2011/03/05

海外ブラックロード (Podcast)

旅行作家の嵐よういちさんと、ノンフィクション作家の丸山ゴンザレスさんがメイン司会としているポッドキャストの番組「海外ブラックロード」は、基本的には海外旅行とそれから派生したいろいろな内容に富んでいる番組で、だいたい長さとしては20分から30分の番組である。この番組、朝の眠いとき、そして満員電車に乗っているときに聞いていると、「なるほどー」と感心するところよりも、数々の笑いの箇所があるために、ニヤニヤしながら聞いているときがある。傍から見ていると、きっと気持悪いサラリーマンに見えることだろう。

さて、内容なのだが、嵐よういちさんがいろいろな国に行って、こういうことがあった、あぁいうことがあったというのを、丸山ゴンザレスさんが上手くツッコミと話題の振り方をしながら話を盛り上げて言っているというところだろう。

今ではすっかり、丸山ゴンザレスさんが嵐よういちさんを、歩く生殖器的な扱いで、「そんなときには嵐さんはオナニーをしているんでしょう?」というツッコミが定番になって、丸山ゴンザレスさんが嵐さんをおちょくるというスタイルが確立してしまっているのだが、最初のころは、番組つくりにはありがちだったのたが、どういう立ち位置でお互いが居ればいいのだろうということに切磋琢磨していたように思える。だから、実際に嵐よういちさんを生で見た事が無いために、嵐さんを本当に常にオナニーばかりしている人なんじゃないのだろうか?とポッドキャストを聞きながら思ったくらいだ。

どちらの方の著作を見ても分かるのだが、嵐さんは旅行に特化し、現地でどんなことに遭遇し、どんな奇妙奇天烈なものに出会ったかというのを面白おかしく表現をしているものだ。当の本人もポッドキャストの中で、旅行作家の作品は文学的なオナニーに等しいと述べており、言いえて妙だとそのときには思った。確かに、最終的には誰かに読んでもらって共感をしてもらえたらいいところなのだろうが、文章を書いているときには自己満足、自己演技、自分大好きというのを表現しないと、全く面白みにかける文章になるのは当然だろうからだ。それをわかって作品化していらっしゃるところが、個人的には面白い。反して丸山ゴンザレスさんの作品は、社会派的な作品が多いとおもう。旅行的な要素よりも、歴史的な事象から掘り下げが作品が多いように感じた。

さて、番組だが、なんとなく南米に関する話題が多いように思う。ご本人達が大好きだからということもあるんだろうが、南米特にブラジルに関する話題が多いと思う。頻繁に南米にいくことが多いのかどうかはよく知らないのだが、自分にとっては一番未知の場所なので、南米に関する情報を作家の目を通して面白く聞けるのは、なるほどーということよりも、そんな変なことばかり起こるところかと驚きを隠せないような印象がある。ただ、南米ばかりではなく、もちろん他の地域についても紹介されることもままあるが、あまりどこかの国に特化した話題というのは少ない。

そう考えると、ある国に特化したことを話題にしているわけじゃないということは、彼らにとっては国や地域というのはどうでも良くて、その中で蠢いている民衆や昔から続いている慣習、そして独特の文化や思想というのを、探求しそれを日本人に知らせたいというのが基本的なコンセプトとして聴衆に知らせているような気がする。

忘れてならないのは、準レギュラーの「オガミノ君」と「和田虫象」さんの2人だろう。このお二人は、丸山ゴンザレスさんと嵐よういちさんの完全マスコットになっているようだ。関係がわからないのだが、オガミノ君は嵐さんのアシスタントなのだろうか?嵐さんが出かける旅行には付いて行っているようだ。和田虫象さんのほうは、キャラクターがよくわからない。隠れプロ汁男優だったり、実は「きっついお仕事」という題名の本を出していたりしたりするマルチタレントっぽい感じがする。この2人が出演する際には、あまり旅行とは関係ないような話になることが多いのだが、その三人のやり取りがまた最高だ。

それにしても、嵐さんのナメているような口調というのがカッコいい。「そんなの常識だろう、なぜそんなことを聞く?」というスタンスを貫いているところが良い。上から目線での口調がどこまで演技でどこまで本気なのかよくわからない。そして、頑固ジジィに対して「もう、おじいちゃん、そんなに向きにならないのっ」と舅を労わる嫁のような扱いをしている丸山さんの掛け合いは、今後はどのように展開していくのかというのに期待したい。

ひとつ気になることと言えば、他のポッドキャストにも多々該当する場合もあるのだが、アップロードされる時期というのが不特定なのである。毎週何曜日にファイルをアップロードされているというのではなく、気が向いたときにアップロードされているというところもネット番組の自由なところなのだが、あまりにも自由すぎて、1日に2番組アップロードしている場合もあるので注意である。

海外ブラックロード
URL : http://www.blackroad.net/blackroad/

嵐よういち 公式サイト
URL : http://www.blackroad.net/japanese/

丸山ゴンザレス ブログ
URL : http://ameblo.jp/maruyamagonzaresu/

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