2007/01/20

無料航空券による香港・澳門


またマイレージの話になってしまうのだが、JALのマイレージポイントは、取得してから3年間しか持つことが出来ず、毎年12月31日までがその期限になっている。ここ数年、出張が多かったということと、海外にあほみたいに行っていたことによるカードでの支払いが多かったため、意外にJALのマイルポイントが貯まっていた。いつも貯まったマイルは自分で使うというより、親を連れて海外旅行するための無料航空券に還元しているため、前から親に行きたいところはどこ?と聞いていた。2人分が使えるポイントとしては、1人あたり5万マイル分があったので、それを考えて場所を考えて欲しかったのだ。本当なら、ヨーロッパへ連れて行きたかったのだが、残念ながらエコノミーでも1人あたり55000マイルが必要で、それが貯まるにはどうしても時間が足らない。遠いところでいけるというところを、マイル換算表から考えると、オセアニア地域かモスクワ、そしてハワイや北米までがいける範囲らしい。もちろん、アジア地域は全部行くことが可能だ。北米は魅力的な地域の1つではあるが、9.11以降、いろいろアメリカは喧しい地域になっていることと、個人的には行きたいと思わない場所の1つなので、あまり連れて行きたくなかった。親に聞くと、ジャズが好きな父親は行ってみたいとは思っていたらしいが、心から行きたいという地域ではないらしい。母親は、ご飯のことを考えていたようだが、アメリカはご飯が不味いところだと知っているので、それを考えて行く気なしとのこと。じゃぁ、他の地域としてハワイは?と聞くと、「ハワイなんて海しかないでしょう?年寄が海に入るなんて、まず興味が無いね」とこれも即答。次にモスクワのことを聞いてみると、これは両方とも行ってみたい地域であるらしい。しかし、自分はいままでロシアには行ったことが無いし、ロシアはロシア語が一般的だがロシア語なんて全然分からないし、モスクワの空港はロンドンの空港と同じくらいトランクが無くなったり、トランクの中の荷物を空港職員に取られる有名な場所であるので、それを防いで旅行をするなんていう自身がなかったために、個人的にNGにした。過去に一度でもロシア旅行をしたことがあるのであれば、モスクワ行きの選択をしていただろう。そしてオセアニアは?ということになったのだが、オーストラリアとニュージーランドなんて、自然しかないし、見るところを移動するだけでかなり時間がかかるのでやっぱりやめようとなった。そうなると、残ったのはアジアの各国。いままで台湾とシンガポールという両安心国に連れて行ったため、また同じところにいくというのは、芸が無い。それで行ったことがないところを選択しようとしたが、母親が水質が悪いところだとお腹を壊すので、タイやカンボジアのような場所は面白い場所ではあるが、選択ができない。中国も歴史があって見るところはあるが、母親が気功教室で勝手に入手してきた情報により、「オリンピックがあるまでは行く場所じゃない」といい始めた。そうしたら選択が無いじゃんーと思った。忘れていた場所が1箇所あることに気付く。それが香港である。

香港自身は、台北と変わらず、九龍城がなくなってしまった現在では、単なる金融都市であるだけなので、面白みが無い。確かに広東料理という食が待ってはいるが、先に台北に行って中華の醍醐味を見てしまっているので、いまさら香港に行ったところで、台北との違いは一体なんだろうと考えてしまうに違いなかった。しかし、個人的には以前から注目していた場所がある。それは香港ではなく、澳門(マカオ)である。日本からマカオへの直行便は存在しないのだが、台北や上海のような場所を経由していくことは可能だ。JALも当然直行便は無い。行くなら香港を経由していくしかない。調べてみると、香港からジェットフェリーで1時間でいけるらしい。香港を拠点の中心として、日帰りでマカオに行くということも可能なのである。以前買ったマカオに関する本を見せたところ、半分ヨーロッパで半分中国の雰囲気が残っている場所をとても気に入ったらしく、ようやく香港行きの無料航空券をゲットすることに決めた。

香港行きの予定は自分の休みの関係を考えると、7月の中旬くらいがいいかなと思ったので、その頃の航空券をゲットしようと、JALのサイトにアクセスしてみる。マイル換算表を見ると、2人分であればビジネスクラスでいけるポイントのようだった。予約する段階まで気付かなかったこと事態があほだとおもったが、なんとなくラッキーだ。もちろん予約サイトを見ると、ビジネスクラスの特典用席は空いていたので、即効で予約。これは両親用として予約し、自分は格安航空券で行くことにしたい。本当なら、この時点でエコノミーでもいいから予約しておきたいと思っていたが、なんとこの時点で既に特典用のエコノミー席は満席で、予約が取れなかった。がーん・・・。こうなったら、普通に格安航空券でゲットするしかない。「もしかして?」とこの時一瞬思ったことがある。もしかして、7月の中旬に、香港で何かしらのイベントがあって、そのために既に前もってチケットが埋まってしまったということを脳裏に過ぎってしまった。香港の友人に後ほど聞いてみると、7月中旬に特にイベントがあるようではないが、7月1日が香港の中国返還10周年記念に当たるため、大々的なイベントが7月上旬にはあるだろうということ。中国返還という言葉を聞いて、「もう10年も経つのかー」と思ったのは言うまでも無い。記念式典の余波が7月中旬まで及ぶのかどうかも予測できない。別の意見では、例えいま無料特典が取れなくても、JALの場合は、頻繁に無料特典の解放をしているので、様子を見てまたトライしてみたら?という話を聞いた。2月くらいになってから、再度自分用の無料航空券の予約を登録してみたいと思う。

マカオについては、別の機会に記載するとして、マカオにいくのはとても楽しみだ。ホテルの予約も自分の航空券がゲットできたときに予約しようと思う。いまから予約すると、めちゃめちゃ高い。しかし、参考になったのは、香港のホテルより、マカオのホテルのほうが断然安いということだ。

0 件のコメント: