2007/05/16

中華航空のマイル


「ようやく」という言葉が良いのかわからないが、中華航空も他社航空会社とのマイレージプログラムに積極的に参加することになったと言えよう。これまでは、子会社のマンダリン航空と、アメリカのデルタ航空との提携はあったが、中華航空に乗るために、別のプログラムに参加するほど面倒くさいと思ったことはなく、だから、安いからといって中華航空に乗った場合、これまでは中華航空のダイナスティカードでしぶしぶ貯めていた経緯がある。しかし、貯めても、有効期間が短いし、使えるためにはかなり載らないといけないので、貯めてもほとんど意味の無いプログラムだと思っていたのだが、そういうところで朗報がきた。

あのノースウェスト航空のマイレージプログラムとの提携を発表したからだ。ノースウェストのマイレージプログラムは、日系の航空会社のマイレージプログラムとユナイテッド航空のマイレージプラスについで人気の高いマイレージプログラムである。このカードを持っている人は多いと思うが、これさえ持っていれば、中華航空に乗っても貯められるのは嬉しい。台湾のライバル会社であるエバー航空は、既に全日空との提携があるため、これを機にスターアライアンスに加入するかもしれないという勝手な期待はあるのだが、デルタとノースウェストと提携したということは、中華航空はスカイグループの一員になることを目指しているように思える。

これでいよいよ中華航空が台湾リピーターにとっては、使いやすくなったと思う。飛輪海の急上昇人気に女性の眼が映ってきたこともあるし、もともと食べものや雰囲気がよい台湾への注目はこれからも挙がっていくと思うので、その際には、中華航空の利用が増えてくることだろう。

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CIとNW、8月からマイレージとラウンジの相互利用で提携

 チャイナ・エアライン(CI)とノースウエスト航空(NW)は今年8月1日から、マイレージプログラムとラウンジの相互利用における提携を開始する。これにより、CIのダイナスティ・フライヤー・プログラム会員は、NW運航の全便のフライトでマイルの積算が可能で、積算したマイルをNWの特典航空券、アップグレード特典に引き換えることが可能だ。また、NWのワールドパークス会員もCI利用での積算や特典の交換が可能だ。

 また、CIのパラゴン、エメラルド、ゴールド会員、およびファーストクラス、またはビジネスクラスの利用客は、19空港でNWラウンジの利用が可能となり、NWワールドクラブ会員、およびNWのビジネスクラス以上の利用客は、10空港でCIラウンジの利用が可能だ。

中華航空のニュース : http://www.china-airlines.co.jp/news/0705/070514.html

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