「賽の河原」ならぬ「西の川原」というところがある。草津のメインのところから、歩いていける範囲にあるところであり、観光地としてはこういうところくらいしか歩いていけるところはないとおもわれるところだ。
特別に何があるかというわけでもない。川の上流のようなところになっており、それが賽の河原のように大きな石が転がっている川原のようになっていることと、流れている水が温泉の水であるということが、普通の川の上流とは違うところだろう。さらに上流に進むと、大きな露天風呂があるのだが、ここは場所と広さの割には結構高い料金を取るので、そこまでしてこの風呂に入らなくてもいいなとは思う。露天風呂はいちおう家垣みたいなので見えないようになっているつもりだが、実際には川の反対側から見ると丸見えである。その様子をみると、露天風呂に入っているのは爺さんばかりで若いひとは居ないから、なおさら行く気が失せる。山道をどんどん歩いていくと、少し開けたところに出てくる。そこでは、現皇太子浩宮さまの御成婚記念樹林が植えられていたのを発見した。皇太子もこちらまでいらっしゃって、草津のお湯に入ったことなのだろう。そのときにはどこの宿に泊まったのだろうか?なんとなく気になる。
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