2007/02/01

人間ドック

ここ数年、毎年人間ドックに行っている。健康診断は会社から受診するよう命令されているようなものなので、普通の健康診断にいけばいいのだが、会社のリクレーションの一環として、実は人間ドックにいく権利も有している。通常の人間ドックだと、4万円~5万円もかかるのだが、それを会社負担で無料で受けられるということだと、これを使わない手は無い。日帰りコースと1泊2日コースのどちらも選べるのだが、色々検査をしてもらえるということと、泊まりで検査を受けられるなんていうのは少し楽しいと思ったので、毎回1泊2日コースを選ぶことにしている。泊まるところは、病院内に宿泊施設があればそれを利用するし、無い場合には、提携ホテルに泊まることになる。それと、こういう人間ドックの場合は、毎回同じ場所の病院にいくほうが良いといわれる。それは過去のデータが残っているため、それと比較して、現在の体の状態を診断してくれるからだ。ここ数年は同じ病院にいくことにしているが、最初は、いろいろ選択できる病院のよさを知りたいと思ったので、あちこちの病院に行ってしまった。それは間違いだと後日知る。

特にここ数年は病気らしい病気もしていないので、人間ドックに行っても「異常なし」ではあったが、今回人間ドックに行って、はじめて「高コレステロール」の数値でひっかかった。見た目ではデブではないのだが、内臓脂肪はレントゲンを見ると、お世辞でも「無い」とはいえない。これはショックだった。めたぼりっく症候群なんていうのは、他人事とおもっていたのが、まさか自分に関わってくるとは思っていなかったので、かなりのショック。翌日からお菓子は食べないようにしているし、食事の管理は徹底するようにしていた。また、運動不足によるエネルギーの消化不良が原因だといわれていたので、できるだけ運動をするように務めている。筋力トレーニングによって基礎代謝をあげるようにしているし、持久力を上げるための運動はまだ始めていないが、学生のときのようにまた泳ぎ始めようかと思っているところだ。ジムにいって、ワンツーワンツーと、ボクササイズやマシンを使って鍛えたいとは思わない。できるだけ水泳でパワーアップしたいと思っている。

一般的に、どのくらいの人が人間ドックに行っているのか、実はよくわからなかった。最近矢野経済研究所から健診・人間ドック市場に関する調査結果が発表されたが、その内容によると、2008 年から40 歳以上の特定健診・特定保健指導の義務化が開始されるが、現在は、法律によって実施義務、努力義務と分かれているために、国民健康保険被保険者や各健康保険の扶養者を中心に健康診断の受診率は非常に低く、平成16 年度・国民生活基礎調査(厚生労働省)で、35 歳~44歳で37.3%、45~54 歳で33.3%、55~64 歳で35.9%が健康診断、人間ドック等の健診を受診していないことが明らかになっている。厚生労働省が公表している2008 年における特定健診の対象者は56,188 千人で、その内、現在健康診断を受診していない者は弊社推計で約15,733 千人。その未受診
者が2008 年からの義務化により受診者層に移行すると考えると、2008 年における健診市場の拡大も明白で、その規模も約1,000 億円超と推定できる。更に、人間ドック、がん健診などの任意健診を加味すると、2008 年度の健診・人間ドック市場規模は約8,685 億円となる。これはかなり大きい市場だ。

人間ドックにいくと、いまの体の状態を知ることができるので、本当に良いと思う。だけど、胃カメラの検査だけはやっぱり嫌だ・・・。最近は、レントゲン方式で胃カメラと同じ検査ができるらしいので、これからはそれを選択したい。

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