本屋でうろうろしていたら、「おとなの科学」から「テルミン」を特集にしたので思わず買ってしまった。かなり衝動的な買物だったと思う。本如きで2200円も出費を出したのは、大学の授業で使う教科書の購入以来のような気がする。
「おとなの科学」はいろいろな特集を組んでいて、過去にはプラネタリウムとか一眼レフとかを自作で造って遊んでみようと、小さい頃定期購読していた学研の科学の延長版としてとても楽しいものだといえるが、そこからテルミンが特集で組まれるとは全然予想していなかった。こういう大人でも子供の気分でモノを造ってみようという発想は、学研ならではだと感心する。
さて、テルミンの特集を組んでいるとはいえ、我が師匠の著書ほど内容は豊富ではなかった。テルミンって何?という人にとって、テルミンを知るための大筋の内容は分かる気がするが、ほとんどがテルミンを使ってみて、どう楽しいかというミュージシャンのインタビューばかり書いているので、面白くない。
実際におまけについているテルミンを作ってみた。
部品はこの写真のようなものがパーツとして組み込まれていて、手引書を見ながら造っていけばいちおうは造れる。こういう作りやすさについては、学研のノウハウがよく詰まっているなと感心した。しかし、問題は作った後のこと。テルミンは非常に繊細な楽器であるため、毎日毎日チューニングをしないと、まともな音が出ない。それも微妙な調整が必要である。昨日チューニングが出来ても、今日出来るとは限らない。それが難しい。さらに弾き方も、昨日のときとは違う弾き方をしないとまともな音が出ない。そんな面倒くさい楽器なのである。しかし、弦もなければ鍵盤も無い楽器で、何も触れることなく音をコントロールするため、その弾きかたから魔術のように見えてしまうのも仕方ないだろう。しかし、音が出たとき、あの感無量な体験を味わえるのは、実際に作った人たちだけが味わえるものだろう。
本物のテルミンを買うのは価格が超高いので無理だが、テルミンを知るため、テルミンに触れてみる初心者のひとにとっては一番良いテキストだろう。いまならすぐ本屋へレッツゴー。
「おとなの科学」はいろいろな特集を組んでいて、過去にはプラネタリウムとか一眼レフとかを自作で造って遊んでみようと、小さい頃定期購読していた学研の科学の延長版としてとても楽しいものだといえるが、そこからテルミンが特集で組まれるとは全然予想していなかった。こういう大人でも子供の気分でモノを造ってみようという発想は、学研ならではだと感心する。
さて、テルミンの特集を組んでいるとはいえ、我が師匠の著書ほど内容は豊富ではなかった。テルミンって何?という人にとって、テルミンを知るための大筋の内容は分かる気がするが、ほとんどがテルミンを使ってみて、どう楽しいかというミュージシャンのインタビューばかり書いているので、面白くない。
実際におまけについているテルミンを作ってみた。
部品はこの写真のようなものがパーツとして組み込まれていて、手引書を見ながら造っていけばいちおうは造れる。こういう作りやすさについては、学研のノウハウがよく詰まっているなと感心した。しかし、問題は作った後のこと。テルミンは非常に繊細な楽器であるため、毎日毎日チューニングをしないと、まともな音が出ない。それも微妙な調整が必要である。昨日チューニングが出来ても、今日出来るとは限らない。それが難しい。さらに弾き方も、昨日のときとは違う弾き方をしないとまともな音が出ない。そんな面倒くさい楽器なのである。しかし、弦もなければ鍵盤も無い楽器で、何も触れることなく音をコントロールするため、その弾きかたから魔術のように見えてしまうのも仕方ないだろう。しかし、音が出たとき、あの感無量な体験を味わえるのは、実際に作った人たちだけが味わえるものだろう。
本物のテルミンを買うのは価格が超高いので無理だが、テルミンを知るため、テルミンに触れてみる初心者のひとにとっては一番良いテキストだろう。いまならすぐ本屋へレッツゴー。
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