おそるべし、神保町。
やっぱり何でもありのワンダーランドだと再確認した。ふらふらーっといつものように昼ご飯を探しに彷徨っていたところ、普段行かない路地に入った途端に目が入ってしまった。なんだか見てはいけないものを見てしまった気分である。ご覧の通りの中華料理屋。
名前は「和風 中華西湖」。
一体、なにが店の名前で、どういう店なのかこの看板を見ても全然分からない。和の料理を出す店なのか、それとも中華料理屋なのか。そして、西湖というのは、富士五湖の西湖のことを指しているのか、それとも中国の杭州で有名な西湖のことなのか、看板を見ても如何様にでも理解できそうな名前が書いてある。
しかし、実際には単なる町中にある、いわゆる中華料理屋であった。じゃ、その「和風」って一体何?と思うのだが、未だに謎である。例えば、中華風の麺に見えて、実はうどんだったりとか、麻婆豆腐のように見えて、実は味噌で作っているとか、どこかで和のテイストでも入れようとする姿勢が見えるわけのわからない中華料理屋なのかなとおもった。でも、実際には全然違う。何のとりえも無いといえば大袈裟だが、ほんと、その辺の中華料理屋と全然変わらない。それも格式高そうな中華料理というのではなく、「名前は中華料理と書いているけど、中華に似ても似つかずの料理」を出している普通の街中にある中華料理屋だった。もっと笑えるのが、実は今回撮影するのを忘れたのだが、道路に出している看板が実はあり、その看板は元々「和風 中華西湖」と書いていたのだろうが、なぜかその看板の「和風」というところは、ガムテープで消されているのだ。絶対また個々の傍を通ったときに写真を撮って、ここにアップしたいと思う。
和風 中華西湖
所在地:東京都千代田区一ツ橋2‐6‐7
デジカメはもう基本的に旅行やどこかに行くときには必須アイテムになっている。どんどん機能アップしているし、新しい製品がどんどん出てきている。一方もはやフィルムカメラのほうは、ほとんど売れていないと思う。APS搭載の小型カメラが出たときには、一時期話題になったのだが、もはや風前の灯。よほど機械音痴のおばさんたちくらいしか、「押せば撮れる」カメラであるフィルムカメラは使っていないだろう。おばさんたちがそれほどたくさん町に出かけて写真をばんばん撮るかというと、首を傾げてしまう。となると、もうデジタルカメラで、撮影に失敗しても何度も何度も撮り直しが出来るし、その場でどんな映像を撮ったのかが確認できるこのカメラが本当に重宝されている。写真家の世界でも「きちんとした写真を撮るのだったらデジカメはダメだ」なんていっていたのはもう古い。よほどのアナログ人間なのだと思う。写真家のような力量がある人たちでも十分満足ができるカメラにいまやデジタルカメラは成長してしまった。

Louis Vuitton の新作シリーズが発表された。それもオーソドックスのタイプが発表されたことはとても喜ばしいと思う。そのシリーズの名前は「ノマド・ライン」。Louis Vuittonの創設頃の一番シンプルな革製品としてのデザインが、再発売されることになった。Louis Vuittonといえば、「モノグラム」のデザインと言われるくらいの短絡的考えがあるが、Louis Vuitton は日本の家紋をイメージにあのモノグラムを考えたことは有名な話。その発売前には、ノマド・ラインの純革製品が一般的だった。それが21世紀になって再販売されるのは嬉しいことだ。まだまだラインナップとしては、数が少なくバッグが基本になる。いま日本で発表されているラインナップは次の通り。







