2007/01/21

極楽大作戦


お色気漫画というのは、古いところだと「ルパン三世」の峰不二子みたいなのが登場したりして、童貞オタク野郎たちの下半身を興奮させてしまうような内容の物だったりする。最近はもっと現実化したような描き方をしたり、村上隆のフィギュアみたいに、隆起の部分をかなりデフォルメして描いている漫画もある。今回記載する漫画も一種、その手のオタク系のひとたちが喜びそうな内容の漫画ではないかと思うが、実際どうなのだろう?

友達から借りてくるまで、実はこの漫画の存在さえ知らなかった。実際にはテレビでアニメにまでなっていたらしく、そんなのさえも知らなかった自分は一体何なんだろう?まぁ、アニメオタクでもないし、漫画オタクでもないので知らない社会人というほうが普通なのかもしれない。その漫画というのは、「GS美神 極楽大作戦!!」だ。

話の内容は、訳のわからない妖怪を金で退治するゴーストスイーパーの美神令子とそこに時給250円でバイトをしている妄想大好きエロ高校生横島忠夫を中心に繰り広げられる人間模様と、妖怪退治にまつわる話だ。話がめちゃくちゃという場所が多々あるが、まぁこれは漫画の世界なので多めに見てあげよう。しかし、世の中「ゴーストスイーパー」なるものが免許制になっていて、妖怪による被害が一般人の目で見ても分かりやすいようになっているというのはとても現実的ではないので、笑える場所だ。オタクの人を擽るような箇所が随所出てきているようで、それが主人公の1人である「横島忠夫」を通して実現しているところは、きっと漫画オタクたちに同調されていることなのだろう。まだ全巻を読んでいないのだが、なんだか途中で、「ドラゴンボール」の天下一武道会のような場面と対決が出てきた時には、「パクリ?」と思った。

アニメのほうも実は当時超人気アニメだったようで、最高視聴率が18%もあったのは凄い。これは見た事が無いので、どういうものだったのかは想像ができないのだが、見た事がある人はその感想を聞かせて欲しい。もしかしたら、「のだめ」のように漫画とアニメのギャップがありすぎて、話にならないというひとがいるかもしれない。

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