2010/07/25

白根神社祭礼(草津)

毎年7月17日から18日の2日間は、草津温泉を見守る白根神社のお祭りがある。草津温泉の住民はほとんど全員がこの氏子になっているために、草津全体がこの2日間は祭り一色なるのである。2010年は幸いにも土日に重なったため、都内に出ている草津出身の人も帰ってきて一緒にお祭りに参加できたためだろうが、まぁ、祭りが一番盛り上がる夜は、とてもにぎやかだった。

夜の6時半頃に夕ご飯を食べてしまうと、そのあと夜更けまではかなり暇になる。特に宵っ張りのひとにとっては、娯楽がテレビしかなくなるため、コンビニか酒屋で事前に酒を買ってきて飲んだくれるか、テレビを見ているかしかやることがない。しかし、このときには、祭りという特殊イベントがあったし、これが夜21時ごろまで行っていたので、祭り好きの日本人にとっては楽しいイベントになったに違いない。祭りは昼間よりも夕方以降のほうが絶対盛り上がる。太鼓やお囃子の音が聞こえてきたら、徐々に祭りが盛り上がってきていますよーという証拠だ。じゃ、ここの祭りはどういうものかというと、各地区の氏子が神輿を持って大湯の周りを廻ったりして、神社下に集まるのである。そして、神社下に集まった神輿は、もう秩序無く、思い思いに「わっしょい、わっしょい」の声に合せて神輿を掲げて暴れているのは、見ていて楽しい。だけど、観光客もどこで見ていれば良いのかよくわからないで、知らない間にたくさんの神輿のど真ん中に存在していたなんていうことも出てくる。

それにしても地元の熱気はすさまじかった。本当に草津の人なのかよくわからないが、神輿を担いでいる人のなかには外人も居たし、すごいブサイクな女性もいた。神輿の写真を撮ろうとしていたのに割り込んできて、「撮ってぇ~」とどうでもいい地元っ子の写真を撮らされた。海外と違うので、撮影料1000円っていうのを請求されたわけじゃないのは良い。しかし、その地元っ子から、「お兄さん、市原隼人に似ているよねー」「えぇ?小島よしおに似ているんじゃないの?」と言われた。市原隼人と小島よしお?全然系統が違うじゃないかー。わし、どんな顔をしとんねんっと、ツッコミを入れた。

本当ならは神輿が出るのと同時に花火大会にもなるようだったのだが、夜になるとなぜか雨が降ってくる事態になって、17日も18日も両日とも雨のために花火が上がらなかった。

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