2014/03/31

新しい電子辞書(XD-U6500BK)


父親が使っていた電子辞書がぶっ壊れたので、新しいのを欲しがっていた。それよりも、ソニーのタブレットを前に誕生日であげたんだから、それを使えば、ネットに接続して、電子辞書と同じくらいのことはできるのにとおもっていたのに、どうやら「なんでもできる」と利用に制限を与えない環境のほうが使いにくいらしく、結局レガシーの電子辞書をそのまま使い続けていたのだ。

それで、新聞の広告に入っていたジャパネットたかたの紙面に、電子辞書が載っていて、とても欲しそうな顔をしていた。そんなに良い物か?と半信半疑でみたところ、その機種はCasioのXD-U6000というものだった。どういう機能を持っているのか、そしてユーザレビュとしてはどういう評価を得ているのかというのは、当然調べたくなるものだった。新聞または広告に書かれている内容はあてにならない。そこに書かれている内容を鵜呑みにして、実際に購入し使ってみたら、たいしたことがなかったなんていうのはよくある話だからだ。

とkろおが、このカシオの電子辞書の事を調べようとネットで検索したところ、似たような型番はあったのだが、実際には存在していなかった。型落ちか?とおもったのだが、過去に販売された型番をみても載っていなかったのである。このXD-U6000は、実はジャパネットたかたのOEM製品だったことが判明した。

しかし、類似製品は存在する。公式サイトの型番あと、XD-U6500だった。

それでは、ジャパネットたかた仕様のXD-U6000と公式サイトの型番であるXD-U6500の違いは、梱包されているコンテンツアプリケーションが2つだけ違うというものであり、そのほかは、ハード面も含めて同じであるというものだったのだ。価格はジャパネットたかた価格は29000円。これには、おまけにエネループの電池12本分も含められている。片や、ヨドバシカメラの価格だと23000円。エネループ分のことを考えたとしても、断然ヨドバシカメラのほうが安い。単純に良いなーとおもっても、いちおう他社との価格比較はしたほうが言いという良い事例だろう。

どちらの機種でも、最近の電子辞書には本当にたくさんの辞書が1つのハードの中に入っているために、あらゆることが調べられるようになっている。そして、辞書機能から派生して、百科事典や事例集にまで載っているので、探したいことを調べるには結構便利だ。語学の辞書についても、数ヶ国語を搭載しているのが標準型になっていたりするので、複数の辞書を持ち歩かなければならないということをしなくてもいいのは便利だ。さらにいうと、最近の電子辞書は発音チェックもしてくれるような機能もついているから不思議だ。発音を辞書から発するくらいなら、音声データが混入されているとおもえばいいだけなのだが、使用者の発音を判断して良し悪しを判断してくれるのはかなり便利だろう。

さて、ここまでして電子辞書が必要かというと、整理されている辞書をまとめて持つという意味では便利かもしれない。ところが、最近ではタブレット端末やスマホがあって、ネットに繋がる環境があれば、ウィキペディアを含めてあらゆるネット上のコンテンツデータが存在しているので、それを大きな辞書として考えれば、何の辞書が梱包されているのかを考える必要がないので便利だと思う。ただし、ネット上の情報が必ずしも正しい情報とは限らないので、行き着いた先で掲載されている情報が正しいかとうかは、情報リテラシーの問題になるかと思う。その点、電子辞書に搭載されている情報は、それぞれの辞書で監修しているひとがデータ内容の確認をしているわけなので、少しは専門家の監査を通っているものと考えていいだろう。そして、ネット環境とタブレットのほうが、情報が更新されていたとしても利用者にとっては特に気にしないで最新データに触れることができる。ところが、電子辞書の場合は、定期的に別途金を払って最新データを更新しなければいけない。この点が良し悪しが出てくるものだと思う。

カシオEX-word
電子辞書 生活・教養モデル
XD-U6500BK ブラック
URL : http://casio.jp/exword/products/XD-U6500/"

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