お正月バーゲンは、福袋目当てに出かけて買っている人もいるだろうし、ずっと家でお正月を過ごすのには飽きちゃうからという意味で出かける人も多いだろう。自分もこの例に漏れず、1月3日に友達と買い物に出かけた。特に目当ての商品があったわけでもないが、各デパートではどういう商品を陳列しているかと観察するだけでも面白い。
デパートのバーゲンというのは、普段からよく商品を見ておかないと、なにがバーゲンの対象物品になっているのか分からなくなる。大抵、バーゲン商品になっているのは、少し傷物になっているとか、流行遅れのものとか、普通では人気が無いような商品が陳列されていたりする。決して最新の物品がバーゲン対象として陳列されることはまず無い。バーゲンにしなくても普段から売れるのだから、安く売る必要が無いのだ。さらに海外と違って、日本の場合は、有名ブランドはほとんどバーゲンを適用しない。シンガポールのバーゲン時期なんかは、あのヴィトンでさえバーゲン商品を販売していたりするから、もうその時期には入店するまでに長蛇の列になるらしい。
今年の正月バーゲンでは、なんと10年ぶりくらいにジーンズを購入した。実はここ10年くらい、ジーンズを履いていないのである。もともと脚が太かったので、座るときにジーンズがキツイなーと思っていたから、パンツばかり履いていた。ところが昨年の秋くらいに箪笥を整理していたら、ジーンズが出てきて、久しぶりに履いてみたら、全く昔と変わらない体型だったようで、すんなり入ることができた。年取ってきたので入らないかな-と思っていたのだが、意外や意外、自分の体型に吃驚だったのだ。それでまたジーンズをはき始めたのだが、やっぱり「キツイ」という感覚はパンツに比べると当然感じる。最近は生地も良い物が出てきて、延びるジーンズもあるという話を聞いていたから、是非履いてみたいなと密かに思っていた。別にこのブランドのジーンズじゃないと嫌だというような拘りが全く無いので、ふらふら店内を見て廻る。
このときは確か横浜そごう。ジーンズ専門店のところでは当然いろいろジーンズがあるのは知っているが、履くからにはちょっと変わったジーンズにしてみようと思い、ふと最初に目に入ったのはDNKY。元々興味が無いブランドの1つだったのだが、何故かこのときには気になって仕方なかった。ものは試しとバーゲン商品になっていたジーンズを履いてみる。サイズは30。でも、意外に腰周りが少し大きいなとおもったので、1つ下のサイズはありますか?と店員に聞いてみる。しかし、座ってみた感覚がぴったりくることと、腰で履くのがジーンズではあるが、落ちてくることは無いので、まぁ、これでもいいかとなぜか即買いしてしまう。35%OFFになって17000円って、一体もとの値段はいくらだったんだろう?ジーンズに17000円も出してしまった自分が、このとき、あほだな-と思っていた。よほどジーンズに対して免疫が出来ていないで、脳みそトリップ状態だったのだろう。
しかし、一度火がついた買い物の熱は防げないらしい。続いて見に行ったのがLevis。定番中の定番ではあるが、デニムでもコーデュロイの生地のジーンズが欲しかったので探してみると、気になる濃紺のジーンズを発見。早速はいてみると、こちらのサイズは30では全然大きすぎる。結局サイズ的には28になってしまった。友達が「おまえ、細すぎ」と言ったが、その友達はなんと34を選択。年をとって、ウエストが細くなっているのはあまり聞いたことが無いといわれた。言われてみればそのとおりで、意外に体型が高校生の頃から変わっていないと思う。おそらく、筋肉が落ちてしまって、そのかわりに多少の贅肉がついて、それがちょうど相殺したのだろうと思う。シリーズは「517」で「ブーツカット」シリーズもの。脚のラインが綺麗に見えるという意味では好きなタイプだった。(PR517-0001)こちらのジーンズは8500円。値段は想像どおりだった。
あわせて2枚もジーンズを買ってしまったが、一体いつ履くのだろう?まぁ、ジーンズはシーズンに関係なく履けるので便利だとおもうが、さすがにコーデュロイの生地のジーンズは夏に履いていたらきっとサウナ状態になるだろう。かといって、短髪野郎系のように半ズボン形式のジーンズなんか履きたくない。
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