冬の乾燥時期は、家の湿度さえも40%くらいになっているときがある。インフルエンザが流行するのも湿度が高いときではなく、乾燥時期に流行するものと相場は決まっている。風邪の予防には、外出から帰ってきたあとの、手洗いとうがいも重要なのだが、室内の湿度を高くしておくというのも重要なことだと思われる。さらに乾燥していると、室温も実は低いように感じたりするものだ。
随分前から家では石油ストーブを使わなくなった。石油ストーブは確かに急速暖房をする際にも便利なツールではある。しかし、石油ストーブは火事になる危険性もあるし、灯油を頻繁に購入しないといけなくなるわけで、この灯油がなくなった途端に、道端の浮浪者と同じように寒さに凍えながら生きていかねばならないことになってしまう。そこで電気カーペットとデ・ロンギの電気ストーブを使うことで、これは全く灯油に対する手間が無くなった。その代わりに電気代は冬の時期になると結構高くなる。電気ストーブも、マンションのような閉め切った場所だと、結構時間が経過すれば暖かくなるようなものだ。灯油の場合酸欠になるということもあるし、空気が燃やされるということで、さらに乾燥することも考えられるが、電気ストーブだとそれが無い。
そして、さらに湿度を上げるためには、やっぱり個別に加湿器を用意しないとダメだなということに陥った。14畳のリビングと、常に開けっ放しになっている和室6畳の部屋を十分に湿度を高くするには、かなり大きな加湿器が必要になる。別に急速加湿が必要なわけではなく、長い時間をかけてもいいから、湿度が高く保てるものがあればいいと考えていた。
こんな電化製品なんか全く興味が無かったので、一体世の中どんなものが流行っているのかを調べてみたところ、湿度のあげかたはいろいろあることに気づく。空気洗浄器も兼ねている様な加湿器もあるのだが、空気洗浄器自体は別に存在しているので、そんなものはいらない。必要な機能だけを有している機器だけのほうが絶対安いし、機器として壊れ難いのは常識だ。
世の中「プラズマクラスター」という機能が存在しているということだけは知っていたのだが、それって一体なに?とテレビを見ながら毎回思っていた。でも流行っているのであれば、その機能を付いているものを買ってみるのもいいかなとおもう。贅沢な使い方をしようとすると、アロマオイルを加湿する水に入れてみるというのもいいだろうが、オイルは機械をダメにするので、できればそんな使い方をしないほうがいい。
今回はプラズマクラスタが、お店の人いわく「気持ち的に入っている」装置で、あまり大きくないタイプのものを購入した。「インテリア加湿機 HV-302-C」というものである。色はベージュ色。単純に加湿するための水を定期的に追加するだけでいいものである。あまり容量が大きいものではないので、消音設定で約12時間毎に水を追加すればいいだけである。
加湿器を使ってからは、家の中にいる間は、乾燥のために喉が痛いということにならないのがとても重宝している。もっと早くこの加湿器を使うべきだったかなというのを今頃になって知る。空気洗浄の機能も少し持っているため、結構埃を吸ってくれる。メンテナンスとしてフィルターを取り替える必要が無く、水洗いをするだけでOK。洗ったあとは乾燥する必要が無く、それも機械が自動的に水分を吸ってくれるので便利である。花粉症が無くなる時期までは利用するのが必要。
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