2007/11/16

HSBC


ようやく日本でも世界最大規模の銀行であるHSBCが個人向けのサービスを始める。日本以外の世界中で、HSBCは存在するため、本当なら海外に行くときに、HSBCに預けたいところであったが、今まではそれを実現するためには香港に行って、自分で口座を作るしかなかった。しかし、そんなことをしなくてもHSBCに口座を日本で作れるのであれば、こんな楽なことはない。しかしながら、その対象者は、やっぱり金持ちしか相手をしないのは変わらない。貧乏人の資産を預けるのは、預かり保管メンテナンスをするだけでも面倒くさいからだろう。それは納得だ。いまは、どこの銀行に預けても利率が全然良くないので、日本の銀行に預けたくないというひとは多いはずだ。それを今回はHSBCが日本で本格的に稼動することによって、世界標準の利率を日本に居ながらにして受けられることができる可能性がでてきたので、これは1000万円以上の資産を持っている人は、ごっそりHSBCに移るのではないだろうか?

個人的にはそろそろHSBCに機会があれば移したいと思っていたので、これを機会に移すことを検討してみたい。

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 欧州最大手銀行HSBCグループ傘下の香港上海銀行は日本で個人向け金融(リテール)サービスを提供する拠点として30~50店舗を開設する。まず 2008年1月に東京・広尾に第1号店舗を開設する認可を金融庁から取得した。今後も東京や大阪をはじめとする全国の主要都市に拠点網の開設を進め、富裕層の資産運用需要を取り込みたい考えだ。

 対象とする顧客層は1000万円以上の資産を持つ個人。投資信託や外貨預金などの資産運用の相談窓口、顧客にくつろいでもらう専用スペースのほか、ATMやインターネットバンキングが利用できるパソコンなどを店舗内に置く。

 金融庁の認可取得を前提に東京・赤坂にも支店を開設する方向で準備を進めている。

 HSBCは1996年以降、個人向けには3億円以上の資産を持つ富裕層向けプライベートバンキングサービスを提供している。団塊世代の大量退職に伴う退職金の運用など個人の資産運用需要の拡大を背景に、リテール業務に参入する。

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