さきほどニュースで見ていたら、国際天文学連合から、太陽系の惑星がこれまでの9個から3個増えて12個になる惑星の新定義が、現在プラハで開催中の国際天文学連合総会で提案されたそうな。
今まで授業で習ったものは、惑星の並び方は次のとおりだった。「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」とならぶ9個で、誰でも知っているものであった。1930年に最後の惑星である冥王星が発見されてから、
この個数は変わらずだったのだが、ここに来て「惑星の定義はなんぞや?」という根本的なことが話題になってきたらしく、それで改めて定義を見直そうということになったらしい。
ちなみに今回増える候補の惑星は、
1.火星と木星の間にある小惑星帯に存在する「セレス」
2.これまで冥王星の2個の衛星の1つとして考えられていた「カロン」
3. 冥王星の更に外の軌道をまわっている新惑星「2003UB313」(名前はまだ無い)
なんだそうな。
惑星探査衛星「ボイジャー」が今どのあたりまで行っているのかわからないが、ボイジャーによっていろいろ発見されてきた事実がある。惑星の構成要素や惑星の周りを廻る衛星の数など。科学の進歩による定義の再確認は重要だ。しかし、未来のがきんちょに「惑星の名前を言ってみて」と質問した場合、「すい・きん・ち・か・せれす・もく・ど・てん・かい・かろん・めい・2003なんちゃら」なんていう答えが将来返ってくるかもしれないと思うと、ちょっと笑える。
東京の空からは生憎肉眼ではなかなか星を見ることは難しいが、これを機に宇宙小僧なる星に興味を持つ子どもが増えるといいなと思う。
1 件のコメント:
話題騒然だった12惑星化の問題も結果として、冥王星が省かれた8惑星に落ち着いたようだ。アメリカ人だけはどうしても冥王星を残そうとしたらしいのだが、冥王星は調べれば調べるほど、惑星の定義には相応しくないために、惑星の定義外に属する星ということになるのだろう。
そうなると、星占いとかで冥王星の扱いはどうなるのだろうか!?それと、冥王星のような太陽系に属するが惑星ではない星はなんと言えばいいのだろうか?火星と木星の間にある数々の星は「小惑星帯」と言われているのだが、その枠の全く外にある独自起動の冥王星は一体何?
天体に詳しい人は教えて欲しい。
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