2008/05/24

自家製ランチ(Palermo)

ホテルの周辺で探し当てたスーパーで、昼ご飯用の材料を買出しに行ってみた。というのも、結構ヨーロッパはユーロ高になっているために、ちょっとした軽食でも、今の日本人にとってはかなりの出費になる。そこで、あまりしたくはなかったのだが、食費を削って、その分お金を必要なところに使いたいと思ったので、スーパーで材料を買って、それで昼ご飯を自分達で作れば、意外にボリュームの割りには安く済ませるかと思って、試してみた。

今回揃えたのは、基本的にサンドイッチスタイルにしたかったので、サンドイッチにできるパンと、その中に埋め込む材料だ。ここで、選んだのは、チーズ、ハム、シーチキン、それとサンドイッチに挟むのではないのだが、ピクルスとヨーグルトとデザート用の苺だ。

サンドイッチ用のパンは、スーパーで売っている程度なので、たいしたことがないものかとおもっていたのだが、それでも悪くない。ふかふかなので、すぐにパンを分けることができるので、中身を挟むのは簡単だ。ハム・チーズのほかにレタスでも入れたかったのだが、レタスを買うと、余ったレタスの処分に困るので、挟まない。あと、レタスを入れると、ドレッシングも欲しくなるので、それも無駄だから省いた。その代わりに、シーチキンを入れたことは大正解だった。少し塩気を混ぜたほうが断然美味いからである。ナイフがあれば、トマトでも買いたかったところだ。

デザート用で買った苺は、めちゃくちゃ量があるのはいいのだが、日本の苺のように、甘味追究としたようなものではなく、元来の苺の草っぽさと甘さが混ざっているものだったので、いまの日本人にとってはなんだか家畜になったような感じに思えるかもしれない。そして、異様に1粒1粒の大きさが大きいのだ。大きいからいいというわけではないが、大きいと、中身が膨張してしまう分、真ん中のところに空洞ができてしまい、味が大雑把にだなという印象を受けた。

乳製品的なものも買って置こうと思って買ってみたヨーグルトだが、これが1リットルサイズしかなかったために、一度封を開けてしまったヨーグルトの処分に困った。部屋の冷蔵庫に入れておいて、夜中に食べなおししたのだが、あれはそのまま放ったらかしにしていたら、きっとお腹に当たってしまって、旅行中大変なことになっただろう。

スーパーではワインも売られているので、地元の赤ワインも一緒に買っておく。値段が1000円もしないので、お気楽に一本開けられるのが嬉しい。

水もスーパーで大量に買ってきておくのがいいと、前にも記載したのだが、そのうちの1本を、水出し紅茶用に使ってみた。これが意外に大成功。ヨーロッパの大陸側の水では水出し紅茶が大変合うみたいで、用意してきたTパックを2個使えば、十分美味いアイスティができる。喉が渇いたときに、単純な水より、このような味付の飲料のほうが断然良い。

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