2007/04/26

シンガポールのゲイ事情

シンガポールには実際にゲイがめちゃくちゃたくさんいる。経済が発展してくると、いやおうがなゲイの人間が増えてくるのは必然的だ。というのも、明日喰うのに困るような環境であれば、男は本能的に明日食べるための獲物を仕留めてくるという仕事をするために、人生の大半を占めることになり、そうするために日々考えて生活するからである。経済発展してくると、「金さえ出せば何とかなる」と明日喰うことに比較的無頓着になるため、それにより男本来の働きがしなくてもいいような社会が出来上がってしまうからである。実際にシンガポールは経済大国にもなったために、ゲイが多くなったのであるが、シンガポールの多民族性の影響か、宗教的な影響のためか、ゲイというものの存在自体をあまり認めたがらず、さらにゲイの性生活については厳しい罰則を与えていたことはとても有名だ。日本ではゲイの存在は「腫れ物に触る」ようなもので、認知はされても「あれは病気に違いない」とか「変態だから」という偏見をもたれていた時期が長かったが、テレビ雑誌にめちゃくちゃゲイが出てくるようになると、世間の見方も「あっ、ゲイなの?へぇ」くらいにしか思わなくなってきたことはゲイ社会にとって心地よい環境になったと言えよう。しかし、シンガポールでは、やはりそうは行かない。なぜなら厳しい法律での罰則があったからである。

その罰則とは、オーラルセックス(いわゆるフェラチオ)やアナルセックスを行った場合、最低2年の禁固刑が科せられていたからである。ところが実際のシンガポール人は、ゲイのセックスが無いかというと、それは大嘘。大きな呻き声を出して、セックスをがんがんにやっているのが現状だ。昔はあったかもしれないが、今では隣の部屋でゲイ同士のセックスが聞こえてきても、単にカップルのセックスとしか思われていないのが現状。

そういう厳しい取り締まりの中で、昨年のうちに、大人のノーマルの人たちによるオーラルセックスやアナルセックスは「おとがめなし」という法律ができたのは笑えた。しかしながら、そういう中でも「ゲイというのは存在自体がおかしい」という宗教観から、ゲイのセックスだけは許されていなかったのだが、ここにきて、ようやくシンガポールの国父であるリー・クワン・ユーによる国会答弁で「シンガポールは常に発展してきている。ゲイのビジネスも無視できないものになってきた。ゲイのセックスについても寛容に成るべきだ」という演説をしたことは、華人世界では、目の玉が落ちるくらい吃驚したニュースとして至るところで記事なっていた。これで堂々とシンガポールのゲイがセックスができる!ということになるが、通常のゲイセックスには何の影響も無いだろう。なぜなら今までもしていたし、サウナのようなゲイの社交場でも、すでに半分公に乱交もあったり、ゲイパーティもシンガポールのセントーサでも開催されていたりする。おそらく、中華系の人の商売根性から、シンガポールを中心として、ゲイビデオの世界にも華人ビデオ俳優を輩出して、華人ワールドから日本やアメリカに負けじと、どんどん商売をしていきたいという腹があるのではないかと思われる。

以下は、マレーシアのゲイSNSサイトである「AXCEST」に記載されていた記事だ。

===
Decriminalize gay sex

Singapore's former prime minister, Lee Kuan Yew, father of current Prime Minister Lee Hsien Loong, said this week that gay sex should be decriminalized.
articlepic


Gay sex in Singapore is now classified as "an act of gross indecency" and is punishable by up to two years in prison.

Lee Kuan Yew, prime minister from 1959 to 1990 and now Minister Mentor in Singapore's Cabinet, spoke at a youth rally Saturday and suggested that the government should refrain from making moral judgments.

He said the city-state should change its approach on homosexuality, especially considering scientific evidence suggesting that it is genetic.

""This business of homosexuality . . . it raises tempers all over the world. And even in America! If in fact it is true, and I have asked doctors this, that you are genetically born a homosexual -- because that's the nature of the genetic random transmission of genes -- you can't help it," he said in remarks published by The Straits Times.

"So why should we criminalize it?" Lee asked.

"But there is such a strong inhibition, in all societies -- Christianity, Islam, even the Hindu (and) Chinese societies. And we are now confronted with a persisting aberration. But is it an aberration? It's a genetic variation."

Only last year, Singapore announced it would decriminalize oral and anal sex for adult heterosexuals, but gay sex remains illegal.

Lee said he would introduce amendments to the gay sex laws, which are pending in parliament.

"So what do we do?" Lee added.

"I think we pragmatically adjust, carry our people . . . don't upset them and suddenly upset their sense of propriety and right and wrong. But at the same time, let's not go around like this moral police . . . barging into people's rooms. That's not our business. You have to take a practical, pragmatic approach to what I see is an inevitable force of time and circumstance."

===

AXCEST(マレーシア)での記事 : http://www.axcest.com/news/newspage.php?newsid=242
FRIDAE(シンガポール)での記事 : http://www.fridae.com/newsfeatures/article.php?articleid=1907&viewarticle=1&searchtype=all
Club1069拓峰(台湾)での記事 : http://club1069.topfong.com/topnews/files/read.php?ID=20058

マルタへ


ゴールデンウィークの旅行先として選んでみたのは、あまり日本人観光客がいなさそうで、かつヨーロッパであるということだけが最初の理由だった。名前は聞いたことがあるが、いったいなにがあるところなのかは全然分からなかったのがマルタである。マルタという言葉を聴いて、まず思いつくのは「マルタの騎士団」しかない。それ以上でもそれ以外でもないという乏しい知識に、自分なりにゲンナリするが、ヨーロッパの歴史に疎いと、所詮こんなものかもしれない。ところが、シチリアと同様に、マルタ島はヨーロッパ人にとってはリゾート地の代表的なところであるのは、あとでネットで調べて分かった。

マルタへは直行便が無いし、どうやっていけばいいのか分からなかった。今では世界の翼の代表的な航空会社になったルフトハンザであれば、小国のマルタにはいけるだろうという単純な考えから、まずはルフトハンザのゲートウェイになっているフランクフルトまでの航空券のゲットから始まる。フランクフルトまでは直行便でもいいが、値段が高いので、いつものごとくシンガポール経由のシンガポール航空をチョイス。しかし、時期が時期だけに2月上旬に予約したが、全然席が取れない。結果的には3月下旬にフランクフルトまでの航空券はゲットできた。しかし、単純往復の値段は安いが、燃料追加料金が馬鹿みたいに高いために、結果的にはフランクフルト直行便と同じような値段になったのは解せない。フランクフルトとマルタ間は、やはりルフトハンザとマルタのナショナルフラッグであるエアー・マルタが就航している。実質はエアー・マルタのコードシェアとしてルフトハンザが飛んでいるので、フランクフルトからはエアーマルタの機材で飛ぶことになるようだ。ところが、マルタからの便を調べてみると、なんと午後からしか飛んでいない。午前中のうちにフランクフルトへ到着し乗り換えて、シンガポール航空で帰路につこうとしても、シンガポール航空のフランクフルト発が12時過ぎに出発するので、どう考えても間に合わない。従って、帰国前日にフランクフルトに戻って1泊することになるとは予想外だった。

結果的に、下記の旅程で今回はマルタへ行くことになる。

行き

4/28 (Sat) SQ 637 NRT 11:30 → SIN 17:35
4/28 (Sat) SQ 26 SIN 23:50 → FRA 06:30+1
4/29 (Sun) LH4106 FRA 10:25 → MLA 12:50

帰り

5/4 (Fri) LH4107 MLA 13:45 → FRA 16:25
5/5 (Sat) SQ 25 FRA 12:45 → SIN 06:30+
5/6 (Sun) SQ 12 SIN 09:45 → NRT 17:35

マルタの情報だが、これがまた日本で仕入れることができる情報の少ないこと、少ないこと。本屋に行っても、マルタ単独の情報が載っている本は、実は2冊しかなく、ほかは、イタリア(または南イタリア)の付属のような形でしか掲載が無い。確かにシチリア島の少し先にある小さい島であるし、あそこってヨーロッパなの?といわれてしまうくらいのどうしようもない場所ではあるのだが、歴史的には地中海の真ん中に存在するために、重要な拠点としては昔からいろいろな国が占領してきたくらいなので、実は歴史的な建築などがいろいろある場所なのだ。だが、その情報が本当に乏しい。まともなマルタに関する書籍としては次の2つしかないので、ここに紹介しておく。

・サビッハ・マルタ 楽天舎書房/ビッグボーイ 刊
・バスの王国マルタ 楽天舎書房/ビッグボーイ 刊

「ザビッハ・マルタ」はマルタの情報がてんこもりになっている唯一の書籍だといえよう。そんじゃそこらのマルタのことが掲載されている書物に比べると雲泥の差で内容が濃い。地図も結構詳しく乗っているので、どうしたらいいか分からない場合には、まずこの書籍を見ることをお勧めしたい。「バスの王国マルタ」は、マルタのなかで唯一の交通手段であるバスにスポットを当てた本で、情報誌というよりも写真集というほうが実は正しい。ただ、バスに関する情報も巻末に少し詳しく掲載されているので、バス情報を探すためには、これを使うのが良い。もちろん英語版の Lonely Planet を見れば、もっと情報が載っていたりすると思うのだが、英語に強い人だけ利用すればいいと思う。

ホテルもリゾート地だけあって、なかなか豪華絢爛なホテルも多種多様に有る。マルタはすべて首都のヴァレッタにあるバスターミナルから放射状にバスが運転されているので、どこに行くためにも、まずはヴァレッタに戻っていかねばならない。そう考えたときには、宿泊先として辺鄙なところでのんびりするという選択肢もいいが、交通の便を考えると、ここはやはりヴァレッタに泊まったほうがいいだろうと思い、今回はヴァレッタにある名門ホテルである Le Meridien Phoenicia(ル・メリディアン・フェニシア) にした。ちょうどヴァレッタのバスターミナルにも近いし、ヴァレッタの城門の入り口にあたるところなので、これほど交通の便がいいところは無いと思ったからである。もちろん、ホテルの質としても世界のメリディアンなので申し分がない。今回は旅窓から予約をした。正規値段だと倍くらいするのに、この違いはいったい何なのだろう?もしかしたら、屋根裏部屋なのだろうか?これは行ってみてからのお楽しみである。

それにしても驚きなのは、マルタの通貨である。いちおう近年、EU諸国の仲間入りしたようなので、将来はユーロが使われることだろうと思うが、まだまだ通貨統合ができるほどの国ではない。したがって、現地の通貨になるのだが、これがレートとしてめちゃくちゃである。現地の通貨はマルタリラ(単位はLm)と呼ばれるが、現在の為替レートだと、1Lm = 380円である。従って1万円を換金しても、26.3Lmにしかならない。マルタリラの数値だけ見ると、安そうに見えるのだが、実質の値段を計算すると、激高だったりするので、これは何かをする際には気をつけねばならないものだと感じた。たとえば、博物館のようなところはガイドによると入場料4.5Lmと書いてあり、この数字だけ見ると、激安と感じてしまうのだが、実質は1070円なので、数字を見るたびに一瞬考え込んでしまうのだ。現地の物価がまったく渡航前には分からないので、どの程度換金すればいいのか不明だ。帰国する際にマルタリラを持って帰ってきても、換金できないので、できれば現地で全部使いきってしまいたい。

マルタについてインターネットで調べてみると、ちょうど滞在している最中にマルタの花火大会があることを発見した。どうやらヨーロッパではとても有名な花火大会らしく、それを見るためにヨーロッパ中からこのときばかりは人が集まってくるらしい。開催期間は3日間であるが、残念ながら初日だけは見ることができない。そして、今回は、花火大会だけではなく、フードフェスティバルというものも平行して開催するらしく、ここではマルタの伝統的料理やビールなどについて、振舞う予定だそうだ。花火大会の合間を縫って、いろいろな歌手やバンドが演奏したりするようで、スケジュールも20時ごろからみっちりと24時まで開催される。花火大会というのは、毎日、15分間を2回行われるようで、ヴァレッタの沖合いで打ち上げられるために、ヴァレッタではどこからでも見ることが可能なのだそうだ。指定席券もネット上で売られていて、それを購入することもできる。立ち見でもいいかなとおもったが、ここは奮発して指定席も自分たちで取ってみた。ところが、申し込みが遅かったために、渡航する前にチケットが届けられるとはとても思わない。そこで但し書きとして「滞在中のホテルは決まっているので、渡航前に郵送できないようであれば、ホテルのほうに送ってください」と書いたところ、丁寧にもその日のうちに「チケットはホテルに届けるように手配しました」という返事がきた。これで、当日までチケットが来るのかどうか、どきまぎする必要が無い。

さて、マルタの御飯というと、いったい何なのだろうと考え込んでしまうのだが、どう控えめに見ても、マルタの料理は期待できるものじゃないらしい。地中海にある島だから、シチリアやイタリアのように食に対して貪欲な場所かと期待していたのだが、それはイギリス軍の占領によって、全部消え去ってしまったらしい。食べ物に無頓着なイギリス人が食という文化さえも削ぎ取ってしまったことは悲しいことだ。従って、どうしようもないフィッシュ・アンド・チップスのようなくだらない料理がマルタに居座ってしまうことになる。少し先にはアラブ諸国もあるので、もう少し期待はできるかもしれないが、やっぱりイギリスに占領されたというのは大きな影響だろう。かつ、マルタでは緑生い茂る光景というのを期待できない。ということは、緑系統の野菜を得ることも、実はここマルタでは贅沢な範疇なのだそうだ。うーむ・・・のんびりはできても、食い物がまずいところはなんだかいきたくない。だんだん調べれば調べるほど、御飯に対しては憂鬱になってくるので、行きたくなくなってきた。でも、もう航空券やホテルやイベント参加費などは払っちゃっているし、御飯のため旅行を止めるというのは嫌なことだ。

とにかく、なにがあるかわからない旅行になりそうだが、ゴールデンウィークの間は楽しんでくることにしよう。

2007/04/24

台湾観光親善大使


 国土交通省は台湾でのビジット・ジャパン・キャンペーンにおいて、新たに女優、歌手、モデルの頼雅妍(ライ・メーガン)さんを「VJC台湾観光親善大使」として任命する。4月26日に頼さんが国交省を訪問、冬柴鉄三国交相・観光立国担当大臣が任命する。頼さんは2002年に「流星花園II~花より男子~」でデビューした27歳。台北で日本語学校に通う親日派でもある。


 なお、これまでVJC台湾観光親善大使として活躍していた林志玲(リン・チーリン)さんは「VJC台湾名誉観光親善大使」として協力を得ていくという。

チェコへの直行便に期待


 チェコ運輸省副大臣道路航空運輸課イヴォ・ヴィキダル氏をはじめ、プラハ空港、チェコ航空、チェコ・ツーリズムからなる一行が来日、23日に日本航空(JL)と会合を開き、直行便開設に向けた前向きな話し合いを実施した。ヴィキダル氏は「省を挙げて日本/チェコ間の直行便がスムーズに開設へと繋がるようにサポートしたい」と語り、民間と共同の目標として就航を目指す考えを示した。これに対してJL側も「ヨーロッパの中心に位置するほか、ビジネス需要も高く、前向きに検討している」(JL経営企画室副室長・執行役員平田邦夫氏)とコメント。チェコ側は約2年以内に直行便を就航したいとの要望をだしており、両社で前向きに同案件を進めていく方針だ。

 駐日チェコ共和国特命全権大使のヤロミール・ノヴォトニー氏は、日本がチェコへの第2の投資国であり、日本でもチェコの文化や音楽が広く知られていること、2006年は約16万人の日本人がチェコを訪問したことをあげ、「直行便が飛んで良いタイミングなのではないか。今後は直行便の乗り入れをしていきたい」と力強く語り、今後の観光の発展に期待を示した。

 すでに韓国からは直行便がチェコの首都のプラハまでアシアナ航空による就航済みである。その影響から、実はプラハを歩いていると、なにかと韓国人が異様なくらいたくさん見かけることができる。あまりにも韓国人旅行者が多いために、ほかのヨーロッパ地域と異なり、プラハで東洋人を見ると、まず「Are you Korean?」と聞かれるのは不思議だ。実際にチェコでの韓国人の評判は、他のヨーロッパ諸国と同様、あまりよくないようだ。国民病とも言われる「火病」のせいなのか、デカイ声で喋るというのが異様に見えるのか、それとも○と棒で表されるハングル文字を使う魔女集団として見られているのか、その原因はよくわからない。そこへ東京からの直行便が出来れば、中欧ブームに乗って、おそらくたくさんの日本人観光客が訪れることだろう。そうすれば、プラハの人の東洋人に対する考え方も変わってくると思う。さらに、プラハだけでなく、日本人の中欧への旅行者の増加が増えることで、隣国のハンガリーやなにもないスロバキアへの旅行者も格段に増えると思われる。今では、チェコ・ブダペスト・ウィーンはほとんど一緒の地域として団体旅行に使われているので、これを機に、ウィーンとは別格の観光国としての確立も可能であろうと思う。

 チェコにはすでに日本企業が130社ほど進出しており、投資総額も23億ドルとかなりの額。それに伴い、日本人のチェコへの進出もかなりの数になっている。ここで直行便ができれば、かなり日本とチェコ間の交流が増えることはもちろんのこと、企業の誘致を必死になっているチェコにとっても投資をしてくれる国が増えることで、チェコ経済にも大きく影響すると思われる。トヨタの中国進出に伴い、名古屋=広州間の直行便が出来たのは、企業のビジネス戦略に影響されて、人の交流が増えたことで就航路線が出来たことを意味する。同じように、チェコへの日本企業の進出が多くなれば、チェコへの直行便の要望はもっと増えてくることだろう。

2007/04/23

Uncomprehensive Japanese custom

Japan govenment hand-in-hand with private sectors is running international campaigns "Visit Japan" with the aim of promoting to let over 10 millions foreigners to visit Japan till 2010. On the other hand, there are still so many Japanese custom that it's very hard for foreigners to understand. Then a survey company announced that it conducted a survey to some foreigners.

The most marked custom is "year-end gift-giving (Oseibo)" and "mid-year gift-giving (Ochugen)". Lately lots of Japanese already regard them as unnecessarity, but these are still ones of Japanese traditional events in a year. "Reticence/Modesty", second ranked, "Wabi-Sabi", tenth ranked are also typical Japanese thinking and those are so outstanding in the list. In fact, I cannot explain the meaning of "Wabi-Sabi" in English to foreigners. If you want to know the detail, please click this to check the meaning.

Frequent usage "Sumimasen (excuse me, sorry)" among Japanese is so conveniet phrase for Japanese people. Talking religiously, 4th ranked "Mame-maki (bean-scattering ceremony celebrating the coming of spring)", 13th ranked "Hatsu Moude (new year's visit to a shrine)" and 28th ranked "celebrating Christmas Day with buying cake" must be looked on as queer customs refrecting flexible behaviour to various religions.

Ranking as following :






















RankItemNumber of answering
1.Oseibo, Ochugen319
2.Reticence/Modesty189
3.Keeling186
4.Setsubun161
5.Religious beliefs159
6.Bow145
7.Taking off shoes141
8.Eating Natto138
9.Taking a bath92
10.Wabi-Sabi85
11.Public bathhouse75
12.Tea celemony70
13.Hatsu-Moude65
14.Eating noodle with noise62
15.Ambiguity62
16.Saying "Here's a little something for you." on present53
17.Appearance and Reality53
18.New Year Events47
19.New Year's monetary gift44
20.Behind-the-scenes work38

2007/04/22

シングリッシュ

シンガポールに行ったことがある人なら分かると思うが、シンガポール人と話をするとき、たまに訳の分からないことを言っているなーと感じたことはないだろうか。中国系、インド系、マレー系の人たちが混ざっているために、言葉もめちゃくちゃなのが原因である。リー・クワン・ユー上級相が提唱した、「シンガポール人は正しい英語を話さなければならない」と言っているのに、結構めちゃくちゃ。イギリス統治下に居たときにまともな教育を受けた人が居なかった昔はわかるが、教育水準が高くなった今でもあまり英語を真面目に使える人は結構少なかったりする。道や街中は「清潔第一」と見た目重視にしているところでも、中に住んでいる人間は、意外にちゃらんぽらんだったりするそのギャップに、ほのぼのとしたものを感じるのは自分だけじゃないはずだ。

民族がぐちゃぐちゃだから、英語として喋っている内容も、英語とマレー語の混成だったり、英語と福建語の混成だったりするから、英語しか知らない人間からすると、途中から付加された異なる言語の部分のヒヤリングで「???」となり、何を言っているのかな?と感じるのはこれが原因である。

シングリッシュについて、国としては撲滅を目指しているのだが、こういう生の言語が消えるのは人間らしさがなくなるので、本当なら残しておいて欲しい。日本人がわざとらしくシングリッシュを使うと、「馬鹿にしているのか!」と思われるみたいで、なんだか可笑しな話だが、知らないよりは知っていたほうが良いと思うので、下記のサイトを参考に。特に「OK Lah~」とか「You want to go there, ma?」という中国語とのちゃんぽんは可愛いと思う。マレー語とのちゃんぽんは、マレー語自体が分からないので、本当に聞いても分からない。

Singlish Dictionary : http://www.talkingcock.com/html/lexec.php?op=LexPKL&lexicon=lexicon

シンガポールグルメ本


マレーシア出身の中国人からのお土産として貰ったものとして、実はマカンスートラという本も貰った。これはシンガポールのグルメ本といえば単刀直入で分かりやすいと思う。シンガポールはホーカーズや屋台などがたくさんあり、また、ちゃんとしたレストランもたくさんある、食には困らない場所だ。さらに民族の寄せ集まりみたいなところでもあるため、中華料理でも、福建、広東、四川、上海、北京等々の種類の料理はあるし、インド系もたくさんいるため、カレーを中心としたインド料理もたくさんある。マレー人と中国人の融合として生まれてきたペラナカン料理もあったり、もちろん西洋や日本の料理屋もめちゃくちゃたくさんあるのだ。それをこの1冊の本に纏めて、ミシュランのように格付けして紹介しているところが、グルメ本らしい。シンガポールのほとんどの料理屋という料理屋を網羅しているので、そんじゃそこらのガイド本に書いているような食事処の紹介本なんか目じゃない。シンガポールに行くときには、このマカンスートラだけ持って歩いていけば、シンガポールでは食事に失敗はすることは無いだろう。まぁ、そうは言っても、シンガポールで「これは激まずだった」というようなところはほとんど無いので、こんな本をもって歩かなくても平気といえば平気なのだが、東京でもこれだけ店があるのに、レストランガイドが多種多様に出版されていると言う事は、それだけ店を吟味して食事を楽しみたいという一般庶民の希望があるからなのであって、シンガポールでのマカンスートラも実は同じ意味なのだと思う。

ミシュランの場合は、フォークの本数で1つ星とか2つ星というのを評価して表しているのだが、このマカンスートラでは、フォークの代わりに、さすが75%の中華系の人が住んでいるだけ会って、箸で評価しているのが面白い。箸も大箸と小箸を用いて評価し、小箸は0.5ポイントの意味なのだそうだ。

マカンスートラは、シンガポール国内のキオスクみたいなところでも売られているものなので、すぐに探せると思う。シンガポールに行った際には、チャンギ空港内の書店でも手に入ると思うので、入国する前に書店によってマカンスートラを手に入れて、それを元に、シンガポールでグルメを堪能してほしい。しかし、全部英語なので、英語が苦手な人は、残念ながら写真だけ楽しんで欲しい。自主的に日本語版に訳して出版してみるのも良いかなーとおもったが、シンガポールへのリピータって、結構少ないので、需要がないだろうと思う。

マカンスートラの電子版 : http://www.makansutra.com/index.php

マレー語辞典

最近、老後の生活はマレーシアで快適な生活を過ごしたいというリタイア組みが増えてきたことから、俄かに注目されているのがマレーシア。已然から、マレーシアは、国全体ではなく、一部の都市・場所に対して、日本人観光客が訪れることはあっても、意外にマレーシアという国全体のことは知られていないのが実情だ。マレーシアといえば、ペナン島やマラッカのようなリゾート地というのと、マレー半島ではなくボルネオ島のジャングルを目当てに行く人が多いと思う。しかし、マレーシア自体は国土も横長に広いし、多種多様な人種が住んでいるところで、結構見所が多い。それにイスラム国家であるにも関わらず、治安がめちゃくちゃ良いところだし、物価は安いということも起因して、リタイア組みのマレーシアへの移住が盛んに言われているのだろうと思う。

別に今回はマレーシアのことを紹介するつもりではなく、たまたま週末にマレーシア出身の中国人で、現在シンガポールで医者をやっている人が東京へ遊びに来たので、その案内をしたというのがきっかけだ。事前にお土産を買うから希望のものを言ってねといわれたので、何が良いかなと実は悩んだ。シンガポールの土産といっても、何度もシンガポールに行ったこともあるので、いまさらシンガポール土産なんか要らない。それなら現地の人にとってはつまらないものでも、日本人にとっては面白そうなものが良いなと思ったので、返答として「辞書」と答えた。

なぜ、そこで辞書と答えるのかな?と思う人たちも多いと思うが、結構実は個人的に辞書を集めるのが好きなのである。現在では、ネットさえあれば何語でも気軽に検索して調べることができるのであるが、あの辞書独特の分厚い本を引いて、そこで言葉を調べるという行為が結構好きなのである。1つの言葉を調べた後、付随して、例文や別の言葉を見つけてしまうという快感は面白いと思わないだろうか?シンガポールは、英語、中国語、マレー語とヒンズー語が公用語であり、国歌でさえマレー語であるので、マレー語は実は一般的な言語である。今回来日した人は中国系のマレーシア国籍の人間であるので、マレー語は使うのかな?と思ったら、やっぱりあまり使わないが、小さい頃はマレー語で育ったといっていた。それだけあのあたりはマレー語は主流の言語なのである。ちなみに、インドネシア語もマレー語の親戚なので、よく、スペイン語とポルトガル語のような関係と言われている。インドネシア語もマレー語系の分類になるので、マレー語を覚えていると、マレーシア、シンガポール、インドネシアのあの赤道直下国家のどこでも通じるというものである。人口もインドネシアの2.5億人を筆頭に3.5億人とも話せるので、覚えていればいい言語だろう。

ちなみに、今回やってきた人は、北京語、福建語、広東語、潮洲語、マレー語、英語は完璧に使いこなせるという。どういう頭の構造になっているのか、島国育ちの人間としては理解不能だ。

そして、今回もらった辞書というのがこの写真のとおりの辞書。特定の辞書を指定したわけでもないのであるが、意外に日本ではマレー語の辞書は手に入らないので、何でも良かった。「君は英語と中国語もできるから、このほうが良いかなとおもって」と言ってくれたのが、英=中=マレーの3か国語の辞典である。中国語での索引は載っていないのであるが、英語とマレー語で、アルファベット順に調べることが可能だ。マレー語の言葉は実は全く分からないので、これから言葉に接した際に、徐々にこの辞書を使ってみたいと思う。

ちなみに、最近NHKの語学番組で、短期間ながらマレー語を教えているようだ。テキストもすでに出版されているので、それを買ってみると、マレー語というのがどんな言語か少しは知ることが出来ると思う。発音がとても簡単なので、言葉として覚えるのは楽だろう。また、マレー語は、大きく言えば、ポリネシア系の言語であるため、沖縄の琉球語もこの語族に属するため、沖縄の方言を話せる人であれば、意外にマレー語は言葉が近いので入りやすいかもしれない。「ゴーヤ・チャンブルー」の「チャンブルー」は、マレー語だと「混ぜる」という意味なので、まさしく琉球語と同じなのだ!沖縄への移住も最近かなり増えてきているので、沖縄の自然と言葉のよさを知ったのであれば、マレー語に浸るというのも楽しいかもしれない。
ネット上のマレー語辞典 : http://www.geocities.jp/akihikochi/kamusu.htm