2010/04/07

十文字マッサージ

リーマンを何年もやっていると、いろいろなところにガタが来て、あちこち痛いという思いが出てくるのは、仕方ないと思う。さらに背負うものを持ってしまった場合には、男だろうが女だろうが、その責任感からか、懸命さに輪をかけて働いてしまって、体ががたがたになってくるというのも良く有る話だ。そんなときに、今では15分マッサージなどという、効くのか効かないのか良くわからないようなマッサージ屋が最近多くなっているのだが、そういうところではなく、各種マッサージも花盛りであるのが現在だ。

うちの会社では、そんな多種多様なマッサージが有るにも関わらず、1つのマッサージ関係のところがとても人気になっている。同僚のうちの1人が実際に行ってみて、「すげぇ効いたし、めちゃくちゃ短時間」という意味不明なコメントを次の日に行っていたのである。それはまだ自分でも体験したことが無いが、怪しさ満点の「十字式マッサージ」というところだ。

同僚の話では、治したい自傷を担当者に言うと、その担当者が、数箇所背中を触って、「ここ、痛いでしょ?」とすぐに当てるらしく、そのあと、背骨を触るのか触らないかのようなことをしながら、一種の気功みたいな手段を使って、「えいっ、えいっ」と言いながら治療するようだ。その間の時間、たったの1分。患者は治療をされる前に、控え室に集められるのだが、カーテン越しに、担当者の「えいっ、えいっ」とか「ふんっ、ふんっ」という気合の入ったうめき声に近い声が聞こえてくるので、一瞬びびるらしい。

しかし、治療が終わった後は、それまで痛いとおもっていた肩や腰などの箇所の痛みは、全くなくなり、たとえば四十肩や五十肩で腕が上がらなかった人が、いとも簡単に上がってしまったということになるらしい。ただし、治療を受けた当日は、すごい睡魔に襲われるらしく、まともに夜は起きていられないという。

いったい、その怪しげなマッサージというのはなんなのだろうか?通常のマッサージとは、筋や骨などを結構長い時間をかけてずらしたり、揉んだりするようなものなのだが、ここでは1人あたりたったの1分である。なぞ過ぎる。

そこで十字式マッサージというのについて調べてみた。

十字式マッサージというのは、正式には「十字式健康法」という治療のようで、「背骨を整えて体をスッキリ健康にし、自然治癒力の向上をお手伝いする健康法」と公式サイトには記載されている。そして先ほどから「担当者」とか「治療」という言葉を使っていていたが、彼らの言葉で言うと、実際には担当者は「宗癒師」といい、治療は「施術」というらしい。ん?なんだか、怪しくないか、これ?

実際に「施術」をしている様子を公式サイトからも見ることができるが、本当に怪しい。そんなもので治るのか?と本当に疑問に思うのだが、実際に「楽になった」という意見を身近で聞くと、信じられなくなってしまう。

さて、この十字式健康法を行っている施術会場は、日本全国結構いたるところにあるので、詳しくは公式ウェブサイトを見ていただきたい。

どういう人たちがこの健康法を宣伝というか、実施をしているのかと、よくよくウェブサイトを見てみると、「日本メノナイト足寄キリスト教会付属 十字式健康普及会」という名前が見えた。メノナイト???教会?なんだ、それ?ウィキペディアを見ると、メノナイトはキリスト教の一派のようである。おぉ、そういえば、名前に「十字式」と書いているのは、キリストの十字と関係するということか。それでこの名前ということ。ということだとすると納得だ。

もしかして、これで治療されて治ったとすると、キリストを信じて信者になろうとするという布教活動で行っているものなのだろうか?なんだか、それではオウムと似ているような気もしなくもないのだが、こればかりは信じるものは救われるという精神に依存するものだろう。

モノは試しにと、今度は実際に自分で行ってみて、またレポートしたい。


十字式マッサージ
URL : http://www.jujishiki.co.jp/

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