2008/09/20

夏の草津

お盆の時期のすぐあとの週にいきなり休みを取れといわれたために、なにももともと計画していなかったので、何をしようか困ってしまった。飛行機の予約をしようとおもっても空いているわけもないし、休みに入る寸前まで本当に悩んでしまった。ちょうど体調があまり良くなかったこともあり、いつも行っているマッサージの人に「温泉に行って、極端な温度変化を体に感じると、副交感神経が戻るよ」と言われたことを思い出し、思い切ってこの真夏なのに温泉に行くことにした。それも1泊2日じゃ短期間でつまらないため、湯治として3泊4日でいくことにした。伊豆方面はいつも行っているので、変わったところに行きたかったから、夏の草津に行ってみた。

草津は冬のスキーシーズンに行ったことがあるだけで、夏の草津には全く経験がないこともあり、夏の草津なんて人は少ないだろうと、鷹を括っていたのだが、大間違いだった。草津から白根山のほうへ登山をする人たちにとっては交通の要所になっていることもあり、途中で草津に泊まって来る人が多いのである。またドライブとしても志賀高原のほうへ行くときの途中でもあるため、立ち寄りをする人が多いのである。

新宿から高速バスに乗っていけば、途中伊香保温泉を経由して2時間半で到着する。新宿西口のJR高速バス乗り場は、いつも思うのだが、なぜもっと綺麗にしないのだろうか?とおもう。ちょっとスペースが出来たから作ってみましたというようなターミナルになっているし、いま搭乗できるバスは何時発のどこ行きのバスなのかというのが全然案内がないために、初めてきた人や慌ててきたやってきた人にとっては困るだろうなと思った。草津に行くバスは、もしかしたら満員かもしれないと思ったので、実は前日に券だけは購入しておいた。でも、これは大正解だったようで、当日買おうとしたら乗れなかったかもしれないほど人が乗っていた。片道500円追加すれば、前方の広い座席に座れるというのもあったのだが、別にそこまでしなくても、いつものようにバスに乗ったらお休み三秒で寝ちゃうだろうと思って、普通座席に座る。

伊香保までは起きていたのだが、そのあと、山間部をバスが走ったときにうとうときてしまい、せっかくの景色を見ることが出来なかった。まぁ、自業自得なのだが、草津に到着したときに、そこが終点だと全然気付かなかった。高速道路の途中ではトイレ休憩があるが、そこでは軽くなにかお腹に入れていたほうがいいかもしれない。旅気分が倍増するし、お腹も満腹できる。

草津の地図は何を見てもアバウトに書いているために、行きたいところが近いのか近くないのか全然良く分からない。しかし、数日滞在していると、その地図が正しいことが分かる。しかし、それまでに理解できるためには街の構造を知らないと納得は行かないだろう。自分も草津のバスターミナルに着いてから、泊まる旅館までどうやっていけばいいのか、草津に到着するまで分からなかったし、実際に到着してからあてずっぽうで歩いていたほうは確かに当たっていたのだが、もっと簡単な近道が、言い換えると、実はターミナルの目の前だったことが帰るときにわかった。

草津は湯量豊富なところであり、硫黄泉で有名なところなので、独特の雰囲気がある。草津の真ん中には湯畑があり、そこで湯の華を栽培(?)している。それに湯が熱い!だから、冷めないと入れないが、どこかの温泉みたいに水で薄めていることはまずしないので、それが嬉しい。

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