シンガポール航空のご飯は、以前は定評があってよかったのだが、年々豚の餌的なご飯になっていくのが納得いかない。たぶん、他の航空会社がシンガポール航空に倣って品質と技を苦心して向上することに努めたことの結果だろうが、シンガポール航空はビジネスクラス以上の「金持ち」ばかりを優遇することで、すっかり貧乏人のエコノミークラスを軽視したために、ご飯を食事から餌にランクを下げてしまったのではないと思う。シンガポールの国家自体が、金持ち優遇・知的財産優遇の政策を取っているのは有名だが、政府資本の航空会社であれば、もちろん国家の方針にあわせていくのは当然の成り行きだと思う。
個人的に、いま一番ご飯が美味いとおもう料理を出す航空会社は中華航空だと思うし、これには乗ったことがある人なら賛成することだろう。
ただ、シンガポール航空は、今では他の航空会社も採用しているが、2種類以上のメニュを用意して、乗客に選択をさせる仕組みを取っている。たまに、この仕組みが役立たずになってしまい、「これしか残っていないんですが、いいですか?」と選択の余地無しの場合もあるのだが、それはだいたいもう1つの料理のほうが人気があり、多くの人が選んでしまっための品不足が原因である。
今回シンガポール航空に乗ったときの食事を全部下記に記載する。
(1) 成田→シンガポール(昼食)
(1-a) International Selection
・ロレーヌレタスのケイジャンキチン添え、シーザードレッシング
・魚のソテー香草トマトソース、野菜、ポテト
・チーズとクラッカー (1-b) Japanese Selection
・前菜の盛り合わせ
・冷たい季節の麺
・親子丼
・煎餅 (1-c) 共通
・アイスクリーム
・パン、バター
・温かいのみもの、冷たい飲み物
(2) シンガポール→アムステルダム(夕食)
写真を撮るのを忘れた
・緑豆、ポテトとトマトのサラダ
・(選択)
a) 牛肉の赤ワイン煮込みと野菜とポテト
b) 黒胡椒の焼豚とオリエンタル野菜と蒸し飯
c) 鶏肉と野菜と蒸し飯
・チーズとクラッカー
・チョコレート
・パンとバター
・温かいのみもの、冷たい飲み物
(3) シンガポール→アムステルダム(朝食)
・フルーツの盛り合わせ
・(選択)
a) 野菜と豚のしゅうまいを添えた焼ビーフン
b) 鶏肉のソーセージとトマトとポテトを添えたチーズオムレツ
・パンとバター
・温かい飲み物
(4) アムステルダム→シンガポール(昼食)
・シーフードヌードルのサラダ
・(選択)
a) ハーブと季節野菜とポテトを添えたラム肉 b) 玉ねぎ、カリフラワーと卵麺のある牛肉のフィレ
c) マレー風のスパイシーチリソースのシーフード ・チーズとクラッカー
・プリン
・パンとバター
・温かい飲み物
(5) アムステルダム→シンガポール(朝食)
・フルーツの盛り合わせ
・ヨーグルト
・(選択)
a) インド風ミーゴレン
b) ベーコンと卵のフリッタ ・パンとバター
・温かい飲み物
(6) シンガポール→成田(昼食)
写真をとるのを忘れた
全部の食事の写真を撮ったとおもったのに、撮っていないこともあったとは不覚だ。なんのために席にカメラを置いていたのか不明である。以後、気をつけることにしよう。
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