待ち望んでいた台湾での新幹線(台湾では「高鉄」と呼ばれているが、いよいよ近々開業に近づく。といっても、まだ開業していない。いったい、いつになったら開業するのかーっと本当に思う。
さて、そんな中、台湾中央銀行が10月19日に発表したところによると、待ちに待った台湾新幹線の開業を祝って、記念硬貨を発行すると発表した。表側には東海道・山陽新幹線の「のぞみ」で使う車両をベースに開発した「700T型」と呼ぶ日本製車両が、高架線を走る姿が描かれている。 裏側には台湾本島の図柄があしらわれ、その上に北部の台北市と南部の高雄市を結ぶ新幹線の路線が刻まれている。
重さ1オンスの銀製(99.9%の純度)で、直径は3.8センチ。額面は100台湾ドル(約360円)だが、コインを納めている表装具も含めて、1枚1200台湾ドルで販売するとのこと。 台湾中央銀行は開業日の正式日程が決まってから、記念硬貨の発行日を決める予定だそうだ。なお、この記念硬貨は、25,00枚程度の発行の予定。
どこかに図柄になるのかなーとおもって探していたのだが、まったく載っていない。そのうち、新聞かウェブに図柄が載ると思うが、それを待つことにしたい。
そういえば、以前台湾に行ったときに、いつも行っている茶葉屋でおつりとして、見たことがない50元硬貨を貰ったことが有る。あれは一体、なにかの記念硬貨だったのだろうか?いまだに手元に持っているが、誰か知っている人がいたら、教えて欲しい。
蛇足で申し訳ないのだが、台湾中央銀行が10月23日に発表したところによると、台湾の新紙幣も発行する予定だそうだ。新たに発行する紙幣は最高紙幣になる2000元紙幣と、補完紙幣になる200元紙幣。「2」を使う紙幣は、日本と同様いままで台湾には存在していなかったのだが、台湾にもいよいよ登場するらしい。日本の2000円札って、故小渕敬三首相の鳴り物入りで作った割りには、ほとんど流通しなかった曰くつきの紙幣だったが、台湾ではどこまで浸透するか見ものである。
さて、下記は、台湾中央銀行が発表した報道内容
本行將擇期發行「台灣高速鐵路通車紀念銀幣」本行經報奉 行政院核定,為紀念台灣高速鐵路通車,將發行「台灣高速鐵路通車紀念銀幣」。茲全數紀念幣已由中央造幣廠鑄造完成,本行將配合通車時程擇日發行,特此發布新聞。
本次發行之銀幣,每枚直徑38公釐,面額新台幣100圓,重1英兩,成色為含銀千分之九九九。正面圖案以台灣高速鐵路列車穿越城鄉為主圖,上緣鐫「中華民國九十五年」,下緣鐫「台灣高速鐵路通車紀念」;背面以台灣圖案為主圖,上鐫高速鐵路行經路線,主圖旁鐫刻總統府、左營春秋閣,分別代表高速鐵路北起台北、南達高雄左營,右下鐫「1oz.」、「Ag999」。銀幣先以透明圓形壓克力盒包裝,置於塑膠錦盒內,再以黃色天地蓋紙盒為外包裝;製作精美,極具觀賞與收藏價值。
本項銀幣係由本行所屬中央造幣廠精鑄工場鑄造。該工場品質管理系統,經國際環境品質認證中心(EQAICC)評鑑,於本(95)年8月獲頒ISO9001品質標準,認證範圍包括金、銀紀念幣(章)、銅合金紀念幣(章)、勳章、綬帶、章盒等,各項產品均製作精美,極具收藏價值。中央造幣廠除鑄造我國各項流通幣、紀念幣外,亦接受民間各界委託鑄造各種紀念章(牌)。
「台灣高速鐵路通車紀念銀幣」係中央造幣廠獲頒是項認證標準後首度鑄製之紀念銀幣,敬請期待。
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