シンガポールでのトランジットの時間はだいたい5~6時間程度もあるので、空港の中で時間を潰すよりは、街中にでて楽しむほうが断然良い。だから、毎回ヨーロッパに行く場合にはシンガポールでのトランジットの時間は街中に出ることにしている。今回はセントーサ島で行われている巨大マーライオンの眼の玉からビームを発する、品の無い光のエンターテイメントを久しぶりに見たいと思ったので、シンガポール到着と同時にさっさとMRTに乗って移動したのだが、やはりMRTは安いだけあって移動するのは遅い。タクシーで一気にセントーサに行っておけばよかったと思った。
そこでセントーサに行く手前のハーバーフロント駅(Harbour Front)にいき、そこでご飯を食べようと計画変更をした。このハーバーフロントには駅に接続した巨大なショッピングモール「Vivo City」にはまだ行ったことがなかったので、冷やかし半分に行ってみることにした。アジアの最近の建物にありがちな、真ん中吹き抜けで、エスカレータが規則正しく設置されていないタイプの建物になっているが、これがまた巨大すぎるくらいのモールになっている。別に今回は買物をするつもりは無いので、モールの中で遊ぶことはなかったのだが、次回シンガポールに宿泊する機会があるなら探検したいと思う。
Vivo City の3階にはこれまたシンガポール屈指のフードコート「Food Public」がある。この中は、他のフードコートのマクスウェルフードセンタなどと同じように、これといって変わった料理や品物を食べさせてくれるというわけではなく、単なる屋台の寄せ集まりなのは当然なのだが、雰囲気がなんとなく台湾歴史館やラーメン博物館みたいな雰囲気を演出しているところが良い。ありがちなフードコートとは違っていれば、それだけ同じようなものを食べてもちょっと楽しめるだろう。今回はこの中にある「清香館(Formosa Delight)」で食べることにした。英語名で「Formosa」と言っているから台湾系かなと思っていたら、名前だけで、全然台湾とは関係ない。
ここで食べたのは次のとおり。
・豚肉の刀削麺(全然辛くない)
・福建麺(普通サイズ)
・小籠包
全部で11シンガポールドル。安いといえば安いが、シンガポールか買うとしてはそうでもないとおもう。味はまぁまぁで、結構満腹になる。後片付けは、特に何もする必要は無い。掃除おばさんのインド人系の人が片付けてくれるからである。どうして掃除や片づけをするひとはみすぼらしいインド系の人が多いのだろう。やっぱりカーストのせいだろうか?
ちなみにこのVivo Cityに九州のチェーン電器屋であるBest電器が入っていた。新宿高島屋に入っているベスト電器はしょぼくれているが、ここのベスト電器はなぜか人が結構入っていた。買っているかどうかは別である。人はいた。それと、このモールの中にも本屋はあるが、オーチャードとおりにある紀伊国屋に比べれば断然品揃えが少ないのでお勧めしない。
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