2006/12/13
陳柏霖
台湾の人気俳優、陳柏霖(チェン・ボーリン)が“月9”にレギュラー出演することが10日、分かった。作家リリー・フランキー氏の自伝的長編小説が原作のフジテレビ系ドラマ「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(来年1月8日スタート、月曜午後9時)で、主人公「ボク」(速水もこみち)が住むアパートの隣人を演じる。甘いマスクで女心をつかむのがうまい、台湾出身のキャバクラのウエーターで、原作にはないオリジナルの設定だ。
セリフはすべて日本語だが支障はない。「日本でも仕事をしたい」という思いから昨年1カ月間、東京に滞在。日本語学校に通った経験もある。「ボク」や「オカン」が筑豊弁を話すことから「芝居をちゃんと相手に返すために、筑豊弁も勉強したい」と意欲的だ。
今年だけでも、映画「シュガー&スパイス 風味絶佳」「暗いところで待ち合わせ」と立て続けに日本映画に出演。台湾での人気以上に、努力家の評判は「目標の1つだった」という日本の連続ドラマ出演をかなえた。「心からうれしい責任感と緊張感を感じています」と話している。
陳柏霖と言うと、「黄金伝説」でココリコ遠藤とHC3を結成したときに、なんだかカッコいい人だな-と思っていたのが最初知るきっかけになったが、そのときにはまだ彼は学生。モデルは多少やっていたが、それほど台湾ではメジャーではなかった。「藍色夏恋(原題は藍色大門」により本格俳優デビュー。日本でもこの映画は公開され、日比谷シャンテ傍の映画館まで、初日の舞台挨拶を見に行ったことがある。テレビドラマ「極速青春」は日本では公開されていないが、こちらは中華圏ではとても人気があったテレビ番組で、シンガポールにいったときにVCDを見つけて買ったことがある。そのときに一緒に「おまけ」としてもらったTシャツは、家での普段着にたまに着ている。写真集も実は発売されており、彼が自分でつけたあだ名をタイトルにした「舞川拉麵」は個人的にはいい出来とは言えない。しかし、ここでベッドの上でタバコを吸っている写真を見たときに、少し幻滅してしまった。しかし、自作自演で撮っているVCDが同梱しているので、手に入れた人はご覧あれ。
ただ、これ以降、陳柏霖の活躍はめまぐるしいものがある。1年に一体彼は何本の映画を撮っているのだろうという活躍ぶりで、いまでは金城武よりも台湾俳優としてアジア諸国では人気が出始めている。ただ、日本では一時期CMには出ていただけで、まだほとんど「あの人、だれ?」状態に近いだろう。今回の月9への出演によって、陳柏霖は一般日本女性にも認知されることだろう。以前から日本が大好きで、お忍びや仕事で何度も日本にやってきているほど日本が好きな人であることは、ファンの中では有名なのだが、今回の月9で、ヨン様ばりに人気が絶対出てくることは間違いないだろう。ただ、髭面で出てくるのだけは勘弁して欲しい。
中国語が話せる「なっちゃん」こと田中麗奈とは、実は2本の映画(「幻遊伝」と「暗いところで待ち合わせ」)で共演している。互いに中国語と日本語を交えた会話ができるので、どうもこの2人は仲がとても良いらしい。しかし、カップルになるほどの発展は・・・まずないな。
最近、有名人のblogは多く出始めているが、当然陳柏霖も持っている。全面的に簡体字の中国語で書いているので、日本語で読めないのは悔しいが、写真つきのblogなので写真だけ見て楽しんでいるのも良いと思われる。
日本語の公式サイト
http://chenbolin.jp/www/
本人によるblogサイト
http://blog.sina.com.cn/m/chenbolin
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿