2007/05/19

JAL株主優待券

すっかり価格も下がりきっている日本航空(JAL)の株価ではあるが、年2回発行される株主優待券が今年も到着した。ちょうど今頃送られてくるのは、6月1日から来年の5月31日まで利用できる優待券だ。半年後に発行される株主優待券は、12月1日から次の年の5月31日までの半年間有効の券だ。現在、4000株をほとんど「寝かしている」状態であるために、これからも毎年毎年株主優待券が年に2回送られてくるが、株主優待券は標準で1回につき3枚送られてくる。1年で合計2回の配布があるので、最低でも6枚送られてくるのは嬉しい。

ここ数年は、「○○記念」と称して、1回に付きさらに1枚の株主優待券が送られてくるので、1回につき4枚の株主優待券を現在は得ることが可能なのだ。そして、今回「○○記念」として送られて来たのは、JALがワンワールドに加盟したことを記念とするもの。その名も「ワンワールド加盟記念株主優待割引券」だ。他の割引券と同様に利用することが可能である。

割引券として利用する際には、予約するときに「普通料金」で予約する。値段はその普通料金の半額として利用できる。特割が各社あるので、それを利用しても十分安いと思うが、特割と異なり、普通料金と同じ条件で利用することができるので、飛行機の変更を行ったりすることも可能だし、乗れなかった場合でも払い戻しも可能なのは嬉しい。さらに、特割などは繁雑期の場合には適用しないことがあるが、ゴールデンウィークでもお盆の時期でもこれは利用できるのは嬉しい。遠くに移動する人は特にメリットがあるし、年末年始やお盆のときに帰省する人は持っているととても便利な券だと思う。だから格安チケット売り屋でも取引されているのである。

個人的には大阪出張の際にはよく利用している。特割より2000円くらいしか安くないというのを「誤差」と思うかどうかは疑問だが、値段も安いし、さらに乗り遅れた場合でも他の飛行機に変更ができるというのはとても嬉しいことだから、重宝している。特割で予約した場合、当日出張がなくなった場合でも払い戻しができないし、仕事の関係で乗り遅れた場合でも変更ができないのは嫌なのだ。

さらに、株主優待制度として、ニッコーホテルの割引も適用されるし、JALが企画しているツアーであれば5%~8%の割引が可能なので、スキーの時期でJALスキーツアーを申し込む際には、これを利用していたりする。結構使える株主優待券だと思う。ただ、旅行もせず、単に株主優待券を「転売する」目的のひとにとっては、いまのところ、JALの株主優待券の市場での取引は安価なので、つまらないだろう。そういうひとは買わなくていいとおもう。

ワンワールド加盟記念株主優待割引券発行のプレスリリース
http://www.jal.com/ja/press/0000893/893.html

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