2011/01/11

深川太郎の「深川めし弁当」

下町は東京の中でもかなり食べ物が美味いものが揃っている場所ではある。スペーシアの出発する浅草は、その下町の中心地みたいなところである。ということは、食べ物に関しては事欠かさない場所であるのは言うまでも無い。少し場所が離れているのだが、深川のあさり飯も十分名物に値するだろう。

「深川めし」と言えば、言わずもがな、アサリのご飯である。単純明快な漁師ご飯であり、東京の深川は昔は漁港だったということがずばりそのままの名残である。貝の汁で炊き込んだご飯に、さらにメインのアサリを散りばめたもので、単純ながらこれほど美味いものはないとおもう。ジャンルは違うが、シンガポールの海南鶏飯と似ていると思う。

また、深川めしのもう1つの特徴として、玉子焼きがある。この玉子焼きに使う出汁も貝の汁を使うために、ちょっとそのへんの玉子焼きとは味が全く異なる。しかし、玉子焼き自体はそんなに量が多くないので、もっと食べたいと思うかもしれないが、これがまた趣が有ってよいのではないか。

厚焼玉子・深川めしの「深川太郎」
URL : http://www.fukagawatarou.co.jp/

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