2015/08/02

フルーツビール

最近は普通のビールに飽き足らず、フルーツ味のビールが結構世界中で売られている。一番最初に知ったのは台湾の台湾ビールが出したマンゴービールだろうとおもうのだが、それはフルーツ大国ならではだから考えられたものだろうと思っていた。ところが、台湾だけに限らず、他の国のビールでもあることを知って、それはそれでびっくりした。

まず、台湾ビールのフルーツ味版は、もはや定番中の定番になるくらい、生粋のビールと同じくらい有名になってしまっている。が、個人的にはこれまでこのフルーツ味の台湾ビールに残念ながら出会うことが無く、台湾にも何度も行っているくせに飲むことがなかった。たまたま横浜中華街に行ったときにマンゴー味の台湾ビールを発見したので、もちろん即効で買って飲んでみた。だいたいビールといったら、苦みのあるものか、ピルスナーのようなすっきり味のビールしかしらないので、そこにフルーティーさが入ってくることにどうなっちゃうのだろうと思ったのだが、飲んでみたところ、苦さがまったく消えて、あのビールらしさが無くなり、苦味が嫌いな人にとってはいい物だと思った。何倍でも勘違いして飲めそうである。
もう1つ試してみたのがある。それはベルギーに行ったときに発見したのだが、白ビールで有名なビューガルテンのオレンジ味ビールである。白ビールとしてもとても飲みやすいものだろうと思うのだが、それをさらにもっと飲みやすくしたのがこのビール。日本でも売ってくれたらいいのになーと思うのだが、さすがにまだ売られていない。どこの酒屋も扱っていないのだが、これを台湾ビールと同じように日本でもっと売ってくれたら、特に女性なんかにはもっとウケるだろうと思う。しかし、本当に飲みやすいので、ジュース感覚で飲んじゃうと、アルコール成分が高いので、ひっくり返ってしまうかもしれない。学生の馬鹿騒ぎで一気飲みするのが昔ははやっていたが、あぁいう飲み会の場合に使っていたら、本当にぶっ倒れてしまうのがいっぱい出てくるだろうと思う。
全般的にいろいろな味のフルーツビールが出てくるのは本当に嬉しい。もともとベルギーにはトラピストビールとして、さくらんぼやイチゴの味のビールがあったりするのが普通である。これを延長したのがフルーツビールだと思う。ただ、のど越しーと騒いでいるような人たちにとっては、ビールのなかの邪道だというかもしれない。冷たければ良いとか、あの苦味が良いなんていうひとが多かったりするが、これにはどうしても同意ができない。味がわかっていない人たちの意見だと所詮は思っている。もっとたくさんのフルーツビールが世の中に出てきたらいいのになと思う。

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