2014/03/12

マレーシア航空機の捜索

久しぶりに飛行機に関する事故のニュースが入ってきた。

クアラルンプールから北京に向かうマレーシア航空機が、タイとマレー半島との間のところで行方不明になってしまい、墜落したのか、どこかに亡命したのかさえ、その証拠となる機体の一部ですら海上にも残っていないという事故が発生した。通常、海に墜落したのであれば、機体の一部かまたは荷物の軽いものが海に浮かんでくるということがあってもよいかとおもうのだが、その1つでさえも浮いていないというのが不思議なことだ。

乗客のほとんどは中国人。そのほかマレーシア人、台湾人、アメリカ人、ヨーロッパ人もいたらしいのだが、乗客乗員239名のうち150人くらいが中国人だった。このうち、ヨーロッパ人乗客のうちの2人は、イタリア人とドイツ人と見られていたが、実際にはそのパスポートを持っていた張本人は該当の飛行機には乗っておらず、全く関係の無いイラン人がその人たちに代わって乗っていたようだ。この2人のヨーロッパ人は、以前バンコクでパスポートを盗まれた経験がある人たちで、そのときに盗んだパスポートを偽造して搭乗したんだろうと思われる。
北京に向かう飛行機で起こった事件であるため、最初はテロではないかという噂もあった。北京政府に対する抗議行動の一部として襲ったものではということも言われたのだが、それだったら北京の空港近くで怪しい行動を飛行をしたり、または政府幹部がたくさん住んでいる中南海に911のように飛行機ごと突っ込むということも想像されるのだが、そのような事件がもしかしたら起こるかもしれないと事前に聞いていた中国政府が、極秘にこの飛行機が中国領土に入る前に飛行機を墜落させて、中国政府が関与したということの痕跡を消してしまいつつ、自爆テロを事前に抑えてしまうということをしたのではないかという噂も聞えてくる。なにしろ、直前に、昆陽でテロ爆破事件が行われた直後だから、北京政府と金持ちたちを妬んでいる人たちによる攻撃が行われるかもしれないというのは、十分警戒していたことなのだろうと思われる。

ベトナム沖に怪しい油の川の流れが見えるという報告があった。それだけで判断してはいけないのだが、このベトナム沖で実は飛行機は墜落したのではないか?という話が出ていたのだが、実際には単なる油で、飛行機から出てきた重油というわけじゃないことは分かっている。それに、航空レーダーからもあるときからパタッと消えてしまっているということも分かっているのだが、これがまた一段と謎を深めさせているものだった。

あとから分かったことだが、衛星による航空機の追跡を調べてみると、飛行機は最初は北京に向けて直線で飛んでいたが、途中から大きく左に回転して、最終的にはオーストラリアのパース沖のほうに行って、そこまでトレースは見つけられるが、その先はわからないという話になっている。ベトナム沖とは全く関係なかったわけだ。そのあと、乗客が一番多く乗っていた国籍の政府である中国の海軍や、オーストラリア政府軍、そのほかの海軍が大規模に飛行機が墜落しただろうというところの周辺地域を調べていたようなのだが、なにも見つかっていない。本当に謎の事件だ。

飛行機の機長はマレー人であり、自宅にフライトシミュレータを保有しているくらいの飛行機オタであったことが後から分かっている。そして、この機長は、プミプトラ政策の強力賛成者であり、中国系マレーシア人に牛耳られているマレーシア経済から中国人を追い出したいと思っている熱烈の支持者であることも分かっている。だから、自分が担当した飛行機には中国人がめちゃくちゃ搭乗しているから、なにかの迷いで、この飛行機をわざと墜落させたのではないかとも言われている。ムスリムによる自爆テロと似ているのだ。でも、これも実際にはどこまで本当なのか全く分かっていない。

ネット上では、衛星から撮られた写真に、なんらかの機材の一部でもいいから映っているのではないかということを、ネットの人間を大量に使って、グリッドコンピューティングの理論から画像解析させようというプロジェクトまで出来ている。ここまで来ると、ほとんど人捜し、物捜しに似ているような気がするのだが、地球の海面を探索するというのは、なかなか骨が折れる作業ではないのだろうか?

今後の飛行機の捜索はなかなか謎が多すぎるものだ

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