クロアチアにももちろんのナショナルフラッグが存在する。その名もクロアチア航空 (Croatia Airlines)。なぜかクロアチア語の会社名ではなく英語名になっているところが面白い。ちなみにクロアチアのことをクロアチア語では Hrvatska (フルヴァツカ)という。なので、クロアチアのドメインは hr である。
国家としてまだ成立して20年も経過していないこともあるので、会社としてもそんなに古い歴史がある会社ではない。しかしながら、着実に会社としても拡大してきていることは確かだろうと思う。クロアチア国内と欧州の主要国家を結んでおり、ベースはザグレブとドブロブニクにある。クロアチア航空の強いところは、やはりバルカン半島への渡航便があることだろう。現在、クロアチア航空が飛んでいる箇所は下記の通り。
■国内路線
ボル、ドブロブニク、オイシェク、プーラ、リエカ、スプリット、ザダール、ザグレブ
■国際路線
オーストリア、ベルギー、ボスニア=ヘルツェコビナ、デンマーク、ドイツ、イスラエル、イタリア、コソボ、マケドニア、モンテネグロ、オランダ、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス
国内の旅行代理店からクロアチア航空の手配というのはできないようだ。なので、直接クロアチア航空のサイトにアクセスして、手配することになる。クロアチア航空はナショナルフラッグだからといっても、結構格安の航空会社であるように思われ、ウェブサイトもちゃんと用意されている。クロアチア航空のサイトでは、クロアチア語、ドイツ語、英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ロシア語で作られているので、理解可能な言語でアクセスするとよい。
クロアチア航空はエコノミークラスとビジネスクラスの2クラス制になっており、エコノミーは予約条件にしたがって3種類に分けられる。一番安いのは FlyPromo というものでキャンセルはできない条件のものである。キャンセル料を支払えばキャンセルが可能なのは、FlyOpti と FlyFlexi というものだ。しかし、この2種類のクラスの区別が良くわからない。ザグレブ~ドブロブニク間の片道料金で言うと、160クロアチナクーナ(HRK)の違いがあるから、何かしらの違いがあるのだろうが、自分としては見つけられなかった。あと、エコノミークラスの荷物の条件は1人15kgまで。ビジネスだと20kgまでの荷物は預けられる。それ以上になると、1kgあたり8HRKと付加価値税の超過料金が必要になる。ただし、これは国内便の場合。国際便の場合は1kgあたり10ユーロと付加価値税の超過料金が必要になる。どこまで厳しいものかは、実際に搭乗してみてからまた書きたいと思う。
なお、クロアチア航空は現在スターアライアンスに属しているので、スターアライアンスのメンバであればマイル加算が可能である。最初はリジョナルメンバーとして参加予備軍として参加していたのだが、最近になって正式に加盟することになったようである。独自のマイレージプログラムを持っているわけではなく、ルフトハンザ航空の Miles&More に属しているので、この会員であれば恩恵が結構高い。たとえば、預けられる荷物は、プラス20kgの合計40kgまで預けられるなど。
クロアチア航空
http://www.croatiaairlines.com/
1 件のコメント:
クロアチア航空の超過料金1kgにつき
8HRKなんですね。
情報有難う御座います
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