲイ世界からもおそらくゲイビデオの男優なんかが展示やショーをするのだろうと思われる。しかし、「むっつりスケベ」と世界から言われていた日本が、この手のオープンなイベントをやるという勇気はとても凄いと思う。まぁ、これだけ世界中で日本のアダルト文化が広まっているのであれば、日本でのイベントを行うことを望むような声があってもおかしくないのだろう。

客寄せパンダとしてのイベントでどのようなものを行うのか、それによってイベントに対する客の出入りの具合が変わってくるだろう。モーターショーやコミケのように、イベント会場でカメラを持って歩いている馬鹿オタクも結構やってくるに違いない。昔のテレビ番組「トゥナイト」がまだ存在しているのであれば、絶対このイベントを取材していたことだろう。

テンション下がるなー

ランキングサイトを運営するクロスネットワークスが女性限定SNSサイト「キレイナビ」の協力を得て、1,000人にアンケート調査をし、「女性が男性に嫌悪感を抱くのはこんな瞬間!『女性から見た男性のダメ姿ランキング』」を2006年11月8日に発表した。それによるとトップ10は、次の通り。

1位  飲食店などで、店員に偉そうにする(態度がでかい)
2位  割り勘で10円台まできっちり請求してくる
3位  蛾やゴキブリが出現したときに大騒ぎする
4位  食後に爪楊枝で思いっきり歯の掃除をする
5位  オフィスの机の上がフィギュアだらけ
6位  下着代わりの柄モノTシャツが、ワイシャツの下から透けている
7位  車の駐車が下手
8位  職場ではスーツ姿が決まっているのに、私服がイマイチ
9位  電車の中で携帯ゲームに夢中になっている
10位  おしぼりで顔を拭く

また同じ会社が、「ランキングジャパン」会員男性1,200人にアンケート調査をし、「愛が冷めるのはこの瞬間? 男性が幻滅する女性の姿は!『男性から見た女性の萎え姿ランキング』」を2006年11月22日に発表した。

1位  鼻からタバコの煙を出したり、くわえタバコをする
2位  オフィス中に漂うくらい、匂いの強い香水をつけている
3位  電車の中で周りを気にせず化粧をしている
4位  電車の中で口を開けて寝ている
5位  化粧がなんとなく変。(眉毛の形・長さ、厚塗り)
6位  オフィスの机が散らかっている(男の自分より汚い)
7位  付き合ってみたら、家事全般が出来ない人だった
8位  下ネタを何の躊躇なく話す(少しは恥ずかしがって欲しい)
9位  スーパーやコンビニで、スウェットの上下や、ダボダボのジャージ姿で買い物
10位  すごくいい笑顔だけど、歯に青海苔が付いていた

どちらの結果も「うんうん」と頷けるものだといえる。結果は上記のように示しているのだが、個人的に知り合いの女性にこの結果を見せると、「2位」と「3位」は絶対そう思うと言っていた。確かに男性同士でも細かいところまで「割り勘」という勘定で請求されると、「おまえ、コマけーよ」と言いたくなる場合があるから、この結果は納得だ。3位の虫に対する怯えを表示する男は結構多い。それに対して幻滅するというのは女性的な感覚なのだろうというのは納得だ。男性に対して「強い」とか「怯えない」というイメージを持っている人が多いからなのだろうが、それをガッカリ焦るような行動を起してしまう、小さい虫に対する怯えはその表れだろう。たぶん、その感情の延長だと思うが、1位の店員に対して偉そうに言うというのも、同じだろう。サービス産業の場合は、客のほうが絶対に強い。その地位を利用して偉そうに店に文句をいうのは我慢なら無いというのだろう。4位の行動は、これは女性だけではなく、同性の男から見ても、「おっさんの行動」の1つで見ていて不快だ。そういえば、かつて大手町のビルで働いていたときに、同じビルに事務所を構えていた某企業の連中が昼ご飯を食べて、外から帰ってくるときに、スリッパ+楊枝でシーシーとやっている姿を見て、「殺虫剤で殺したい」と思ったことが有る。おそらく、社食制度が昔存在していた影響なのだろうと思う。公共の場を私的な場と間違って行動している、社会人としては最低の行動の現れだ。5位のフィギュアについては、幼稚かした男性の象徴だろうと言えよう。仕事はとても出来る先輩がいるのだが、その人の机には、食玩のフィギュアがたくさん机に並べてあって、いつも相談するために机にいくときに、それを見つけて「この人、実はオタク!?」と思ってしまった。女性にとってはフィギュアは、嫌いな分野の1つだろうと思う。

逆に女性に対するアンケートの結果を考察してみよう。1位と4位の結果は、「女性のオッサン化」の象徴だと思う。おしとやか(これって、死語?)な女性であれば、こういうおっさんのような行動は絶対しないだろう。聖心の女子学生がこれをやっていたら、きっと「死ね」と言ってしまうだろうと思う。残念ながら(?)知り合いの女性にはこの手の「オッサン化」した人は居ないので、その手の種族のひとたちは、普段の生活でどのように過ごしているのか見てみる機会が無い。口の横に咥えタバコの形で喋っている女性をバーなんかで見るときがあるが、ありゃぁ、ほとんどオッサンだ。だいたい、この手の人は喋り方がうるさい。それも酔っ払いのオヤジと同じように、喉を潰すような喋り方をしている。2位の香水については、これは女性に限らず男性にも言えることなのであるが、「お前は、どれだけ臭い体なのだ?」と言いたくなる。その臭さを隠すために香水をつけるというのが本来の使い方だったのだが、最近はアロマのような使い方として、気分によって香水をつけている人も多い。だが、強烈な香水をつけているひとは、男性狩り・女性狩りをしているのと間違えるようなものをオフィスでつけているのはいる。本人の姿が見えないけど、その臭いだけで「いま近くにいる」と分かる上司がかつてはいた。本人は御洒落のつもりでつけていたらしいが、誰もそれをおしゃれだと思っていなかった。本人には今後会っても絶対に「その臭いは嫌われていましたよ」とは言えない。欧米人のように元来、体臭が臭い人種なら香水で誤魔化すというのはありだと思うが、日本人の場合はそれほど体臭が臭いわけじゃないので、つけるなら「微かな程度」でお願いしたい。満員電車で傍に立った場合、その匂いで頭が痛くなってしまう。
このアンケート結果は個人的には面白いな-と思ったが、みなさんはどうおもっただろうか?

2006/12/04

なもや

横浜のヨドバシカメラのビルに久しぶりに行ってみた。歳末バーゲンの開催中だからかもしれないが、まぁ、世の中電化製品の売り場とブランド物の売り場のところだけは、いつ行っても満員なのは、日本が景気がいいのか、単に日本人は買うものがなくなってしまっているだけなのか、よくわからないと錯覚してしまう場所だ。ヨドバシカメラは、その名前の通り最初はカメラを売っていたのに、いまではすっかり家電量販店の代名詞になってしまったところである。横浜のビルは、それまで商店街に存在していた場所を移転して、巨大なビルに入居したところにある。

何度かこのビルに行ったことがあったのだが、一番上の階にあるレストラン階には行ったことが無かった。今回初めて行ってみることにした。でも、デパートのようにたくさんのレストランがある場所ではない。なぜか、名古屋に関係する店ばかりが軒を連ねていた。ヨドバシカメラって、もともと名古屋だったっけ!?名前から考えると、新宿西口の淀橋貯水池にちなんでいたはずなんだけどなー。

今回行ってみた店は「なもや」という店。でも、はっきり言って、もう二度と来ない店だとおもう。

店の中は少し暗めの電飾を演出している店になっていて、壁にはよくありがちな日本酒の空き瓶を並べている。どうして、この手の店は、壁に意味不明にも日本酒やら焼酎の空き瓶を並べているのだろう?いかにも「酒の店」というのを演出しているのだろうか?あれは品が無いとおもうので、止めた方がいいと思う。
まず、飲み物として運ばれてきた酒だが、日本酒を升にでも注いでくるのかと思ったら、なんとカップ酒の形式で運んできた。カップ酒といえば、なぜか常磐線の酔っ払い電車を思い出してしまう。それも「ワンカップ大関」(笑)味はともかく、なんだか貧乏人が味は気にしないでなんとか酔っ払いたいというような人が飲んでいる酒というイメージがある。ワンカップ酒が全部そういう酒ではないとおもわれるが、どうしてもワンカップ酒のイメージが「大関」から抜けてくれない。そんなものを提供する店にがっくりだ。
名古屋といえば、まず思い出すのが「味噌カツ」。そんな短絡的な理由からか、いきなり味噌カツを頼んでしまった。カツを味噌で食べる文化が東京には無いため、これはかなり衝撃的だった。カツはやっぱりソースで食べるのが美味いと思っていたのだが、味噌で食べるというのも斬新的で新鮮だ。
続いて注文をしたのが、これもまた名古屋名物の「天むす」。実は生まれてこのかた、天むすなるものが、どんなものか見たこともなかった。ただ、名古屋の天むすは有名だということしか知らなかったのである。名古屋自体にこれまで用が無かったから、それで知らなかったのだと言ってしまえば、それまでかもしれない。どういうのが来るのかなーとおもっていたら、単に天麩羅がおむすびに巻かれているだけじゃん!なるほど。天むすの「天」とは「天麩羅」の天だったのか・・。今日初めて知った自分はかなり間抜けだろうか?!
続いて、名古屋の名産である「名古屋コーチン」を使った鶏肉料理を頼む。鶏の名産地として、庄内鶏、薩摩鶏と他にあるのだが、名古屋の名古屋コーチンも名産鶏としては有名だ。ブロイラーっぽいわけじゃなく、臭みが無いので、これは結構好きな味だった。
これは名物に入るのか知らないのだが、メニュを見ると「味噌おでん」というのがあったので、頼んでみる。具材として頼んだのは、大根と卵。大根は、昆布だしに浸されている大根が個人的には大好きであるが、味噌味の大根とは一体どういう味なのだろう?赤味噌で味付された大根は、やっぱり甘味があって、少し「子どもっぽい」感じがする。酒の摘みには東京の人間としては合わないなとおもった。小さい頃から、「これぞ、おでんである」とDNAの中に染み込んでいるのであれば、抵抗感は無かっただろう。
味噌味の鍋焼き饂飩も名古屋の名物なのか知らないが、それも注文してみた。しかし、しかし、これが超不味い。饂飩が、「いま入れました」というくらい、ほとんど粉っぽい。芯が少し残っているというのは素麺やスパゲッティではOKとされているが、饂飩類でそれをされると、げんなりくる。特に讃岐うどんを好物としている人間にとって、この手の麺類には厳しく評価したい。「もっと調理の勉強をしてから店を出せ」と言いたくなる。この店では、饂飩類を絶対注文してはいけない。みなさんに警告である。
最後に笑えるので、載せてしまうが、ここのカクテルメニュが、変なのばかりなのだ。何も言いたくないので、まずは画像をご覧ください。味を想像したら、吐きたくなりそうなものばかりである。
なんだよー、「抹茶烏龍」って!!「バナナ豆乳」も、おゑ~である。








店名 : なもや
住所 : 神奈川県横浜市西区北幸1-2-7 ヨドバシ横浜ビル8F
電話 : 045-290-9733
営業時間 : 11:00~24:00(L.O.23:00)
定休日 : 無休
URL : http://www.jproject.jp/

静岡蜜柑

今年の静岡の温州みかんはとても美味い。やはり最近まで暖かい日が続いていたこともあり、野菜・果物類はとても豊富で甘い味で育ったようだ。そのために、市場では野菜や果物の価格が異様なまでに低い価格になってしまい、場所によっては、せっかく育てたのに、市場に出さず、全部捨ててしまうというような無謀なことをしているらしい。農家としては作ってもゴミみたいな値段にしかならない製品を出荷するのは、手間がかかるだけで面倒くさいからだということなのだろうが、そういうことをしているので、結局中国やオーストラリアからの大量低価格農作物に負けてしまうのだと思う。やっぱり日本人は品質に拘るので、農薬バンバン振りかけて船で運ばれている農作物より、地元で採れた製品を食べたいという思いはあるのに、それを分かっていない。農家は大変なんだ!なぜ同情してくれないんだーと、農家は頻繁に主張する。でも、それは単なる甘えだとおもう。農家がダメになったのは農家のせいだ。もっというと、JAを主体とする農業組合が、ちょっと変わった事をした農家に対して何の保証もせず、味方になってくれず、なぁなぁの寄り合いで今までやってきたからだと思う。
さて、そんな農家の批判をする前に、今年の蜜柑を採ってみた。先輩の家の蜜柑畑に今年も出かけて蜜柑をもいでみた。お世辞でも去年の蜜柑は甘くなく、単なる大雑把な蜜柑という感じがしたが、今年は全然違う。夏の暑さがそのまま実になった感じがして、とても甘い。その甘さに釣られて、山からイノシシや熊が降りてきているらしい。しかし、狩猟をするひとが少なくなってきているため、イノシシ類の数が全く減らず、厳冬も久しくないため、増えてしまっているようだ。民家に熊が出てきたとか、サルが出没してイタヅラをするとかの理由は、厳冬にならず、生物の自然の間引きがなくなったせいなのだそうだ。蜜柑畑も例外に漏れず、本当に「美味い」蜜柑のところだけ、つまみ食いのように食われている。
静岡県は本当に天候がいいところで、住むにはとても環境が良い。食べものが豊富でしたいことはなんでもできるし、東京にも名古屋にも比較的近い。生活圏として住むのであればこれほどいいところ無いと思う。老後に沖縄県に住むという人は多いらしいが、そんなところに行くよりも、静岡県にいくのがいいんじゃのかな?と個人的には思う。ただ、地震や台風の影響が大きいという点が否めないが、それは気にしなければいいのではないかと思う。日本列島に居るのであれば、別に東海地方だけでなく、地震と台風からは避けられないのだ。

焼津港寿司屋

漁港と隣接する魚市場といえば、新鮮な魚が売られ、そしてさくっと食べられる屋台が軒を連ねているというイメージがある。日本最大の市場である築地市場でも、市場内にたくさんの寿司屋や魚料理屋があるのは有名だ。ただ、東京湾で採れる魚(いわゆる江戸前の魚)というのは数が少なく、築地市場で売られている魚というのは、ほとんどが日本全国から集められてきた豊富な魚であるのは言うまでも無い。

一方、地方の漁港というのは、本当にその漁港で水揚げされた魚だけを捌いているところであるため、地元独特の新鮮さと旬の魚を食べることができるというのが、地方の漁港のいいところだろう。焼津漁港は、日本の漁港の中では大きな漁港の中の1つとして有名であり、マグロや鯖の漁港として有名だ。駿河湾自体が、世界最大の深さを持つ湾であることと、富士川や安倍川などの大きな河川が運んできた栄養素を湾の中に充満させ、そこにプランクトンが豊富に発生するため、それを狙って魚がたくさん集まってくるという、理科の時間にでてきた「食物連鎖」を絵に書いたような場所であるのだ。

その焼津漁港の中で、築地のように市場のなかで食べられる場所がある。それが焼津市魚仲水産加工業協同組合が出している「小川港魚河岸食堂」である。


中に入ると、結構広いスペースに客席が、椅子タイプとたたみタイプの二種類で待っている。
ここの店は、すべて食券制になっており、入り口で食券を購入する。その際に、壁に善種類のメニュが掲載されているのだが、その豊富な種類を見ているだけで、かなり涎が出てくるようなものだ。刺身、定食、フライ物、煮付け物を中心として80種類以上のメニュがあるので、どれを食べたらいいのか本当に迷ってしまう。
ここでは今回刺身を頼むことにした。ここに来る前に安倍川餅を食べてしまったので、もう穀類は要らないとおもったからである。
ぷりぷりの中トロのマグロ、鯖、赤身、海老、帆立、烏賊、生シラスの盛り合わせを頼んでみた。うーむ・・・どれもめちゃめちゃ美味い!美味いの他にいい様が無い。「食いしん坊万歳」だったらどのようなコメントをしていたのだろうと思うくらい、言葉にならない。

ちなみに、ここでは「鯖寿司」も注文することができるのだが、1日限定60本のみ。1本10個の鯖寿司が入っている。現在、「空弁」として福井のおばさんが始めた焼き鯖寿司が有名なのだが、実はその焼き鯖寿司として使われている鯖の90%以上は、ここ焼津の鯖なのである。いくら輸送能力が上がったとはいえ、さすがに生の鯖を提供するほどの勇気がなかったために、「焼いて」それを寿司にしたところ、大当たりをした。焼津では、「焼く」なんていう小手先の業など使わず、堂々と「生」で勝負である。採れたての鯖なので、味に深みがありとても美味い。是非、鯖寿司を食べるのであれば、無理してでも焼津に来て食べてみるべきだと思う。

場所:静岡県焼津市小川3392-9

TEL:054-624-6868

営業時間:7:00~14:00(土曜日は10:00より)

定休日:なし(年末年始・夏季を除く)

安倍川餅

地方に行った時のお土産として有名な和菓子は、やっぱり「安倍川餅」のほかに無いだろうと思う。小さい頃、地方に出張に行った父親がお土産として買ってくるとき、安倍川餅だった場合は、とても喜んだものだ。新幹線や駅の売店で売られている安倍川餅は「やまだいち」の安倍川餅。あのパッケージを見たことがある人は多いと思う。
安倍川餅がこれだけ長い間人気があるのは、おそらくその単純な味だからだろうと思う。日本の「餅」の代表的な味付である、「黄な粉」と「餡子」だからだろう。それが一口サイズで1人分として入っているところに、その食べやすさと愛着感を継続的に持たせる魅力があるのだろうと思う。

ところが、今日、その安倍川餅は「元祖」ではないことを初めて知った。安倍川餅の元祖は、安倍川沿岸にある「石部屋(せきべや)」というところなのだそうだ。十返舎一九の有名な「東海道中膝栗毛」にも出てくるこの店は、安倍川餅の元祖といっていいだろう。文化元年(1804年)創業というこの店は、「家康に献上したところ”安倍川餅”と名づけた」という店とは異なる。おそらく、この近辺には元来から現在の安倍川餅に近いお菓子が既にその頃から売られていたのだろうと思われる。
この店は、店内でも食べることができる。
「安倍川餅」と「からみもち」という2種類しかない。安倍川餅は、有名な餡子と黄な粉の餅の組み合わせ、からみもちは、餅をわさび醤油につけて食べるもの。どちらも1人前500円。
もちろんここでは持ち帰りとして持って買えれる安倍川餅がある。からみもちのほうは持って買えることはできない。2人前、3人前、4人前の3種類があるので、これをもって帰るといい。
目の前で搗き立ての餅を丸めて、あんこや黄な粉をつけて差し出される安倍川餅は、キオスクで売っている安倍川餅とは全然違って、本来の安倍川餅っていうのはこういうものだったのか!と感激するに値するものだ。それだから、芸能人もたくさんやってきて、ここに自分のサインと一言コメントを残しているのだろうと思う。
ところが、この店、知っている人じゃないと絶対場所がわからないと思う。もっと分かりやすい建物かと思っていたのだが、全然そうではない。その辺にある田舎の木造家屋という感じでしかない。他の建物に比べると、全く異質な感覚を放っている木造建築であるため、一見さんはどこまで見つけられるか試して欲しいものだ。
住所 静岡県静岡市葵区弥勒2-5-24
TEL 054-252-5698
時間 10~17時(売り切れ次第閉店)
休み 木曜(祝日の場合は前日)