2008/05/24

クアトロ・カンティ(Palermo)

パレルモの中でも一番の繁華街とも言うべき、ランドマークの要素がある通りといえば、イタリア統一を施した皇帝の名前から引用された、ヴィットリオ・エマヌエーレ大通りと、南北に結ぶマグエダ通りだろう。その2つの通りが交差するところが、パレルモを訪れる観光客が、必ずというほどいく「クアトロ・カンティ(Quattro Canti)」だろう。しかし、どの観光ガイドにもかかれているのにもかかわらず、これが!?と変な驚きをしてしまうくらい、みすぼらしい。というのも、排気ガスバリバリの車が多く通るところに、剥き出しになっていたため、長年のそのガスにさらされていたせいで、せっかくの彫刻類が真っ黒けになっているからである。元々は、真っ白な大理石で出来ているのだと思うが、ここまで黒くなると、不憫でならない。
交差点なので、交差点のどこがクアトロ・カンティにあたるかという問題ではない。この交差点全体がクアトロ・カンティである。従って、四つ角全てが芸術の塊みたいなもので、角になっている建物が交差点に対して、一角を丸みを帯びるような形に削られている。どの角も、似たようなつくりになっており、1段目には噴水、2段目は歴代スペイン総督、3段目は町の守護聖女が四つ角を見下ろす形になっている。
噴水といっても、天使に模造した場所から、それも口から、お世辞でも勢いがあるわけでもない水が出ているのも少し滑稽だ。
建物を間近から見てみると、その建物の高さが高いので、何がなんだかわからない。だから、見るためには、通りを挟んで逆側から見るしかないのである。

それと印象的だったのは、この四つ角にあった街灯のデザインである。よく見ると、ちょうど人間の目の高さにちょっとした彫刻がされてあって、この四つ角の雰囲気にマッチしていた。

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