2010/12/27

羽田から台北へ

10月28日に羽田が数年ぶりに国際線ターミナル専門を開業し、そこから世界各地にいけるという状態ができたのは、東京在住の人にとってはとても便利になったことだと思う。わざわざ成田までの遠い距離を移動する必要も無いのと、成田というのが東京から見ると、どうみても精神的にも遠い場所であることから、その距離感が短くなっただけでも良いと思う。うちからだと、羽田も成田も空港バスでいけるのだが、当然羽田行きのほうが本数も断然多いし、早い時間から遅い時間まで運行しているというのは便利が良い。だから、絶対次にどこかに行くときには羽田から行きたいと思っていた。

昔の国際線ターミナルというのは、台湾の航空会社のみが使える中途半端なもので、すごいショボいものだったと記憶している。そこから初めて台湾に行ったのだから、よく覚えているものだ。そんな昔のショボくれから考えると、新ターミナルはテレビや雑誌でみると、かなり綺麗だし大きくなっているのはよいことだ。しかし、国内線ターミナルに比べると、当然利用者数は少ないので、国内線が2つのターミナルに分かれて、それぞれ巨大になっているのに比べると小さくでも十分だと思う。利用者数が違うのだから。むやみやたらに巨大な箱モノを作ったところで、利用者数が少なければ全然意味がない。成田を全くなくすというのを将来的に考えているのであれば話は別だが、馬鹿な議員の根回し無しで開港してしまった成田空港をいまさら潰すというのは出来ないことだろう。

クリスマス時期になるとだいたいどこかに行きたくなるのだが、これを機会に羽田からいければなーと思った。いま羽田からいけるのはアジアと、欧米の一部だけ。行ける期間は短いのでアジアの暖かいところに行きたいといつも考える。やっぱり台湾かシンガポールかだろう。シンガポールは、羽田から行けるとしても、現地はいつもと同じチャンギ空港なので、なんの新しい刺激もない。そう考えると、新鮮味があるのは、台湾行きだろうと思う。というのは、羽田から出発した台湾行きの飛行機は、桃園空港ではなく、台北市内の松山空港に到着するからである。あの松山空港、市内の一番良いところに存在するあの空港に到着できるということは、市内へ移動するには超便利になるのは間違いない。

楽天トラベルで12月23日出発、26日到着の航空券を調べてみると、意外にも結構空いていることが1ヶ月前には分かった。成田から桃園に行く便の方が本数は多いのだが、羽田から台北松山に行く飛行機の値段もあまり変わらないことが分かる。それもクリスマス時期だったのに、往復で1人35000円。時期のわりには安いなと思った。それもサーチャージも含めての値段。羽田から出発できる台湾行きの飛行機は、中華航空とエバー航空の2社。ここは当然中華航空を選ぶ。エバー航空は乗ったことがないので。

羽田発の中華航空は1日2便存在する。早朝便と午後便なのだが、早朝便に乗るためには、相当早い時間に家を出ないと辛いので、午後便にした。午後便といっても、14時発なので、台北に到着しても十分遊べる時間はあるからだ。

結局今回の渡航フライトは下記の通りのスケジュールにした。

■往路

2010/12/23 (Thu) CI#221 HND 14:15 → TSA 17:15

■復路

2010/12/26 (Sun) CI#222 TSA 18:15 → HND 21:55

最終日も出発まで結構その日は遊べることがこのフライトからも分かるようにできるのは便利だ。やっぱり羽田も台北も街中に近いと、とても便利なのは言うまでもない。空港と航空会社は良かったのだが、結局帰国のときにはハラハラドキドキするようなことが怒ってしまう。それは別途記載したいと思う。

せっかく松山空港を利用するということは、ホテルも松山空港に近いところを利用すれば、本当にめちゃくちゃ便利だと思う。松山空港自体が市内の良いところにあるので、どこを選んでもすごい便利だとは思うのだが、なぜか「また」ランディス台北ホテルにしてしまった。3月に台北に来たときにも利用したことがあるし、夏に親と一緒に台南から台北に来たときにも使ったことがあり、最近、ライディス台北ばかりを使っているような気がした。以前は国賓飯店ばかり使っていたのに、この転換は一体なんなんだろうか?

しかし、暖かいだろうと思っていた台湾は、東京と変わらず滞在中はすごい寒かった。東京にいるときと同じ格好をしていないと寒くて耐えられなかった。まだ日中の陽があるときには、多少暖かいと思うのだが、陰って来て寒くなってくると、東京に似たような寒さがする。ただし、底冷えというのはない。着ていったコートをそのまま台北でも利用するとはおもってもいなかった。さすがに最近の台湾は冬でも寒いようで、台北市内でも10度以下になるときもあるようだ。だから、暖房器具なんて無いところだと思っていた台湾なのだが、最近は、暖房器具がちゃんと売られており、それを家では必須としているところも多いらしい。しかし、泊まったホテルはなぜか暖房がまともに使えず、温度設定で30度にしたとしても、それが冷房の送風が出てきて、エアコンを使わないほうがいいんじゃないのか?というのを2日目に気づく。滞在中のニュースで「年末年始に掛けて、気温が5度以下になる予定なので、みなさん気をつけてください」と言っていた。一瞬目と耳を疑った。そんなに寒いのか、台湾は。事前に聞いていたこととはいえ、もう避寒地として使えないなと思った。

今回の台湾旅行は1人で行くことにし、現地でも台湾人の友達とも会うことも無いとした。ひとりでのんびり行くことを目的とした旅行にしたかったからである。滞在時間は短かったはずなのに、今回はとてものんびり出来たと思うし、やっぱりこれからも松山空港を使うほうが断然便利だなとおもうので、台北を中心に行く場合には、松山空港便を使いたいと思う。

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