2007/05/16

スタアラ10周年記念




スターアライアンスが10周年を記念として、各地でイベントが行われている。

まず身近なところでいうと、リクルートが企画してスターアライアンスのイベントに関して日本での総合プロデュースを行っている関係から、銀座のリクルートビルにあるコーヒーショップで、スターアライアンスのマイレージプログラムカードを持っていれば、無料でコーヒーが飲める。いまなら、下記の記事のとおりに、通常コーヒーメニューを注文すれば、ストラップもくれるようで、実際にANAのストラップを貰った人は結構多い。ただ、毎日先着100名様限定のプレゼントのために、昼のちょうど休憩時間の時間帯になったときには、そのプレゼントをゲットしようとする人は閑古鳥になるくらい居ないという。全日空やユナイテッドのマイレージカードを持っている人は多いのだから、ほとんどの人はこれに参加すると良いだろう。

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◇◇◇◇◇◇◇ スターアライアンス10周年記念イベント ◇◇◇◇◇◇

スターアライアンスが結成されてから今年の5月14日でちょうどで10年になりました!これを記念して銀座(東京)のR25カフェでスターアライアンスイベントを開催します。5月14日から27日の期間中にR25カフェにご来店いただいて、スターアライアンス加盟航空会社のマイレージカードをご提示いただきますとコーヒーを1杯無料でサービスします。さらにカフェメニューをご注文いただいた方にはスターアライアンスマグネット、または携帯ストラップをプレゼントします。

◆ R25カフェ
住所: 東京都中央区銀座7-3-5 リクルート銀座7丁目ビル1F         
Tel 03-3575-6825

◆ オープン時間: 08:00~21:00(平日)、09:00~20:00(土日祝日)
※ 5月15日、5月25日夜は貸し切りのためご利用いただけません

◇ R25カフェについてはこちらhttp://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB000010/tpl/20060706_02/bkn/topics


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機内誌においても、各社10周年記念として趣向を凝らした内容を掲載していた。先日ゴールデンウィークのときに利用したのが、シンガポール航空とルフトハンザ航空の2社なのだが、どちらも10周年記念の特集を行っていた。ちょうど5月号が記念号だったようなので、その節目の号を見ることが出来たのは楽しい。会社によって、その内容はかなり違うので面白い。

シンガポール航空は、自社に特化した内容を掲載し、この10年にどんなに凄いことをやてきたかというのを特集していた。特に、シンガポール航空に乗ったことが有る人であれば、あの機内誌を見たら絶対知っている熊谷明美さんが、いつもならチーフスチュワーデスのランクを意味する赤いサロンケバヤを着ているのに、この号に限っては一番下っ端の濃紺を着ていたので、「あれ?もしかして粗相をしてランクダウンしたか?」と勘違いしてしまうような機内誌だった。よく見ると、熊谷さんの特集号になっていたようで、インタビュー写真を撮るために、このときだけ一番下っ端のケバヤを着て撮影されたとのことだった。しかし、これは日本語版だけのことで、英語版の機内誌には彼女のインタビュー記事は無い。英語版のほうは、自画自賛コメントのオンパレードで、「私はこれだから毎回シンガポール航空を利用する」と、著名人のコメントを乗せているところは、虫唾が走る。「シンガポール航空の魅惑的事実10か条」なるものがもっと笑える。下記に書き出してみた。





  1. TheAirline prepares about 80,000 meals per day around the world, and serves about 2 million bottles of wine a year, although the actual figure varies according to travel season.


  2. About 46,000 passengers fly Singapore Airlines each day to 65 destinations in 35 counties.


  3. The Singapore Airlines Group employs close to 29,000 staff worldwide, of which almost a quater are cabin crew.


  4. An inflight entertainment team works closely with movie destributors and media companies to provide the very best in inflight entertainment, ranging from movies and music to games and applications.


  5. Pilots are trained in Singapore, Western Australia and Queensland, Australia.


  6. In 1993, London's Madame Tussauds Museum created a waxwork of the Singapore Girl to reflect the growing popularity of international travel; it was the first commercial figure to be displayed at the Museum.


  7. In 1997, to mark the 50th anniversary of Singapore Airlines, a rare orchid at Singapore Botanic Gardens was named after the Singapore Girl.


  8. In the 1970s, the Airline became the first in the world to provide free headsets, choice of meals and complimentary drinks to customers across all classes.


  9. Chefs and their research and development teams taste-test meals in inflight conditions, courtesy of a S$1.6 millions. Simulated AIrcraft Cabin - a pressured chamber which recreates the effects of flying at 30,000ft - located in the inflight Catering Centre.


  10. With 67 B777s in its fleet, Singapore AIrlines in the world's largest operator of Boeing's B777 family.


正直、「だから、何?」といえる自慢一覧表であることはおわかりだろう。





それにくらべて、News Week 誌において世界のナンバーワン航空会社に選ばれたルフトハンザのほうはしたたかだった。スターアライアンス10周年記念のため、毎号、参加航空会社の特集とハブ空港で働く職員の特集を載せているようなのであるが、5月号はたまたま全日空と成田空港のことが記事になっていた。それもかなりのページ数を使っていたので、スターアライアンス全体を盛り上げていこうとしている姿勢が良く分かる。もちろん自分の航空会社の宣伝もしているのだが、いやらしくない。しかし、4月号に乗っていた、スターアライアンス加盟航空会社全部のスチュワーデスが、自社制服を着て、Gメン75のように一列に手をつないでにこやかに微笑んでいるページがある。これを見ると、おやおやと思う点が1点。それは南アフリカ航空の人だけが、黒人であるというのではなく、男のパーサーが映っているからだ。もしかして、南アフリカ航空には女性の搭乗員というのは居ないのだろうか?それと、たまたま、今回はマルタに旅行したのだが、ルフトハンザの5月号機内誌に、マルタの特集が載っていた。なんと親近感があるのだろうと感じたことは言うまでも無い。



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