昔から名前が混乱しやすかったことで有名だった「オーストリア」が、なんと日本語の表記を「オーストリー」にすると発表をした。それもわざわざ日本人が南半球の大陸「オーストラリア」と混同しやすいからという理由になっているのが笑える。英語表記で書くと、全然違うのだが(Austria と Austiria)、元来はドイツ語の「Österreich(ウストライヒ:東の帝国)」が正式名称。これを無理やり日本語で読んでしまったのが間違いやすい原因だったようだ。
今年は、モーツァルト生誕250周年で何かとオーストリアが注目されている年。元々、オーストリアのウィーンは日本人にとって、チェコのプラハ、ハンガリーのブダペストとともに、なぜか単独旅行ではなく、三都物語ならぬ3つの都市を同じツアーで廻ることが常になっているくらい、実はちょっと寂しい。パリやローマなら、そこだけで楽しんでいる人は多いだろう。
日本とオーストリーを直接結ぶ飛行機もあるし、中欧へのアクセスは抜群のロケーションであるウィーンには、ヨーロッパの玄関としてもっと使いたいところだ。
オーストリ-(旧オーストリア)大使館からの公式発表文書はここから。
0 件のコメント:
コメントを投稿