長崎は中国人が作った街というのがわかるくらい、中華街が中心にある。これは横浜と似ているようで少し違うようだ。中国大陸から一番近い開港されたところだからだろうが、とにかく中華街抜きの長崎はありえない。
今回長崎に行ったときは、なんと長崎きっての祭りである「ランタン祭り」の開催中だった。この祭りを見るために日程を調整したというわけではなく、実は日程を組んだあとに、ランタン祭りがあることを知ったのであった。ランタン祭りというのが長崎にあるのは知っていたが、それはもっと後の時期だろうとおもっていたからである。ここ数年は、旧正月の時期がちょうど建国記念日あたりになるような時期だったものなので、今回の旧正月についても同じ時期だと思っていたからである。西洋化してしまった日本では旧暦の正月を祝うという習慣が無いために、いつが旧暦正月か全く気にしない。ところが中国・韓国の人たちは旧暦正月が彼らの正月なのである。ランタン祭りは、旧暦1月15日に尾こなれる祭りなのであるが、その1月15日が新暦の2月8日だったのである。だから、街じゅうどこにいっても、赤いデカい提灯がブル下がっていたのである。1個や2個の程度であれば笑えるのだが、ここまでめちゃくちゃ提灯があると圧倒される。
長崎中華街は、路面電車の「築町」から歩いて2分以内でいける。長崎中華街の正式名は「長崎新地中華街」という。通称は「新地」というのだそうだ。空港へ向かうバスもこの新地エリアにある「ターミナルホテル」と言うところの前から出ている。
ごちゃごちゃさは、横浜中華街とたいしてかわらない。横浜中華街の場合は最近色気を出してしまってごちゃごちゃさを整理整頓してしまった感があるが、まだ長崎中華街のほうは残っていると思う。ただ、長崎中華街のほうが多少規模が小さいために整理整頓する必要が無いというためなのかもしれない。雑貨から食べもの屋までなんでもかんでもあるが、21時ごろには店が全面的に閉まってしまうので、ご飯を食べるのであれば早めのほうがいいかもしれない。
ランタン祭りについては別途記載したい。
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