2009/05/09

Holiday Inn Vienna City (ウィーン)

ウィーンは観光地であるためにホテルはめちゃくちゃたくさんある。その中でどのホテルにしようかというのは選択するのにとても困ることである。ただ、最近、ちょっとユーロが安くなってきたとはいえ、一時期みたいに1ユーロ180円くらいになってしまったら、どんなに中級程度のホテルでも激高に思えるため、いつ何時経済が変わるか分からないから、そんなに高級感たっぷりのホテルではないところを探していた。といっても、それなりに設備が無いホテルは物騒だし、不満は残るので、その程度の加減が難しい。

なぜか、いつだったか忘れたが、ローマで単なるトランジットとしてだけ使ったホリデイインがとても印象が良かったので、それ以来、なんとなくホリデイインを使うようになってしまい、今回もなぜかホリデイインにした。名前はホリデイ・イン・ウィーン・シティ(Holiday Inn Vienna City)である。いまやホリデイインはインターコンチネンタルホテル系列に属しているため、同じ系列のCrown PlazaやIntercontinentalに泊まっても別によかったとおもう。しかし、ホリデイインがこのグループの中ではなぜか格安にランク付けられていたし、ウィーン市内では有るが、観光名所のど真ん中ではなく、ちょっと郊外にあるところで、それで値段が押さえられたのだと思った。今回は1泊128ユーロ。

場所は、現代アートの建物としてもガイドには紹介されるKarlplatz駅からU4線に乗った次の駅「ケッテン橋通り(Kettenbruekengasse)」から歩いて約5分程度のところにある。駅を下りると、それまでの観光地ウィーンとは全然関係ない単なる郊外住宅地のところになるのだが、そこにホテルは存在する。これと言って目立った目印がないために、ホテルにいくためには、通りの名前だけを頼りに歩けばいいのだが、駅を下りたら、真っ直ぐ線路に垂直に歩いて、2本直線を越えたら、左側にホリデイインの看板が見えるはずである。ケッテン橋通り駅については、別に述べることにする。さて、ホリデイインに着いたら、名前を言えばそれだけで手続きは不要。ちなみに、インターコンチネンタルグループのProirity Cardを持っていればの話。予約時にPriority Cardの番号を使って予約をしていれば、不要なパスポート提示から宿泊カードの記入まで何にもしなくていい。さらに事前支払い方式を使った場合、チェックアウト時での処理も何もしなくていいので本当に便利である。またPriority Cardは航空会社のマイレージプログラムと連携しているので、マイルゲッターのひとは持っていてもいいとおもう。

部屋はそこそこ広めの作りになっていて、清潔さは申し分なし。スタンダードツインながらも、ツインベッドに、ソファがあり、あとはお決まりの備え付けだろう。文句を言うとすると、アメニティが全く無い。歯ブラシさえもない。スリッパはもちろんない。ないない尽くしである。安いから文句は言えないが、シンガポール航空から歯ブラシをかっぱらってきて良かったと思った。朝食は1階で摂る事ができる。ヨーロッパではお決まりのハムとパンとチーズだけは豊富にある。ホットミールもいくつか有るが、アジアのホテルのような期待はしてはいけない。野菜が少ないのだが、それをジュースで補う習慣からか、ジュース類は意外に多いと思った。働いているひとが、中華系か韓国系の人だったのが気になる。意外にも中華・韓国の出稼ぎが多い場所なのかもしれない。Holiday Inn VIENNA CITY
MARGARETENSTRASSE 53
VIENNA, A-1050, Austria

Reservation : 0120-677-651
Front Tel :+43-1-58850
FAX :+43-1-58850
E-Mail : vienna.city@holiday-inn.at

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