2007/03/19

ヒロタのシュークリーム


「ヒロタのシュークリーム」と言えば、3個1パックで売られているシュークリームの大御所であるのは誰でも知っていること。こと、関西においては、ラジオ番組を聞いていると、必ずといって良いほど「ヒロタのシュークリーム」のCMが流れている。小さい頃、ヒロタのシュークリーム自体を知らなかったときに、普通のシュークリームとは何か違うのだろうか?とめちゃくちゃな妄想を持っていたことがある。実際にあの3個1箱のシュークリームを見たとき、「なーんだ」と少しがっかりしたのは言うまでも無い。ヒロタのシュークリームも単純なクリームだけではなく、中身もいろいろあるので、結構面白い。昔、面白いなーと思ったのは、今では定番中の定番になってしまった「ヨーグルト味」のシュークリームだ。
しかし、そんな思い出が少しある「ヒロタのシュークリーム」も、一連の食品衛生点検において、やっぱり指摘があがってしまった。購入客から酸味を感じるとかクリームが粒状になっているというクレームが入ったらしく、調べたところ乳酸菌が混入したためだというのが判明。乳酸菌ときくと、なんだか健康に良さそうだとおもうのだが、採り過ぎるとダメなのだろうか?いずれにしろ、今回の場合は、健康に害するからというのが理由ではなく、通常の規定製造方法では混入されない量の乳酸菌が入ったために起こった「普段とは違う味」だった模様だ。
個人的にはヒロタのシュークリームがいま食べられなくても、生活に支障が無いので、堂でもいいと思う。しかし、食べものに対して、いま日本人は不二家を皮切りに敏感になっているので、今回のヒロタの事件に関しても、同じ目線でヒロタを見てしまうと思う。そうなることは、ヒロタという会社にとっても不幸なことだろう。

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