2008/03/29

函館へ

登別から函館に向かう際には、もちろん電車を利用するのが良い。特急列車「北斗」に乗れば2時間程度で到着する。しかし、結構登別から函館へ向かう電車は実際に乗ってみると分かるが、途中で降りる人がほとんど居ない。従って、札幌方向から自由席特急券を買って函館に向かおうとした場合には、席がなくて、ずっと立ちっぱなしになる可能性がある。それだけ途中になにも観光地が無いからであるのも原因だろう。だから、この特急に乗る際には、500円をケチらないで是非指定席特急券を買うことをお勧めする。さらに、海側の窓側をできるだけ取るようにしたい。

海側の窓側を取ると何がいいかというと、函館方向では窓から海が見えるのはもちろんである。それよりも、途中大きく左にカーブをしているエリアがあるのだが、そのときに海の向こうに有珠山や昭和新山の景色が見えるからである。ちょうど春先だと、これらの山の山頂部分に雪が被っているために、幻想的な風景を見ることができる。残念ながら自分が乗ったときには、窓側を取ることができなかったために、窓越しには見えたが写真を取るほどのことはできなかった。

特急列車「北斗」は広さも申し分なく、清潔感もあって、乗っていて気持ちがいい。車内販売も普通の特急列車のようにあるのだが、これは利用しなかったので何を売っていたのか気にしなかった。

登別から乗る際には、時間を考えて駅に向かったほうが良い。そうじゃなければ、駅で随分待たされることになる。実際に今回も登別駅でかなり待った。駅前には時間を潰すほどの娯楽があるわけでもないので、本当に駅の椅子でぽかーんと待つしかないのである。それに、改札は田舎の駅ではあたりまえなのだが、発車する電車の数分前じゃないとプラットフォームに入ることができない。時間を持て余しているおじさんたちが駅の椅子にたくさん居たのを思い出す。あと、加えていうと、登別の駅には駅弁が無い。これだけ有名な駅なのだから駅弁くらいあればいいのにと思うが、駅のキオスクにも売られていない。食べ物としての特産物がここ登別には無いからというのが原因らしい。とは言っても、登別は港町でもあるので海産物でも使った料理があればいいと思うのだが、不思議だ。

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