2007/01/30
カノッサの屈辱
あのカノッサの屈辱が戻ってくる。
いまでは定番になってしまったテレビ番組の深夜番組で、「通好み」としてウケていた、あの番組だ。教授役に、俳優の故・仲谷昇が務め、各種の歴史を面白おかしく紹介していた番組である。一般的な歴史ではなく、あるテーマに沿って、その歴史を紹介していくので、歴史が嫌いなひとにとっても面白い番組だったとおもわれる。テーマに取り上げられる題材も、「ディスコの遍歴」やら「コミックの歴史」など、普通ではあまり取り上げられない題材の歴史を分かりやすく取り上げられている。それを実際の戦争や紛争などにひっかけて紹介していくのは、製作者の教養の深さもわかり、かなり楽しい。
ウィキペディアの「カノッサの屈辱」内に、これまでに取り上げられてきた題材の一覧が載っている。
教授役の仲谷氏が亡くなったことにより、再現をどのようにするのかなとおもったところ、当時「助手役」として演じていた俳優の伊武雅刀がかわりに「講義する」ことになるそうだ。それも今回の1晩限り。録画して、きっと永久保存する人も出てくるだろうし、当然、そのうちyoutubeに上げられることも可能性としては大きい。フジテレビの報道発表を見るところによると、これまた現代風の題材として「携帯電話」なんだそうだ。携帯電話の歴史としては、知っている人はかなり多いとおもうので、講義内容は「おさらい」ということになるのだろう。しかし、なんとなく、番組スポンサーとしてNTT DoCoMo だったり、禿TELだったり、あーうーだったりするような気がする。
フジテレビの過去番組紹介 : 「カノッサの屈辱」
フジテレビの報道発表
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2007/070125canossa.html
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