2007/03/19

在留外国人


在留外国人はかなり日本に多く存在するのだが、優秀な外国人は是非日本に残って日本のために働くなり、貢献してほしいものだが、外務省なのか法務省なのかよくわからない官庁が、在留外国人に対する在留許可の条件というのがこれまでは「これだ!」と断定できるような基準が無く、いろいろ問題が発生した経験が過去に有る。日本にせっかく留学してきて、そのまま日本の企業に就職して、日本で生活をしたいという学生は結構たくさん居る。ところが、多くの場合は、その望みは報われずに、本国に帰るかまたは第3国に移動するしかないというのが現状だ。とっても優秀な人であるにもかかわらず、なかなか在留許可がでないのは問題だろう。これが「日本国籍を取る」という問題であれば、それは別の問題だし、これに関してはかなり厳重な審査が必要であることは言うまでも無い。しかし、外国人のままで生活するという条件は誰でもいいと思うのだ。ただし、日本国に貢献しないような人間の長居は絶対に許してはいけない。害になるものは、さっさと日本から出て行ってもらい、別の国で荒稼ぎしてくれればいいのだ。過去の日本では、戦後の急速な高度経済成長に従って、近隣のどうしようもない国から、いろいろな理由をつけ(多くは密入国)て日本にやってきて、日本で勝手に暴れまわって、足がつきそうになったらさっさと夜逃げのように本国に帰るということをしていた。こいつらのおかげで、真面目に日本で勉強し、日本にこれから貢献しようとしていた人たちの道を防いでしまったのは否めない。自分達の首を前任者である日本在留外国人が起した原因により、八方塞になるのは、現状をしらないで日本にやってくる新しい真面目な外人にとっては災難だろう。しかし、事情はここ数年で変わってきた。近隣諸国も自国が経済発展してきたので、どうしようもない輩は、危険な海を渡って日本にやってくることが少なくなってきたからだ。となると、官庁としても方針を変えるべきだろう。
しばらくは、地方入管局が在留資格の更新を独自の判断で行うことになるだろうが、その裁量制もこれからは変わっていくものだと思う。

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