2014/03/31

時之栖で温泉(御殿場)

御殿場は富士山が大きく見えるところであるので、そんな雄大な富士山をみながら温泉に入れたら楽しいだろうなと思って調べてみたところ、実際に目の前に富士山がデーンと聳えて見える場所を発見した。そんな温泉がある場所はリゾートエリアになっている「時之栖(ときのすみか)」というところだった。

時之栖に行くには、御殿場駅か御殿場線の「岩波」という駅から路線バスで行くことが出来る。ところが、このバスはそんなに頻繁に出発しているわけではないので、事前に時刻を調べていかないと待ちぼうけになるだけだろう。しかし、岩波駅からだと、小さい駅ながらもいちおうタクシーが待機しているので、タクシーに乗っていけば1000円程度で到着する場所ではある。

リゾートエリアになっている時之栖では、宿泊施設もあるし、レストラン設備も結構ある。そしてなかなか広い敷地なので、軽井沢の別荘地に来ているような感覚に思える場所でもある。その時之栖には2箇所の温泉設備が存在するのであるが、1つはファミリー用で、もう1つは大人専用のお風呂である。今回紹介したいのは後者のほうの温泉設備だ。名前は「源泉 茶目湯殿」というところ。

設備としては、屋内温泉設備として大きな浴槽をもつものが1箇所、屋外設備として、小規模の浴槽が4種類存在する。こちらの屋外設備のほうには、なぜか街灯テレビのようにテレビが存在する。しかし、チャンネルを変えることはできないくらい高い場所に設置しているからだ。そして、全身のマッサージができるチェアがずらっと並んでいるのと、たくさんの人が雑魚寝ができる広いリラクゼーションルームが存在する。そこには、お茶やコーヒーのような飲み物は無料で何杯でも飲むことができるようなサービスが提供されている。

なんと言っても、雄大な富士山の景色が見られるお風呂というと、上述のどのお風呂でもない。同じ敷地内にあるが、ガウンのようなものを借りて、一旦外にでるような形で移動するところに存在する、敷地内の一番高い場所に存在する露天風呂のことなのだ。広いテラスにリラックスチェアが数台並んだような置き方をしているが、お風呂は8人くらいの人が一度にのんびり入っても入りきれるような大きさの浴槽が存在する。

日本人が考える「山」の基本形をしている富士山が、その想像する形のまま見ながら入る温泉というのはなかなか日本中で探しても無いと思うが、一度行ってみると、とても贅沢なことをしていると思える時間を過ごせるのがここだ。なお、入館料は土日休日だと1人2000円なので、それが高いか安いかは個人の趣向の問題。ただ、一度入館すると、閉店までずっと居ることができるので、時間無制限であることを考えると安いと思われる。なお、この値段には貸しバスタオルも入っているので、当然手ぶらで行っても全然良い。

時之栖
URL : http://www.tokinosumika.com/

源泉 茶目湯殿
URL : http://www.tokinosumika.com/spa/chame/
営業時間:10:00 ~ 22:00
天空露天風呂:4月~10月 12:00~19:00
       11月~3月 12:00~17:00
入場料金:平日 1500円
     土日休日 2000円

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